超次元ゲイムネプテューヌZ-血と硝煙と鋼と荒唐無稽- 作:アメリカ兎
浅い絶頂を何度も経験したからか、コンパの秘部はスムーズに指の挿入を受け入れている。身体は火照り、呼吸も静かに深く繰り返していた。その度に熱を帯びた胸が上下する。腕を絡ませてきて、懇願する潤んだ瞳の誘惑。求めてきているのが分かるが、そこはグッと堪える。
「えぬえぬぅ……わたし、もう……」
そしてそれは無駄な抵抗に終わった。普通に無理だった自分の意思の脆弱さにエヌラスは涙した。ここまで我慢弱かったか、俺。等と思い返す。勝てた試しがなかった。睡魔に勝てないのと一緒で、人間が本能に逆らおうなどと結局は無駄なのだ。エヌラスは頭を切り替えてコンパの身体を触りながらゆっくりと仰向けに倒す。
押し倒されたコンパは顔を真赤にして胸を上下させていた。しかし、自分から足を開いて受け入れる体勢を取っている。濡れた秘部を隠そうともせず、両手を広げてエヌラスを誘う。
「……しちゃう、です?」
「……」
いざこうして目の前で受け入れる体勢を万全に整えられてしまうと、経験豊富なエヌラスとしても何故か緊張してしまう。
「あー、そのコンパ」
「?」
潤んだ瞳で首を傾げるコンパに、エヌラスは顎でアイエフを示した。
「あいちゃんも一緒の方が、えぬえぬ嬉しいですか?」
「いやそうじゃなくてだな……」
これでは寝取っているようで、思い出したくもないトラウマを自分で抉り返しているような気分であまりよろしくない。しかし、コンパはそんなことはお構いなしに身体の火照りに身を任せて緩んだ口元で下の口を広げていた。
「でも、わたしの身体、こんなにえっちになっちゃってるですよぉ」
「そうさせたのは俺だしな」
「えぬえぬのココも、もうこんなにしてるです……」
柔らかい指先が触れるだけで背筋が震える甘い快楽が駆け上がる。
「えぬえぬ、今ならすっごく気持ちよくなれるです。だからっ、ぁ……」
「そんなに誘うと、どうなるか教えてやろうか……俺はな、我慢弱いんだよ。最近知ったが」
「んぅ、はぁ~……」
コンパの秘部に挿入されていくエヌラスの陰茎は、初めてとは思えないほどのスムーズさで奥まで飲み込んでいく。どこまでも続く挿入に、エヌラスは少しだけ腰の動きを止めて、一呼吸を置いた。それにコンパが息を吐いてから間を置いて、一気に根本まで挿れる。
「ひぅぅぅんっ!」
「コンパがそんなにえっちぃとは思わなかったぞ、この」
「だ、だってぇえぬえぬが、あっんぅぅ! えっちなこと沢山、したからぁ。わたしだってこんなになっちゃうですぅ!」
責任転嫁というやつではなかろうか。何度も指で膣内を弄っただけに、艶かしく蠢く肉襞が絡みついてきて肉棒を寸分余さず逃がさない。引き抜くだけでも射精しそうなほどだ。
「そんな、言われてもなっ! 元々コンパはえっちな女の子だったんじゃないかという」
「ち、違うですぅ。わたし、そんないやらしい子じゃないれふぅ」
「身体は正直だぞ」
男なら一度は言ってみたい台詞第ン位にランクインしていることが言えたのでご満悦なエヌラスに、コンパは涙目になりながらも顔を横に振る。自分がえっちであることを否定しているようだが、残念なことに自分から腰を振り始めている。実に妖艶かつ、辛抱堪らない。
「初体験なのに、自分から腰を振り始めているってことはこれはもう淫乱確定だな!」
「も、も~。えぬえぬの、せいれすぅ! きもちいいの、止まんなくってぇ! こんなの、だめ……ですぅ!」
コンパの腕がエヌラスの首を捕まえて強く抱き寄せる。密着する身体が重なって、二人の汗が混ざり合っていた。繋がっている快感がコンパの身体を大きく震わせ、エヌラスの身体を抱きしめて離さない。
「~~~~! ん、ひゃぁ!? えぬえぬ、だっ……めぇ! ま、まってほしいですぅ!」
「いや、無理。我慢できん」
「ら、らって、イッて、これ以上されたら、えっちになっちゃうですよぉ!」
「なってくれた方が俺としては嬉しいぞ!」
「や、はぁ!」
絶頂を迎えたコンパを容赦なく突き上げるエヌラスは、やがて耐えていた射精を無遠慮なほど吐き出した。膣を貫く肉棒から感じ取る動きに、コンパが言葉にならない言葉を漏らしている。しばらくして落ち着いた射精から引き抜くと、まだそれでも収まらなかったのか今度は身体にまで精液がかかった。
それを熱に浮かされた瞳で見ていたコンパが小さく声を漏らす。
「ん……ぁ……もったいない、ですぅ……」
指で掬ったそれを、しゃぶり始める姿にエヌラスは自分でも分からないくらい恥ずかしくなって顔を逸らした。
「毎度ながら節操ないな俺とか自己嫌悪しつつ不甲斐なさでいっぱいです……」
「でも、えぬえぬのお陰でねぷねぷもいつものねぷねぷに戻ったです。いっぱいねぷねぷと仲良くしてくれたら、わたしも嬉しいです」
「非常に嬉しいんだが、心が穢れている俺としては隠語にしか聞こえなくて非常に股間に悪い」
そして出力を落としているとはいえ、銀鍵守護器官は絶好調で稼働している。復帰を果たしている陰茎にコンパが目を丸くして生唾を飲み込んでいた。
「えぬえぬ、おっきしてるです……!」
「ほんともう心臓えぐり出したいくらいに癒着してるんだよなぁチクショウごめんなコンパ!」
コレを取り外すとなると軽く大魔導師レベルの魔術が必要になる。
「……ん、ふぅ……?」
「あ、あいちゃんが起きたみたいですよ?」
「最悪のタイミング!」
「…………――――――あー……」
目の覚めたアイエフが、コンパと目が合う。エヌラスに押し倒されて、胸にまで精液がかかっている素っ裸の状態で。ニコニコといつもの笑顔を見せて、アイエフに這い寄る。
「あ~いちゃ~ん」
「ちょ、ちょっと待ってコンパ! アナタの裸はなんていうかアタシには刺激が強すぎて辛抱堪らないっていうかエロすぎるっているかなんていうか理性と欲望がせめぎ合ってるから待ってちょうだい! ストップ!」
目を閉じて顔を逸らし、必死に理性が欲望を殴り倒しているであろうアイエフの脳内だが、ポヨンとした感触を手のひら全体で感じた瞬間、光速で理性が敗北した。
敗因、コンパのおっぱい。
「……鼻血出そうなんだけど」
「それを俺に言われても超困るんですけど」
「んっ。あいちゃん、もっと優しく揉んでほしいです……」
「ご、ごめんなさいコンパ。痛かった?」
「えぬえぬはもっと優しかったですぅ」
「……ギロ」
「今までに感じたことない殺意を含ませた視線をこっち向けんなって」
現に今揉んでいるんだから帳消しにしてもらいたい。
「あいちゃん、ダメですよ。えぬえぬ意地悪したら」
「だ、だってネプ子だけじゃなくてコンパまで……」
「それ言ったらお前なんて――」
「あぁぁぁあああああああ!!!! それは言わないで思い出したくないんだからぁぁぁ! あの連中のこと思い出すだけでもアタシ死にたくなるのよ!? わかるこの罪の重さ!? 大罪よ、八つ目の大罪よあいつらの存在」
「すげぇな人類史に残る罪の重さって……」
ケモミミ生やす大罪がそこまでのものかと考え、よく考えても見れば確かに大罪である。ケモミミの価値観的に。
「でもでも、キツネ耳のあいちゃん。すっっごくかわいかったですぅ。また見たいです」
「というリクエストがあるわけだが」
「例えコンパからの頼みでも絶対にイヤよ。誰がケモミミなんて生やすもんですか」
「あれ、生えてたんですぅ? てっきりあいちゃんがそういう趣味に目覚めたのかと」
「違うわよ!?」
バッサリと切り捨てるアイエフだが、思い出してみればケモナールの副作用でそれはもう激しかった当時のアイエフ。堅物に見えて面倒見もよく仕事も真面目にこなしている姿とのギャップも凄かった。
「ふむ……」
「なによ、突然考え込んで。変なことする気じゃないでしょうね」
「コンパの胸を揉みしだいているお前に言われたくない。ちょっとベッドの下とか見てみるか」
「どうしたです? えぬえぬ」
仮にもここはそういうリゾート地に建設される、そういう宿泊施設。確かに他には類を見ないような目白押しが盛り沢山。だが、部屋に備え付けられている物があまりに簡素過ぎる気がする。となれば、人目につかない場所に――――あった。
エヌラスは見つけてしまった。どうしてこう、中学生の発想で大人の玩具箱を入れておくのか。よくやったバカ共、同じ男として固い握手を交わそう。その後でぶん殴る。
「……」
「……」
「……」
アイエフもコンパも、エヌラスも。ベッドの下から見つけてしまった大人の玩具、ソフトからハードなものまでおおよそ揃っているであろう箱の中身を見て固まっていた。
もうこうなれば、やることは一つしかない。恐らくは察したであろうアイエフの顔色が、ボッと赤くなった。