超次元ゲイムネプテューヌZ-血と硝煙と鋼と荒唐無稽- 作:アメリカ兎
スロットコーナーから大魔導師が立ち上がり、リールを回したまま店内を歩くエヌラスとベールに近づく。
「一通り回したが、連中はまだ来ないか」
「暇だったからって大当たり出してたとかじゃねぇよな?」
「ふっ、そんなのつまらんだろう。チャンス目直前まで全部回してやった」
「発想が暇神のそれ」
事実、大魔導師が去った後の台に座った客は一巡目でチャンス目を引いてボーナス確定となっていた。
「私とて暇ではないのだがな」
「退屈してるくせに」
「たまの外出くらいは羽目を外したい」
「外す規模を考えろ」
常に脳の安全装置が外れているような国王がなにを言っているのか。エヌラスが呆れていると、ベールが心ここにあらずという様子で腕を組んで身体を寄せる。歩けるまで回復したものの、下腹部の名残と今も振動を続けている玩具の甘い刺激が絶え間なく襲ってきていた。それを顔に出さないよう、必死に平静を装うので精一杯だ。
店内を見渡してみても、通常営業の平常運転。特にこれといった問題は起きていない様子だ。
念の為スタッフにも確認を取るが、異常なし。相変わらずエリナのテーブルが人気くらいのことだった。
「面倒だな。いっそのことこちらから出てやるか」
「そうした方が早くないか……? もう夜だし、いいだろ」
「ふむ……」
頷き、大魔導師はカジノ場の外に出る。不安になったエヌラスもベールを連れて後を追う。
月を見上げて、目を細めた。今宵は満月──そのはずはないのだが、満月ならば、そういう気分なのだろう。月の姫君にもほとほと困りものだ。その日の気分で月の欠けを操作してしまう。
だからこそ、ならば好都合だ。大魔導師の足元に魔法円が広がる。エヌラスはその術式を解析しようとするが……全くこれっぽっちも理解が及ばなかった。
「エヌラス、見て覚えろ。お前に渡した武器はな──こう使うんだ」
影が蠢く。大魔導師の足元から無数に広がる影法師は街に溶け込む。
「“
闇が波打ち、水面のように揺れる影がアクア・エデンを網羅していく。その影に人々が触れても気づいた素振り一つ見せない。
「エヌラス。そこを動くなよ」
「はいよ」
「何が起きてますの……?」
「師匠の影に触れると、ヤベェ」
「どう、ヤバイんですか?」
「端的に言えば、溶ける。それぐらいしか俺には分からん」
今回の大魔導師が扱う魔術の数々は、これまでに見たことがないものばかりだ。死霊秘術の主とだけはある。
「聞こえているな。吸血鬼残党ども──この私が、直々に出向いた上で相手をしてやると言っているんだ。手間を掛けさせるな。さもなくば。このカジノ都市を丸ごと
影が街灯に伸び、その足元から腐り落ちて闇へと呑まれていく。それは警告であり、同時にそれを都市規模で“やる”と示していた。
「私はかまわんが。──三秒だ、顔を出せ」
一秒、二秒……大魔導師が指を鳴らそうとした直前に、吸血鬼残党が飛び降りてくる。街の異変に気づいたのだろう。数にして、五十人はくだらない。
「貴様らを相手に無駄にする時間など、それこそ犬の餌にもならん話だ」
「馬鹿め、大魔導師。今宵は満月だ!」
「そうだな。貴様ら吸血鬼はそういう生き物だ。だから? それがどうした?」
地に足をつけた吸血鬼が飛びかかろうとして、地面に縫い付けられたように足が動かなかった。それどころか指先一つ動かせない。唯一動く目で足元を見れば、コールタールのような影がベッタリと太ももまで這い上がっていた。
大魔導師はそれを見て、ゆっくりと近づく。
「貴様らなど指先一つで充分だ。そのためだけに、今回は下準備をしてきたのだから」
吸血鬼の前に立ち、白手袋を詰めてから親指で中指を留める。額に向けて、ぴたりと照準を定めた。そして──大魔導師のデコピンが吸血鬼の頭に触れた瞬間、上顎までが吹き飛ぶ。
「一人ずつだ。震えて待てよ」
順番に、丁寧に、一人ずつ。大魔導師は涙を流して震える吸血鬼達の頭を指先ひとつで吹き飛ばしていく。その死体は足元の影に呑み込まれて消えていった。
そうして、大魔導師による吸血鬼残党の処刑が終わる。返り血ひとつ浴びることなく済ませると街を包んでいた粘つくような威圧感が消えた。
「さて、土産を買って帰るか」
「……なぁ師匠。土産って」
「マリーのバニースーツだ。安心しろ、着せたら写真を撮ってお前に送ってやる」
「送んな!!」
「いらんのか」
「めっちゃ見てぇよ!!!」
自分にバカ正直に答えたエヌラスはベールに頬を抓られた。
ホテルに戻ってきて、受付で鍵を受け取る。すると、それと一緒に紙袋も手渡された。何かと尋ねれば、大魔導師からの贈り物らしい。
部屋に戻ってきてからエヌラスが紙袋の中身を取り出せば、それはバニースーツだった。ご丁寧にウサ耳とカフスと網タイツとタイリボンと、フルセットで入っている。何考えてんだあの人は。
ベールが物欲しそうにじっと見つめている。
「……うさちゃんプレイ、ですの?」
「いや、そういう目的ではないと思うが……ん? なんだこのメッセージカード」
一緒に入っていたカードには『楽しめ』とだけ書かれていた。
サンキュー大魔導師、ぶん殴らせろ。
ベールがカードに書かれていた文面を読んで、顔を赤くする。やがて、ロングスカートを持ち上げてすっかり濡れて汚れたパンツを見せた。太もものローターは、まだお尻の中で振動しているがそろそろバッテリーも無くなるだろう。
「お楽しみ、ですわね……わたくし、ずっと待ちきれなくて」
「……じゃあ、まずは風呂に入るか」
「ええ、ええ♪ すみずみまで綺麗にしてさしあげますわ♪」
「なんか、嬉しそうだな。ベール」
「わたくし、やってみたいプレイがありまして。よろしいでしょうか」
「どんなのだ?」
「授乳手コキですわ」
──いや、まぁ。確かに。やってみたいプレイがあるというから聞いた俺がバカだったかも知れないが、それはそれとしても確かにまぁそりゃやってみたいんだったらやってみればいいと思うぞ俺は。しかしよりにもよってそのプレイを選ぶとかどんだけマニアックなゲームやってるんだベールさんよ。女性にバブみ求める男性は近年急増してはいるが、そもバブみってなによ。そんなの俺はよくわからないぞ。胸か? 胸なのか? そういえばユウコもデカイ。
かくして。シャワールームで二人仲良く裸でマットに寝転ぶ。
胸を押しつけて、キスをしながらベールがエヌラスの身体をシャワーで流していく。横になって舌を押しつけ合うのは、なんとも言えない官能的な感覚で胸が満たされた。シャワーの音に混じって唾液を飲み込む音が室内に響いて鼓膜が甘く刺激される。
「んっ、ふっ……んっ、あ。ちゅぱっ、ちゅるっ……んむっ、んっんぅ……」
「ふ、あ……ベール……舌、気持ちいいか?」
「ええ♪ ベロチュー、好きですわ♪ もっと、いただいても?」
「……なんというか、贅沢な事をしている気が」
「リーンボックスの守護女神と一緒にお風呂、それも身体を流してもらうなんてこの上ない贅沢ですわよ?」
いや、それを言ったら他の女神も──やぶへびだ、やめておこう。せっかく相手が乗り気なのだから気分を害しても悪い。
熱湯で十分に身体を温めてからベールは馬乗りになるとボディシャンプーを泡立て、エヌラスの胸板に手で塗りたくった。それがまんべんなく塗られたことを確認してから身体を重ねる。
むっちりとした太ももに挟まれた陰茎と、ハリのある弾力を押しつけられる胸がくすぐったい。
「よい、しょっ……。確か、こう……ですわね……ん、しょ……うふふ。どうですか、エヌラス。わたくしの身体、きもちいいでしょうか?」
「気持ちよくないわけがない……」
「では、どこが気持ちいいのか。ちゃんと、口で教えてくださいませ?」
「全身……」
「もうっ。それではいけませんわ」
「……、特に、胸が気持ちいい。太ももで挟まれるのも良いんだけど、やっぱ自慢してるだけあって、その……堪らん」
「それはなによりですわ……あんっ♪ 我慢しているエヌラスの顔、とってもかわいいですわよ。さぁエヌラス、もっと、わたくしに、かわいい顔を見せてくださいまし♪」
「う、お……!」
思わず声が出てしまう。反応するたびにベールが嬉しそうに優しさに満ちた笑みを見せてくる。つい、それに身体を委ねたくなってしまい、口を手で隠した。すると、唇を尖らせて機嫌を損ねている。
「エヌラス。ガマンしては身体に毒ですわ。遠慮なさらずに、わたくしに任せてくださっていいんですわよ?」
ヌルヌルとボディシャンプーをローション代わりにして、ベールが豊満なバストを押しつけ、乳頭がお互いの乳首で擦れる。それだけでも変な声が出そうになっていた。
「男の人でも、おっぱいは気持ちいいんですの? そんなに、悩ましい顔をされてはわたくしも身体の奥が火照ってしまいますわ」
「……バカなこと言っていいか」
「どうぞ」
「谷間が、すごいな……」
「あらあら、まぁ♪ わたくしの胸に熱い視線が向けられていると思えば、エヌラスったら」
胸の谷間にまで入り込んだボディシャンプーは泡立ち、それがベールの胸を照りつけている。谷間に出来た影を見ているだけで、股間が熱くなってきていた。寝起きに自分の男根を挟み込んでいた胸と、熱く湿った唇が目と鼻の先でいやらしく前後しているのを見せつけられて興奮しないはずがない。
ふと、身体を起こすとエヌラスの腕を取り、胸で挟み込んで全身をこすり付ける。ベールの肢体に包まれて洗われる腕は谷間からへそまで、太ももにまで包まれていた。
「ん、しょ……よい、しょ。確か、こうして……難しいですわね」
「べ、ベール? そこまで洗わなくても」
「いいではありませんか♪ わたくしも、良い練習になりますし」
「なんの? というかぶっつけ本番だろ?」
「まぁ、それをわたくしの口から言わせるんですの?」
「なんでもいいが、俺が理性を保っていられるうちに済ませてくれ……」
「は~い」
左腕から、右腕に位置を変える。同じ方法で洗うと、今度は泡立てた手で男根を包む。ゴシゴシと竿から玉の部分まで丁寧に洗われて、エヌラスは声を押し殺していた。
「っ~~」
(あらあらまぁ、うふふ♪ そんな顔もするんですわね♪)
手を離し身を乗り出してベールはエヌラスに顔を近づける。目が合い、互いの瞳から視線を外さない。手を伸ばして、亀頭を優しく撫でて集中的に攻める。先端の部分が敏感らしいので、頭から割れ目まで、首の裏まで丹念に指の腹でゆっくりと撫でていくとエヌラスの顔がみるみる紅潮していった。
「んっ……っ……!」
「エヌラス、わたくしの手コキ、気持ちいいですか……?」
優しく耳元でささやくと、エヌラスが小さく頷く。足を持ち上げて、全身を使って洗い終わるとベールは慣れないことをして息を荒くしていた。
「少しだけ、疲れましたわね……」
「ベール、おしり……丸見えだぞ」
「エヌラスこそ。わたくしのおなかで、熱くなってますわよ」
「……触っていいか?」
「あんまり、いじめないでくださいましね♪」
お尻を振ってアピールすると、エヌラスの手が優しく撫でていく。強い弾力に押し返され、指が半ばほど肉に沈んだ。スベスベとしたお尻を撫でるだけでも心地よい。鷲掴みにすると、ベールが素っ頓狂な声を出して背中を反らした。
「んヒぃぅっ!? え、エヌラス! わたくし、今いじめないでって言いましたわよ!?」
「いじめてないぞ?」
「だ、って、いま……おしり、ぎゅ~って……」
「こうか?」
「ンッ、ひゃうぅっ♡ も、だめですわぁ! さっきまでずっとお尻で焦らされてて、そっちは敏感なんですのぉ!」
「ほほう」
「ほほう、ではなくってぇ! エヌラス、広げちゃ……!」
ベールの尻肉に埋もれたアナルを広げてみると、確かに弛んでいる。ずっと振動にさらされていたからか、落ち着かない様子でひくひくと動いていた。エヌラスが指で触れると、強い抵抗感に阻まれる。何度か指で押してみると、甘い声がもれていた。
「ん♡ あっ♡ んぅ……! エヌラス、そちらでも、してみたいのですか……?」
「ベールが良ければ、シテもいいぞ」
「では……まずは、わたくしの要望通りに」
お互いの身体をシャワーで洗い流し、手招きするとベールが膝枕でエヌラスの頭を乗せる。そのまま自分の胸を顔に向け、空いている手で硬くなった陰茎を握り、ゆっくりと上下させた。
「さぁ、エヌラスお待ちかねのおっぱいですわよ♪」
「ん、むぅ……じゃあ、いただきます……はむっ」
「あんっ♡」
ベールのおっぱいに吸いつき、舌で乳輪をなぞりながらしゃぶる。それを見つめながら手で陰茎を愛撫し続けるベールの顔は、快感に満ちた表情をしていた。
「ああ、まるで夢のようですわ……エヌラスが、わたくしのおっぱいに夢中になって……♪ んっあんっ……もっと、強く吸ってもいいですわよ……」
「ん──!」
「んぁ、はぁ♡ はぁ、ん! わたくし、これじゃおっぱいミルク出てしまいそうですわ♡」
「ちゅぱっ……じゃあ、こっちもちゃんと刺激してやらないとな。はぷっ」
逆側の胸にもしゃぶりつき、手持ち無沙汰な片手で空いた乳房を鷲掴みにして揉みしだく。重量感のある胸は、先端だけがコリコリとした感触をしていた。乳輪から乳頭まで爪で掻いてやるとベールが手を止めて背筋を震わせる。
「あっ──!! わたくしも、エヌラスのみるく……早く欲しいですわ」
「ん、ふ……!」
「ですから、さぁ♪ こうして、クチュクチュっとしてさしあげますね♡ いっぱい気持ちよくなって、いっぱいビューッて、わたくしの手に、出してくださいませ」
ペースを上げて、ベールは男根を激しく擦る。手のひらで先端を集中的に責めながらもカウパーで竿の部分も根本から搾り取るような手付きで何度も擦り上げ、やがて手の中でエヌラスの陰茎が大きくなると、手で包み込む。
射精の感覚に、思わずエヌラスもベールの乳首を強く噛んでしまった。それは不意打ちだったのか、お互いに身体をビクビクと反応させながら果てる。
「あッ、~~~~♡♡ ん……熱いの、いっぱい……♡ わたくしの手に……びゅ~って……♡ とっても、エッチですわぁ……」
「は、ァ……! ベール、大丈夫か。いま、胸噛んじまったけど……」
「ちょっとだけ、痛かったですけれど……気遣ってくださって、ありがとうございますわ♪」
「じゃあ、今度は俺が楽しませてもらう番だな」
「んっ♡ そんなに急かさなくても……ぁ、もう元気になって……♡」
「満足するまで、ベールに責任取ってもらうからな」
「あひっ、ん!! そんな、腰を掴まれては♡」
「ちょっと、チクッとするぞ」
「んぁぁぁあひぅ!」
電力を調整して、ベールのお尻にあてがった指から放出させた。ピリピリとした感覚に、反射的に背中を仰け反らせてしまう。間髪入れずあてがわれた熱い男根のサイズに、不安感が押し寄せてきた。愛液で濡れそぼる秘部でしっかりと湿らせてからエヌラスは先端を一気に押し込んだ。強い抵抗感も無視した挿入は、キツく締められたアナルへ強引に侵入を果たす。
「あっ、ヒッ♡ これ、ダメ……! 太すぎ、てぇ♡ エヌラス、もっと、やさし、く……!」
「こっちは初めて、だもんな……。ほら、ゆっくりいくぞ」
「ぁっ、まっ……んっくぅ! ひぅ、あっ!」
「ベールのお尻、すげ、ゴリゴリって……擦れて、気持ちいいか?」
「きもひ、いいですっ♪ お腹の後ろから、熱いのが、んっ♡ わたくしの、ことを♡」
「もうちょっと、深く挿れるぞ──そらっ」
「ひっ、んっ!」
ベールの腰を押さえつけて、エヌラスが更に深く突き刺す。アナルが拡張され、咥えこんでいくがピリピリと麻痺したお尻の感覚にベールは快感しか覚えなかった。
「あ、ひんっ♡ わた、くしぃ、これクセになっちゃ──! んっ、ハァ!」
「なんだ、ベールはおしりの方が好きなのか。胸だけじゃなくて、こっちもデカイからな。俺はどっちも好きだが」
「え、エヌラス。ノワールとは、後ろでシタんですのっ、ぁっ!」
「いや、中々ガードが固くてな。ちょっと弄ってやったくらいで──」
「それなら♡ わたくしがリードですわ♡ んッ、くぅんっ♪ おしりも、負けていませんわ♡」
ノワールのお尻に比べれば肉付きは多く、だが大きすぎない。むしろより濃密に引き締まった尻肉は手触りもよく、ずっと触っていられる。揉みごたえもある。鷲掴みにして広げながら突き上げるとへたりこんでしまった。
「あひッ♡ そん、な! いきなり、なんてぇ……んっ、はっ♡ 激し、過ぎですわぁ!」
「ベールが、そんな風にいやらしくよがるのが悪いんだぞ! っ、この、エロ女神め!」
「んひゃあぁう! エヌラス、だめ、だめですわ! いけませんわ、わたくし、このまま、じゃぁ──おしりで、イカされちゃ……♡」
「お尻で感じるなんて、エッチだな」
「ンッ~~~~!!!」
一層キツく閉じられたアナルが、エヌラスの陰茎から精液を搾り取る。腸内に注がれる熱い感覚にベールの身体が何度も小刻みに跳ねた。引き抜かれようとしていたモノが、今度は一際深く突き上げて今度こそ絶頂に達する。やがてゆっくりと引き抜かれると、ぽっかりと開いたベールのお尻からは精液がこぼれ出していた。