超次元ゲイムネプテューヌZ-血と硝煙と鋼と荒唐無稽- 作:アメリカ兎
右足にパープルハート。左足にブラックハート。そして後ろからはグリーンハート。目の前にはホワイトハートが座り込んでいる。それも全員一糸まとわぬ全裸で。その視線が殺到する先にはエヌラスの陰茎。くすぐったくもあり、熱っぽい視線を向けられてなんだか気恥ずかしい。
「……ごくり」
ホワイトハートが生唾を飲み込むと、手を伸ばして触れる。指先で先端を撫でて、それから全体を優しく握った。
「うぁ……これ、入り切らないな……あたしの手、痛くないか?」
「むしろくすぐったいくらいだ」
(もうちょっと強く握っても、いいのか……)
手のひら全体で陰茎を掴むと熱く脈打っているのが伝わってくる。それに驚いてホワイトハートが手を離すと、様子を見ていたグリーンハートがエヌラスの肩から顔を覗かせて微笑んでいた。
「ブランったら、とっても初な反応でかわいらしいですわね」
「う、うるせぇ……触ったことないんだから、しょうがねぇだろ……」
「ベール、耳がくすぐったい」
「あむ……はむはむ」
「耳を甘噛、み……するな」
「ペロペロ……」
「噛むなとはいったが、それもやめろ……」
グリーンハートが耳を舐めて、それに小さく反応を見せると再び首元に唇を重ねて強く吸い始める。新しいキスマークを見てブラックハートがムッと表情をしかめて手を取ると、頬を寄せた。
「もう、ベール。エヌラスの首元に跡付いちゃってるじゃない」
「マジかよ、勘弁してくれ……」
「それを言ったらわたしもノワールも付けちゃったけどね♪」
「おーまーえーらぁ……どうするんだよ、コレ……」
エヌラスが首元を手で隠すが、二の腕にも二人の着けたキスマークがくっきりと残されている。そちらは問題ではないが……、首元は隠せそうにない。包帯でも巻いておくことにしよう。
パープルハートがエヌラスの右手を胸に寄せる。
「ん、ふふ……エヌラス……もっと」
「……女神化すると、ほんとデカイよな」
「なによ、胸なら私だって負けてないんだから! ほら、これでいいんでしょ!」
ブラックハートも負けじと自分の胸へ手を押しつけた。左右から感じる弾力の差に、エヌラスは一言だけ「ふむ」と頷く。
「……ノワールの方が、小さいんだな」
「なによ、文句あるわけ!?」
「いやねぇよ……怒るなよそんなに」
「そうよ。それくらいで目くじら立てちゃ嫌われちゃうわよ?」
「アナタに余裕の笑みを浮かべながら言われる方が腹が立つのよ!」
そんな三人を見ながら、ホワイトハートが自分の胸に手を当てて肩を落としていた。
「……揉むほどなくて悪かったな」
「何も言ってないだろ俺……」
「ほーら、ブラン。手が止まってますわよ。わたくしが手取り足取り教えてさしあげますわ」
「お前は人の乳首触るのやめろ。男の触って楽しいか!?」
「わたくしも手持ち無沙汰ですので♪ それ、くーりくり」
グリーンハートの指先が優しくエヌラスの胸を撫で始める。柔らかい指先から感じる甘い刺激に背中がこそばゆい。
「さぁさ、ブラン。まずは優しく手で、ゆっくりと」
「……こう、か……?」
「、……」
「ふふ、エヌラスも声を我慢してかわいいですわね……」
「ベールみたいに口でするのは……さすがに顎が痛くなりそうだな」
「そういう時は、先の方だけ咥えてあげると良いですわ。特に先端の割れ目を、舌先でペロペロとしてさしあげると、とっても気持ちいいみたいですし」
「……ちろちろ…………これで、いいのか……?」
ホワイトハートが言われるままに舌先で鈴口を攻める。エヌラスの表情を窺うように見上げながら、手でゆっくりと根本から竿を撫でられて、頬を紅潮させて声を押し殺していた。両手もパープルハートとブラックハートで塞がれている。
両手からは感触の違う豊満な柔らかさ。背中に押し当てられる一際大きい胸に、自分の両胸からは甘く痺れるような刺激。そして股間からは熱い視線がこちらへ向けられて溶けてしまいそうなほど濡れた舌先で敏感な先端が集中的に攻められて、とてもではないが正気で耐えられる快楽ではない。一周どころか二周して快楽地獄。地獄極楽とはこのことか、エヌラスはそんなことを惚けた頭で考えていた。
「ん……なんか、出てきた……うぇ……」
「カウパーですわね。我慢汁とも言われますわ」
「誰だそんなこといったや、つぅ──」
胸を触らせていたパープルハートが、エヌラスの顔に胸を押しつける。ふわりとした弾力に包まれ、汗ばんだ身体からわずかに甘酸っぱい香りがしていた。それがかえって興奮を誘う。
「エヌラスは黙って気持ちよく、ん、なってなさい」
「ん、む~……!」
「やん♪ くすぐったいわ」
「むぐー!」
「んぅ、ふふ♪ かわいい……」
「むー……ネプテューヌばっかりズルいわよ、私だって」
ブラックハートとパープルハートの胸で呼吸が辛くなりながらも、それに勝る魅力に包まれてエヌラスは腰を浮かせた。ホワイトハートが口に無理やり陰茎を突っ込まれて、驚いて顔を離す。
「んぶぅ!? ぷ、ぁ……バカ、なにすんだ」
「エヌラスってば、オッパイに包まれて辛抱たまらない様子ですね」
「う……」
「ほら、よろしいのですかブラン。このままでは、わたくし達のオッパイだけで果ててしまいますわよ?」
「ま、負けてたまるか! はむ……れろ──」
「ふふ、その調子ですわ」
グリーンハートがエヌラスの耳元に顔を近づけて、吐息を吹きかけてから甘く囁いた。
(ほら、エヌラス……ブランが、気持ちよくさせようと小さなお口で頬張ってますわよ)
「~~~~」
(気持ちいいですか? 女神様の、ご・奉・仕♪)
ゾワゾワと背筋を駆け上がる快感に、陰茎が震える。それを手で全体をこすりながら一生懸命先端を舐め回すホワイトハートが不安そうに見上げてくる。
「えぬらす。きもちいいか……? あたし、がんばるから……ハァ。あ、む! んく、じゅぷっ」
小さな口を精一杯開けて、ホワイトハートが亀頭を咥える。熱く柔らかい舌が裏筋を舐め上げてから、一息に咥え込むと口内で飴玉のように転がす。集中的に攻められる亀頭から溢れるカウパーをしきりに舐め取るたびにホワイトハートが微妙な表情を見せていた。陰茎全体を擦る手の動きは緩めずに、唾液が潤滑油となって卑猥な音をたてる。
それに鼓膜から刺激されて、パープルハート達もエスカレートしていった。エヌラスの手を取ると熱く濡れた秘部に触れさせて、指を挿入させる。
「ん、ぁ……! エヌラス、私の中……とっても熱くなってるでしょ」
「んんぅ……わたしも、こんなになってきちゃったわ」
「もう、お二人で両手が塞がれていては……わたくしはこちらで♪」
グリーンハートは胸に包まれていたエヌラスの顔を振り向かせると唇を塞いだ。
「あむ、はぁはぁ……は、んんぅ!」
ホワイトハートが口を動かすたびに、根本からせり上がってくる熱い感覚が我慢しきれなくなってくる。思考がまとまらず、朦朧としてきた意識を手放した瞬間に堪えていた理性が白の女神の口内を汚していく。
「ふぅ、んむぅ──!!!? ん、ぁ、はッぁ!」
最初こそ咥えていたホワイトハートだったが、その勢いと量に飲み込みきれず口を離した。顔に精液を浴び、全身を白く汚されて肩で息を整える。
(こ、こんな熱いの……まだこんなに沢山……それに、変な味で……頭、ボーってなる……)
「ッ──ぶらん、手、止め……!」
「……ぁ、まだビクビクって……ん、は! こんな、出して……」
エヌラスが腰を震わせて、ひとしきりの射精を終えるとグリーンハートに体重を預けた。流石に体力が持たないのか、呼吸を乱している。そんな姿を見て──優しく微笑む女神たち。
「ブラン、エヌラスの味はどう? おいしい?」
「おいしくは、ねぇな……でも、なんかコレ……癖になりそうで、頭、変になりそうだ……」
「そんなのがいーっぱい、濃いの注がれちゃったのよ……ブランのお腹の奥に」
パープルハートの言葉にホワイトハートは身体を強張らせて、すぐに自分の下腹部を撫でた。
「……え、へへ。そうだな……」
「そんな幸せそうな顔をされちゃうとなんだか妬けちゃうわ。ね、エヌラス」
「おまえ……おまえ、ほんと勘弁しろよ……!? 休ませろよ……!?」
胸を上下させて深く息を整えるエヌラスの顔を見て、グリーンハートは頬に手を当てる。
「色気、凄まじいですわね……」
「そうね……わかるわ」
「普段はあんなに怖い顔してるのに、こういう時はかわいいってズルいと思うの」
「お前ら……俺の足腰立たなくなるまでやるつもりか……?」
顔を見合わせて「ふふっ」と、楽しそうに笑う女神たちに顔が引きつった。
四つん這いになって近づいてくる四女神にエヌラスは逃げ出そうとしたが、思うように力が入らずにベッドに仰向けに倒れる。起き上がる暇もなく捕まり、為す術もなく──。
「~~~~~~♡ んっ、は……あ~、ぁ、ぅ。ん……、ごちそうさま。エヌラス……」
「ゼェー、ゼェー……! もう、もうこれで最後な!? ほんっとに最後だからな!」
結局三周させられた。腰が痛い。身体はともかく精神的にキツイ。それでも銀鍵守護器官は全快にしてくれるものだから女神達は調子に乗って「もう一回♪」「ね、もういっかい……♪」「ね~ぇ、エヌラス……♡」「いいでしょ♡」とせがんでくる。何度でも言うが、普通の人間だったら腹上死している量で搾り取ってくるものだからエヌラスも驚いていた。
心なしかやつれた顔で額を押さえると、グリーンハートがタオルを手渡してくる。まるでフルマラソンでもしたかのような汗の量に、身体を火照らせていた。
「……エヌ」
「はいストップ。タンマ、そっから先は言うな。俺はもう限界だ、これ以上は無理」
「そんなぁ」
「言っておくがベール、お前四回ヤッてるからな!?」
「たった四回ではありませんか」
「たった!? お前それどんだけ俺が頑張ったと思ってんの!?」
「あ、上のお口も含めたら……ふふ、それ以上になりますね──思い出したら、火照ってきてしまいましたわ」
「ドスケベ淫乱女神め!」
「それに応える性欲絶倫魔人のエヌラスも相当ですわよ。それに……R18アイランドの砂浜でわたくしとはあんなに、ケダモノのようにお互いの肉体を貪りあった仲ではありませんか♡」
「おぉん……」
エヌラスは顔を覆う。後悔後先に立たず。その発言を聞いて横たわっていたパープルハート達が聞き耳を立てる。
「聞き捨てならないわね、今の言葉」
「ちょっと聞かせてもらえないかしら、ベール」
「ええ。エヌラスったらわたくしのことを、こぉんな風にして……」
「やだエロい……そんなエッチな格好をさせてたの?」
「わたくしはそれに抵抗することもできずに、エヌラスにされるがまま夜明けまで犯されて……」
『ゴクリ……』
「いや、ごくりじゃねぇよ固唾を飲み込むんじゃねぇよ期待に満ちた眼差しを向けるんじゃねぇ! 俺を! 休ませろ!」
「でもお仕置き、だもんな……今更文句言われても……」
「ねぇ……? そ・れ・に♪」
ブラックハートの視線がエヌラスの下腹部、まだ元気な竿を見て舌で唇を湿らせた。
「あはっ♪ 口はそうでも身体は素直じゃない。じゃあ次は私がいただくけど、文句はないでしょ三人とも」
「俺の意見、最初から聞く気ないな!?」
「お仕置きなんだからおとなしく言うこと聞いて、気持ちよくしてくれればいいの、よ!」
「あーれ~……!」
──リーンボックスの夜が更けていく。