超次元ゲイムネプテューヌZ-血と硝煙と鋼と荒唐無稽- 作:アメリカ兎
ベッドの上で肢体を投げ出して息を深く整えていたデンゲキコは、寝転がりながらファミ通とエヌラスの行為を横から眺める。当事者であった自分も、あんな風に見られていたのかと思うだけで顔から火が吹き出そうだった。相違点があるとすれば――ファミ通が上で、エヌラスが下ということ。
ぎこちなく腰を落とすが、上手く入らなくて首を傾げている。
「んぅ~? あれ、おかしいなぁ」
「ファミ通、ちょい待て……ほら、そのまま……」
「……おとなしそうな顔して意外と大胆ですね、ファミ通さん」
ゆっくりと息を整えて、結合部を見つめるデンゲキコにファミ通が気づいた。エヌラスは身体を慣らせる為に身体を動かさない。ぎこちなく動かし始める腰の動きに意識を持っていかれながら、素肌に手を這わせる。
「デンゲキコ、お前体力回復するの早いな」
「記者ですから体力は資本です」
ふふん、と鼻を鳴らして汗ばむ身体を近づけていく。ファミ通は徐々に慣れてきたのか、深く息を吐いて下腹部に手を当てていた。
「……」
トロンとした表情でお腹を擦りながらより深く腰を落としていく。背中を震わせながら膣を突き上げてくる熱さに、エヌラスの顔を見つめる。
「ふぁ……エヌラスさんの、こんなに入ってきて……」
「じとー……」
「デ、デンゲキコさんまでそんなに近くで見ないでくださいよ」
「わたしの時だって見てたじゃないですか。お返しですよ、お返し」
「だからってそんなに、近くで見なくても」
「ファミ通さんのココ、こんなに広がってますよ」
「いやらしいこと言わないでください!」
だが、言われてやめるデンゲキコではない。
「とはいえわたしも手持ち無沙汰……ていっ」
「んひゃぁ!?」
ファミ通の胸を鷲掴みにすると揉み始め、怪訝な表情を浮かべていた。
「むむ、これは……わたしより大きいかも……?」
「ちょ、ちょっとぉ……」
デンゲキコの手の中で形を変える胸に、エヌラスも目を奪われる。
「ほらー、エヌラスさんも釘付けですよ? ほらほらー、こんな風に揉んだりとかしますよ」
「おっぱいばっか、そんなされちゃ……」
「上だけじゃ満足できないんですって、エヌラスさん」
「そういうことなら、こうしてやる」
「くぅん!」
エヌラスが軽く腰を上げると、ファミ通の口から一際高い声が漏れた。それに、デンゲキコと目で合図を送りあって頷く。
「ファ~ミ通さぁん」
「んやっ、くぅ……二人、がかりでなんて……」
後ろからデンゲキコが胸を揉み、エヌラスが下から突き上げる。それに、段々と慣れてきたのかファミ通も身体を動かし始めた。
「ココとか、こうしたりすると気持ちいいですか?」
「くすぐったいかなぁ」
「ほほう。ではこういうのは、どうです。それそれ」
「んッ、ひゃ!?」
すっかりその気のデンゲキコが楽しそうに弄る傍ら、刺激されて蠢く肉襞にエヌラスが射精を促されて必死に堪えている。だが、それもファミ通には更なる快感をもらたす効果しかない。
「エヌラスさん、さっきより中で……大きくなってません?」
「……無茶、言うな……こんなん我慢できるか……!」
「エヌラスさん、出そうなんですか? いいですよー、ファミ通さんの中でたっぷり出しちゃってください」
「ちょっとぉ、そんな勝手なこと言わないでってば」
「イヤなんですか?」
「ヤ、じゃ……ないけど」
頬を赤らめて、口元を隠すファミ通にエヌラスは我慢しきれずにそのまま中で果ててしまった。それに驚いていたが、すぐに身体に注ぎ込まれる熱い感覚に身体を震わせる。
「ふ、ぁ……!? ……――――あの、もしかして」
「悪い……」
「……」
下腹部を撫でながら、ファミ通は火照った身体を冷ますように深く息を吐いた。
「こういう、感覚なんだ……思ってたより、ずっと熱いかも……」
「え、あれ? もしかしてエヌラスさん、イキました?」
「悪かったな、イッたよ、出したよ。ああもうコレでもかと言うほど出してやったわちくしょう……」
「なんで半ばヤケになってるんですか」
ファミ通がゆっくりと腰を上げて引き抜くと、腰が抜けたのかぐったりとデンゲキコに身体を預ける。エヌラスも出力の低下している銀鍵守護器官の回復が遅いのか、今までよりも息切れしていた。
部屋に充満する性交の香りに、いつの間にか汗だくになっていた三人はそのままシャワーで一汗流すことに。
「……狭いわっ!」
エヌラスを挟むようにファミ通とデンゲキコがぴったりと身体を寄せていた。確かにシャワー室完備なのは嬉しい。バスユニットも付いて嬉しい。しかしそれで、何故三人で身体をくっつけて熱湯を浴びなければならないのか。
「だってほら、背中を洗いたいじゃないですか!」
「俺のか? それとも自分のか?」
「そりゃもちろん、展開的に美味しい両方です!」
「この欲張りめ!」
デンゲキコを引き離そうとしているエヌラスに、ファミ通は既にスポンジを手にして泡立てていた。
「ホラ、二人共暴れない。身体が洗えないでしょ」
「ということなので暴れないでください、エヌラスさん」
「デンゲキコ。俺にはお前を黙らせる四十八の手段があるのを忘れんじゃねぇぞ……」
「それは性的に?」
「物理」
「すいませんでした」
ピタリと動きを止めるデンゲキコを捕まえて、エヌラスはファミ通に差し出した。すると、にんまりと意地の悪い笑みを浮かべて泡立てたスポンジで身体を洗い始める。くすぐったそうに身体を跳ねさせたデンゲキコを今度はエヌラスが捕まえた。
「ふはははは、逃がすか!」
「うひゃあぁあぁ!? なんで捕まえるんですか!? あははははは、くすぐった、あははは! ファミ通さん、や、やめ、あはははは!」
「ほらー暴れないー。こちょこちょこちょ」
「あ、洗ってないじゃないですか。くすぐってるだけじゃないですかぁぁあアハハハハ!! エヌラスさん、はな、離してっ……!」
「嫌だ」
「なんでですか!?」
「顔を赤くしながら涙目で見上げてくる女の子ってかわいいよな」
「唐突に同意を求めるような口ぶりで言われても!」
「あ、ちょっと分かるかも」
「味方がいない!」
「そんな俺の欲望の為に犠牲となれデンゲキコ、おらぁー!」
「あっはははは、あひゃははは!! ちょ、ちょっとこれ以上はぁアハハハハハ!!」