超次元ゲイムネプテューヌZ-血と硝煙と鋼と荒唐無稽- 作:アメリカ兎
ネプギアの手をどかして、向き直る。バスタオルは取らずに、そのまま正面から見据えて頬に手を伸ばすと少しだけ身体を震わせた。酔って積極的になっているとはいえ、やはり怖いらしい。
「……ネプギア」
「はい……」
「今日は、ごめんな。俺のせいで怖い思いしたろ?」
「エヌラスさんの所為じゃ、ないです……それに、ちゃんと助けに来てくれました。だから気にしないでください」
「そうか」
頬に軽く唇を添えるとネプギアもお返しと言わんばかりに頬にキスをした。エヌラスは前髪をかき上げて今度は額に口づけすると、首元にお返しされる。舌を這わせて、イタズラっぽく微笑む。
「首元にキスマーク付けたら、怒られちゃうかな……」
「間違いなく俺が命の危機に瀕するな」
「じゃあ、遠慮なく……」
「あれーおかしいぞー、待てやこらー? 今の話聞いてたかネプギアー」
「こっちの方が、いいですか?」
腰に巻いていたタオルを剥がれ、隠していた股間が露わにされてエヌラスの顔が赤くなる。硬く勃起したソレにネプギアが手を添えて撫でるとぴくりと反応を示した。
顔を近づけてマジマジと眺めると、固唾を飲み込む。
「……酔った勢いとはいえ、無理しなくていいぞ」
「む、無理なんかしてません。がんばります!」
「そうか……」
「はい…………」
「…………」
「…………」
握ったまま動かない。それはそれで生殺しなのだが、ネプギアが困惑している様子が窺えた。多分、と言うよりは絶対に経験不足から来る不安感で身動きがとれない状態に陥っている。
「ネプギア? お前まさか“いろは”の“い”も知らないわけじゃないよな」
「そ、それぐらい知っています。ネットサーフィンとかしてるとよくバナー広告とかで……」
「あーあれな。邪魔だよな」
「えっと、こう……ですか?」
するりと白く細い指がなぞり始めた。指先がカリ首を擦る度に背筋を這うような刺激に震える。その反応を見て少し安心したのか、ネプギアは緩急をつけながらエヌラスの顔を窺っていた。
「ん、ああ……その調子」
「よかった、キモチイイんですね……」
“あ、やべ……蜂蜜酒で調整中だったから余計に……”
鋭敏化された感覚が余計にネプギアの手を意識させる。柔らかく、温かい手に包まれてしごかれる陰茎が震えると、その様子を観察していた。先端から透明な液体が溢れ出てくるともう左手で塗りたくる。根元と先端で別な刺激を受けてエヌラスが反射的に前屈みになるとネプギアの顔がすぐそばにあった。
「はぁ、ふぅ……ネプギア……」
「ぁ、痛かった……ですか? それとも……」
「いや、気持ちいいんだ。気持ちいいんだが、ちょっとな……」
「……」
ごくりとツバを飲み込んで、ネプギアが先端から溢れる汁を舐め取り、吸い始める。思わぬ大胆な行動にエヌラスが震えた。舌で丹念に亀頭を舐めながら両手はしっかりと根元から擦っている。
「ホントに、初めてなんだろうな……!?」
「ん、はひ……はひめて、れふよ? こうしたら、キモチイイのかなって……ちゅ」
「咥えながら喋んな、くすぐったい」
「こうれすか~?」
「ネプギアてめ、ぇ……!」
吸い上げて、不意に離すと今度は擦る手の速度を上げていた。それに震えるエヌラスの顔を見て、ネプギアも熱い吐息を漏らしている。
「ふふ、我慢してるエヌラスさんかわいいです」
「プルルートみてぇなこと、言いやがって……!」
「出していいですよ。えいっえいっ」
「テメ、後で覚えてろ――!」
ピクッと震えたかと思うと、勢いよく絞り出された精液がネプギアの顔を汚していく。その勢いに驚いて手が止まり、汚されるままにエヌラスの射精が終わるまで“とろん”とした顔をしていた。手についた精液と顔に掛かった二つを掬い取ると、臭いを嗅いで舐め取る。
「んっ、ふ……ホントに、こんな勢いよく出るんですね……ビックリしちゃいました」
「…………」
「……エヌラスさん?」
「俺ばっかり気持ちよくっちゃ不 公 平 だよなぁ……!」
「ひゃ!? あ、あのちょっとあのその、顔が怖いです!」
「生まれつきだ!」
ネプギアの手を取り、バスタオルを剥ぐと顔を真赤にして両手で胸を隠す。その隙に身体を反転させて背中から抱え込むと足を広げて股に指を伸ばした。そこは既に熱く濡れており、くちゅりと卑猥な音を立ててネプギアが身体を跳ねさせる。
「ひゃふっ……」
「とびっきり辱めてやるから覚悟しろ」
「え、えぇ!? あの、ごめんなさい……」
「今更遅い」
じっくり内太ももを撫でながら秘部を擦り、身体を慣らしていく。その度にネプギアの口からは熱い吐息と艶かしい声が出ていた。だが、抵抗する素振りは一切見せない。それがエヌラスの嗜虐心を煽る。
太ももを擦っていた手を胸に伸ばすと、口元を押さえて声を抑えながらネプギアはされるままに耐えていた。そこで耳たぶを甘噛すると「ふあぁ!」大きな声が漏れる。
「そろそろいいか……指、入れるぞ」
「あふっ、あっあ……エヌラスさんの指……入って、きて、ェ……」
中指を入れてネプギアの膣を探るように肉壷を押し広げながら、エヌラスはチャンスを窺っていた。膣口で弄っていた指を奥まで進めながら、中から押し上げる。そのまま指を引き抜きながら、やがてとある場所でネプギアが我慢しきれず嬌声をあげた。それにニヤリと笑ってそこを何度も叩くようにじっくりと攻める。
「どうした、ネプギア。ココが気持ちいいのか?」
「ダメ、そこダメですぅ。イジメちゃ、やぁぁぁ……!」
「どうなんだ、ネプギア」
「う、うぅぅひふッ!? 変態みたいですよぉ……あひぃん!? ダメ、キチャ……なんかきちゃいます!」
ぐりっと強く押しこむと、ネプギアも我慢しきれず快楽のまま身体を震わせて小水を漏らした。他のお湯に混じって排水口に流れていく。
「はぁー……ハァー……はぁ、ふぅ……うぅぅ……これで、オシッコ見られたの、二回目です、よぉ……」
「……そういやそうだな」
「……エヌラスさんの変態……」
「何だとこのスケベめ。あんなにしゃぶりついといて」
グッタリとしたネプギアには可哀想だが、エヌラスの方は復帰を果たしていた。向かい合うように抱え込むと、疑問符を頭に浮かべていたネプギアが押し当てられる熱い肉棒に気づく。
「あっ……いい、ですよ……? 好きにして……」
「……なんでお前ら姉妹ってエロいんだ……」
「お、お姉ちゃんはともかく私はエロくないですぅ」
「むしろ真面目な分、お前の方がエロさは負けてないぞ、っと」
「エヌラスさんには、負けますよぉ、っ!」
指で慣らしていたとはいえ、それでもやはり初めてなのには変わりないのか、ネプギアが中で押し広げながら挿入されるエヌラスの肉棒に身体を震わせて抱きついてきた。
奥まで入れて抱きしめあうと、ネプギアがふと見つけたのは黄金の蜂蜜酒。
「エヌラス、さん……おさけ……」
「酒、っていうかクスリだけどな。お前にゃ早い」
「一口……」
「……悪い子にはお仕置きだべ~」
「あひぃ、ごめんなひゃい!?」
「ダメなものはダメって、言ってんだろうが」
「はひ、はひぃ!」
突き上げる度にネプギアの口からは喘ぎ声が出ていた。エヌラスもそれに背筋をゾワゾワと刺激されながら唇を奪う。大浴場の熱気と汗が混ざり合い、密着させている身体の境界線が曖昧になっていた。
「エヌラスさんの、中でビクビクってぇ……! 震えて……」
「ネプギアも、こんなに締め付けてきて、気持ちいいか?」
「は、はい……すごく、イイ、です――~~!」
「そうか。んじゃ、そろそろ出すからな……しっかり受け止めろ」
「ん、ア――あひぃぃ――!」
ペースを上げて、エヌラスはそのままネプギアの中で果てる。吐き出される精液を受け止めたネプギアの身体は二度、三度と震えて放心状態のままエヌラスに身体を預けた。
膣中で射精を果たした陰茎を引き抜くと、精液が溢れてくる。
「…………」
「…………」
身体を洗い流して、普通の湯船に浸かっていた二人の間に奇妙な沈黙が流れていた。黄金の蜂蜜酒はひとまず遠いところに置いて、並んで入浴するも、チラチラとネプギアの視線が時折エヌラスを盗み見ている。
「……なんだよ」
「な、なんでもないです」
「嘘つけ。絶対見てたぞ」
「……えっ……と、その……どうでした、か?」
「……感想を聞くな」
「だって、気になります……お姉ちゃんとどっちが良かったですか?」
「…………改めて考えりゃとんでもねぇことしでかしているという自己嫌悪に陥るからちょっと待ってくれ」
「え、いえ、その……じゃあ、私の身体気持ちよかったですか?」
「気持ちよかったに決まってんだろ……」
理性がボディブローで沈む程には。
「……誰も、入ってきませんでしたね」
「そういやそうだな……」
「よかったぁ、他のみんなに見られたらどうしようとかちょっと思ってたんですよ」
「つまりネプギアは露出性癖が」
「ないです! 全然ないですから!」
「ないのか……?」
「……ないです、よ?」
「そう言われるとなぁ……やりたくなっちまうな」
「ひゃう!? おっぱい触らないでくださいよ!」
「ふむ、これはまた中々……」
「も、も~! エヌラスさんのエッチィ……」
そうは言いながらも、ネプギアはエヌラスに再び身体を預けていた。