※この作品はR-18です。

クマ吉君の野望【2次創作短編集】   作:堀 吉之助

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注意 ALO準拠、凌辱、触手


ソードアート・オンライン
ソードアート・オンライン リーファ=桐ケ谷直葉


 アルヴヘイム・オンライン。かの「SAO事件」から一年後に発売された通称ALOと呼ばれるVRMMOである。凄惨な事件をもたらしたSAOに比べ安全性の改良と調整を加えてあり、また実体を感じられる世界観はSAOと変わらず人を引きつける魅力を持っていた。

 

――つまり、かわいい女の子が詰まったゲームと言うことだよ。ぐふふ。

 

 クマ吉は独り言をつぶやいた。彼の手にはアミュスフィアと呼ばれる円形状のゴーグルが握られている。それはALOをプレイするためのハード、つまり我々で言うところのプレイステーションなどに該当するものだ。

 クマ吉はアミュスフィアを被った。彼の耳に起動音が聞こえ、視覚がシャットダウンされる。そして不協和音が耳に響き、ぐるんぐるんと赤、青、黄の三原色が混ざり合い、光りあう映像がクマ吉の目の前で展開される。

「ぎゃああ?」

 明らかにバグっている。しまいにはクマ吉の脳に強烈なパルスをアミュスフィアが送ってきた。

 次にクマ吉が目覚めた時見慣れぬ広場にいた。空は暗く、地面は白い。

 どこだここは、とクマ吉があたりを見回すと、目の前に「GET OUT」の文字が現れた。

「なっなに?僕が何をしたの」

『デバックルームに侵入者を確認しました。排除してください』

 ビービ―とアラームが鳴り、あちこちから強力なモンスターが現れた。クマ吉のバグったアミュスフィアは彼をALOのデバックルームに導いた、もちろん企業秘密の最深部である。入るだけでハッキング犯罪になりかねない。

 普通のプレイヤーは最初に初期設定を行い、装備を支給されてからALOの世界に放たれるが。クマ吉はそんなものはすっ飛ばして、運営が警備のために配置したレア・モンスターの前に対峙した。

「ふっ」

 じりじり近寄る化け物にクマ吉は混乱しながら言う。

「これが……『ちくわしかもってねえ』てやつだね」

 ちくわも持ってないクマの十倍はある巨大な植物型のモンスターが大口を開けた。だらだらと中央部の花にある口から涎を垂らしている姿は、絶望を具現化したようなものだった。

 クマ吉は目の前の状況が分からなさ過ぎて、最後に薄く笑った。次の瞬間には花のモンスターにその身を食われてしまうだろう。

 

 一人の妖精が夜の月、その影を横切っていく。

 金色の髪が月光に光り、緑を基調とし胸元の開いたドレスが緩やかに風ではためく。その背には四枚の透明な羽があった。羽が動くたび、彼女は少しづつスピードを上げていく。

 リーファ。それが彼女の名前。いや、正確に言えばALOでの名前だった。本名は桐ケ谷 直葉(きりがや すぐは)という中学生だ。

 彼女はSAO事件の功労者、桐ケ谷 和人の従妹だ。彼女は当初自らの兄を命の危機に陥れたVRMMOを憎んでいた。だが、時間がたつにつれ兄が愛した世界、それを自らの目で見たくなった。

 淡い兄への恋心も知らず知らずに彼女を押したのかもしれない。

 

 そこでリーファとして味わったもうひとつの世界。現実とは違う空。

 自らの羽でどこまでもいける快感に彼女は惚れぬいた。現実世界では味わえない「空を飛ぶ」ということ。顔に当たる風も、はるか下を流れていく風景も何もかもが彼女には楽しくて仕方がなかった。ひらたくいえば、ハマっているのだ。

 リーファは湖のほとりに降りた。休憩のためだ。

 湖に映る月が、水の流れにそってキラキラと光る。

「うーん」

 リーファは体を伸ばした。 腰に吊った剣がわずかに金属音を出す。今日はどこに行こうか、そんなことを考えていた。

 がさり

 草むらからの突然の物音にリーファは剣に手をかけて身構える。モンスターかそれとも敵対する種族のものか。どちらにせよ、戦闘が必要かもしれない。ちなみに敵対種族とはプレイヤー間の陣営闘争のことである。別に憎悪し合っているわけではなく、ゲームのシステムの一つだ。

「誰っ?出てきなさい」

 リーファが警告を発する。それを合図にするように草むらから何かが飛んできた。リーファがそれを軽く避けると、その飛んできた物がしなった「ツタ」であることが分かった。彼女は剣を抜いて、構える。

 ゲームとはいえ死ねばペナルティがある。所持金の減少とアイテムの喪失。ネットゲームをやっている者ならばできる限り避けたい。そんなもの。

 リーファは羽をだして飛び上った。軽く羽ばたいて後ろに下がる。無理に戦うことはない、近付いた敵が倒せそうなら倒し無理なら逃げる。それだけの話だった。「ツタ」を出してくるプレイヤーがいるはずもないし、モンスターならば空にいれば簡単には捕まらない。

 そんなことをリーファが考えていると、後方の湖が盛り上がった。

「えっ」

 リーファが驚きの声を出し、しぶきをあげてモンスターがその姿を現す。

 湖の中から現れたのは巨大な植物のようなモンスター。頭に大きくいびつな色の花をつけている。その植物型のモンスターはまるで湖に根を張るように無数のツタを伸ばしている。

 リーファを襲ったツタは、湖の中から回り込んでいたのだ。

「くっ」

 リーファがモンスターから離れようと、羽を動かす。一瞬遅れて、無数のツタが彼女を襲う。リーファの肩をツタがかすり、彼女のHPゲージが減少する。

「遅いっ」

 ツタの追撃を紙一重でリーファはかわす。ツタは互いに邪魔しあうように動きが阻害されて、その中央をリーファは抜けた。

 一旦間合いをとり、リーファは気持ちを落ち着けた。モンスターの大きさには驚いたが動きは鈍重。このまま逃げ切ることは簡単だろう。そう思い、警戒しながらリーファが場を離れようとした。その時である、リーダの耳に声が聞こえた。

「たすけてぇ」

 はっとしてリーファが振り向くと、いた。モンスターの中央、花の真ん中に首だけが出ている。

 クマ吉だった。彼は吸収されていた。

 

「……?なに、あれ」

 リーファは首をひねった。クマ吉の顔は明らかに「モンスター顔」だ。というのもALOではプレイヤーキャラには四つの種族が割り当てられ、その容姿に沿ってキャラが生成される。だが、あの人語をしゃべるクマ? はどの種族にもない顔をしている。

 仮面だろうか。とリーファは思う。少なくともしゃべるモンスターはいない。

「見てないで、たすけてよっ」

 クマ吉が唾を飛ばしながら言う。リーファははっとして言い返す。

「む、むりよ。こんな大きなモンスター。というかどうやったらそうなるの?」

「知らないよ、気が付いたらこうなってたんだよ」

 リーファは少し躊躇って。

「あなた、落ちれないの」

 落ちる、とはゲームから抜けることだ。普通なら簡単に現実世界に回帰できるが、クマ吉はなにがなんだかわからないまま放り出されそんなことは知らない。

「わからないよ。……こいつはどんな魔法にも弱いから、何とかしてよ」

「そ、そうなの?」

 クマ吉が「何故か知っている」情報をリーファに伝えた。事実、魔法は効果的に攻撃ができる。

 リーファは剣を収め、手を体の前で組み詠唱を開始する。そしてまばゆい輝きが走り、そして――

 

 以外にも簡単に風の魔法を受けたモンスターはぐったりと体を伏せていた。

「こいつ、復活するよっ。速くこっちに来てよ」

 クマ吉が焦った声で言う。モンスターは倒されれば消えるはずだが、このモンスターは消えていない。スタンしているだけだとクマ吉は言う。

 リーファはあわててクマ吉に近づいた。根が優しいのだろう。クマ吉が純粋に困っていると思っている。

 花の中にリーファは飛び込んだ。彼女はクマ吉の前に滞空する。

「どっどうすればいいの」

「顔を引っ張るんだ」

 クマ吉は顔しか出ていない。リーファはクマ吉に近づいて両腕で引っ張る。妙に柔らかい、餅のように顔が伸びる。

「ひい、なにこれ」

 手にねばねばになったクマ吉が吸いついた。クマ吉ののびきった顔についた口がにやりと笑う。

 食虫植物にとらわれた羽虫に、何を説明することがあろうか。

 

 「彼は吸収された」。そう、この体の持ち主だった植物モンスターは自我を完全にクマ吉に吸収されていた。リーファを襲ったことも、ぐったりと体を倒したことも、クマ吉の意思でしかない。だから「モンスター」の体の知識もあり、アドバイスというブラフをリーファにいえた。

 植物生命体KUMAKITI(便宜上、以下もクマ吉で通す) それが今の彼の姿だった。プレイヤーでもないモンスターでもない究極の存在。

 ずぶずぶとリーファの腕がクマ吉の中に入っていく。

「ちょ、ちょっとどうなってるのよ。これは」

「ぐふふふ、いただきます」

 体を引こうとリーファはもがくが、効果なく引きずり込まれていく。

「こ、このっ」

 リーファの体が光る。魔法の詠唱をもう一度行い、魔法を放とうとしていた。

「だめだよ」

 リーファの体が浮いた。彼女の両手がクマ吉の拘束からあっさり抜けたのだ。いきなりのことにリーファの詠唱を中断される。思考の空白、一秒か二秒の油断。

 びゅっと飛んできたツタがリーファの右手を絡め取る。驚いて外そうとリーファが目をそらすと、第二第三のツタが彼女の両手足を縛り上げた。手が動かなければログアウトもできない。

 ぐにょぐにょになっていたクマ吉の顔が元に戻る。

「なにすんのよ」

「僕を傷つけた罰だよっ。没収だね」

 一本のツタがリーファの腰にまとわりついて、ぶちと帯を切った。支えを失った剣が下に落ちていく。クマ吉はリーファの腰布が落ちなかったことにちぇと不満を漏らす。ちなみに傷つけたとは魔法で自分に攻撃させたことを指す。明らかに自業自得である。

「まあいいよ。あとは……」

 クマ吉の視線が武器を失ったリーファの胸に移る。ぐふふと笑うクマ吉にリーファは怯えながらも言う。勢いよく言ったためか彼女の豊満な胸がわずかに揺れる。

「こ、こんなことして。いいと思ってるの!PK(プレイヤーキル) ができるからって、お、女の子にいたずらすればBAN(退会) もんなんだからっ」

 クマ吉の正規のプレイヤーではない。というかなんなのだろうか。そもそも退会できるかも怪しく、必ず設定されるクラスもない。住所不定無職、それが一番近い。

 

 クマ吉は何も言わずいやらしい笑いを浮かべた。そして口をぐむぐむと動かしてぺっと唾液を吐いた。リーファが「ひっ」と体をひねってかわそうとするが、いかんせんツタに縛られた状態では無理である。

 唾がリーファの服の右胸のあたりに当たる。じゅううと音がして唾が当たったところを起点に服が解け始めた。「唾液」すらもクマ吉は武器にできる。エロいことを考えていたら、なんかできた。

「だいじょうぶだよ、服しか溶けないから」

「へ?」

 呆然とリーファはクマ吉を見る。そして理解する。

「やっやだ、ちょっと、なにこれ」

 彼女は腰をくねらせる。彼女は戒めから離れようとし、なんとか手も自由にしようと抵抗する。だが無駄だった、ツタの力の方が彼女よりも強い。彼女の右胸の布が順調に溶けていく。

「ちょっと、だめだめだってえ」

 ぱちりと彼女の胸の布が力を失った。ぺろりと余った布が垂れ、その下にあったリーファの胸が露わになる。支えをなくした肌色の胸が重力にしたがって揺れる、豊満な膨らみをもつそれの先にピンク色の突起がついている。服にかかったクマ吉の唾は効力を失ったのかそれ以上は服を溶かさない。

「ひゅーう」

「やあああああああ」

 口笛を吹くクマ吉と、顔を真っ赤にして叫ぶリーファ。クマ吉は舌を三メートルほどのばしてリーファの右胸を味見する。リーファの胸がクマ吉の舌で下から乳首まで舐められる。唾が彼女の胸に照りを与える。

「き、きもちわるぃ」

 感度が悪い。クマ吉は思いつつも次の行動に出る。

 リーファの前に一本のツタが伸びてきた。ツタの先には花が付いていて、蜜だろうか花弁を伝って下に液体が落ちていく。

 その花がリーファの右胸に食らいついた。

「やぅ」

 リーファは身を引こうとするが、やはり無駄だ。花はリーファの乳首をさらに咥えこみ、その花びらを咲かす。

 ねっとりとした液体がリーファの乳首にかかる、さっきの蜜だ。もともとALOはプレイヤーに疑似体験をさせるものだが、感覚が若干現実より鈍い。それはわざと脳に発する信号を低減させているためだった。

 ならばである。クマ吉は考えた。快感を大きくすればいいじゃないと。

「πを大きくすればいいんだよっ。パイだけに」

 蜜がリーファの胸に染み込んでいく、それはローションのような粘性と快感を増幅させる「効果」を併せ持った。クマ吉的な夢のアイテム。

「まっマナがすわっ……あっ」

 右胸がかわいらしいお花にしゃぶられてリーファの本体にも快感が伝わっていく。さらにこの花は彼女の乳首から魔法を使うためのコスト――マナ――を吸い取っていく。

 リーファは胸を振るように体を動かした。花を取ろうとしているのだが、彼女の胸が揺れるほど、どばどばと花の蜜があふれ出てくる。

「あう、やっ」

 彼女の胸と花の間から少しずつ蜜がしみだしていき、彼女の右胸を覆っていく。一度つけばその粘性から取れない、さらに蜜はリーファの胸の中に染み込んでいく。

 もっと胸を振れと花がリーファの乳首を締める。「あひぃ」と望まぬ声を出さされリーファはよがる、と蜜がさらに広がっていった。その蜜はさらにリーファの感度を上げていく。

「ああ……?」

 リーファの動きが止まった。花の責めが止まったためだ。彼女はこんな小さな花に行動を支配されている。赤く紅潮した顔でリーファはクマ吉を睨んだ。目元には涙が溜まっている。

「あっあんた絶対ゆるっ」

「胸は」

 クマ吉はリーファを無視して言う。薄ら笑いを浮かべたまま。

「もう一つあるよね」

「えっ……やだ……そんなのやだ。絶対無理、私そんなの無理、やだ、やだ」

 リーファは自分が今から何をされるかが分かった。必死になって戒めから逃れようと暴れる、半狂乱と言っていい。そして自分から花の中の乳首を動かして、嬌声を上げた。滑稽だった。

 リーファの前にもう一つ、あの「花」をつけたツタが、現れる。

「ひい」

 純粋にリーファは悲鳴を上げた。涙が頬を流れていく。もしもこいつに捕まれば、と思考する。

 そんなリーファの左胸に唾がかかった。焦げ付く音とともにリーファの服が解けていく。

「さあ、脱ぐんだっ」

「だめええええ」

 胸から唾を落とそうと暴れるリーファだったが、ここぞとばかりに右胸の花が稼働する。ギュッと乳首を締めつけられたリーファの体が跳ねる、「ギ?」と声が出る。彼女の脳が事態に追いつかない。 

 またあのダンスが始まった。淫靡なフェアリダンスが。

 リーファが右胸をしゃぶられるたびに彼女はびくびくと痙攣する。そして胸に蜜を塗っていく、彼女には終わらせられないダンス。リーファは何とか声を抑え込もうとしているが、むしろそんな抵抗がクマ吉に彼女を味わわせるスパイスになっているとは気が付かない。

 羞恥に歪むリーファの顔が、その口から流れ出る涎がクマ吉を楽しませる。

 リーファの左胸の布が落ちた。まだ綺麗なそちらにも待っていたとばかりに「花」が食らいつく。リーファの体が弓なりに跳ねた。口からは我慢できなくなった嬌声が上がる。

「やめ、あぅやっ」

 懸命に「やめて」と言おうとするリーファだが、それすら言葉にできない。

 ジュースを飲むように花たちがリーファのおっぱいからマナを吸っていく。クマ吉はわざわざ楽しむために、少しずつ飲んだ。彼女には迷惑この上ない。

 リーファの両胸にツタが伸びて、それぞれをぐるりと締め上げる。

「あひぃ」

 締め上げた拍子にたわんだ胸が彼女の乳首を花の中でこすらせることになる。そして花が彼女のマナをたっぷり持っていく。

 ツタが締める、花が吸う、彼女が鳴く。まるでワルツのように夜の空に響く。

 楽器、いやリーファはけなげにも手を引くなり、足を動かすなりの精一杯の抵抗を見せた。だがその力は幼稚園児よりも弱い。そんな彼女を嘲笑うかのようにほらだせ、やれだせとツタが彼女の胸から搾りだす。

「もっ、みょう……にゃい」

 花が乳首を吸い上げる。 彼女を蜜で甘く、おいしく料理する。

 しかし、リーファのマナは完全に枯渇していた。もう魔法は打てないだろう。リーファはツタと花が目的を失って責めを弱くするのを頭の隅で感じた。

 だがそこはクマ吉。ツタをもう一本リーファのだらしなく開いた口に突っ込んだ。

「もが」

 反射的に喉を動かしてもがくが、リーファのお腹に何かが流れ込んできた。リーファのマナが回復していく。どんどんゲージが上がっていく。

 女を得た触手のようにツタと花が動き出す。彼女から搾りだそうと動く。

 もともとそのマナはリーファから搾ったものだ、それをリーファの口にツタを突っ込んで返す。まるで牛からとった牛乳を牛に飲ませるようなものだ、そしてまた搾乳する。

 リーファの両手がツタから後ろに引っ張られた。体を反ったリーファはツタと花に胸を突きだすようになった。もとろんツタは大喜びで彼女の胸を絞り、花は乳首を締め上げる。

「んんーむー」

 喉のツタを突っ込まれたリーファはまともに声も出せない。ただ感じるがままに胸を振るだけだった。

「ぐふふふ」

 クマ吉の声がリーファに届く。

「おいしそうだなぁ」

 と聞こえた瞬間。ぺろりとリーファの胸が舐められた。

「ひゃ」 

 リーファは悲鳴を上げた。急に口のツタも胸のツタも引いて行った。花だけが依然そこにある。手のツタも力を緩め、幾分自由になる。

 もう一度舐められる。リーファが快感に体を折る。外からは見えないが花の中に「舌」があった。

 その舌が動く。舌はクマ吉の物だった、今や熊外の力を手に入れた彼は自分の体の部位を増やそうが移動させようが簡単である。戻れるのだろうか。

 両方の胸を花の中、その舌がリーファの乳首を執拗になめまわす。リーファの乳首は蜜で甘くされていておいしい。彼女にとっては敏感にされすぎているため、触られるたびに体をくねらせるしかない場所。

「やだあああ」

 リーファがわずかに自由になった手を使って右胸の花のツタを掴む。彼女は自分の腕に巻きついたツタの長さと力をクマ吉が楽しめる程度に調節しているとは、思いもよらない。良く手の平で踊る。

 リーファが花を引っ張ると、離すまじと花がリーファの胸に食らいつく。彼女は自分の胸引っ張っているようになった。中で乳首がこすれてびくと反応してしまう。だがここでとらないと、と無駄なことをする。

 引っ張っている方の乳首をクマ吉が舐めた。

「あん」

 変な声をだしてリーファのけぞる、羞恥心で涙があふれて泣き出してしまった。

「もうやだあああ、おうちかえるうううう」

 精神が限界を迎えたためか、子供のようになきだすリーファ。クマ吉はやれやれとか首を振った。

 リーファの四肢がツタに引っ張られる。無理矢理に空を見るように向けられる。

 クマ吉は涙を流すリーファのところ間で首を伸ばして呟く。

「これから、花の管を通ってさっきの3倍は『きもちのいい』蜜がおっぱいにかかるけど。どう思う?」

 どう思うも何もない、リーファの言うことは一つだけだ。

「ゆるひてぇ」

 クマ吉には「やって、好きよ。クマ吉様」と聞こえた。一文字もあっていない。

 

 

 ――現実世界

 桐ケ谷 直葉はベッドの上で悶えていた。時刻は午前0時。まるで何かに引っ張られるように四肢を伸ばし、もぞもぞと腿を動かしている。むき出しになった足の先がぴくぴくと動く。

 彼女はジャージ姿に裾の短い短パンというラフな姿でベッドに寝ており、その頭は

アミュスフィアで覆っている。

 最近の子供ならなんら変哲もないものだが今は違う。直葉は口から涎を垂らして「ゆるして」だとか「こないで」などと小さく呻く。アミュスフィアの間からは涙が零れ落ちていた。

「ひゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。えっきがだああああああああああわたしいむねああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 突然、直葉叫ぶ。何かに抗うように顔を振り、体を激しくよじる。びくと直葉が動くたび、彼女の年不相応に「大きい」胸が揺れる。

「おあはながあああああすわないえええええ」

 口が開き舌を出して唸る。いつのまに彼女の短パンの股のあたりがぐっしょりと濡れ、その下のシーツにしみる。

「あ」

 直葉は暴れるだけ、暴れ。泣くだけ泣いて。気絶した――

 

 目を覚ましたのはどこかわからなかった。

 リーファはぼんやりしながら起き上る。薄暗い部屋。壁や床は何故か弾力がある。きょろきょろとリーファはあたりを見回す。

「ここ……どこ?」

 とたんにはっとした表情になる。リーファの中に先ほどまでの記憶がよみがえってきた。

 むき出しになっている胸と粘液のついた服。リーファは自分の体を抱き締めた。がたがたと体が勝手に震える。彼女は震える手で「メニュー」を開く。ログアウトしたかった、一刻も早く。

「あれ、あれ。なんで」

メニューの中には何の項目もない。アイテムもないし、お金もない。もちろんログアウトのボタンもない。真っ白な画面だけが浮かぶ。リーファは泣きながらスクロールさせた。

――ぐふふ、無駄だよ

「ひいい」

 クマ吉の声にリーファは頭を抱えて丸くなった。生まれたての子牛のように震えて「ごめんなさい」と謝る。

 実はメニューボタンに細工したのは、クマ吉だった。なんか精液をかけてみたら、白くなった。

 クマ吉の声が部屋の中に響く。だが彼の姿はない。

『きいてくれるよね』

「は、はいっ」

 リーファは震えながら身を起こす。歯がカチカチとなっている。

『ここは僕の中だよっ』

「はっはい」

 リーファは聞いてない。言われたから反応している。完全にクマ吉に屈服していた。

 クマ吉の中というのは比喩ではない。たっぷりと吸い取って気絶させた後、クマ吉は「花」を巨大化してリーファを食べた。のど越しが柔らかかった。

 ここは肉の監獄である。リーファがログアウトできない限り出ることもできない。

 リーファを堪能し尽くすために、クマ吉は彼女の下半身には触りもしなかった。だからここが彼女のための部屋。

『たっぷりとたのしもうね』

 

 これからが本番である。さっきまでの下ごしらえだ。

 クマ吉の声が途切れると部屋の床が盛り上がった。リーファが悲鳴を上げて離れる。それでも肉の盛り上がりはどんどんと増えていく。ゆうに三十はあろうか、リーファは隅っこで手をつかって口をふさぎ胸を隠していた。まだ羞恥心が残っている。

――ぐふふふふ

 肉の一つがそう声出すと、形が変わっていき毛も生えた。小さなクマ吉が全裸で現れた。

 同じように肉が次々にクマ吉になって行く。大中小、肉の数だけクマ吉が現れた。みんな全裸だ。

ぐふふふふ

ぐふふふふ

ぐふふふふ

ぐぐぐぐげぼ

ぐふふふふ

「いやああああああああああああああああああああああああああああ」

ぐふふふふ

ぐふふふふ

ぐふふふふ

ぐぐぐはあ

ぐふふふふ

 

 クマ吉たちが一斉にリーファへとびかかった。逃げようとする彼女の腰を一匹のクマ吉が捉えて、押し倒す。ちなみに何匹かは失敗したらしく、よぼよぼと歩いている。

「くっくるなあああ、くるなああ、お、おおにちゃあん」

 リーファは手を振り回して抵抗するが、二匹のクマ吉に両手を捉えられてしまう。

 舌がリーファの脇を舐める。ひゃああんと彼女が鳴いたのを合図にクマ吉たちは思い思いに彼女の体を舌で弄んだ。

 だがそれ以上はクマ吉たちはは動かなかった。まだ下準備が必要だ。リーファを押さえつけている者以外は彼女の周りを囲んだ。みな笑っている。それにリーファは謝る。

 拘束したリーファの目の前で二匹のクマ吉が瓶を持って出てきた。一匹ずつ左右に散り、それをリーファが怯えた目で追う。瓶の中には液体が入っている、もちろん蜜だ。

 二匹は瓶のふたを開けて、ひっくり返すと同時にリーファの両乳首を瓶の中に収めた。こんなことだけはうまい。蜜は一滴もこぼれなかった。

「きゃう」

 つめたさにリーファは声を出す。彼女の乳首は瓶の中、液体に囲まれてホルマリン漬けのようになっている。

「これをはずすと空気がね気持ちいいよっ」  

 クマ吉がリーファに耳うちする。彼女はこくこくと頷いた。今は彼女の先端は蜜の中にあり、クマ吉が瓶を支えている限り害はない。もし出れば、空気に触れただけで面白いことになる。

 

 クマ吉が二匹また出てきて、リーファの足を広げた。彼女は抵抗しない、すれば胸から瓶が外されてまた醜態をさらすと彼女は思う。実際はどう転ぼうが醜態をさらされるのだが、一縷の望みを捨てることは彼女にはできない。

 クマ吉が一匹、彼女の股に顔を突っ込んだ、周りのクマ吉もうずうずしている。リーファは悲鳴を押し殺した。

 頭を突っ込んだクマ吉がリーファのズボンを舐め始めた。もちろん舐めたそばから溶けていく。股の間が解けて太ももと白いパンツが見えた。

「ひっ」

 パンツをクマ吉が指で「筋目」にならってなぞる。リーファは当たり前だがオスに触られたことはない、今すぐにでも逃げだしたかった。

 ぺろとクマ吉がパンツを舐めると、小さな穴ができてみるみるうちに広がっていった。ゴムが切れパンツが「開く」。

 綺麗な割れ目だった。ゲーム世界のためか現実もそうなのか。リーファは横を向いて身じろぎしないように耐える。恥ずかしくて、顔が赤い。

「お注射のじかんだよ」

「へっ? あっあlちうあ!」

 クマ吉がどこから持ってたのか、浣腸用の注射器をリーファのお尻に指す。そのことでリーファは望まない嬌声をあげざるを得なかった。

 中に入っているのは、クマ吉体の唾液のさらに三倍濃度の媚薬。ちゅううと中身が全部リーファの中に入っていく。ぐっぐっと二、三度押し込むとお尻のを刺激する。

「な!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 リーファは暴れようした。とてつもない快楽を少しでも行動で消費しようとしたのだ。

 だがクマ吉たちがリーファの両手足を捉えて消費させない。これではたまらない。歯を食いしばってリーファは耐えた。口からすこし泡をだす。

「うんんんうううううう」

 クマ吉の指がお尻の穴に入り中をよく「なじませる」。壁に媚薬を刷り込んでいく。

「とれちゃうよ」

 胸を拘束するクマ吉が言った。リーファが動いたから胸の瓶から蜜が垂れて、彼女の胸の谷間をゆっくりと進んでいく。しかし、そんな余裕はリーファにはない。

 お尻の穴のクマ吉が手を動かすごとに律儀にリーファも動く、そのたびに瓶から蜜が垂れた。お尻が地面と接触するたびに快感が走る。ALOではなく現実の世界ならば、もはや彼女は壊れているだろう。

「さーて耐えれるかなっ」

 リーファの前にあの「花」のついたツタが下りてきた。肉壁から量産型クマ吉たちと同じように出てきたのだ。

「ひいいい」

 リーファが怯える。彼女の天敵なのだ。

「ねえっ」

 クマ吉がしゃべる、どれが言ってるのはリーファには分からない。とりあえず「はいっ」と返事をした。

「おっぱいと、お尻はヤったよねっ」

「はっはい……」

 自分の恥ずかしいことを改めて言われ、それを認めなくてはならない。知らずリーファの声のトーンが下がった。だがクマ吉は続ける。

「じゃあ……残っているところはどこだろう、ぐふふ」

 クマ吉が指でぴんとリーファの秘所に触れる。

 「花」、残り、指。リーファの頭の中でパズルが出来上がった。

「やっやめてぇ」

 きょう何度目だろう、この無駄な言葉は。クマ吉は花のツタを掴むとゆっくり,

リーファの秘所に差し入れた。彼女の不安と絶望の入り混じった顔を眺めながらである。

 そして、少女の中に入った「花」が仕事を始める。蜜をめいっぱい吐出し。経験のないリーファの「初体験」の感度を上げていく。

 そしてクリストリスを吸い上げた。

 

「きゃああああああ」

 リーファの覚悟を軽く超える快感、小さなおまめは濃厚な蜜でコーティングされしかも、彼女の記憶が保証する「花」の吸引力で吸われる。リーファは前後の区別もなく暴れだした。

 

 この時を待っていたのだ。堰を切った濁流に乗るこの時を。

 クマ吉はリーファの胸の瓶を外した。空気にさらされた乳首がぴくぴくと動く、それだけでもリーファには十分なとどめだ。

「ひゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 

 クマ吉が餌に群がるように飛びかかっていく。

 ある者は足、ある者は手。胸、へそ、腰、鎖骨、肩、顔、唇、クマ吉。リーファは声も出ない。多すぎて脳が追いつかない。

 クマ吉の舌には「リーファを気絶させた粘液」が付いている。さらに舐められた服は溶けていき,あっという間にリーファは素っ裸になる。白い肢体と胸に比べて小さなお尻がクマ吉たちによってぐちょぐちょにされる。

 クマ吉の一匹がリーファの腰を掴んでひっくり返した。そしてお尻にむしゃぶりつきその穴の中の蜜を舐める。

「!!!!!」

 クマ吉が股の間に顔を入れ、彼女の秘所に舌を入れた。

「???????」

 脳が自分の状況を把握しようと情報を求めるたび、リーファはクマ吉の手の中でよがった。「……!!」と口を開けて声を出さずにリーファは叫ぶ。どこを舐められているのか、多すぎてわからない。

「なんで、我慢するの?」

「へああ?」

 耳元でクマ吉が言う。

「ここは仮想世界だよっ。求めていいんだよ。何も減らないよっ。たっぷりセックスしようよ」

「そ、そうかあぁああ」

 

――そうだ、減らない。なぁーんにもへらないよねぐ、ぐふふ

 いつのまにかクマ吉のような笑いをリーファはしていた。クマ吉が舐める、蜜の浸透しきった乳首を舌で跳ね上げられる。お尻の穴にぐねぐねと動くクマ吉の愛撫。前も同様だった。クリストリスが引っ張り出されて吸引されている。蜜がどんどん追加される。

 ここに至ってリーファは声を振り絞る。

「きっき―」

 現実の世界で直葉があわせる。

「きもちいいよおおおお」

「きもちいいよおおおお」

 リーファこと直葉の頭は一週回ってしまった。クマ吉の深謀遠慮も知らずに。

 

 ぺろぺろと舐めるクマ吉たちをの中でリーファは笑顔になった。涙でぐしゃしゃになった顔から求めるように舌を出した。それを待っていたかのように、すかさずクマ吉がその口へ肉棒を突っ込む。もう一匹がリーファの髪の毛に肉棒を巻いた。二つの下種熊に挟まれながらリーファは良くわからず、肉棒を舐める。

 リーファの口に突っ込んだクマ吉が嬉しそうに声を上げる。リーファはリーファでほかのクマ吉の愛撫を喜ぶように唸った。

 どのクマ吉かはわからないが肉棒がリーファの膣に刺さる。リーファは喜びの声を上げた、何も減ることはない。存分に楽しめばいいと彼女は思う。思考停止。彼女の膣の中は蜜でいっぱいだった。 それがリーファの快感を加速させる。

「いいいよおおお。 もっと深くうう。お、おしりがねっも、もっとお」

 リーファの声が求める。彼女は涎を垂らして歓迎する。

 差し込んだクマ吉はにやりとと笑いぐんと突き上げた。

「しゅごいよお。もっとおお」

 ある意味幸せな初体験ともいえるのかもしれない。

 クマ吉が入れ替わりたち変わりリーファに挿入する。そのたびにリーファの口から喜びの声が漏れた。お尻の穴に入れられたときは、犬のように唸った。白い液体に塗れていく、淫乱な妖精。

 

 

 虚ろな目のリーファにクマ吉が優しく問いかける。

「ここは虚構の世界だからね」

「あへえへええ」 

 なにをやってもリーファは嬉しそうだ。

「住所を教えてくれてももんだいないよっ」

「そうだよえねえ、だいしょうぶだよねえ。わたしのすんでるのはあああ」

 これからが本番だと言っただろう。クマ吉の策にリーファ、いや桐ケ谷 直葉はまんまとはまった。

 

 







平成25年 一二月六日 加筆修正。
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