超次元ゲイムネプテューヌZ-血と硝煙と鋼と荒唐無稽- 作:アメリカ兎
人気のない坑内に、男女の営みが音を立てている。アイエフは二度目の射精を子宮で受け止めて、熱くなった身体を冷まそうとコートを脱いだ。普段は厚手の大きいサイズのものを着込んでいるからか、一層その華奢な身体が顕著に現れる。
「あは、なぁにエヌラス……? そんなにわたしの肌が見たかったの?」
「そういうわけじゃないが」
「もう……そうならそうと言いなさいよね。口で言ってもこっちは素直なんだから」
ぐりっ、ぐりっと腰を回すだけでもエヌラスの腰から力が抜けていく。やがて仰向けになったエヌラスの顔にプルルートが跨る。スカートの裾を口で押さえながら、鼻に押し付けてきた。息をする度にプルルートの甘い匂いがエヌラスの肺を満たしていく。
「アイエフちゃんがそっち使ってるならぁ、あたしこっちでがまんするぅ」
「ふぐっ……」
「ひゃあん、くすぐったいよぉ~」
「むぅー……」
鼻腔をくすぐるプルルートの秘所の香り。パンツ越しにでも分かる柔らかさと熱さに、頭が惚けてくる。だが、それとは別に股間から背中に響く甘い刺激はまだ続いていた。
「プルルートさま、ごめんなさい、ごめんなさいぃ。でも、これ、気持ち良すぎ……てぇ!」
「アハッ。アイエフちゃん~、すぅっごいカワイイ顔してるぅ……鏡で見せたらどうなっちゃうかなぁ」
「や、だめ。みひゃくない! いま、すごくだらしない顔してる、からぁ」
「そう言われちゃうとみせたくなっちゃうなぁ~。ねぇ~エヌラス?」
「むぐっ、んぐぅ……!」
言いたいことはなんとなく分かる。エヌラスの手が地面に広がるコートのポケットからD-Phoneを取り出してカメラを起動させた。それをプルルートが構えて、一枚だけ撮る。そして、その撮った画像では薄着のアイエフが腰を淫らに振る姿が映っていた。
「えへぇ~、ほら~。今のアイエフちゃん、こんなにかわいいよぉ~? ねぷちゃん達も知らないアイエフちゃんのぉ、カワイイ顔~」
「~~~~~~!! やっらぁ……! それ、けひて、ぇ……!」
「やだよぉ~。だって、こんなの滅多に見れないしぃ……あれ?」
画像フォルダに表示される写真。その中に一枚だけ異彩を放っている画像があった。エヌラス自身あまり写真を撮らないのもあるが――アイエフ以外にもう一枚だけ。
今度はそれをエヌラスに見せる。ニッコリと笑って。
「ねぇ~、エヌラス~。これ、なにかなぁ~?」
「あー……」
お昼寝中のプルルートの寝顔。幸せそうに眠っている顔がアップで撮影されている。日付は今日――それも昼間のことだ。
「あたしが寝てる間にぃ、こんなの撮ってたのぉ? なんだか恥ずかしいなぁ~」
「その、なんというか……むぐっ!」
言葉を続けようとするエヌラスの口を、プルルートがパンツをずらして見せる秘所で塞いだ。
「変態さんなのはぁ、変わんないんだねぇ~。もぉ、困っちゃうなぁ~……こういうことされたらあたしぃ、どうしよっかぁ~」
寒気がするほどののんびりとした口調は喜んでいる。エヌラスの舌が秘部をまさぐり、クリをつつく。それだけでプルルートは体をよがらせて悦びに震えていた。
「ほんと、しょうがないんだからぁ~。えいっ、え~いっ」
エヌラスの頭を捕まえて、プルルートが強く股間を押しつけると舌先が膣口を広げて押し入ってくる。中から溢れてくる愛液をエヌラスが飲み込んだ。
「んぅ、あぁ~……もう、えっちなんだからぁ~。アイエフちゃんもぉ~」
「あ、これぇイイかもぉ……」
背中をのけぞらせるようにして腰を動かすのが気持ち良いのか、アイエフはすっかりトロけた表情で肉欲を貪っている。小さな胸がピンと立って主張しているそれに、プルルートが手を伸ばした。指で撫でるように触れるとアイエフが絶頂そのものの声を挙げて身体をくねらせる。その反応にますます気分を良くしたのか今度は顔を近づけて吸い付いた。
「ひぅ! プルルートさま、おっぱい吸っちゃ……!」
「アイエフちゃん、こういうのぉ好きなんだぁ~? へぇ、いいこと知っちゃったなぁ~。ちゅ」
「んひぃ!? あ、ダメ。やめ、てぇ」
「やめてほしいのぉ? ほんとぉ~?」
「ぁ――」
ピタリと離れたプルルートの笑みに、止んだ快楽にアイエフの理性が遂には限界を迎えそうになる。それを懸命に繋ぎ止めて、やっとのことで震える口が塞がらない。
「あ、いや……だめ、やめないでください……」
「うふふふふ……アイエフちゃん、かわいいなぁ~……」
「ひ、ィ!?」
アイエフの見ている眼と鼻の先でプルルートが我慢しきれずに女神化すると、今度は恐怖にサッと青ざめて身を竦ませた。更に締まりをみせる膣にエヌラスが震えて、衰えることのない勢いで精液を吐き出すと受け止めきれずに抜けてしまったそれに二人の身体が白く染め上げられていく。
「んぅ、ひぅぅ!」
「あん。もう、少しは遠慮ってものがないのかしら、エヌラス?」
「うるへぇ……こっちだって、いっぱいいっぱいなんだよ……」
エヌラスが高鳴る鼓動を鎮めようと深く息を吸う度にアイリスハートの肉付きの良い肢体から微かに香る匂いに目が眩む。ドラッグシガーで抑制するべき右腕の魔術回路に割く余剰魔力が全身を駆け巡っているせいで余計に身体が熱くなっていた。それがアイエフの腰使いによってなんとか抑制されていたのも事実だが、今はトロけた顔で放心状態に近い。
「んもぉ、これじゃ帰れないじゃない……どうするのぉ?」
「服を洗ってくにしても、アイエフがな……」
「そうねぇ。簡単なシャワーくらいならあるんじゃないかしら。探してみるわね。……それにしても、ホントひどいわ。何も言わずに出すなんて」
「その人の顔に座り込んでたのはどこの女神様だよ……」
「それで悦んでた変態さんは貴方じゃない」
「悪かったな!」
気持ち良いとか思っていたのも事実なので何も言い返せないのが悔しかった。とはいえ、アイリスハートはシャワー室を探してみるといって坑内を歩き始める。
エヌラスも身体を起こして、全身で呼吸を整えているアイエフの肩を軽く揺らした。
「大丈夫か?」
「……あ――うん、らいじょうぶ……」
(いや、ダメだろ。呂律回ってないし)
身体を汚した精液を見下ろして、アイエフは指の間で糸を引く白い液体を舐めとる。
「エヌラス、わたしの身体でこんなに出したのね……そんなにきもちよかった?」
「当たり前だろ……」
「……ねぇ?」
妖しく微笑みながら、身を乗り出してエヌラスの顔を覗き込む。その妖艶さに驚かされながらも、固唾を飲み込んだ。
「もっと、きもちいいこと……わたしに教えて?」
「――――」
人がどれだけ我慢しているのかと、銀鍵守護器官を抑え込みながら行為に及ぶのが一体どれほどの苦行だと思っているのか。きつね耳を少し動かしながら、ゆったりとした動きで尻尾を振るアイエフはまさに女狐、かの傾国の美女と称される九尾の狐。玉藻の前が如くエヌラスを誘う。
「エヌラス……だめ、かしら……?」
「……アイエフ。こっちに背中向けてくれ」
「こう?」
後ろからアイエフの身体を抱きしめて、上着をはだけさせると小さな膨らみを揉みしだく。指先に感じる、小さくとも感じる確かな柔らかさにエヌラスは集中的に触れる。
「これやると、多分普通のじゃ満足できなくなるぞ」
「いいわよ、そんなの……エヌラスなら、満足させてくれるんでしょ?」
「後悔すんなよ、アイエフ」
アイエフの身体に銀鍵守護器官から止めどなく生産される魔力を変換した微弱な電気を流すと、ピクリと最初こそ身体を震わせたものの――エヌラスの手がクリトリスに伸びた瞬間に、手を伸ばして制止させようとする。
「ぁ、これ――!」
「言ったろ。後悔すんなって」
「ひぃ、ぎぃ!? あひぃ!?」
パチリと一瞬だけ流した電気にアイエフの身体が跳ねそうになるが、抱きしめられて動けないまま何度も指先で弾かれるように撫でられて、耐え切れずに失禁した。その小水の一部始終をエヌラスに見られてアイエフが意味を為さない言葉を口から漏らす。
「あー! あー……あぁ、ぁ……! ふっ、う……はぁ……!」
「なぁにぃ、今のケダモノみたいな声? ……あらぁ、アイエフちゃんったらお漏らし?」
「ん、まぁ……ちと強くやり過ぎたかもしれん。大丈夫だといいんだが……」
「らめ……もう、らめ……好きにしてぇ……」
「……あー……」
「これはダメそうねぇ? でも、続きするんでしょ?」
「ここで止めろとか、俺の方がどうにかなっちまうからな。それで、あったのか」
「ええ。簡単な個室のシャワー室だけどねぇ」
エヌラスはアイエフの服を脱がせると、赤ん坊のように抱き上げた。
「ちゃんとお湯とかも出るみたいだし、服も洗っていきましょ」
「そうなると、今日はここに泊まりか?」
まぁ、調査も含めてだとすれば妥当な時間か。エヌラスはそう思いながらアイリスハートと並んで簡易シャワー室へと足を運んだ。