※この作品はR-18です。

緋弾のアリア K・O・H   作:上平 英

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第5話

 朝。まだ遠山先輩もアリア先輩も寝ている頃に目覚めた俺は、壁につけられた2つの2段ベッドの間を割るように仕掛けられてるトラップが発動してしまわないように気をつけながらベッドから脱出し、リビングへと向った。

 

 そして、リビングで武偵校の防弾制服に着替え、洗濯物を入れて洗濯機を回して、その間に朝食の準備を開始。

 

 いつ起きるかわからないので、食パンは焼かずに皿に置いて、卵焼きとベーコンのセットを作ってテーブルに置いて小皿にサラダも作っておく。

 

 一応、この朝食は入寮からさほど会話もしていない、満足に一緒にもいていない遠山先輩と仲良くなるために、昨日、佐々木の家からの帰り道にあったコンビニで購入した食パンと卵、ベーコン、カット済み野菜なんだけど、3人分はないので2人分だ。

 

 遠山先輩とアリア先輩の分。

 

 俺は寮の下にあるコンビニで買って行きます。

 

 朝食の用意を終えて、洗濯物をベランダに干す。

 

 そして、全てを終えてもう一度寝室へ。

 

「ふあああ……、んー……?」

 

 あ、丁度アリア先輩が起きたところだったみたいだ。上半身を起こして、ものすごくだらしない顔、お子様な顔で目をぱちぱちしてる。完全に寝ぼけてるアリア先輩はネグリジェの片方の肩紐が外れてて、ちょっと膨らんだ胸と小さな乳首が見えてしまってるところが何とも微笑ましい。

 

 これが母性というものか。欲情する気などまったく起きないどころか、まだ小さな子供の格好に『コラコラ、はしたないよ』と微笑みながら肩紐を直してあげたくなる。……まっ、実際そんなことすればセクハラで現行犯逮捕されるけど、あいては17歳だし。

 

「おはようございます、アリア先輩」

 

「んあ? レオン?」

 

「はい。――リビングに朝食を用意してあるので、遠山先輩と食べてくださいね」

 

「ん、ありがと……」

 

「じゃあ、俺はもう学校に行くので、失礼します」

 

「ふぁぁい……」

 

 気の抜けた返事と共にソファに向って前のめりに沈んでしまった。朝、弱いのかな?

 

 遠山先輩はまだぐっすり寝てるから、放っておいていいか。朝食についてはアリア先輩に言ったんだし。

 

 寝室の扉を静かに閉めて、玄関へと向かい、コンビニへ。

 

 モーグリマン(ふつうのあんまん)3つ、エリクサー味の缶ジュース(200円)、チョコボールを購入。

 

 

 

◆

 

 

 

 武偵高校は一般的に5限目以降は、それぞれの専攻科目に別れて実習を受ける。

 

 俺も、5限目以降は強襲科の訓練施設で戦闘訓練を受けるんだけど、今日は『クエスト』を受けてた。

 

 ちなみにクエストとは武偵が受ける仕事のことで、校外実習ともいわれている。クエストの難易度によって相応の単位がもらえて、お金も貰えるというので危険度は増すけど2度おいしい授業なのだ。

 

 今回受けたクエストの依頼内容はAランク。罪状が確定した指定暴力団の事務所へ乗り込み、組員の拘束と警察への引き渡しといった強襲科にうってつけの仕事。期間は今月いっぱいまで。相手は完全武装しまくってる暴力団らしく、かなり有名な犯罪者が何人も混じってるらしいからAランク判定で、調査・作戦立案などの時間を含めて今月いっぱいの仕事らしい。

 

 さっそく護送用の車両と運転手を求めて車両科の生徒に、一時的に組むパーティメンバーの募集をかけて、武藤さんという同じ1年生武偵で、背の高いモデル体型のからっと元気のいい女子生徒を確保し、通信科にも協力要請。こちらは2年生が受けてくれた。もしもの場合も考えて狙撃科も呼びたかったけど見つからず。あとは作戦考案や計画考案のために頭の切れる生徒をどうしようかと、校庭の隅に建っている温室でゆっくり考えていると……。 

 

「その任務、この理子さまが手伝ってあげよっか」

 

 突然声をかけられた。

 

 温室の扉からこちらに向って歩いてくるのは、ふわふわとした長い金髪のツーサイドアップ、防弾服をゴスロリ仕様に改造してる身長は低めで小柄だけど巨乳な、美少女だった。

 

「……武偵高校に美少女が多いのはもうわかったけど、こう何度も美少女との出会いがあるとありがたみがなぁ……」

 

「むふふー。まるでギャルゲのイベントみたいだよねー」

 

「ええ、まったくそうですよねー。1週間もしないのに男勝りな幼なじみと再会して、ヤンデレお嬢さま、ロリっ子に、ワイルドな女教師、巨乳巫女さんに、年上ツインテールのロリっ子……。そしておまけにゴスロリ衣装のロリ巨乳美少女と出会うなんてさぁ」

 

「うははははっ、より取り見取りでうらやましいぞぉー」

 

 ツンツンと頬っぺたを指で突いてくる。俺は乾いた声で「あははは……」と笑うしかない。

 

「――それで、理子もその依頼に加えてくれるぅー?」

 

「メンバーに、ってことですよね? ――でも、このクエストAランクなんですけど……」

 

「それならだいじょう、ぶいっ! この理子さまは探偵科のAランクなんだおー」

 

「探偵科のAランク……。なら、後衛を頼めますか? 車両科と通信科の武偵は見つかったんですが、諜報科など作戦立案とか情報関係の武偵が見つからなかったんですよ」

 

「うー、らじゃ!」

 

 かわいらしい両手敬礼で了承してくれる。

 

「じゃあ、パーティ申請するので、名前や学年を聞いても?」

 

「いいよぉー」

 

「峰……理子さん? 2年生……やっぱり年上だったんですね。俺は麻倉 レオン、Sランクの強襲科です」

 

 連絡用にアドレスを交換すると、

 

「ふえー!? 強襲科のSランク武偵だったのー!?」

 

 驚きました! ってポーズをとる理子さん。いちいち仕草がかわいいなぁー。

 

 まあ、だけど――。

 

「知ってたんじゃないんですか?」

 

「……あれぇー? 何でそう思うのー?」

 

「いや、だって、明らかに俺のこと知ってて声かけてましたよね? その依頼手伝ってあげようかって、自分で言ってましたし」

 

 内容がわからない、知らない依頼は基本受けないのが武偵の常識だし。

 

「俺が受けたのはAランク以上の仕事で、メンバーもはっきりしていない仕事。それなのに危険を犯して探偵科の生徒がAランクの仕事を手伝うなんて、言いだすはずがないかと」

 

 逆に戦闘狂で脳筋な強襲科生徒なら、ランクだけで『おもしれーじゃねえか』と言って詳しい内容確認しないで受けそうだが。この人はそういうタイプでもなさそうだからな。

 

「へぇー。なかなか頭も切れるんだねぇー」

 

「そ、それほどでも……」

 

 照れくさくなって頭をかく。美少女に褒められるのはうれしいです!

 

「でも――」

 

「――っ!? 理子さん!?」

 

 突然胸が押しつけられる! お、大きいっ! 佐々木さん以上だ! ライカちゃんより一回り大きい! 柔らかくて最高っ!

 

 混乱していると、峰さん……は、呼びにくいから。理子さんは、さらに下から上へと俺の顔を見上げてきた。ううっ、谷間が……ハニーゴールドという珍しいブラジャーが見えてる。……高校生で金色の下着を着る人っているんだな。

 

「理子がレオレオに一目惚れしちゃったから手伝おうとした、ていうフラグは考えないの?」

 

「じゅ、レオレオ!? ひ、一目惚れって……」

 

 い、一応周りに人気がないけど、なんと大胆な……。

 

「い、いきなりそんなこと言われても……! こ、困ります!」

 

「あはははー、レオレオの顔真っ赤かだぁー。かわいいぃー」

 

「うう……」

 

 恥ずかしくなって顔を逸らす。相変わらず胸の感触が伝わってきて……。

 

「どうする? どうしちゃう? どうしちゃうの? このままリコリンルートに直行しちゃう?」

 

 小悪魔みたいな笑顔表情で訊ねてくる理子さん。

 

「リコリンルート……」

 

 ゴスロリ巨乳先輩のリコリンルート……。ものすごく魅力的だ!

 

「くぅっ! も、ものすごーく魅力的なお誘いだけど……。本当に惜しいけど……! まずは……! まずはお友達からお願いしますっ!」

 

「ふえ? お友達でいいの?」

 

 理子さんが意外そうな表情を浮かべてる。

 

「俺たち、さっきはじめて会ったばかりですから。その……そういうことはよく知り合ってからお願いします」

 

「……へぇ、意外に初心で奥手なんだね、レオレオって」

 

「意外って……。俺をなんだと思ってたんですか?」

 

 訊ねると、理子さんは「んー?」と小首をかしげて、

 

「男勝りな幼なじみと再会したその日におっぱい揉みもみする子かなー?」

 

「……え? 何で知ってるんですか?」

 

「理子も偶然あのとき屋上にいたからだよぉー」

 

「つまり覗いてたと?」

 

「うん♪」

 

 あははは……いい笑顔っスね。全然気づかなかった。ライカちゃんの胸に夢中だったからかな?

 

 理子さんの満面の笑みに、わけのわからないダメージを受けていると、理子さんが胸元に指を引っ掛けてくぃっとひっぱった。

 

「――っ!」

 

 小柄な体に似合わない巨乳! ハニーゴールドの下着が色白な肌にマッチしてて、最高です!

 

「むふふふ……、どう? レオレオ。理子のおっぱいも揉みもみして見るぅー?」

 

 さらに少しだけ体を離してから、両側から中央に胸を集めて、ニヤリと微笑む理子さん。

 

「ほらほら、いいんだぞぉー」

 

「――っ」

 

 ライカちゃんに続いて、おっぱいを触っていいって言う子がいるなんて……!

 

「あはははは、なーんて……ね?」

 

 ――ふみゅ、っと両手を伸ばして理子さんのおっぱいを掴む。

 

「――っ!?」

 

「すごっ……なんだ、この存在感ッ。やわらかくて、モチモチしてる。すげぇ……」

 

「キャーっ! レオレオのエッチぃー!」

 

「ものすごく気持ちよくて幸せです、理子さんっ!」

 

 両サイドに手を添えて、もにゅもにゅと指でやさしく覆うように揉んでいく。あー、サイコー。体はちっこいのに胸はマジでっかいなぁ。

 

「――ひゃうっ!? コ、コラッ、てめぇっ! 何マジで触ってやがんだ! くっ……、や、止めろっ! ――ふぁっ!? や、止めてレオレオ……ッ」

 

 ――っと、理子さんが暴れ出したので、正気に戻って両手を離す。

 

「うう……」

 

「おっと」

 

 ふらっとよろけた理子さんを胸で受け止める。ああ、サービスタイムは終了かぁ。

 

「…………」

 

 あれ? どうしたんだ、理子さん。スカートに手を突っ込んでゴソゴソ……。

 

 何かを取り出して、

 

「れおれおぉー?」

 

 ゴリっと冷たく硬い感触。

 

「えっと……理子さん? 何で銃を俺のお腹に押し当ててるんですか?」

 

「えー、わからないの?」

 

 暗い……ニッコリ笑顔。

 

「わからないです」

 

 検討がつかないので正直に、きっぱり答える。

 

「ふ、ふーん……、本当にわからないんだぁー」

 

「胸を揉んでいいと言われて、実際に揉んでみたら何故かお腹に銃をつきつけられてるぜ……。何がなんだか、ポルナレフ状態です。さ、触り方が下手でしたか?」

 

「んー、そうだねぇー。いいって言われたからって、さっき会ったばかりの乙女のおっぱいをモミモミするのはマズいんじゃないかなぁー? 自分でそういうことは知り合ってからって言ってたんだしぃ。理子がアブドゥだったら全身燃やして放置レベルだね。まぁ、自害用にナイフぐらいはあげるかもしれないけどぉー」

 

「その場合、俺がナイフを使っても使わなくても結局放置だから死ぬんですよねー」

 

「あれ? 気づいちゃった?」

 

 あははは……。

 

「おっぱい揉んですみませんでしたー!」

 

 土下座で謝りました。

 

 

 

◆

 

 

 

 ここは武偵高校のグラウンドの隅に建っている温室。様々な花などと一緒に、様々な薬の材料となる薬草が育てられている温室である。

 

 まだ授業中ということもあって、温室には俺と理子先輩のみ。

 

 1年先輩で、ゴスロリ制服を着たロリ巨乳、峰理子さんと2人っきりという状況だった。

 

 2人っきりの温室。

 

 理子さんは花壇の柵に腰を下ろして、俺は理子さんの正面、地面の上に正座していた。

 

 うん、正座してます。制服が汚れるのお構いなしで。

 

 行き違いから理子さんのおっぱいを揉んでしまって、日本の土下座で謝罪。現在は場所を温室に移して、正座して反省中なわけです。

 

「じゃあ、理子が情報収集と作戦立案役ね。今月以内に構成員の名前と顔を調べて現在地と割り出して、事務所にたくさん集まってる日を見計らって強襲掛けて、全員逃がさないよう1日で捕まえる段取り組むから。作戦決行の2,3日前に連絡はするけど、今月いっぱいは他のメンバーたちに、いつでも動けるように連絡しておいてね、レオレオ♪」

 

「わかりました。連絡しておきます」

 

 とりあえず、反省中に任務解決までの段取りが決まりました。

 

「えーと……俺はこれでもう……」

 

 ――立っていいですか?

 

 そうつぶやこうとすると、理子さんがまたもや意地悪な笑顔を浮べた。ほっぺたに指を当てて、

 

「えー? レオレオ、ちゃんと反省したのー?」

 

 俺をニヤニヤと見つめてくる。

 

 うう……、どうすれば許してくれるんだ……。

 

「そういえばさー」

 

「?」

 

「ギャルゲで、今みたいな理子とレオレオみたいなシチュでさぁー。許してもらうときに主人公がヒロインによくやってる方法があったと思わない?」

 

「よくやってる方法?」

 

 ……ギャルゲで? いったい何のことだ?

 

「くふふっ……」

 

 笑い声を漏らしながら微笑んだ理子さんが片方の靴を脱いだ。そして呆ける俺をよそに、さらに白いフリル付の靴下を脱いで生足を差し出してきた。

 

「ほら、レオレオ。こういうとき、どうするのかにゃぁ?」

 

 首をかわいく傾げてニッコリ笑顔。どうする? えっと……。

 

 とりあえず、足を手にとって見る。爪先まで綺麗な足だ。

 

「えーと?」

 

 正直、何をすればいいのか?

 

「ほら、王子さまがよくやってることだよぉー」

 

「王子さまが?」

 

 …………。……ああ! アレか! でもここで? まあ、誰も見てないし……、綺麗な足だし……。

 

 も、元々俺が怒らせたのが悪いんだし……。ちょっと、興味もある。

 

「改めて、すみませんでした、理子さん」

 

 足の先はマズいと聞いていたので、足の甲に軽くキスをする。

 

「――っ(うおおっ、ゾクゾクっ! すんごい、ゾクゾクしてる! 2つ名持ちのSランク武偵を跪かせて足にキスさせるって、すんごいっ気持ちいいぃ~!)」

 

 キスをし終えたけど、理子さんは足を引っ込めない。まだ満足してないのかな?

 

 舌で舐めてみる。

 

「――ひゃっ!?(な、舐めたっ!?)」

 

「えと、理子さん……?」

 

「…………(くっ、子犬みたいに不安げに見上げられるのが何とも……。結構イケメンさんだし。これはもっと虐めてあげたくなっちゃうなぁ♪)」

 

 あ、あれ? 理子さんの瞳と表情がSっ気を帯び始めたような……?

 

「……り、理子さん?」

 

「んー? もう終わりなのー?」

 

「え?」

 

「反省してるんでしょ♪(困った顔、いいなぁー。んー、うふふふ……)」

 

 俺の顔の前で足を揺らす理子さん。昨日の、アリア先輩のドレイ発言が頭に残っていたんだろう。そんな有無を言わせない理子さんの姿が、女王さまに見えてしまい……。

 

「……はい、理子さま」

 

 足に舌を這わせ始めてしまう。

 

「――んんっ(さま付けっ!? ぬぬぬ……、わかってるじゃないのレオレオ。さすが2つ名が『キング・オブ・ハート』なだけはあるよ。オタクっ子のツボをよくわかってるじゃん)」 

 

 足の甲から足の指を。小さくて美しい指を舌先で舐めて、咥えて唇を絞めながら口から離す。

 

「あううっ……(ああっ、すっごくおいしそうにレオレオが理子の足を舐めてるッ。んー、理子りん興奮しまくりだよぉー。変な気分になっちゃうぅ~。あははははっ)」

 

「ん……。ちゅ……ん……」

 

 下品にならないように静かに、音を出さないように舐め続ける。あー、ヤバい。変な気分になってきたぞ。

 

「ふふふっ、必死に舐めちゃって。理子の足はそんなにおいしいのぉー?」

 

「はい、おいしいです、理子さま……」

 

 足の甲からスネまでツーッと舌で舐める。

 

「うふふ、かわいい子だね、レオレオは。よしよし理子さまが頭を撫でてあげるよ」

 

「ありがとうございます」

 

 Sッ気たっぷりな微笑みを浮べた理子さんが俺の頭に手を置いて撫ぜる。俺もお礼を言いながら足を舌で舐める。

 

 ……あれ? ヤバクナイ? 俺ら変な方向に進んでないか?

 

「ほーら、レオレオ。ちゃんと集中して舐めないとおしおきしちゃうよー?」

 

 頬っぺたに手を添えられながらつぶやかれる。吸い込まそうな瞳に何も考えられなくなる。

 

「すみません、理子さま」

 

「わかればいいんだよ、レオレオ」

 

 舌で舐める。舐める。舐める……。

 

 理子さま(・・)の真っ白で美しい足を舐める。舐める。舐める。

 

「あんっ、いいよ。いいよ、レオレオ。もっと、もっと舐めるの」

 

「はい」

 

 体を抱いて悶えながら喜ぶ理子さま。もっと、もっと喜ばせたい……。

 

 理子さまの足を伸ばさせ、両手で支えて、スネから上へと舐める。

 

「んふふっ」

 

 理子さまが喜んでくれてるみたいだ。太ももの内側にやさしくキスをする。スカートが近い。下着が見えそうだけど、今は理子さまを喜ばせるのが優先。

 

 足が地面についてしまわないように気をつけながら、上半身を理子さまの股の間に移動させて、膝を、太ももを舐めて、キスを落としていく。

 

「あっ……、んんッ! い、いいよ、レオレオ(ああっ、まるでレオレオが理子の忠実なペットみたい。虐めてもあげたいけど、ご褒美あげたくなっちゃうなぁー、ふふふふっ)」

 

「理子さま……」

 

 太ももまで綺麗に舐め終えた。あとは……、スカートのなかだけ。

 

 スカートのなか……。理子さま、もっと喜んでくれるよな?

 

 太ももを舐めながらスカートのなかへ顔を侵入させる。

 

「――ひゃうっ!?」

 

「理子さま……」

 

「あうっ、んんっ! やっ……、スカートのなかも舌で……! そんなに理子さまにご奉仕したいの? ――ふふっ、かわいいけど。ご主人様であるこの理子さまに許しを請わなかったことは減点かなぁー? これはお仕置きしてあげないといけないなぁ」

 

 スカート越しに頭を撫でられる。

 

 俺は、理子さんのを舌で舐める。舐める。舐める。喜んでもらえるように舐める。

 

「ぁん! レオレオ、待て。お預けだよ」

 

 ……舐める。舐める。おいしい。女の子の匂いが篭ってる。

 

「んあっ!? じゅ、レオレオ、待て!」

 

 クラクラ、頭がクラクラする。だけど、舐める舐める舐める。どこでも、舐める。

 

「待てってば! 理子さまのペットならちゃんと言う事聞かないとダメッ!」

 

「理子さま、理子さま、理子さま……」

 

「……えと? レオレオ?」

 

 ハニーゴールドのショーツも舐める。

 

「――ひゃうっ!? ちょっとどこ舐めて……! そこはまだ許してな……」

 

 ショーツが邪魔だ。舌でずらして舐める。

 

「ひゃっ!? やあっ! マジでどこ舐めてやがんだっ、オイ!」

 

 奥から……、蜜が染み出してる。喜んでる。うれしいんだ。

 

「ちっ、聞えてねぇのか! ――くぁっ!? へ、変なとこまで舐めるなッ! ――こ、このっ!」

 

「?」

 

 理子さまから押されて、そのまま顔に跨られる。

 

 口や鼻を塞がれてるこの状態で中央を舐めろってこと? 息がしにくいけど、かまわないか。理子さま、優先だよな。

 

 やわらかくてスベスベしてる太ももを両腕で掴んで、舐める。

 

「あうんっ!?(こ、こいつ……。倒されてもまだ舐め続けてやがるッ。そこまで理子にご奉仕したいのか、こいつは)

 

 顔が汚れる、けど、かまわない。理子さま至上。

 

「うくっ、んんっ! ――っ、くはッ! あははははは! いいだろう、麻倉 レオンッ!」

 

 ゴリッと頭に拳銃の感触が、2つ。

 

「おまえの従順さに免じて、おまえをあたしのかわいいペットにしてあげる! これからレオレオはあたしのかわいいペットとして……ペット? ……あ、あれれ? なんで理子ちゃん、こんなことしてるんだっけ?」

 

「理子さま……?」

 

 スカート越し、覆われていない片目だけで理子さまを見上げると、どんどん……、どんどん顔が赤くなっていき、

 

「な、ななななな……ッ! ななな何をやってんだぁぁぁぁっ!?」

 

 急に立ち上がって、離れてしまった。

 

 そして、地面に両手をついて……。

 

「なになになになに……ッ? さっきまで理子は何を、何をしてたの? ふ、雰囲気に流された? 流されたからってやっちゃったの? やっちゃうの? え? 理子はそういう子じゃないはずなのに……(アリアと同じSランクの武偵より有利に立った上で、ご奉仕されて新しい性癖に目覚めちゃったの? 理子、女王さまになっちゃってたの?)」 

 

「理子……さま? ……あれ? そういえば何で俺、理子さまって言ってるんだ? あれ……?」

 

 状況がよく、飲み込めない。確か、反省の気持ちを表すはずだったのに……。何でいつの間にかあんな状況になってたんだ?

 

 ……いや、それよりも俺たち、何をしてた? さっきまで、色々とヤバイことしてなかったか? ……大事なところ舐めたり、舐めさせられたり。

 

「り、理子さん……」

 

「レオレオ……」

 

 理子さんが今にも泣きそうだー! 目の光がなくなってる! 俺と同じで正気に戻ったのか?

 

「り、理子さんも正気に?」

 

「……うん」

 

「「…………」」

 

 何ともいえない雰囲気が場を支配して音を消す。お互い、先ほどまでの自分たちの行動について混乱しているみたいだ。

 

「…………」

 

「…………」

 

 なんとなく、お見合いしてしまう。何度も顔色をうかがうような視線を合わせるけど、すぐに逸らして顔を赤くしてうつむいてしまう。

 

 こ、ここは俺が話を切り出したほうがいいよな?

 

「……さ、さっきのことについては……、お、お互い黒歴史として……」

 

「……うん、封印しよ。そして、二度と黒歴史が再来してしまわないように理子は月に昇って凍結休眠するから。レオレオはどこかの山奥で石像になって祭られて」

 

「…………。理子さん? 実はまだ混乱してます?」

 

 理子さんの話の通りなら、理子さんはお月さまの女王に、俺は成人の儀式で使われる最強機動戦士になっちゃいますよ。

 

 俺の言葉に反応して、ふるふると理子さんが震え出す。

 

 そして、両手をバッと上に上げて――。

 

「混乱するに決まってるだろー! あんな失態、あんな変態行為しておいて平気でいられるわけがないだろが! 理子の大事なところが知り合って間もない男に舐められたんだぞー! ガオー!」

 

 怒った。

 

 まあ、怒られて当然だろうけど……俺だって、

 

「そ、それを言うなら俺だって! 知り合って間もない女の子に土下座で地面に正座させられたあげく、足を舐めさせられたんですよッ。俺だって、はじめて女の人のを舐めさせられたんですから!」

 

「なによ! 理子は美少女なんだからいいじゃんッ! 舐めさせてもらえるだけでもすんごいご褒美じゃん!」

 

「――ぐっ! た、確かに、ご褒美だけど……」

 

「なに!? あたしのじゃ不満だったと言うわけ? それとも幼なじみのがよかったって!?」

 

「理子さんに不満なんてあるわけないじゃないですか! 正気がなくなるぐらい魅力的でした!」

 

 ゴスロリ制服装備の金髪ロリ巨乳サイコー! ここで嘘なんてつけねーよ!

 

「なっ!? い、いきなり何言ってんだよ……」

 

 急に声を弱めて、赤くなって視線を逸らす理子さん。

 

「――っ。い、いきなり恥ずかしがらないでくださいッ。こっちまで恥ずかしくなっちゃうじゃないですかッ」

 

「レオレオがいきなり変なこと言うからでしょ! ――もうっ」

 

 怒った理子さんはその場から立ち上がって、温室の出口へと小走りで走り去っていく。

 

 そのまま出口の扉を開けて外へ出ると、閉める前に一度、こちらを振り返り――。

 

「……仕事については、あとでまた連絡するから……」

 

 と、走り去っていく。

 

 金色の髪と長いリボンを風になびかせながら走り去っていく、理子さんの小さな背中を、俺はその場から動けず、見えなくなるまで見送る。

 

 そして、温室が沈黙に包まれ、ひとり。俺は温室に取り残される。

 

「…………」

 

 帰っていく理子さんの姿と、今までの行動を思い出してしまい、また恥ずかしくなって、思わず口元に手を当てて……。

 

「うわ……女の子の匂いがする」

 

 鼻からも口のなかからも理子さんを感じて、顔が赤くなってしまった。

 

 うー……、とりあえず顔を洗ってから教務科に依頼受諾申請とパーティ申請に行こうっと。

 

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