超次元ゲイムネプテューヌZ-血と硝煙と鋼と荒唐無稽- 作:アメリカ兎
湯船に浸かり、身体を休める。……のだが、アイリスハートはぴったりと身体をくっつけてきていた。向かい合って胸を押しつけ、体重を預けてくる。
「……なぁ。くっつく必要はあるのか?」
「嫌なの?」
「嫌じゃないって何度も言わせるな」
「じゃあいいじゃない」
「俺をからかって楽しいか……」
「うふふ、冗談よ。アタシだって、甘えたい時くらいあるわよぉ」
「……」
それは意外だ。口にはしなかったが。
ただ、この体勢は色々とマズイ。色々と意識してしまう。
「なぁ、もうちょっとこう、どうにかならないか?」
「顔が赤いわねぇ、まさかのぼせちゃった?」
「いや、そうじゃなくて……色々と姿勢が」
「へ~ぇ……それっ」
アイリスハートが手を回して抱きついてくる。胸を押しつけ、足を絡ませて。股間に当たる固いモノに少し驚いた顔をするが、すぐにニヤリと笑った。
「せっかちさんなのねぇ。こっちはもう、我慢できそうになさそうだけど?」
「俺の理性を褒めてくれ……」
「せっかくの二人きりなのに、いいのかしら?」
「……お風呂場はそういうことをする場所じゃありません」
「お風呂の中なのに、こぉんなに熱くしちゃって……♪」
「つぉ……!?」
ぬるり、と。太ももが擦り合わされる。ハリのあるお尻の肉に挟まれてエヌラスが思わず声を出してしまった。素直な反応に舌なめずりをする。
手を伸ばして、陰茎を掴んだと思えばそのまま手でしごき始めた。湯船の中でゆっくりとした手つきで搾り取るようなスローテンポの動きに、身体が反応してしまう。
「お風呂は、ちゃ~んと肩まで浸かって十秒よぉ。じゅ~う」
「……っ!」
「きゅ~う♪」
根本からカリまでしごき、柔らかく包み込むと全体を撫でる。緩急を付けたアイリスハートの指が巧みにエヌラスの陰茎をマッサージしていく。
「はぁち……な~な♪」
「カウント、おそくないか……!?」
「き~のせいよぉ~? ろ~く♪」
「おま、えぇ……!!」
いま絶対時間をずらした。テクニカルな指使いに思わず声が漏れる。その反応を楽しんでいたアイリスハートが耳元に顔を近づけて甘い声で囁く。
「ご~ぉ……♡ とぉっても、かわいいわよぉエヌラス。優しいアタシがいじめたくなっちゃうくらい」
「これは、いじめの内に入らないのか……っ」
「いじめてなんかぁないわよぉ~♪ あ、カウント忘れちゃったわぁ。そうねぇ~、ご~ぉ♡」
「テメェぇぇぇ……!!」
陰茎のマッサージから、亀頭を手で優しく包むと、手のひらを使って先端を集中的に攻める。小刻みにカリ首を指先で擦りながら鈴口を円を描くように刺激すると、エヌラスの陰茎からは我慢汁が溢れてくる。それでも必死にこみ上げてくる射精感を、奥歯を噛み締めて堪えている姿にアイリスハートも背中を震わせて感じていた。
「よ~ん♡」
「ん、っ──!!」
耳を甘噛されて、舌が耳たぶを舐め上げる。不意打ち気味の刺激に腰を跳ねさせるが、まだ堪えていた。くすくすとした忍び笑いが聞こえてくる。
「さ~ん♪」
ふと、アイリスハートが急に手を離した。快楽から解放された陰茎が、切なそうに震える。しかし、今度は根本を掴むと自らの割れ目に先端をあてがった。エヌラスの頬が引きつる。
「おま、えぇ……!」
「に~~~い……♡」
ゆっっっくりとカウントしながら、腰を落とし込んで飲み込んでいく。湯船の中で繋がる感覚はいつもとは全く違っていた。お湯の熱さとは違った、肉の暖かさに優しく包まれる陰茎はアイリスハートの膣で脈打つ。挿入感だけでも射精してしまいそうだというのに、そのまま動き始めた。
腰を艶かしく動かす度に波打つ湯船に、耳に吹きかけられる熱い吐息と押しつけられた豊満な胸の弾力。全身で感じるアイリスハートの鼓動に支配されながらも、エヌラスは浴槽の縁を力の限り握りしめて堪えていた。
「いぃ、ちっ♡ ア、ッハ! んぅ!!」
「んぶっ──!? ぅ、ちゅ……はぁ、はぁはぁ」
唐突に唇を塞がれて呼吸が乱れる。集中も途切れ、途端に相手を意識してしまう。口に広がる唾液を飲み込み、口内を貪る舌を吸いながら負けじと相手の口内を舌で舐め回す。
「ちゅぶっ、ん、は! はぶ、んぅ。チュパ……! ん、じゅる……! は、あぁん♪」
「──! プルルート……、プルルート……!」
「エヌラス……、あ、ん♡ あつ、くって♡ あ、はぁ♡ アタシのおなか、きゅんきゅんしちゃうわぁ♡」
よだれまみれになりながら、何度も何度も深く口付けを交わす。一際深く腰を落とし、じっくりと腰を押しつけて小刻みに振るとアイリスハートは勢いよく抜いた。カリに激しく吸いついて削り取りそうなほど擦り上げてくる深い肉ヒダにエヌラスが我慢できず射精しそうになるが、最後の一線で踏み止まる。
浴槽の縁にかけていた手が、ヒビを入れた。
「ぜぇ、ろっ……ん♡ こわしちゃ、だめでしょぉ♪」
「はぁー、ハァーッハァーッ! 悪かった、な……本当に……! 後で、直しておく……!」
我慢のあまり、目尻に涙を浮かべて顔を赤くしているエヌラスを見て、ゾクゾクと背筋を快感と支配感が駆け上がる。アイリスハートの膣が切なそうに震えた。まだまだ、もっともっととせがんでいる身体に乳首が勃っている。なんとか平静を保とうとするが、鼻息を荒くしながらエヌラスに抱きつく。
「よくガマンしたわね……えらいわぁ♪」
「……お前が、我慢できずに挿入した時はマジでやばかった。十秒でイカされるかと思った」
「続きはベッドで……ね♡」
「……はぁ~……」
エヌラスは浴場の天井を仰いだ。
「…………、なぁ、プルルート」
「アイリスハート様、と呼びなさぁい?」
「……えー、アイリスハート様。なにゆえ俺はベッドに縛られているのでしょうか?」
「決まってるじゃなぁい♪ ご・ほ・う・び、よ♡」
ギシッ──。ベッドが軋む。両腕を挙げる形でエヌラスは今、手首を縛り上げられていた。しかも裸で。
仰向けに寝かされている状態から、同じく裸のアイリスハートが跨る。全身をくまなく拭いたはずなのに、一箇所だけ濡れたままだった。秘部から垂れる愛液は大腿を伝っている。我慢しきれないのはお互い様らしい。息を荒げながら下腹部に添えた手で胸板まで撫でる。
「……ハァ~~……♡ う、ふふふ……本当に、おいしそうな身体……♡」
「くすぐったいぞ……」
「ねぇ、エヌラス。ねぷちゃんとかぁ、ノワールちゃんと……ブランちゃんにぃ、ベールさんと向こうでい~っぱいしたのかしら……?」
「…………」
「どうなの?」
「しました……」
四人掛かりで朝まで付き合わされて酷い目に遭った。
「ふぅん、そうなのぉ。ねぷちゃん達ったら、女神様なのにいけないわねぇ」
「お前もな……」
「あら、アタシはいいのよ。だって、エヌラスの飼い主だもの♪」
「ちょっと待ってステイ。いつから俺を」
首に手を伸ばしたアイリスハートが満足げにしている。エヌラスに首輪を付けて、リードを握ると軽く引っ張った。
「っと……」
「────♡」
つられて引っ張られる姿に、頬に手を当てて熱い吐息をもらす。
「アタシの、エヌラスだもの……ね。こっちの次元じゃ、ノワールちゃん達にも、だぁれにも渡さないわよ♪」
「……」
「そうでしょ?」
「まぁ、確かにそう言ったな」
「……うれしい♡」
胸板に頭を預けて、アイリスハートは胸の鼓動に耳を傾ける。いつもより早い心音に胸が心地よい。素肌に垂れる髪のきめ細やかな柔らさかがくすぐったかった。
「アイリスハート……様」
「ん……もっと」
「──アイリスハート様」
「もっとよ」
「アイリスハート様」
「~~!♡」
ゾワゾワとした快感が背中を撫でる。支配感、征服感。自分のものだという独占欲が満たされていく。
エヌラスの頬に手を添えて、左目の刀傷をなぞる。
「ん……」
「……♪」
「触るだけで、楽しいか?」
「ええ。とっても……だって、全部アタシのものだもの……」
跳ねた黒い髪、切れ長の赤い瞳。左目の刀傷。アイリスハートの指先が、顔を撫でていく。
「髪も、目も、鼻も唇も舌も……耳も──全部、ぜぇんぶ……♡ アタシだけのエヌラス」
「…………」
頬をなぞり、顎先を伝い、首を這わせて、鎖骨、胸板。左胸の銀鍵守護器官の魔術紋章。乳首までも指先で弄ぶ。エヌラスがそれに少しだけ吐息をこぼすと、嬉しそうに微笑んでいた。
「──ハァ♡ ん、ふふふ……うふふふ……」
「ん、……くすぐったいって」
「気持ちいいでしょ? 優しく撫でられて」
「ああ……」
「もっと、してほしいかしらぁ……?」
「……お願いします」
「はぁい♪」
快諾すると、アイリスハートは胸に顔を近づけて吐息を吹きかける。それから舌を出して、ゆっくりとエヌラスの胸を舐めて愛撫し始めた。乳輪を舐め回して、唇で乳首をつつく。
「っ……!」
「あらぁ、男の子でもおっぱいは気持ちいいのね……はぷ」
「くすぐった……!」
「かわいい反応しちゃって。……?」
左胸を舐めていたアイリスハートが、ふと怪訝な表情を見せる。心臓まで広がる新しい傷跡に眉をひそめた。
「エヌラス。この傷は?」
「あぁ、ちょっと無茶してな。かなりヤバかった」
「……死んでるわよ?」
「生きてるよ。普通じゃないからな」
面白くなさそうな顔をして、胸に爪を立てる。
「痛ッ……!」
「こういう怪我、二度としないでちょうだい。いいわね」
「努力します……」
「……ほんとに?」
「命に関わる怪我はしません、誓います」
「できない約束はしちゃダメよ。だってアナタ、アタシや他の誰かが傷ついたらなりふり構わないじゃない」
「あー……よくご存知で」
「アタシを、悲しませないでちょうだい。一緒にいて、楽しませてくれたらそれだけで十分よぉ」
「努力するよ、プルルート」
「うっふふふ♪ ……アイリスハート様、でしょ?」
乳首を抓ると、エヌラスが痛みに顔を歪ませた。それを見てアイリスハートは舌を這わせて、胸から腹筋、へそに向かっていく。身体を舐められるたびに何とも言えない快楽が押し寄せてくる。素直な反応が嬉しくて、ますます愛撫がエスカレートしていく。
「ぺろ……ん、ちゅう♡ アナタの身体、傷跡だらけね」
「見苦しくて悪いな……これでも、ん、治そうとはしてるんだが」
「アタシは好きよぉ。頼りがいがあって……れろ」
「おま、え……どこ舐めて……!」
「お・へ・そ♪ それとも、こっちがいいかしら? そうよねぇ、さっきお風呂であ~んなにお預けされていたもの。あは♡ 熱くて、触ってるだけでヤケドしちゃいそうよ♡」
エヌラスの陰茎に触れて、アイリスハートの頬が紅潮していた。熱く脈動する勃起した陰茎は触れているだけで今にも射精してしまいそうだ。相手も今はベッドに拘束して抵抗もままならない。
「ねぇ~、エヌラス~? 楽になりたいかしら?」
「なりたい、です……お願いします」
「それじゃあ、ちゃ~んと“おねだり”しなきゃ、よね」
「~~~~」
屈辱に耐えるエヌラスが睨んでくる。反抗的な目つきも、屈服する気配のない気丈な振る舞いもアイリスハートにとっては嗜虐心が燃え上がるだけだった。
「どぉなのぉ? このまま、アタシの手で満足しちゃっていいのかしら? 我慢できたご褒美に好きなところ、使ってあげるわ♡」
「……胸でお願いします」
「もっと、ちゃんとした頼み方っていうのがあるで、しょ!」
「痛ッッ──!」
アイリスハートが根本を強く握り締める。それでも反応する陰茎に、笑みを浮かべていた。
「あっはぁ……♪ こぉんな風にしてもぉ……気持ちいいなんて、変態さんねぇ」
「悪かった、な……」
「そ・れ・で。ガッチガチなの、どうしてほしいか。ちゃぁんと聞かせて……?」
「アイリスハート様の豊満なおっぱいで挟み込んでシゴキ倒してください、お願いします……!」
「よく言えましたぁ♡ それじゃ、お待ちかねのおっぱいよ。はぁい、どうぞ」
胸の谷間を広げてから、両脇から陰茎を挟み込む。それだけで声を漏らした。
「んっふ……熱ぅい♡ おっぱいヤケドしちゃいそうよ、エヌラス♡」
「アイリスハートの胸、すべすべで柔らかくってすげぇ気持ちいい……」
「でも、ちょっと滑りが悪いわねぇ……ん、ハァ──♡」
エヌラスの顔を見つめながらよだれを垂らし、陰茎を濡らしてく。先端をしゃぶり、舌でまんべんなく舐め回すと、更に唾液まみれにして潤滑油にする。そのまま両手で胸を押しつけながら上下に動かし始めた。たぽたぽとした胸の弾力に挟み込まれて、柔らかくもしっかりと肉厚な乳房で擦り上げられて一度は治まっていた射精感が促される。
「っ──ふ、ぅ……! ん、くぅっ……!!」
「我慢、してるのがアタシのおっぱいからでも伝わってくるわ♡ ビクビク、ってぇ、熱く脈打ってるものぉ……!」
「アイリスハート……ヤバイ……さっきまで我慢してたから、もう……!!」
「どうしよっかしらねぇ~? 出したい? アタシの胸に、精液たぁっくさんビュービューしたいのぉ♡ どうなの、エヌラス。ねぇ~ぇ? どうなのぉ?」
「出したい、です……! アイリスハートの胸、犯したい……!」
「あらぁ、素直で良い子ねぇエヌラス──! でも、ダァメ♡」
「はっ、あ……!?」
根本までこみ上げてきていた熱い精液が、途端に手放された。胸から解放された陰茎は先端から止めどなくカウパーを漏らし、アイリスハートの唾液と混ざり合って亀頭がテカリを見せている。今にも手放しでも射精してしまいそうな陰茎が、熱っぽい紅色の瞳で見つめられていた。