超次元ゲイムネプテューヌZ-血と硝煙と鋼と荒唐無稽- 作:アメリカ兎
パープルシスターが騎乗位の形で跨がり、身体を重ねる。
「ふあ、あぁ……ん」
背中をなぞるだけでも甘い声を漏らす。髪を指で梳くとサラサラとした艶のあるロングヘアーが心地よい。そのまま頭を抱き寄せて、首筋に舌を這わせると甘い声を押し殺していた。
小さく震えるパープルシスターの割れ目に指を添え、入り口を丹念に撫でる。指先が湿り、熱を帯びた愛液が溢れてきた。
「んゥ、エヌラスさん……! ひゃ……やぁぁ……!」
「すぐこんな風になるなんて、我慢してたのか?」
「~~。だって、エヌラスさんとお姉ちゃんのあんなにエッチなの見せられたら……ん!」
十分に濡らしてから割れ目に当て、焦らすように入り口に擦りつける。挿入していくと、パープルハートよりも密着感のある熱い感触に包まれていく。
「はぁ……あ……んんっ、あっ……!」
十分に奥まで挿れてから、パープルシスターの身体を片手で支えて胸を吸う。控えめながらも、しっかりと主張する乳首を舌で転がす。そんな愛撫に感じながら、エヌラスの頭を抱き寄せてパープルシスターが熱い吐息を乱していた。
「これ、くすぐった……んひゃあぁ……ふっ、んぅぅ! エヌラスさん、そんな焦らさないでくださ……きゃふぅっ!」
空いている片手で更に片方の乳首を摘み、指で転がしていく。手の中で自在に形を変える胸を揉みながら、腰を動かす。キツく締まる膣との密着感は何とも言えない快感を与えてくる。
「ふ、あぁ……あつくて、溶けちゃいそうで……んっ、くぅぅん! エヌラスさんので、おなかいっぱいで……ふ、ぅ……!」
「ネプギアの中も、トロトロになってて気持ちいいぞ」
「ほんと、ですか……? じゃあ、いっぱい、きもちよくなってくださいね……んぅ! ふぁ、そこ……!」
声を我慢しながら身体を小さく震わせるパープルシスターの反応に、エヌラスの目が合った。
「あの、今のは……その」
「ここか?」
「あっン! そんな、いじわるしちゃ、きゃ、んゥ!!」
天井を擦るように腰を動かすとよりキツく締まり、搾り取られそうになるのを我慢しながらゆっくりとパープルシスターの身体を堪能していく。胸から、今度はお尻を持ち上げて後ろの穴を広げながら突き上げる。全身を快感に襲われて、口元をだらしなく開けながらエヌラスの竿を咥える身体を仰け反らせた。呼吸も段々と激しく乱れて、そろそろ達しそうな事が分かる。
「エヌラスさ、わたし、キちゃ──ふあ……! ん、ぁ! だめ……、んっ、あぁぁぁっ!」
強く身体を抱きしめて、膣が激しく痙攣した。それから、すぐに脱力しきったパープルシスターが体重を預けてくる。小刻みに震える肩を抱きしめて、目尻の涙を拭いながら額に口づけするとゆっくりと引き抜いていく。
「あ、の……わたし……!」
顔を真赤にして頭を預けてくるパープルシスターを、勢いよく突き上げると身体を大きく跳ねさせた。
「ふあぁぁっ!? あ、あの、エヌラスさ──!」
「ネプギアは悪い子だな。勝手に一人でイッたりして。俺がまだ満足してないんだから、もうちょっと頑張ってもらうぞ」
「だ、だって、わらひ──ひぅぅ! あの、や、め──ひゃぅぅっ!」
ガクガクと腰を震わせているが、そんなことはお構いなしにエヌラスが何度も腰を打ちつけると限界に達したのか潮を吹いて全身を強張らせる。痙攣する膣に搾り取られるように精液を吐き出すと声も出ないのか小さく嗚咽を漏らしていた。
「んっ、ぁ──ふぁ……ぁぁ……!」
「ふぅ──はぁ、っ……! ネプギア、おつかれ……」
「いじわる、しちゃ……やですぅ……」
「でも気持ちよかったんだろ?」
「それ、は……っ~~、もう……!」
眉をつりあげて頬を膨らませる涙目のパープルシスターと見つめ合い、竿を引き抜く。舌を出すと、それに応じるように小さな口を懸命に大きく開けていた。口内に舌を滑り込ませるとぎこちないながらも一生懸命に応える。
「ん、ぁ……ぺろ、れろ……ん、ちゅ……ちゅぱっ──ん、ん、んぅ~……ふぁ……」
「…………」
「…………、あの、エヌラス、さん……?」
「ネプギア。ごめん無理。我慢できそうにない」
「ひ、やぁぁぁん!」
──零次元の探索が続くエヌラス達一行とは別に、一方でのゲイムギョウ界。
いまだ帰ってくる目処が立たず、連絡も取れないネプテューヌ達を心配するイストワール。そして、プラネタワーではミニチュアフォートクラブをメンテナンスしている眼鏡を掛けたショートヘアの青年がいた。修理道具を用意して、片手で画面を見ないまま接続したタブレット端末をタップしている。人工知能のアップデートやソフトウェアインストールの片手間でゴミ掃除などをしてくれていた。本来ならネプギアのものなのだが、開発に携わった物としてそこはご愛顧。
「すいません、ソラさん。わざわざご足労頂いたのに、教会のお仕事まで任せてしまいまして」
「いえ、いーすんさん。お気になさらず。僕もフォートクラブや技術交流の一環でこちらに用事がありましたので」
守護女神が不在。その妹の候補生も不在。元々国家運営はイストワールが担っていたところがあるプラネテューヌだが、そのスペックは決して過信出来ない。それに今はつながらない通信を繰り返しているため、そちらに割く容量が中々確保するのが難しかった。
機嫌が良いのかハサミを振り上げて身体を左右に揺らすミニちゃんを綿棒で撫でながら、ソラはコンパが淹れてくれたお茶を飲みながらもう一つのタブレット画面を操作する。
「イストワール様、ただいま戻りました」
「おかえりなさい、アイエフさん」
「どうも。お邪魔していますよ」
「あら、ソラじゃない。こんにちわ」
「プラネテューヌとの技術交流の件で。はい、こちらをどうぞ。目を通しておいてください」
「助かるわ。それと、通信技術関係は進展してるかしら?」
「ええ。そちらとの規格と合わせるために、現在インタースカイの方で調整中です」
デスクワークには滅法強い。話を通してから一週間程度しか経っていないにもかかわらず既に目処が立っている。どんな速度で仕事をすればそんな早技になるのか疑問すら浮かぶ。
「で──本題ですが。エヌラスとも連絡がつかないので僕にお声が掛かったっていうのはとてつもなく不満なんですけれど」
「すいません。頼れそうなのがソラさんだけでしたので」
「………………消去法でいけば僕しかいないのか」
大魔導師、論外。ユウコ、多分戦力外。アルシュベイト、力及ばず。ドラグレイス、門前払い。剣姫、話にならない。
結論。ソラ一択。
ため息をつきながら、ソラはミニちゃんのメンテナンスを終えると道具を転送させる。とはいえ自分もそちらに関しては助力できそうにない。
「残念ながら僕も……」
「……」
「……」
断ろうとするが、イズトワールとアイエフ、コンパの期待の眼差しにソラは目を背ける。
「……まぁ、何とかできるだけのことはしてみます」
「本当ですか? 助かります」
「話がわかる人って素敵よね」
「ありがとですぅ、メガネさん」
(ちくしょう、なんでアイツの面倒事が全部僕に回ってくるんだ。絶対おかしいだろ世の中)
さりげない不満を抱えつつ、まずは現状打開の為に情報収集。その途中でアイエフの携帯が鳴った。
「ちょっと席外すわね。もしもし、どうしたの? ええ……えぇ!? またあのバカ共が問題起こして──、あ、主犯じゃないのね。まぁいいわ、まとめてしょっ引いてちょうだい。ええ、問答無用で。わたしの名前出したらおとなしくなると思うからお願い、それじゃ」
「なにかあったんですか?」
「守護女神近衛機兵団がまーた一悶着起こしたのよ。ま、副次的なものらしいんだけどね。まったくあの連中は一日一回問題起こさないと気が済まないのかしら」
「あいちゃん、最近はずっとロボットさん達と一緒ですからね~。いっつも怖い顔してるですぅ」
「はぁ……わたしとしても、あんまり怒りたくないし関わり合いになりたくないんだけど、対策チームである以上はしょうがないのよね……」
「人工知能積み替えます? 多分僕なら出来ますけど」
「やめとくわ。一周回ってまともになられても困るし」
問題行動が目につくが、それがまたプラネ市民にも親しまれている様子。ことAIの開発に関してプラネテューヌは他の国の一歩先を進んでいる。だからこそロボットも親しまれている様子だがリーンボックスも中々に癖のあるものを開発していた。
「ま、まぁそちらの問題は僕の関与するものではないみたいですので……」
「もしもネプテューヌさん達のいる次元に、わたしと同じイストワールが存在すれば通信は可能になるのですが……難しい話です」
「エヌラスの持っていた携帯、D-Phoneだったかしら。あれと繋がったりしないの、ソラ?」
「いくらなんでもそれは無理ですって。あの携帯は確かに九龍アマルガム製、防御アプリケーションや規格外の拡張性能有している、それこそ採算度外視の超オーバーテクノロジーの塊ですけれども、流石に次元を越えた通話は──……いや、いけるか?」
「ウソ!? そんな凄いのアレ!? ちょっと欲しいかもしんないわね」
「あいちゃん、携帯電話好きですもんね。わたしもお揃いの欲しいですぅ」
「コンパとおそろい……悪くないわね、それ」
「言っておきますけれども、洒落にならない金額しますからね? さて……」
ソラが携帯端末を取り出して、心底嫌そうな顔をしながら電話を掛ける。
「……もしもし、大魔導師? 暇だろうから、面白いことしないか?」
──電話をしてから十分経たずにいつものラフな格好でプラネタワーに出没する超人がいた。ちゃっかり手土産に九龍アマルガム生産の『羊の黒焼きセット』を持参している。
イストワール達の顔もどことなく緊張していたが、ソラだけはメガネを直しながら話を進めた。いちいち気にしていたら身が持たない。
「それで、人がユウコに説教されるのを覚悟でここまで来てやったんだ。当然それ相応に面白い話なんだろうな?」
「エヌラスが行方不明。次元間ネットワーク遮断状態、通信不通の次元世界にゴーアウェイ」
「座布団一枚」
「そりゃどうも。それで、物は相談なんだけれどD-Phoneと通信を繋げる手段、なんかない?」
「少しクスッときたから考えてやる」
(本当に面白いか面白くないかで判断してるのね……)
ソラからの提案は、どうやら合格だったようだ。しばし、考え込む素振りを見せていた大魔導師が顔をあげる。
「セロンに直談判はどうだ?」
「よし帰れ。難易度インフェルノだろうが、師弟共々バカで結構なことだよ」
「冗談だが最適解の一つでもある。さて別案だが、決して不可能な話ではないな。下手をすればなんかよけいな魔人とか邪神とか呼びかねないが、それも九龍アマルガムならよくあることだ」
「邪神災害が日常茶飯事とかアンタの国だけだ……」
それだけで何百人と死人が出るというのに笑って済ませていられるのも発生源も解決するのも全部大魔導師だ。事後処理に泣くのが超常災害対策班の皆さんである。
「お前のところのネットワークが必要になるな。座標特定くらいできるだろう」
「それもいーすんさんの協力ないとちょっと厳しそうだけどね、今回は」
イストワールをちらりと見やり、大魔導師は頬杖をついて考えていた。
「難しい話だな。それこそ、たかが数百人か数千規模の死人と引き換えなら明日にでも取り掛かる話だが」
「それは非常に助かるのですが、こちらとしても犠牲者と引き換えというのは少々問題があると言いますか……」
「達者なことだな。それが賢明だ。そうなると、都合よく向こうで何か進展があることを祈るしかない」
「どうせねぷ子のことだから「主人公補正で何とかなるっしょ、余裕余裕ー♪」とか思ってるんでしょうね」
「それでもどうにかしちゃうのが、ねぷねぷのすごいところですぅ」
「ところで、お茶のおかわりをいただいてもいいだろうか」
「はいですぅ♪」
「なんでそんなくつろげるんだよアンタ……仮にも弟子の危機だろうが……」
コンパの淹れるお茶が気に入ったのか、香りを楽しむ大魔導師が一口含んでから飲み込み、ソラに視線を向けて鼻で笑う。
「この程度、危機ですらない。あのバカ弟子には私が考えうる限りのサバイバル生活をさせてやったからな、ははは。たくましいぞ? それこそ全裸で砂漠に放り投げても徒歩で帰ってくるレベルだ」
「……放り込んだの? 裸一貫で」
「ああ放り込んでやった。全裸でな。帰ってくる頃には現地の爬虫人類と交流を深めたらしく革の装備一式揃えてたがな。腹が立ったから今度は氷山に手ぶらで放り込んでやった」
「修行よね!? それ虐めとかじゃないわよね!?」
「そうしたらアイツ、今度は現地の先住民族である雪男達と仲良くなったらしく防寒着やら雪の結晶やら持って帰ってきた。手土産として受け取ったから、許してやったがな」
「えぬえぬ、冒険家ですぅ。わたしも色んな所に旅行行ってみたいです」
コンパは話の内容を聞いていたのか、それとも都合よく解釈しているのかなんとも斜め上な発言をしていた。どうも、エヌラスの修行時代は想像を絶するものらしい。少なくとも前人未到の大地に手ぶらで放り込まれるくらいには。
ともあれ、大魔導師も一応協力はしてくれるらしい。それだけは喜ぶべきだろう。
……余計なことをしなければ、の話だが。