超次元ゲイムネプテューヌZ-血と硝煙と鋼と荒唐無稽- 作:アメリカ兎
ベッドに二人の身体を投げ出す。ネプテューヌもアイエフも全裸のまま、エヌラスもおなじように。
「さて。それじゃあ──」
「あーいちゃん♪」
「うひゃあ!? ど、どこ触って」
「おぉー、なだらかでありながら柔らかいこの感触……うんうん。あいちゃんも女の子してるんだなー」
「どういう意味かしらね……!?」
胸のサイズで言えばお前もそう変わらんだろうに。敢えて口にしない。
ベッドに身を乗り出して、後ろから胸を揉まれているアイエフに迫る。頬に触れてみると小さく身体を強張らせた。
「……いいか?」
「い、いいって。なにがよ?」
「挿れてもいいかって」
「……正直なところ、ねぷ子に、ん……っ、見られたくはないんだけど」
「んじゃ目隠しして縛っておくか」
「えー、またぁ?」
「また!? アンタ前もそんなマニアックなことしてたの!?」
そういえばそうだ。エヌラスの趣味に、アイエフが口元を押さえながら涙目で見つめてくる。しかし、とはいえ。見られたくないという割には、随分と──。身体を拭いたというのに、股ぐらは再び熱く濡れていた。
「ネプ子、女神化できるか?」
「え? やってみるけど、疲れるからあんまりしたくないなー」
「無理にとは言わない」
「うーん、でもエヌラスからのお願いだし、やってみるね。とやー! ──ふぅ。女神化は問題なさそうね」
アイエフの背後でパープルハートは身体の感覚を確かめるように手を握る。それから、再び胸を揉み始めた。
「ちょ、んぅ、ねぷ子、アンタね。女神化してやることが、っ、私の胸を揉むってどうなの?」
「いいじゃない、少しくらい♪ あいちゃんのおっぱい、小さくてかわいいわよ」
「女神化すると、んぅ! おっきくなるアンタと違うのよ」
「こっちは、どうかしら?」
「んひゃぅ!」
「うふふ、かわいい♪ エヌラス。あいちゃん、準備万端みたいよ?」
「らしいな」
エヌラスが足を広げさせると、手を伸ばして止めようとする。開脚させられて身体を近づけると息を呑んだ。
「まっ……あの、心の準備とか……ねぷ子もいるし……」
「アイエフ」
両手を頬に添えて、エヌラスがいつになく真剣な表情で見つめる。赤い瞳に射抜かれて身動きが出来ずに見つめ合いながら次の言葉を待った。
「俺だけ見てろ、いいな」
「──」
「返事は?」
「わ、わかったわ……」
「エヌラスったら、最近は随分と情熱的ね」
「そうか?」
ゆっくりを挿入し、その感触に息苦しさを感じたのかアイエフが小さくうめき声をもらす。
「ん、ぅ……!」
キツい膣口に亀頭を沈ませて、割れ目を広げるようにストロークを繰り返して慣らしていく。先端から伝わる膣内の熱さに、エヌラスも吐息をこぼした。やがて、半ばほどまで腰を沈み込ませていくとアイエフが声を押し殺して身体を震わせる。
「ひぅ、ん! ぅ……!」
「やっぱ、キツイな……大丈夫か?」
「ええ、大丈夫、だから……動いて」
腰を振り始めるエヌラスの顔を見つめながら、身体に貫く熱い感覚を下腹部に感じていた。口を固く閉ざし、自分の頬を撫でて動く姿はなんともいえない気持ちが胸の奥に込み上げてくる。
手を伸ばし、アイエフも頬に添えた。やはり、目につくのは左目の刀傷。深く傷ついた痕を親指で撫でる。身体も傷痕だらけで、何度見ても慣れない。それでも、何故か。どうしようもない思いが胸の奥から湧き上がってくる。そして、それに刺激されてますます敏感に感じてしまう。
「ふ、ぁ! んぅ!!」
「ん……っ、締まってきたな。ここ、気持ちいいのか?」
「わか、んないぃ! なん、か……急に、ぁ!」
(あいちゃん……とっても気持ちよさそう)
「んひゃ、ねぷ子、オッパイ、今はダメ、だからぁ!」
控えめながらも主張する乳首に指を這わせる。指先で先端を弾きながら、何度も往復させると身体をのけぞらせながら連続して押し寄せてくる快楽の波に抗っていた。だが、それを逃さまいとエヌラスの腰が深く突き上げてくる。前後を挟まれて逃げ場のないアイエフは首に手を回して強く抱き寄せた。
近づく顔同士に、涙で潤んだ瞳が見つめてくる。口腔からは何度も甘い声を挙げながら舌を出してくる。エヌラスは自らも舌を絡ませて何度も突き上げた。奥を小突く度に身体を跳ねさせて感じる姿に興奮を覚える。それが、竿の根本から熱く滾っている欲望を吐き出す引き金となった。
全身が敏感になっていたアイエフは快感の虜になりながら、身体で受け止める。膣内で熱く脈動する陰茎を感じながら、満たされていく感覚に思考が真っ白になっていく。時間を掛けて射精を終えてから、エヌラスと唇を離すと目は虚ろに彷徨い、口からは乱れた吐息がこぼれていた。
「ぁ、んぅ……はぁ……はぁ……!」
「アイエフ……」
「んー……ぁー……も、だめぇ……」
身体の芯から力が入らないのか、ぐったりと投げ出す。パープルハートはそんな親友の体をゆっくりとベッドに横たえさせた。
「あいちゃん、お疲れ様♪ ゆっくり休んでて」
「んぅ~……」
「さ、エヌラス。次はわたしの番ね。今夜は寝かせないわよ」
「なんで女神はこう、どいつもこいつも欲深いんだ……」
「失礼ね。自分に正直と言ってほしいわ」
裸のパープルハートが白く染まった陰茎に舌を這わせて精液を舐め取っていく。しっかりと綺麗にしてから、喉を鳴らして飲み込むと少しだけ渋い表情をした。
「いつもより、薄くないかしら……飲みやすくてわたしはいいけれど」
「そこまで回復に回してないからな」
「……むぅ」
「なんで不満そうにする、そこで」
「なんでかしら……? わたしにもわからないけれど……こう、胸の中でモヤモヤするわ。ノワールやベール達とは、沢山したのよね? もう、ベールったら戻ってくるなり自慢話ばかりで」
「あの野郎……!」
服を買ったとか、カジノ都市でコスプレをしたとか、そんな明るい話題ばかり。それを聞いて自分の番はまだかと眠れない日々がちょっとだけ続き、いざ自分の順番が来たと思えば。頬を膨らませてエヌラスの鼻に指を突きつけた。
「満足させてくれるまで、寝かせないわよ」
「はいはい、わかりましたよ。女神様」
体を擦り寄せてくるパープルハートを抱きしめて、女神の肢体を感じながらエヌラスは頬を寄せる。
そのまま足を抱えて押し倒し、秘部に触れるとすっかり熱くなっていた。指で愛液をかき出すようにして塗りたくると、クリトリスを指で撫でる。
「あ、んっ」
「お前もすっかり準備万端だな」
「だって、あんなの見せつけられたら……我慢できなくなっちゃうわ」
「じゃあ……挿れるぞ」
「んっ……! ぁ、つぅい……♡」
「まっ、たく……! 人を、休む暇もなくこき使いやがって……!」
腰を掴み、打ちつける。肉のぶつかり合う音、ベッドが軋む音。卑猥な水音が部屋に響く。パープルハートも喘ぎ声を挙げながら交合に身を委ねていた。
体位を変えて、騎乗位で腰を動かす度に豊満な胸が揺れる。それを下から支えるように揉みしだきながらエヌラスも突き上げていた。奥深くまで咥え込むと体を震わせ、息を乱れさせて休むパープルハートから一度引き抜く。
「エヌラス……?」
「たまには、ちょっと刺激的なこともしたくなる」
「きゃんっ」
窓際に体を押しつけさせて、後ろから挿れる。カーテン越しに見える夜のユノスダスは昼間とは違う明るさを見せていた。貸家の住宅街は灯りもなく、人気のない区画とはいえ外の景色が見えるというのは恥ずかしい。
「え、エヌラス、これじゃ……あんっ、わたし、見られちゃ──!」
「誰もいないだろ?」
「そう、だけど……んぅぅ!」
「……興奮してるか?」
「だ、だって、こんなの──! あ、はぁ!」
よりきつく閉じられる膣は、搾り取ろうと中で蠢く。肉棒を逃さまいと包み込んでくるパープルハートの身体は、言葉にならないほど美しく月明かりに照らされていた。
「あ、うそ、まだ、固く……んぅ! エヌラス、また、おっきく……は、ぁん!」
エヌラスは後ろから手を掴み、逃げられないように壁に押し付ける。窓に胸を潰されながら、密着してくる肉の感覚にパープルハートは自分が興奮していることに驚いていた。
「や、あぁ! だ、め! これ、癖になっちゃったら、どうするの……?」
「その時は、その時だ。はむっ」
「~~~~」
耳を甘噛して、舐められる。それだけでも頭の奥までピリつくような刺激に震えてしまう。
「エヌラス、ほんと、に……だめ、よ……! こんな、ぁんっ! 恥ずか、し……!」
「口はそう言ってもこっちは、キツくなってるけどな」
「だ、だって! ん……!」
突き上げてくる熱い陰茎が自分の身体を犯す度、足腰に力が入らない。そうすると、ますます深く中を満たしてくる。なんとか後ろを振り向くとエヌラスの顔がすぐそばにあった。
優しく微笑む顔を見るだけで、胸が熱くなる。手を離すと、再び体位を変える。足を持ち上げて向かい合うようにして、三度目の挿入を果たした。
「悪い、ネプ子……そろそろ、限界だ……」
「あ、ふぁ……ええ、いいわよ……このまま……ん、ちゅ……ッ~~!」
ラストスパートをかけて一層激しくなる腰の動きに身体を揺らしながら、パープルハートはエヌラスと舌を絡ませながら唾液を貪る。飲み込む音と同時に、下腹部に注がれる熱い感覚に足を震わせながら腰を落とし込む。根本から搾り取るような腰つきにエヌラスも思わず声を押し殺した。
「ん、っ……!! は、ぁ……ハァ、ふぅ……!」
「んぅ~~……♡ あ、こんなに、たくさん……」
竿を引き抜かれ、それから自分の指で広げるとすぐに精液がこぼれ落ちる。それを指で掬い、舐め取ると満足したような笑みを向けてきた。
「んっ♡ さっきよりも、ずっと濃いわ……」
「お前が、あんなことを言うからだろ」
「あら。わたしのために、頑張ってくれたの?」
「……言わせんなよ」
「──♪ 嬉しいわ、エヌラス」
二人が再びベッドに身体を倒すと、今度はアイエフが覗き込んでくる。
「アイエフ? どうした……」
「…………べ、別にどうも」
「もしかして……あいちゃん、またエヌラスとエッチしたくなっちゃったのかしら?」
「そ、そんなわけ……ただ、裸で寝たら風邪を引くと思って」
「裸で暖め合うなんて、なんだか恥ずかしいわ」
「さっきまでそれより恥ずかしいことしてたでしょ。もう、いいから寝るわよ。もう満足したでしょ、ねぷ子?」
「そうね。久しぶりで、わたしも疲れちゃったわ。ただでさえ女神化しているのだもの」
──そこで、ふと思う。
「なぁ、ネプテューヌ。もしかして、俺の為に頑張ってくれてたのか?」
「当たり前じゃない。今さら何を言ってるのよ」
「…………そうか」
「ッ! ~~~~、エヌラス……またこんなにしちゃって……もう」
「いや、その……なんかスマン」
「あー、もう! このエロ女神とエロ河童! さっさと寝なさいよ!」
アイエフの怒鳴り声が響くが、それが間もなくして喘ぎ声に変わったのは言うまでもない──。