超次元ゲイムネプテューヌZ-血と硝煙と鋼と荒唐無稽- 作:アメリカ兎
エピソード175 ノワールとコスプレックス(R)
ノワールの腰を掴み、激しく前後するエヌラス。熱く濡れそぼった秘部から溢れる愛液は太ももを伝い、小さな水たまりが出来るほどになっていた。容赦ない攻めに喘ぐノワールの表情は恍惚に染まっており、抵抗する素振りなど欠片も見せずにただただ快楽に身を委ねていた。
「ひんっ!? あっひっ、また、イク!」
「何回目だ、勝手にイくなんて悪い女神だな」
「やっ、らぁ! だ、だってあなた、がぁ!」
「んー? 今はメイドって呼んだ方がいいか。そういうロールプレイだし、なっ!」
「んひぃぃぃ!?」
情けなく嬌声を上げるノワールの体が跳ね、そのまま中に射精される。脈動する熱い感覚に惚けた表情で呼吸を整えていたが、腰を引いたエヌラスが先端から根元まで深く突き上げると、言葉にならない声を上げた。
「ぁ……あ、あー……ん…っ!」
「ハァ……ノワール……大丈夫か?」
「だい、じょうぶなわけ……ないでしょぉ……こんなに、出して……」
「お前って、誘う割に弱いよな」
「……だって気持ちいいんだもの、仕方ないじゃない」
しょげるノワールの頭を撫でて、メイド服を脱がせる。一糸纏わぬ姿にするとまじまじと眺めた。やはり見られるのは恥ずかしいのか、隠そうとする手を押さえる。
「……変態」
「“好きな”女にそう言われて興奮しない男はいない。すまんが耐えてくれ」
「〜〜〜〜!」
「?」
急に顔を真っ赤にさせて涙ぐむ姿にエヌラスは眉を寄せた。ノワールは心底ズルイと思った。そういうのに気づかないくせに、さらっと口にするのは反則だ。
「ノワール、何かリクエストあるか?」
「……うん、そうね……じゃあ次はーー」
夕暮れの教室。部活へと勤しむクラスメイト達を尻目に、机に頬杖をついた学園のアイドルが一人。校門から去って行く友達を見送っていた。
教室へと入ってくるのは、制服を着崩した学園きっての問題児。人は言う。あれは不良の見本だと。だが、学園のアイドルは知っている。この人はものすごく不器用なだけだと。
「あー……悪い、ノワール。遅れた」
「遅いわよ。どれだけ待ったと思ってるのよ」
「いや、だから謝ってるんだが……」
「ネクタイ」
「結ぶの面倒でな」
「……なに笑ってるの?」
「制服。似合ってると思ってな」
黒のブレザーに、ミニスカート。赤いタイネクタイ。どれも学園の制服(という設定)で見飽きているはずなのに、学園のアイドル(という本人の要望による設定)が着れば様になるものだ。
「わたしを誰だと思ってるのよ。制服くらい着こなすわ」
「それもそうか」
学園の皆は知らない二人だけの秘密。エヌラスが来てから、ノワールはモジモジと髪を弄り始める。
「もう……待ったんだからね」
「悪かったって。でも都合良かっただろう、誰もいなくなったんだから」
「もしかして、ここで? 教室でなんて」
「誰も来ないからいいじゃねーか。な?」
「……うん」
人気を気にするノワールをよそに、机の上に押し倒す。ネクタイを解き、ボタンを一つずつ外していく。大きく胸元を露出させると今度はスカートの中に手を入れて下着をずらして弄り始めた。
ピクリと震える体に愛撫を続けていく。
「他の奴が知ったらどんな顔するだろな。学園のアイドルが、まさかこんな……」
「言わない約束でしょ、バカぁ……んっ……」
「そーだったっけなー」
しらを切るエヌラスも挿入すると、腰を沈める。熱い吐息を漏らすノワールに合わせたペースで腰を動かしていたエヌラスが窓に視線を移した。
思いついた様にノワールの体を持ち上げて、窓際に押しつける。外から丸見えの状態で情事に及ぶという背徳感、公衆の目につく場所で欲望に溺れるという羞恥心にますます興奮してしまったのか、膣内の動きがより艶めかしくなった。
「どうした、ノワール。さっきよりキツくなってきたが……」
「だ、だって、こんな……! 見えちゃうじゃない!」
「いいだろう、見せびらかしても」
だってヴァーチャルなコスチュームプレイなんだから。用法用量さえ守れば御法度も許される偉大な電子空間様様である。風情を損なうので口にはしないが。
「もしかしてノワールってこういうのが好きなのか?」
「違、そんなんじゃ……」
「口はそうでも下は正直だな。かわいい奴め」
片足を持ち上げ、不安定な姿勢にノワールは窓に身体を預けた。そのせいでより外の景色が近い。
「ダ、メェ! 見られちゃ……」
「ホントは見せたいんじゃなくて? さっきっからノワールのココ、キュウキュウに締め付けてきてるぞ」
中を掘り込むように動かす度に、膣の肉襞が絡みついて離さない。腰が抜けそうになるほどノワールの身体が興奮しているのは初めてだった。
「っ……そろそろ、ノワール……」
「ぁ……んぅ、出て……!」
子宮に止めどなく注がれる熱い精液を受け入れながら、ノワールは振り返る。舌を出すと、エヌラスはそれに合わせて舌を絡めながら深く口づけを交わす。一通り出し終わり、抜こうとしたエヌラスが再び奥まで突き上げるとノワールが身体を跳ね上げて嬌声をあげた。
「ひぅぅん!?」
「ちゃんと、奥まで……な!」
「ふ、ふぅ……! 溢れるほど出すのが、悪いんじゃない〜……」
肩で息を整えながらノワールは脱力したように身体を預ける。抱きかかえて椅子に座らせると――エヌラスはリモコンを操作してVRの映像を切り替えた。
「はぁ……はぁ、楽しかったー……ノワールは?」
「ん……わたしも。こんなこと、女神様やってたら出来ないもの」
「楽しんでくれたなら俺も嬉しい」
「……でも、エヌラス。あなた毎回出し過ぎなのよ……赤ちゃん出来たらどうするの?」
「そりゃ責任取るしか……」
「既成事実ってわけね。なら早い者勝ちってことでいいのかしら?」
くすくすと意地の悪い笑みを見せるノワールを抱きしめながらエヌラスは横になる。銀鍵守護器官の出力を落としているだけに以前のように一晩中ハッスルは難しい。
すぐに疲労から寝息を立てるノワールの寝顔を見つめていると、扉が静かに閉まった。
「……?」
誰かが覗いてたいたらしい。しかし、ノワールの安心しきった寝顔を見ているとそんなことは二の次になってしまった。