超次元ゲイムネプテューヌZ-血と硝煙と鋼と荒唐無稽- 作:アメリカ兎
エヌラスが腰を動かすたびに、膣が離さまいとしっかりと締めつけてくる。後ろから突くと、慣れてきた肉ヒダがぴっちりと吸い付いてきた。極小の吸盤に敏感なペニスが包まれて、挿入しているだけで果てそうになる。こみ上げてくる射精感を堪えながら、マリーの身体をじっくり味わう。
「ぁ──おっぱい、好きだね?」
「そりゃ、こんだけ揺れてたらな……あー柔らかい……」
「ふ。ぅ……んぁ……っ! 触り方、やらしい」
「いや、か?」
「ううん。いっぱい触れて、嬉しい」
掌にしっかりと感じる胸の重量感に、エヌラスは驚きながらも全体的に揉む。乳首を指の隙間で挟みこみ、擦るように刺激するとマリーの身体が震える。
「重くないのか、胸」
「ん、わかんない……気にしたこと、ないから」
きゅっと、乳頭を絞ると膣の締めつけがきつくなった。
「ふ、にゃ、ぁ! ~~……ちょっと、痛かったぁ」
「はは、悪い。もうちょっと、やさしくした方がいいか」
「……ううん、エヌラスの好きにして? 私も、その方が、気持ちよくなれるから……ね?」
息を荒くしながら、マリーは微笑んで振り返る。
エヌラスは、言葉を失いながら後ろから覆いかぶさるようにキスをした。密着する身体と身体。腰を掴むと、腰のピストン運動を激しくする。
「悪い、マリー……ちょっと、我慢できそうにない!」
「ん、ぁあ! うん、いいよ。エヌラス……! いっぱい、して!」
がっつくような少し乱暴な動きにマリーが苦しそうに呻くが、口元は緩んでいた。笑みを浮かべてエヌラスに犯されて、お尻を突き出している。その様子を見ていた大ネプテューヌが、思い出したように顔の前に陣取ると、秘部を広げて見せた。すると、顔に押しつける。
「ン、ふふ。マリーちゃんにさっきのお返し♪」
「は、ぁ……ん、ちゅ……ぅ……!」
「んひゃ! ちょっと、くすぐった……んぅ!」
大ネプテューヌの股に顔を埋めて、マリーはその膣に残っている精液を舌で舐め取った。その舌使いに身体をくねらせながら、エヌラスを熱っぽい視線で見つめる。
「は、ぁ。エヌラスって、体力あるよね」
「そりゃ……! 伊達に、鍛えてないからな……!」
「そろそろ限界? マリーちゃんにも、いっぱい出しちゃいそう? ん、ふぁ!」
奥まで深く突き上げると、マリーの口から一際強く嬌声がもれた。
「エヌラスの、私の……中で、すごい、ビクビクってぇ……!」
「もう、出そうだ……マリー……!」
「ん、あぁ! 激し──!」
後ろから突くたびに、マリーの膣が艶かしく蠢く。擦り上げられるカリからの刺激に腰が抜けそうになりながらも、エヌラスはラストスパートをかける。我慢の限界で、なりふりかまっていられない獣のような荒い腰使いに大ネプテューヌも思わず固唾を飲み込んでいだ。
そして、マリーの身体を強く抱き寄せるとエヌラスは奥まで挿入して果てる。中で暴れるように射精するペニスに、為す術もなく受け入れる他にないマリーは身体を強張らせていた。しばらくジッとしていた二人だが、やがてやんわりと身体を離す。
引き抜いた秘部からは精液が溢れていた。膣を痙攣させながら、マリーは微笑む。
「はぁ、は……ぁ。エヌラス……きもち、よかった?」
「あぁ……」
「よかった……♪」
肩で息を整えながら、嬉しそうに抱きついてくる。足腰に力が入らないのか、しがみついてくるようなマリーを抱きかかえて、エヌラスはベッドに腰を下ろした。
──昔と、何も変わっていない。職務に疲れて部屋に戻ってくると、いつもマリーが迎えてくれた。今みたいに身体を重ねて、そのまま相手を抱きしめて朝まで眠る。毎日、ではないが。
「エヌラス」
「ん?」
「なでなで……」
「なんだよ、くすぐったいぞ」
「今日も一日、お疲れ様でした」
「……多分、お前らの相手が一番疲れたぞ」
「もー、そういうこと言っちゃうー」
エヌラスがベッドに身を投げだすと、左右に大ネプテューヌとマリーが寝転がる。抱きついてきてくるが、急激に疲労感と眠気に襲われてうつらうつらと目蓋が降りてきた。
(……なんか、今日はやけに疲れたな)
久しぶりに仕事をしたからだろうか。そうでなくても、九龍アマルガムの仕事などどれも危険なものばかりだ。頬に手を添えるマリーが一度だけおやすみのキスをしてくる。それを見て、大ネプテューヌも真似をした。
「おやすみ、エヌラス♪」
「明日もお仕事がんばってね」
「……、んー」
エヌラスが力なく返事をすると、すぐに寝息が聞こえてくる。ぷにぷにと頬をつついてみるが起きる気配はない。熟睡しているようだ。
「寝るの早いね、エヌラス」
「よっぽどお疲れだったみたい。でも、ふふ……あんなにがんばっちゃって……かわいいなぁ」
「……む~……」
エヌラスの頬をしつこくつつくマリーに、少しだけ呻くと大ネプテューヌの側に寝返りを打ってしがみつく。
「あ、あはは……わたし、抱きまくらと勘違いされちゃってるような……」
「いーなぁ……あ、そうだ。えいっ。サンドイッチー」
挟み込む形で、マリーが背中から抱きついた。それに寝苦しそうにしているが、寝顔はどこか幸せそうにしている。
そんな三人をソファーから見つめていたサヤとクロワールも、背もたれに掛けられていたシーツにくるまると静かに寝始めた。
「ん、クロちゃん……どうしたのぉ……? むにゃ……」
「なんでも、ねーよ……っていうかオレを離せってば」
「やぁだぁ……むにゃむにゃ……」
(うぅ……うぅぅ……)
サヤに抱きつかれながら、クロワールはもじもじと内股をこすり合わせる。あんな情事を見せつけられて平静を保っていられるはずがない。少なからず何かしらの感情は湧き上がってきていた。しかし、そんなものは無いのか、サヤは平然としている。流石は神性生物(?)だった。
──それから数日間、エヌラスは九龍アマルガムで装備を新調する片手間、大魔導師の仕事を手伝っていた。押しつけられている、とも言うが。
「師匠ー、ハンティングホラーなんだが……預けてもいいか?」
「急にどうした」
「いや、ここ最近整備してやれてなくて……折角だし」
「ペットの面倒くらいしっかり見ろ」
「仕事しろ国王」
「聞く耳もたん」
あー言えばこー言う。だが、ハンティングホラーも生まれ故郷のほうが馴染みがあるのだろう。大魔導師に懐いていた。その横を通るメイド服姿のマリーと大ネプテューヌ。そしてなぜか同じようにミニスカメイド服を着せられているクロワール。そんな三人の足元に並ぶダンセイニ。
「マリーちゃんのお掃除部隊、しゅっぱーつ」
「今日も教会ピカピカにしちゃうもんねー!」
「テケリ・リ~♪」
「なんでオレも手伝わなきゃならないんだ……」
そんな一団を見送ってから、エヌラスはリストにまとめた素材を集める。だが、それらのいくつかは九龍アマルガムでは手に入らないことに気づいた。そうなれば、頼れるところはひとつしかない。
「んー面倒くせぇなぁ……あんま出歩きたくないんだが」
「宅配でも頼むか?」
「あーそうだな。宅配業者が五体満足で無事に九龍アマルガムの教会まで配達できるならそうしたいところだ」
まず無理な話だ。どうせその後で賠償金がー保険金がー慰謝料がーと騒ぐに決まっている。欲しければ自分の足で取りに来い、と言われるのがオチだ。
エヌラスは仕方なく、自分の足で商業国家ユノスダスまで向かうことにした。ハンティングホラーを預けたので、徒歩での移動になるかと思われたが、偶々用事のあった人狼局のロメロがボロいタクシーで送ってくれることになった。その厚意に乗っかるも、きっちりタクシー代は請求されたので大魔導師にツケておく。
商業国家ユノスダスの噴水公園に到着したエヌラスは、昼前ということもあり小腹が空いていたのでどこかで昼食でもと考えて足を伸ばす。
「…………」
「…………」
──それが、無意識のうちにユノスダス教会だったのは最早言わずもがな。赤縁メガネを装着したユウコと目が合って、エヌラスは固まった。
「……なに?」
「いやぁ……はは。昼飯食おうかと思って……別なとこ行くわ。仕事中に邪魔して悪い」
「あれー、エヌラスじゃーん? じゃんじゃかじゃーん? どしたの?」
「お前もどうした、ムルフェスト。ユノスダス教会の制服着て」
「ふふん♪ むーちゃん、バイト中!」
「ちゃんと給料出るのか?」
「三食昼寝付き!」
「失礼な、ちゃんと払ってるよ」
「あーそう、そりゃあよかったな。んじゃまたな」
踵を返して足早に立ち去ろうとする後ろ姿を見て、素早くスーツの裾を掴んで引き止める。
「なんだよ、仕事の邪魔になるから帰るって言ってんだろ。手伝えってか?」
「折角来たのにもう帰るの? 大体昼飯タカリに来たんなら食ってけばいーじゃん」
「どうせ、その後で仕事手伝わされて俺の予定が台無しになるのは目に見えてる」
「や、人手は足りてるから別にいらないけど。私もこれからお昼だし」
「……いいのか?」
「元からそのつもりでしょ? それに、なーに今更遠慮してんのさ。色々積もる話もあるんだし」
「…………だから嫌なんだよ」
「む、なんか言った?」
「言ってない。そこまで言うならさっさと仕事切り上げてメシだ。ほれ、よこせ、仕事」
「まったくもー、素直じゃねーの。はいこれ。むーちゃんはこっち」
エヌラスに手渡される書類は、教会の一部改築工事に伴う物資の移動。ようは荷物運びだ。
「業者はいつから?」
「来週の頭」
「っていうか、改築工事ってなにやるんだよ?」
「んー? それはご飯食べながら話すから、はよ仕事しなさい。ほれー」
「へいへい」
ユウコに背中を押されながら、渋々といった様子で仕事を手伝う。エヌラスはため息一つ吐き出すと、上着を投げ渡してシャツの袖を捲った。
「働いて食う飯は美味いもんな」
「えー、働かずにご飯食べたーい」
「いいから仕事しなさい!」