※この作品はR-18です。

赤い雨と黒い蝶と白い羽   作:へお

1 / 1
chapter.1
1-1


日も落ちかけ、冷たい風が体を強く叩く。

 

 

旧世の廃墟にひっそりとうずくまり、寒さに身を震わせながら、新しい日の始まりをただ待っていた。

 

 

横に置いた神器は刃がアラガミの血がへばりつき黒ずんでいて、もはや元の色も分からない。

 

 

幾日も歩いて、幾月も飢えをしのいできた。しかし、悲しいかな、人っ子一人いない…もう慣れっこだけどね。

 

 

今日は早めに休んで、また東に向かおう。東にはでっかい支部があるし、きっと大丈夫だ。

 

 

疲れに疲れた体でくっとのびをする。関節が軋む音と、筋肉の痛み。

 

 

氷のようなコンクリートの床に体を臥せ、目を瞑ろうとした瞬間に、

 

「ゴォォォォァァアアア‼︎‼︎」

 

と獣の叫び声を聞いた。

 

 

ふぅ…休む暇もないと参ってくるよな。声の大きさからみて大体600mといったとこかな…行くか。

 

 

赤黒く染まった神器を握りしめ、さっと立ち上がると、ふぅと息を一吐き。

 

 

さて、お仕事お仕事!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まったく…声から大体の種類は推測できていたが、ここでプリティヴィ・マータとはね…

 

 

流石に荷が重いっての。俺なんかじゃどうにもなんねぇよ…

 

 

お相手様は此方をじっと見て動かない。俺もお相手様を見て動かない。

 

 

俺は恐怖を振り払うように頭をめがけて全速力で走り、思い切り長刀を縦に振った。

 

 

が、しかし、単調な動きは察していたとばかりに白獅子は足を切り返し、いとも簡単にかわされてしまった。

 

 

さらに、追撃を仕掛けようと俺も踵を返し必死に食らいつくが、襲ってきた右の爪に間に合わず、もといた廃墟まで吹き飛ばされてしまった。

 

 

体を焼き尽くすような痛みに気が途切れそうになるのをどうにか繋ぎ止め、脚に力を込め立ち上がろうとするが、思うように動かない。見ると、右腿は青黒く腫れ上がり、もはや使い物にならないほどにグニャグニャにへし曲がっていた。

 

 

こりゃ…動けねぇわな…回復錠もねぇんでもって…ここで終わりか。

 

 

それにしても、あっけねぇなぁ…少なからずともそこらへんにいる雑魚共には負けなかったんだけどなぁ…

 

 

まぁ疲れてたし。仕方ねぇのかな…

 

 

 

はぁ…死にたくねぇなぁ…もうちょっと活躍してから…老いぼれて死にたかった…

 

 

プリティヴィ・マータはすぐそこまで迫っていた。

 

 

女帝は氷塊を作り出し始める。最後の一撃よろしく、完全に息の根を止めに来てるか。

 

 

俺はもう観念して、静かに目を閉じて死期を待つ。

 

 

19年か…ゴッドイーターになりたくて、選ばれて…腕輪はめられた時は今でも鮮明に覚えてる。

ドリルで穿られるような痛み。逃げたくてたまらなかった。でも乗り越えた時にはゴッドイーターとして、ヒーローとして活躍するんだって…

グラスゴーに行ってそれなりに頑張ったさ。一世代だって馬鹿にされても必死に食らいついて、戦果あげて…

 

ってか回想長くね?まだ?そろそろリアルに怖くなってきてるんだけど…




初めてみました。

初投稿ですので読みづらかったりしますが、そこはご容赦下さい…


主はRBでスピアとハンマーばかり使っていたのでロングブレードについては何かと変かもしれませんがこれが私の限界だっ‼︎
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。