※この作品はR-18です。

超次元ゲイムネプテューヌZ-血と硝煙と鋼と荒唐無稽-   作:アメリカ兎

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エピソード26 お風呂でごしごしねぷねぷ

 

 エヌラスの股間を集中的に洗っていたネプテューヌだったが、ふとその手を止めた。お預け、かとも思ったがその表情には迷いが見て取れる。

 

「どうしたの、お姉ちゃん」

「うーん。やっぱりいーすんに言われたことが気になって集中できないなぁ」

「なに言われたんだ?」

「お風呂場でエッチなことしたら身の安全は保障しないって」

「それでもなお事に及ぼうとしたお前の勇気すげぇな!?」

「エヌラスの」

「俺のかよ!?」

 しゅん、と落ち込む姿に少し物珍しさを覚えたがネプギアの視線はエヌラスの股間を凝視していた。姉の話は右から左にすり抜けている。いつの間にか手が止まっていた。

 

「ゴクリ……」

「なんかネプギアが物欲しそうにしてるけど、エヌラス……どうする?」

「そうは言われてもなぁ」

「へっ!? 別に、そんあ、ことないでしよ!?」

「いや、すっごいうろたえてるし……エヌラスもなんか、ココがギンギンだし」

「誰のせいだと思ってんだよ」

「……い、一回くらいなら抜いてもいいよ?」

「そうしたいのは山々だが――」

 生憎と、一回や二回で満足するようなタマではない。不審に思われれば最期だ。

 

「あ、そうか! 閃いた! わたしにいい考えがあるよ、エヌラス!」

「ろくでもなさそうだ」

「お風呂場がダメならベッドですればいいんだよ」

「うん、ネプテューヌ。お前やっぱバカだわ……」

「だっていーすんからはお風呂場でエッチ禁止としか言われてないもんねー!」

「それは……どうなんだ?」

「よーし、そうと決まれば――」

 そこで、ネプテューヌは身体に巻いていたバスタオルを豪快に脱ぎ捨てる。露わになる白い肌は熱気でほんのりと色気づいていた。その未熟な発育の身体を恥ずかしげもなくエヌラスの前に晒し、あまつさえ擦り寄ってくる。

 

「ね~え~、エヌラス~。わたしの身体ゴシゴシ洗ってほしいなぁ」

「……多分、確実に間違いなくいやらしい手つきでお前の身体をまさぐるが、それでもいいか?」

「えっと、程々にしてくれると後でわたしがサービスしてあげる」

「よし」

「エヌラスさん、目が本気ですよ……なんて、わたしもお願いしてもいいですか?」

「じゃあ順番な。背中の流し合いくらい、普通だもんな」

 ネプギアの手から泡立ったスポンジを受け取り、ネプテューヌの背中を洗い始めるとすぐにくすぐったそうに身体をくねらせた。

 

「エヌラス、手がくすぐったいってば」

「人が優しくしてやってんのになんだよ。ほら、落ち着けって」

「ゃ、ダメ……くすぐった……! んふ……!」

「ええいこの、変な声出すな。我慢できなくなるだろうが」

 

 

 

「…………」

 一部の会話が聞こえてしまっているリビングの空気はと言うと、イストワール、アイエフ、ユウコの三人が押し黙っている。コンパは何の疑いもなく疑問符を浮かべていた。

 

「お風呂場でナニしてるんでしょうね、イストワール様」

「そうですね。これはちょっと厳しく問いただす必要性がありますね、アイエフさん」

「あの野郎やっぱりアダルトゲイムギョウ界に連れて帰りますか」

「えぬえぬとねぷねぷ、仲良しさんで羨ましいですぅ」

 総天然頭100%のコンパが、今だけは羨ましいと思った一同。

 

「あいちゃんあいちゃん」

「なによ、コンパ」

「えぬえぬがねぷねぷとお風呂に入って仲良しさんしてるの、嫌です?」

「別に嫌なわけじゃないわよ。ただ、そこでナニしてんのかって話」

「じゃあ一緒に入れば分かるです」

「えっ!? いや、そうなんだけど」

「あいちゃん、お風呂入らないですか?」

「……コンパは?」

「わたしは入るです。お片づけも終わりましたし。ユウコさんはいいです?」

「えっ? あー、いや、ほら私は仮にも客人だし、使用人でハウスキーパーなわけだから最後でいいよ」

「なんでしどろもどろなのよ」

「常識だから! マナーですから! 別にアイツとお風呂入りたいとかじゃないから!」

 とはいえ、コンパはニコニコ笑顔でアイエフの手を取って席を立っている。

 

 

 

 ごしごし。

 

「あははは、エヌラス、そこだめ。くすぐったい、ダメ! お腹痛い!」

「あーもう、お前はもうちょっとおとなしく出来ないのかよ!」

「無理、むりぃ! あはははは! 脇はだめぇ」

 泡立てたスポンジで脇の下を洗っていたが、ネプテューヌがくすぐったがって逃げようとするので腕を掴んでいたが、それでもまだ逃げようとするので今度は後ろから抱きしめるようにして捕まえた。今度こそはと洗うと、声を押し殺している。

 

「……ん、ふぅ……っ……ふ、ぁ……!」

「お姉ちゃん。なんかエッチな声出てるよ……」

「だ、だってエヌラスの手が、わたしのおっぱい触るんだもん」

「触ってねぇよ!」

「うっそだー。軽く乳首辺りに触れたもん」

「わざとじゃねぇよ!?」

「触ってもいいんだよ?」

「お前もう、なんなんだよ!? ええいこのやろう。こうなりゃやけだ、足まで洗ってやる!」

 やけくそ気味に股下に手を入れて太ももの内側から膝に向かって洗い始めると、今度はネプテューヌが顔を赤くして腕に手を回した。

 

「ひゃ、やぁ! そこも!?」

「ネプテューヌ、足細いなー」

 そこにどうしたらあんな戦闘力が秘められているのかと思いながら丹念に足を洗っていくと、ネプテューヌが顔を真っ赤にしながらおとなしくなってしまっていた。首を傾げながら視線を落とす。

 

「…………」

「猫かお前は」

「にゃーん!」

 膝の上で丸まっているネプテューヌが猫の鳴きマネをするもので、いよいよ持ってエヌラスの理性が重いヘヴィブローでぐらついた。だがそこは魔術師の端くれ。制御して早々にネプテューヌの身体を洗い流す。

 

(や、やばかった……なんかもう色々とやばかった……!)

「えと、じゃあ次はわたしも……」

「…………」

 やっべ、忘れてた。口が割けても言えない。

 

「ネプギア」

「はい」

「うっかり襲いそうになったら全力で俺を張り倒してくれ」

「え、えぇ!?」

 結い上げた髪によって見えるうなじから、背筋までスポンジで洗っていく。ネプテューヌと比べればやはり若干の発育が見られる背中は、少女特有の幼さと肌のハリが相まって艶やかに火照っていた。

 

「……ネプギアも肌、綺麗だな」

「え!? はい、ありがとうございます……」

「胸もわたしよりおっきいもんね」

「えと、それはなんかごめんなさい」

「でも変身した私はボン、キュ、ボンでネプギアに負けないもんねー!」

「うぅ、なんで私だけ女神化しても変化少ないんだろう……」

 そういえば、とエヌラスもネプギアの女神化した後の姿を思い浮かべる。

 

「ネプギアって、変身すると髪の色、桃色っぽくなるよな」

「は、はい……」

「ピンクは」

「淫乱。つまりネプギアは淫らな妹だった!? ダイミダラーネプギアンダムだったの!?」

「なにその新しいネタ!? 色々とアウトだよお姉ちゃん!」

 背中を洗い終えて、次は手を取って洗い始めるとネプギアが驚いたように身体を竦ませた。

 

「え、えと、エヌラスさん!? 自分で洗えますから!」

「ん、そうか?」

「ぁ……」

「その物足りなさそうな目は何だ……」

「あの……ごめんなさい、やっぱりお願いします」

「最初から素直に言えばいいのにー。ネプギアはいつからそんな風に高等テクニック使う子になっちゃったのかな」

 エヌラスが二の腕から手のひらまで洗っていくと、腕を持ち上げる。やはりまだ恥ずかしいのか、胸を手で隠した。それに構わず脇へ向かって手を伸ばして洗っていく。

 

「…………ん」

「ほら、やっぱりエヌラスの手つきがいやらしいからネプギアが感じちゃってる」

「でも悪い気はしないです……」

 我慢弱い姉と違ってよくできた妹だ。感心しながら今度は逆の手を取って洗っていく。それから足へ向けて手を伸ばすと、太ももをつま先に向けてゆっくりとした手つきで洗う。

 

「あ、これ……恥ずかしいかも……」

「ネプギア、今日はユウコに連れ回されて大変だったみたいだしな。丹念に丁寧にこれでもかと言うほど揉んでやる。ほーれほれ」

「ひゃ、や! イタっ! でもこれ、気持ちい――!」

「特別サービスだからな」

「エヌラスさん、マッサージうまいです……!」

「いいなぁ……」

 ネプギアの太ももを指圧で解しながら、ふくらはぎに向けて手を移動させる。足裏のマッサージをしようと持ち上げたのがまずかった。

 

「ぁ――」

「ん?」

「…………あの、この体勢って……すごく、マズイんじゃ」

 片足を持ち上げた、目線の高さに合わせる。そうすると、自然とネプギアの足は隠したい場所を隠せずに丸見えになっていた。そこは恥ずかしいのか、さすがに手で隠している。

 

 ガラッ!

 

「ねぷねぷ~、えぬえぬと仲良しさんしてるで――」

「コ、コンパが入るって言うから仕方なく――」

 

「………………」

「………………」

「………………」

 

 ――傍から見ると、ネプギアの足を無理やり持ち上げて乙女の花園を覗こうとしている犯罪者(前科あり)の図。しかも全員が泡まみれになってまるでそういうお店のような雰囲気になっていたりする。

 

「あ、あ、あ………」

 それを見たコンパが「わぁ……」と顔を赤くして、アイエフはワナワナと震えていた。

 

「いや、あのな。アイエフ。これは違うんだ……」

「う、うんうん! そうだよあいちゃん! これはエヌラスがマッサージしてただけで!」

「アンタ達は、なんでバスタオルも巻かないで一緒に入ってるのよぉぉぉ!! 隠しなさいよ! いくらなんでもそれはないでしょ!? しかもマッサージってなによ! いかがわしい臭いしかしないわ!」

「まだ事に及んでないからセーフ! セーフだから! 落ち着いて!」

「セーフかアウトで言ったらギリギリアウト! セウトよセウト!」

「えぬえぬのマッサージ、気持ちいいです?」

「あ、はい……すごく、イイです……」

「コンパまでぇ! ぐぬぬぬ……もー! ネプ子は金輪際、エヌラスとお風呂禁止! ネプギアも!」

「わ、わたしもですか!?」

「ねぷっ!? それは勘弁してよ~あいちゃーん!」

「うるさいうるさいうるさーい! イストワール様に言いつけてやるんだから!」

「後生な~~!」

 

「はは、やべぇ……」

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