雨脚はドンドン強まる。
激しく降る雨、一枚の窓ガラスだけでは打ち付ける雨音を遮断することは出来なかった…
ベッドに横たわる僕。
そして、その横には山倉さんが…
引き止めてから今に至るまで会話と言う会話はほとんど無かった。雨音がうるさくて寝ようにも寝れないし、山倉さんの甘い匂いが睡魔を遠ざける。
体勢を変えたくても、もし山倉さんに触れてしまったらと思うと下手に動かせない。
こんなに緊張する夜は初めてだ…
頭の中を真っ白に、無をイメージし寝ようと心がける…
コチ…コチ…コチ…
時計の針の音まで気になりだしてしまう。
僕は気を紛らわす為にゆっくりと起き上がり静かに廊下に出ると暗闇の中、リビングへと向かった。
さむっ!
山倉さんと一緒に寝てたのもあって布団から出るといつも以上に寒さを感じる。冷蔵庫から出したお茶を飲み、ふと時計を見ると0時を回っていた。
このままソファーで寝ることも考えたが、この寒さでは風邪を引くと思い静かに部屋に戻った。
ゆっくり…ゆっくりと布団に潜り込むと…
あっ!
柔らかな感触が手の甲で感じる。
心臓が、大音量で鳴り響く。どうしよう、どうしよう…と一人混乱していると…
『眠れない?』
小さな声で話し掛けてきたんだ。
僕は『あ、ごめんね…起こしちゃった』と、謝ることしか出来なかった。ドキドキしていた…
『なんか…今日…寒いね』
と、小声で話し掛ける山倉さん。
僕は『さ、寒いね』天井を見つめながら動けずにいた。
『ち…近くに…いっても…いい?』
と、モゾモゾ動き出したかと思うと僕の手の上に転がるように乗っかり身体を密着させてきた。
僕は、我慢だ!我慢だ!我慢だ!
と、頭の中でひたすら我慢と言い続けるも、身体は正直に反応していた。
『蒼太…本当に覚えてないんだね……
…え?
プッ…。
あ、あ、あれ?
僕の目の前で何してるの?
その人は誰なの?
僕のベッドで誰かと山倉さんが絡みあってる。
僕はその様子をジッと見つめていた…と言うより見ていることしか出来なかった。
その誰かに次々と脱がされていく山倉さん。今日だけでも色々あったが、見たこともない表情をし、色っぽい声をあげる姿が映し出されていた。
裸に剥かれた山倉さんは恥ずかしいのか両手で胸を隠すと、その両手を強引に掴む。
掴まれた両手は頭の上に持ち上げられると…
手錠?
何処から出したのか、手錠でベッドと山倉さんの両手を繋いだ。
ガチャガチャ…
いきなり繋がれ焦りを見せる山倉さん。身動きが取れないままその誰かは身体中を触り舐めまわしていた。強引なキスに始まり、首や脇。片手で胸を荒々しく揉み出すと、暑かったのか布団を投げ捨てる。と同時にさらけ出す透き通るような色白の胸。柔らかそうに揺れ動く二つの膨らみは男をさらに興奮させる。
息使いが荒くなり恥ずかしそうに顔を背ける山倉さん。首筋や鎖骨がさらにいやらしさを増す。
僕は助けないと!と、抵抗を試みるもやはり動くのは愚か、目を逸らすことも出来なかった。
こんな山倉さん…見たくない…
薄目を開けて横目で見つめる山倉さんは色っぽく、そんな山倉さんに再びキスを迫ると舌と舌を絡ませる二人。
お互いの息づかいを感じながら男は再び胸を、乳首を小刻みにいじり始めた。
またしても色っぽい声をあげる山倉さんは身体をビクビクさせながら感じていた。
片手で乳首をいじり、口でもう片方の乳首を舐めまわす。そして、もう片方の手はお腹から腰、お尻を触るとそのまま太ももへと流れるように撫で回す。
縞模様の下着に指を引っ掛けると、そのままゆっくりと下着の中へと忍ばせた。
中指で優しく、なぞるように愛撫すると今までに無いほどの声をあげる山倉さん。胸を震わせながらビクビクと感じる山倉さんはかなりの敏感体質。
ビチョビチョに溢れ出す愛液は下着にドンドン染み込み、やがては布団にまで染み出す。
下着の中で動かす指は徐々に激しくなり、ぐちょぐちょと淫らな音を響かせる。気持ちが良いのか感じ過ぎた山倉さんは身体を反らせる。歯を食いしばり何かを必死に堪えようとする。
ガチャ、ガチガチ!ギィ…ギィ…
あまりの激しさに手錠が手首に食い込み、ベッドが悲鳴をあげていた…
身体を仰け反りながらもその激しい指使いに意識が遠のき、口を開けながら白目を向く山倉さん。身体をビクンビクンと痙攣させながらジワッと布団を濡らした。
はぁ…はぁ…はぁ…
虚ろな目で僕を見つめる山倉さん。
『蒼太…もっと私をめちゃくちゃに壊して』
虚ろな目で優しく笑みを浮かべる山倉さん。身体中に汗をかきながらお尻を突き出してきた!