※この作品はR-18です。

クマ吉君の野望【2次創作短編集】   作:堀 吉之助

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注意 これは、リーファ=桐ケ谷 直葉ストーリーの続きです。凌辱、スク水、洗脳?

最後にすっぱいものがおいしくなります。意味の分かる人は注意をわかない人は大丈夫です。









ソードアート・オンライン 桐ケ谷直葉

「やあっ!」

 直葉は鋭く竹刀を振り下ろした。

 朝の空気が冷たい。直葉は白い息を吐き出すと、もう一度上段に竹刀をゆっくり構えなおす。彼女の着た胴着の擦れる音と、鳥の鳴き声だけが静かに流れる静寂。

「くう」

 いきなり直葉が顔を赤くして構えを解く。何かを振り払うように二、三回頭を振る。そして少し落ち着くとまた上段に竹刀を構える。

「やあぁ!」

 先ほどよりも気合の入った掛け声とともに竹刀を落す。ビュと竹の刀身が風を切る。

 今日は何度同じようなことをしただろう。この素振り自体は直葉の日課であり何の変哲もないものだ。しかし、今日はある目的が付加されていた。

 忌まわしい記憶を振り払う。それが目的だった。

 

 直葉が息を吐く。全ての動作に神経をとがらせ、肺の中の空気を入れ替えていく。

 昨日、蜜をたっぷり入れられた体が――

「ひい」

 記憶がフラッシュバックする。びくりと直葉の体が伸びあがり、目を見開いて意味もなくあたりを見回す。もし誰かが自分のことを見られていたらどうしようと、他人なら首を傾げる心配をする。

「…………」

 直葉はもう一度気持ちを落ち着けた。

 

 実のところ昨日のことは途中から覚えていない。あの仮想世界のことはまるで夢のようで、なにも変わっていない体が忘れるようにしているのか、それは直葉にもわからない。だが完全に忘れたわけではない。

「あっ」

 庭の隅に咲いた「花」に直葉は目を止めた。いやな汗が背中に流れ、心臓が警鐘を鳴らす。

 ――そして胸が少し反応して

 直葉が頭を振る。あれはただの花だと自分を納得させる。事実そうだ。直葉はまた息を吐いた。あれは気持ちよくはない、と不穏な思考は無視した。否定をしないことが彼女の精神状態を物語っている。

 とんとんと家の中から音が聞こえた。聞きなれた階段を鳴らす音。

「おにいちゃん……起きたんだ」

 直葉は素振りをやめて中に戻る。

自分が昨日の夜の最後に何を言ったのか、それも彼女は覚えていない。自分の家をくずに教えたことなど、わからない。

 ――ぐふふふふ

 

 学校も終わり。家に帰った直葉はベッドに寝転がっていた。

 お風呂を終え、ご飯も食べた彼女はジャージと赤の短パンというラフな格好だ。昨日「濡らした」ものとは違う。

 直葉が窓を見ると外は暗い。彼女からシャンプーの匂いが少しして、あたたまった体は薄く紅潮している。彼女が息をするたびにジャージの膨れた胸元が上下する。

 直葉は何かを考えるようにぼんやりと天井を見上げていた。時折、体を動かして少しだけ目を閉じ、ベッドを這うように足を動かす。

「だめだっこんなの!」

 急に起き上った直葉が叫んだ。あっと声を出しすぎたことに気が付き、直葉の目が兄の部屋がある方の壁に向く。反応はない。ほっと直葉は安堵した。

 ――ALOに戻ろう、そしてあの化け物を倒そう。

 直葉は決意した。今朝からずっと「昨日のこと」を忘れようとしていたが、無理だった。そしてなによりも悔しい。存外、直葉は負けず嫌いな性格らしい。

 仮想世界のことで実害のないことと、昨日の記憶の後半がないことが彼女をALOでの復讐を決意させた。正直あちらの世界でクマ吉をPKしても無駄なのだが、そんなことにも思いがよらず、真正面から戦おうとする彼女は真正善人なのかもしれない。

 つまるところ生粋の下種――クマ吉――とは相性が悪い。

 

 直葉はアミュスフィアを取り出した。そして少し見つめる、わずかに体が震えていることが直葉にはわかった。かわいらしい恐怖心も彼女の中にはある。

「だいじょうぶ、あっちで何があっても『減ることはない』よね……」

 いつのまにか彼女の中に「刷り込まれた概念」を直葉は言葉にして出した。

 直葉は部屋の電気を消してベッドに戻り、アミュスフィアをかぶって起動させる。そして彼女の耳に機械音が聞こえると、現実の音が消えていった――

「ぐふふふふ」

 クマ吉は直葉があちらの世界に行ったことを見計らって机の中から顔を出した。案外に引き出しは狭く、クマ吉の体が四角くなってしまった。まあすぐに戻ったが。

 直葉はアミュスフィアをかぶったまま、ベッドに四肢を伸ばしてすうすうと穏やかな息を吐く。クマ吉が薄笑いを浮かべて近寄ると「行こう……」などと「リーファ」としての決意を口にした。

 リーファ。彼女のALOでのアバターはクマ吉がたんまり搾り、たっぷり与えたあとは他のプレイヤーがPKできないように隠し、適当な装備を付けさせてフィールドに隠した。いまごろ直葉は自分の位置を確認していることだろう。

「……」

 クマ吉は直葉の体を見た。一応中学生だということは調べ上げたが、胸が大きい。

「ふうふふふううう」

 クマ吉は奇声を上げた。直葉には聞こえない。

 窓から入る月の光だけが直葉の部屋の明かりだった。青みを帯びた柔らかな月光が直葉を照らす。彼女の赤い短パンからでた、太みのある太ももが動くたびシーツがわずかな音を出す。その白い肌は月が光彩をあたえたようで、なめらかなつやがあった。

 クマ吉が直葉の太ももを軽くつまんでいる、柔らかな感触と弾力があった。彼女は「ん?」と声を出したが、また静かに息を戻す。

 直葉は成熟している。というわけではない。

 直葉はたしかに同年代の女の子よりも肉づきが良く、彼女の隠れた悩みになってもいるが、大人の女の持つ妖艶さとは違う。若い体が大きくなる過程で少しだけ溜めこんだ栄養が

直葉の腿や胸にあらわれている、ただそれだけのことだった。

 もう少し成長するにつれ、伸びた身長に引っ張られるようにして直葉のふくよかさが消えていくかもしれない。そんな儚さをもつ少女の悩み。

 クマ吉にとっては願ってもないご馳走ではあるけれど。

「ぐふふふ、こんなに溜めこんで」

 クマ吉が直葉の膨らんだ胸に手を置く、彼女は少し体を動かすだけだった。直葉はクマ吉には気が付かず、今頃果てない草原か深い森を見ているのだろう。

「悪いものたっぷりと、吸いだしてあげないといけないよね」

 クマ吉は涎をたらして笑う。

 クマ吉が直葉の腰に乗って、ジャージのファスナーを開け左右に広げる。中に来た黒いタンクトップが彼女のラインを映し出していた。アミュスフィアで直葉の顔の半分は見えない、小さく柔らかそうな唇がかすかに揺れている。

 クマ吉はタンクトップの上から直葉の胸を揉む。両手で両胸に手を置き、やさしく力を入れた。柔らかい肉がクマ吉の指をその中に沈めていく、だが少し押した指が直葉の胸に押し返される。少女とは思えない弾力。

「ほぅほう。これは病気だね」

 クマ吉はいやらしく揉む。「ケンサしてあげるよぐふふ」などと意味の分からないことを口走りながら。

「いけないよ、これじゃ検査がうまくできないよ」

 クマ吉の指にかりっと固いものが当たる。ブラジャーだった。彼は口元をいやらしくゆがませてタンクトップの裾に指を滑り込ませた。そして首筋までまくる。

「メロンっ」

 緑色のブラジャーが彼女の胸を覆っていた。ブラジャーに寄せられた胸が谷間を作っている。クマ吉がブラジャーの真ん中、リボンのついた連結部分を指でつまむ。直葉が首を振った、ALOで何をしているのだろう。

「こんなものは脱がないとっ、言ったでしょ?」 

 言ってない。それに今言っている戯言も直葉には聞こえない。

 ツーと直葉に胸の下からおへそまでクマ吉は指を這わせる。「ひっ」と直葉の声が漏れた、例えALOに行っていても感覚はつながっている。あちらではリーファが体を折っているのかもしれない。

「ぐふふふ」

 クマ吉がはさみをとりだした。そしてブラジャーの連結部分に、つまり直葉の胸の谷間の下部に入れる。ひんやりした刃が胸に当たって直葉は横に動いた。そしてパチッと音がして、ブラジャーが真ん中から開いた。

 直葉の胸が左右に揺れる、抑え込まれていた肉が膨れる。ブラジャーの下から出てきたのは、それをつけていたときよりもわずかに大きくなった彼女の胸部。小さなボールのように丸みをもつ乳房。その先に周りの大きさに比べて控えめなピンク色の突起が付いていた。クマ吉はブラジャーを完全に没収すると

「ひゅーう」

 クマ吉のくせ。口笛。彼は乳首だけを掴んで捏ねてみた。「んっ」と押し殺した声を直葉が出す。はさみは食べた、口から血が出ている。焦りすぎだ。

「こんなになるまでほおっておいて、いけない子だねっ。おもいしらせてやるよっ」

 クマ吉は直葉のタンクトップを着せなおして。その上から胸を揉んだ。

 タンクトップを揉みながら下に引っ張るクマ吉。ブラジャーと言う邪魔者が居なくなり、服に張り付けられた彼女の胸がクッキリ輪郭を現す。そして、突き出た乳首をクマ吉は指で押した。

「あっ」

 直葉が色っぽい声を出す。あまり抵抗がないような気持ちよさそうな声。リーファが独り相撲をしているのかな、などとクマ吉は妄想する。直葉の息が深くなる、体の熱がクマ吉に伝わってきた。

「ここかなっ。悪いところは」

 くりっと乳首をつねる。「うぅん」と直葉が唸る。聞こえてない会話が成立した、ただ対話は成立していない。クマ吉はもう一度乳首を責める。もう一度直葉が声を漏らす。

「ここだね」

 クマ吉がタンクトップの下に手を入れる。もぞもぞと手の輪郭が直葉の胸のあたりで躍動し、彼女の先っぽを刺激していく。

「だ、め」

「いいっ!」

 直葉の拒絶を、刹那の速さで拒否したクマ吉はそのまま直葉の胸の全体を揉み始めた。

「ほほほう」

 手に余る。言葉通りにクマ吉の手では直葉の胸が収まらない。一度手を離したクマ吉は揉みやすいように直葉の半身を立たせて後ろに回る。アミュスフィアのコードが少し伸びたが問題なかった。

「僕がベッドになってあげるよ」

 後ろに回ったクマ吉が直葉をまた寝かせる、だが今度はベッドと直葉の間にクマ吉が挟まっていた。そのままクマ吉の手が直葉のタンクトップに入り込む。少し間違えたのか、クマ吉の手が引っ掛かって首筋までタンクトップがまた上がった。むき出しになって天井を向いた彼女の胸をクマ吉が揉みしだく。

「やぁ」

 かわいく直葉が身をよじる。意識がこちらにあればこうはいかないだろう。直葉の体がクマ吉に遠慮なくのしかかり、その圧力がクマ吉にかかる、ある意味幸せの重みだろうか。

 クマ吉はやさしく、激しく。揉んだ。

 さらにクマ吉は直葉の胸を軽く回すように揉む。のしかかってくる彼女のうなじから甘い香りがして思わず舐めた。「きゃう」と子犬のように直葉が鳴く。

 クマ吉の片手が下に降りる。おへそを通って短パンの中へ、そして柔らかい感触がした。

「これは。布!」

 リーファは絹のようなパンツをはいていたが、現実の彼女は子供っぽい布のパンツをはいているらしい。どんなに体が大きくても、中学生でしかないのだ。

 クマ吉は胸を揉み終えて。身を直葉の間からだした。そして直葉を見る。

 直葉は荒く息をつき。赤く紅潮した胸がうすく躍動している。表面には汗がうっすらと載っていた。

 クマ吉は直葉の鎖骨を舐めた。「やっ……」とやはりいい反応を直葉はする。だんだん体の異常に抵抗しようとしているのか歯を食いしばっているところが、クマ吉的にすごくいい。

「ぺろ、この味は。……感じてる味だねっ」

 クマ吉は口の中に入れた直葉の汗を味わった。リーファのような仮想世界の住民では味わえないものだ。そしてクマ吉は彼女の右胸に近づいて、乳首も舐めた。ぐっと直葉が身を引いたのを追いかけるように彼女の肩を抑えて。そのまま直葉の乳首をクマ吉は吸い始める。

「わるいのはぜんぶ……すいださないとっ。いけないよね」

 クマ吉はちゅうちゅうと直葉の幼い乳首を舐め、噛み、吸う。「あああ」と直葉がよがった、少し腰を浮き上がらせようとするがクマ吉が邪魔でできない。甘い彼女の匂いが、柔らかな胸の歯ごたえと相まって

「おいしいよっ」

 クマ吉に味わわれる。

 開いた手をクマ吉は直葉を抱くように彼女の後ろで組む。直葉の両手も抱き込んでいるので、彼女の肩後ろに押し下げるようになった。そうすると、人体の構造上胸を前につきだすことになる、それはクマ吉の舌の上へディナーを運ぶように。

 赤ちゃんなどという可愛いものではない。しっかりと抱き着き吸うクマ吉はセミに近い。

「こっちもねっ」

 右胸からクマ吉が口を離す、直葉の先っぽから糸を引いて。そのまま左胸も「食事にかかった」。リーファもあの「花」にやられたように、直葉も同じ手順で嬲られる。やってるのもやられているのも同じなのだから、あたりまえといえばそうだろう。

 左胸は少し硬い。直葉が感じているためか。

「こうふんすひ」

 口に涎を溜めてクマ吉が言う。「興奮しすぎ」と直葉に言っているのだが、彼女には聞こえないし、聞こえても解読できまい。

 クマ吉はほぐすように左胸を噛んだ。甘く噛んで、やさしく舐める。ときおり乳首を舌で苛めた。たっぷりとつばをつけるように直葉を楽しむ。

 直葉が拘束された体を動かす。同じように乳首もクマ吉の中で動くので「あっ」と感じて止まる。

「こんな、いやらしいおっぱいをしてっ。親のおっぱいが見てみたいよっ」

 クマ吉が変なことを言った。

 

 胸は味わった。というか今やっているのはやはり準備だ。リーファにやったようにクマ吉には考えがある。寝ずに考えた。

「次はここだよねっ」

 クマ吉が直葉の膝のあたりまで下がった。目の前には直葉の短パン。

「ぐふふふ」

 クマ吉は短パンについた紐をとき始めた。別に必要のない行為なのだが、あえて緩める。

「ここも、検査しないとねっ」

 クマ吉が短パンの縁に手をかけてずりおろした。

「……」

 緑色の水玉の布パンツ。クマ吉はにやりと笑う、柔らかな布を撫でながら。

 おそらくブラジャーの色と直葉は合わせたのだろう。それに子供の感性からして可愛いものを選んだかもしれない。クマ吉は短パンを脱がして捨てた。

 自分の体の魅力とそのギャップからくるものを彼女は分かっていない。年相応の物を選ぶだけで、男を呼んでしまう。

 クマ吉はパンツを上からなぞった、直葉が腰を動かして逃れようとするが膝をクマ吉に抑えられている状態では無駄だ。

 擦る。パンツの上から。

「んん?」

 直葉が身をよじりそのたびに胸が躍る。彼女の体を阻むものはない。もぞもぞと腿を動かすので、クマ吉は舐めてあげた。「きゃ」と直葉が呻く。直葉の顔が赤くなっていく。

 クマ吉は手でパンツを擦りながら、腿とパンツの境界線のあたりを舐める。元々さっさと脱がすつもりだったが気が変わった。すべすべの肌に舌を這わせる、お風呂上りの直葉の腿はいい匂いがした。

 なおも無駄にもがく直葉のパンツがじんわりと湿る。

 クマ吉は触っているがパンツを舐めてはいない。直葉の中から出てきた愛液が湿らせたのだ。

 クマ吉がパンツを直葉の腰からずり下げた。全部取るのではなく片足の足首に残す。紳士の作法。

 直葉の肢体が露わになる。彼女のピンク色の秘部がちいさな割れ目みたいに見えた。まさに手つかずなのだろう。だがわずかに湿り、ねっとりとしたものをつけていた。

 見た目は大人、体と心は中学生というあいまいな時期に直葉はいる。

 クマ吉にはいいことだが。

 

 クマ吉は彼女の股に顔を突っ込んで舐めた。自分の愛撫で出してしまった直葉の愛液をその舌でなめとる。直葉がいやがるように手をちぢこまらせて、腰を振る。

「責任はとらないとねっ」、

 直葉がなんとか腿を閉めようとするが、その間にはクマ吉がいる。これでは閉まらないし、それどころかクマ吉を股の間に入れるようになってしまった。

 ぺろぺろとクマ吉が舐める。直葉が声を上げる。

「ぐふふふ、いっぱいたまっていたようだね」

 直葉を刺激するたびに少し彼女の中から液体が出てくる。クマ吉は律儀に舐めとりさらに刺激する。その上彼は手を伸ばして直葉の両腕をつかんだ、こうしておけばどれだけ彼女が暴れても体をひっくり返せないし起き上ることもできない。

「あぅ」

 直葉にはせいぜいよがりながら、弓なりに腰をうかして動かすことしかできない。くいしばった直葉の歯の間から涎が流れていく。だが彼女の喉からは、

「へっへるもんじゃ、ない。よね」

 リーファとしての声が漏れていた。あちらの世界で快感に身を任せてしまったのだろう。

 

「ふうふう」

 クマ吉は自分の股間を抑えながら息を吐いた。いまからが本番だというのに挿入してはめちゃくちゃだ。などとめちゃくちゃなことを思いながら直葉に手をかける。

 まずはパンツ。足にひっかけたままのそれを取り、傍らにあったゴミ箱に捨てる。なんか興奮するからだ。もちろん後で回収して、標本にする。

 次にジャージ。これはもはや何の用もなさない。脱がしてゴミ場へ。直葉の少し太い手と肩が見えた。最後にタンクトップ。アミュスフィアを取らないと脱がせないので血付のはさみで肩紐を切って分解。そのまま捨てた、これだけが正しいゴミ。

 直葉は頭にアミュスフィアをつけたまま全裸になった。何も隠すものもないし、彼女が「こちら」に戻らない限り隠そうとする者もいない。脱がした時刺激しないようにクマ吉がしたので気が付いてないだろう。

「ぐふふふふふふふ」

 クマ吉は準備が整って笑う。そしてベッドを降りて、クローゼットの中から何かを取り出す。

 とりだしたるは学校指定の水着。つまりスクール水着。

 

 クマ吉が今朝から直葉の家に侵入して見つけたもの。新品ではない、直葉の部屋で見つかったのだから彼女の物で間違いはない。紺色の生地に白のラインが左右に入っている。

 クマ吉はそれを握りしめてベッドに戻った。

 そんなクマ吉にも誤算があった。実のところ直葉が使っているスクール水着はクローゼットの中にはなく別にある。では今彼が持っているのは何か。簡単である。昔使っていたものだ。

 

 クマ吉が直葉の足にゴムの匂いのするそれ水着を通していく。少しお尻で引っ掛かり、強く引く。

「ええっ」

 胸が入りきれない。二つの双丘がひっかかって通らない。

 クマ吉はごくりと生唾を飲む。痴女だったのか、とあらぬ疑いを直葉にかけた。単にサイズが合わなくなった昔の物なのだが、こんなわけのわからない半裸で学校のプールを泳ぐ直葉をクマ吉は想像した。

「な、なんて、淫乱なんだ! けしからないよっ。これは教育しなおしてあげないといけないね、ぐふふ」

 クマ吉は無理やり水着を引っ張って胸にかぶせる。上を引っ張れば下が引かれる。水着が直葉の秘所に食い込んでしまい、かろうじて「穴」を隠せたが股の肌が見えてしまう。  

 直葉に無理やりスクール水着を着せ終わった時には、肩紐が浮いて胸の半分程度が零れ落ちていた。一応乳首は隠れているが、ぽっと水着に突起ができた。豊満な胸が押し込まれるようになった。

ぎちぎちと何かが引っ張られる音がして、直葉自身も苦しげに呻く。クマ吉が唸る。

「はあ、はあ。なんてわがままボディなんだ」

 違う。主にサイズが。

「こんなに胸を出して。おかしいよ!」

 おかしいのはクマ吉。

 

 クマ吉はさらにポケットから何か出した。そして直葉の両腕をつかんで――手錠を、かける。後ろ手に。

 直葉が剣道で有段者かつ相応の実力者であることをクマ吉は知らないが、どうしても手錠スク水をやりたかった。だがこれで目覚めた直葉に力ずくで倒されることはなくなった。

「準、備、万、端。ふううう」

 まじきち、いやクマ吉が叫ぶ。最後にクマ吉は小瓶を取り出して、直葉の胸に中身を落とす。粘性のある液体が直葉の胸の谷間を通って水着の中へ入っていく。

 クマ吉はそれを終えると直葉の背中に回った。そして彼女の脇から水着の中へ片手を突っ込む。限界近くに伸びきった水着に手を入れるのは難儀だが、胸に手を当てるとスク水が押してくれる。強くクマ吉の手と直葉の胸がくっついた、さっき入れたローションがぐちゅと音を立てる。

 そして片手で直葉のアミュスフィアのコードを抜く。機械音がゆっくりとまり。強制的にログアウトされた直葉が「えっ」と声をだして、身を――よじれない。アミュスフィアをクマ吉がとった。直葉の前に自分の家の天井が見える。

「えっ?」

 直葉がもう一度声を出す。クマ吉は説明するように、その胸を揉んでやる。

「はう」

 がきと手錠がクマ吉の股間のあたりで鳴る。クマ吉が後ろについてズボンの中でいきり立った肉棒を押し付ける。直葉が「なっなに」と焦ったように言った。

「やあ、僕、クマ吉」

 直葉の体にクマ吉の声が鳥肌を立てる。聞き覚えのありすぎる声。本能に刻まれた声。

「……な、えっ?……いや……いや、いや。いやあああああああああああああああああああ」

 直葉が叫びながら暴れる。手錠が鳴り。クマ吉から逃れようと動く。

「はなしてえええ、なんでなんであなたがこ、ここにいるのおぉ?」

 クマ吉はコードを取った手も水着の中にすべりこませた。そして胸を揉む。左右でリズムを取りながら。いやがる直葉の体がびくりと震える、その姿はどうあがいても少女だった。

「なんで、わたしみすぎきているの? うでもうごかないよおお」

 暴れる直葉の水着の中でクマ吉の手が動く、先に入れたローションを塗りたくっていく。ついでに揉む。サイズの合わない直葉の水着がしっかりと彼女の体に押し付けてくれた。

「やっやめてっ」

 涙の混じった声で直葉は言った。少し声が上ずっているのは焦ったためか、感じたためか。

「ぐふふ、今はいやらしい体の教育中だよっ」

 クマ吉が返す。そして深く手を潜らせて、乳首を捏ねる。

「きゃあ……いっいやらしい……?」

 自覚していないらしい。このままではいけないとクマ吉は指に力を入れる。直葉が嬌声を上げてよがる。このままではへんな男に引っかかるとクマ吉は教育熱を燃やす。

 だが「感じ」がいい。直葉の。クマ吉はこのために彼女の体を愛撫したのだった。これこそ無駄のない無駄な動きといっていい。クマ吉の舌が直葉の首を舐める、彼女は声を出さない、今度は歯を食いしばって耐えているらしい。

 べろりと肩口を舐める。そのままクマ吉は顔をさげて舌を背中に伝わせる。線を残して舌が移動していく。

 舌に直葉が気を取られているうちにクマ吉が片手をスク水から出して股までは這わす、そして太もものあたりの水着の布をきゅと引っ張った。

「ひゃあ」

 もともと食い込んでいた布が、さらに直葉の秘所に食い込む。直葉が反応したのを見てクマ吉が胸を揉むと彼女は「あんっ」と声を出した、さらに舌を動かし直葉に声を出させる。

「はあはあ、こんな、こんなことしてお兄ちゃんがっだまってないからっ」

 せめてもの反撃と荒い息をつき直葉がそう声を出すと。

「見てもらおうよ、君と僕のダンス」

 クマ吉が逆手に取る。

「へ?」

「わがままはだめだよ。さあよぼうよっ」

 直葉は自分の体を見た。今の状況を兄に見せるには惨めすぎる。直葉の心に羞恥心が膨れ上がった、一度バーチャルの世界でクマ吉とは「経験」があり鈍っていたそれが「兄」の単語によみがえる。

 つまり自分で入る穴を彼女は掘った。自分の言葉の通りにされそうで直葉が顔を赤くする。

「さあ、声をだしてもいいよ」

 クマ吉は知っている。今横の部屋の「兄」はこちら側にはいない。今頃は彼女と一緒にネトゲである。最初から直葉に助けなどこない。だがクマ吉もいわない、直葉のきりきり舞いがくずの心を刺激する。

 直葉も自分で言ったくせに、何も言わず首を振る。

「やっぱりわがままだよっ。そんな我儘な子にはおしおきがひつようだね」

 クマ吉が素早く手を水着から抜く。ローションで滑って直葉に快感を残していく。だが彼女は声を出さない。クマ吉は直葉の後ろからもどいて前へ回る。

 クマ吉はにやりと笑い直葉の腰を掴む、そのままうつぶせにひっくり返した。手錠をかけられた直葉には抵抗ができない、ただ声を出さぬように耐える。

 がっとクマ吉が直葉のお尻を掴む。そのまま引っ張って直葉を膝立ちにさせる。

 良く肉をつけたお尻がスクール水着の中に詰まっている。直葉がきけば嫌がるだろうが、胸や太ももと同じでそれは細いものとは違う魅力がある。

「ぐふふ」

 この笑いをクマ吉がするときはろくなことがない。彼ははさみとさらにズボンから「注射器」を取り出す。まるでリーファの再現のようだった。もしそうなら、結果も同じ。

「お注射のじかんだよっ」

 直葉がびくっと体を震わす。聞き覚えのあるフレーズ、そのあとの快感の記憶。

「だめっ。おねがいぃ」

 弱々しく直葉が懇願する、「兄」に聞こえたらいやなのこともあるのだが、そもそもこの熊が自分の言葉など聞いていないことも、もう彼女にはわかっている。それでも懇願せざるをえなかった。

 クマ吉がはさみで直葉のお尻のあたりに小さな穴を作った。そしてそこに注射を突っ込む。

 今度はアバターのお尻ではない。本人のお尻に突っ込んだ。

「むううう」

 お尻の穴をふさいだ注射器から流れてくる液体の感触に抗う直葉。それを楽しみながら針のない注射器をお尻の穴に深く入れていくクマ吉。多少直葉が暴れてもいいように、腰をクマ吉は片手で抱く。

「ほーら、はいっていくよ」

 注射器の中の液体がどんどん直葉のなかにはいっていく。だが、間からあふれてしまった液が彼女の水着の中を通って下に、落ちていく。

 直葉の股からねっとりとした液体が腿を伝って行った。

「もったいないなあ」

 クマ吉が直葉の腿を伝う液体を腰にまわした手で掬い、水着を引っ張って彼女の「前」の穴に入れてやる。

「ひっ」

 直葉が声をだした。あわてて口をつぐむがもう遅い。クマ吉が味を占めた。

 ぐっと注射器を尻の奥へ、下にあふれた液体は直葉の前の穴へ。

「!!ぐ」

 必死に耐える直葉。お尻をぐりぐりと刺激するクマ吉。がちゃがちゃと手錠がなる。手を開こうと直葉が動いたのだがやはり無駄。

「どうしたの? 体が悪いの?」

 などと言いながらクマ吉が直葉の秘所を撫でる、それもたっぷりのローションとともに。

 クマ吉の指が直葉の秘所に入った。そのまま右に左に中へ液体を刷り込む。

 ぴくぴくと直葉が痙攣する、涙ぐましいほどに声を出さないように耐えている。涙をとめどなく流し、涎が口元から落ちていく。

 クマ吉が注射器を抜く。びくと直葉が動く、水着の中で良く見えないが今彼女のお尻の中はたんまり「たまっている」だろう。

 クマ吉は注射器を置いて、お尻を触る。少し押すと中でくちゅくちゅと音がした。その間も直葉の股ぐらを撫でてやる。

 クマ吉の手が直葉の胸に触る。そしてよく水着の中に液体をなじませるように揉みこむ。クマ吉は直葉の陰部からも手を抜いて、また下半身を水着の上からなぞる。中でわずかに粘り気のある音がする。

 くちゃぴちゃ

 そんな音を出しながらスクール水着が直葉の体を滑る。ぎちぎちで隙間もないはずの布がローションでずれ、戻る。たまにクマ吉が布を引っ張ってあげると直葉が身をそらす。

 柔らかな愛撫。激しくするだけが紳士の技ではない。

 声を出さずにも耐えれるラインお維持しつつ、油断すれば堕ちる。クマ吉は直葉の体の輪郭をなぞるように手を動かす。直葉の手錠だけが音をたてる。

「ぐふふ」

 指をお尻の穴に入れる。「きゅぅ」と艶な声を直葉が出す。そこから崩れるように。

「やだよぁ……ぬるぬるするぅ、ゆるしてぇ」

 声を上げる。

 

 頃間。クマ吉は判断する。

 クマ吉はズボンを脱いで、自らの肉棒をあらわにする。直葉からはみえない。

「ゆるしてあげるよっ」

 直葉の耳元でささやく。

「ほ……ほんと……!」

 クマ吉が直葉の腰を掴んで股の布をずらす、そして彼女の秘所に挿入する。

「にゃああ」

 三秒限りの約束。クマ吉は一瞬の油断を直葉に作り出した。隙がなければ作る。あれば広げる。これがセクシーコマンドーだ。あと兵法書とかにも詭道とかあるし。

 肉棒がローションに濡れ、滑らかに中へ入っていく。

「ぬいでぇ、きもちわるいよぉ」

 涙の懇願の上に、クマ吉に突き上げが彼女を襲う。

「あひン」

「下のお口は正直みたいだねっ」

「ちい、ちがぅ」

 だが客観的に見れば、涎を垂らして哀れに泣く直葉の顔は、気持ちよさそうに見える。実際はそうではないのかもしれないが、表情に気を使っている余裕など直葉にはない。

「ほうういくよっ」

「だめええ」

 クマ吉が腰を動かす。そのたびに直葉が嬌声を上げる。また、かちゃかちゃと手錠が激しくなる。

 ぱんぱんと水着の上からクマ吉が直葉のお尻を叩く。何の意味があるのかは彼も知らない。

「あっくう、やっ」

 直葉の体が跳ねる。腰を捉えられて逃げることもできず、そのたびに。

「ひゃああああ」

 自分の膣にクマ吉の肉棒を打ち付けることとなった。

 クマ吉が入れたまま、直葉に抱き着く。そして手を回して胸を揉む。一度揉むと勢いがついたのか、両胸の布が彼女の谷間に入ってしまう。直葉がよがるほど深く。

 胸が揺れる。浮かした腰とのわずかな空間で揺れ踊る。むきだしになって。

「もう、らめ、むり」

 ずんずんと肉棒が彼女を突く。

「ふぐ」

 胸を嬲る手が、乳首をつまむ。汗と粘液を混ぜた小さな水球が飛ぶ。

「いくよっ、うけとめて!ふおおおおおおおおおお」

 クマ吉が唸る、彼の唾が直葉にかかる。

「だめだってええ」

 ぎゅんとクマ吉が突き上げる。直葉の体が弓なりに反り、ぷるんと胸が揺れる。

 二人が息を止めて。動きも止まる。

 直葉の股には、白い液体が流れ落ちて行った。

「きもちいいよぉ……」

 しびれた頭が直葉に記憶を呼び起こした。

 

 クマ吉は放心状態でアヘる直葉の頭にアミュスフィアをかぶせる。直葉の物ではない、彼が持ってきた。クマ吉はそれに電源を入れた。機械音がなる。

「私、直葉は、クマ吉様が好き。私、直葉は、クマ吉様が好き。……」

 レコーダーに改造したアミュスフィアが彼女に魔法をかけていく。疲れ切った直葉の脳は無抵抗に受け入れていく。

「また、たのしもうね。ぐふふふふう」

 

三か月後。

 

「あれ、スグ。またミカン食べてるのか?」

 午後の暖かい時間、家の居間。兄が直葉に言った。「スグ」とは直葉への兄からの呼び名。

「あっ、おにいちゃん。うん、なんか今年のミカンがおいしくって」

 もぐもぐと直葉が口を動かす。彼女の前には剥かれて今食べているのとは別に、二,三個のミカンが置いてある。

「食べすぎだろ、いくらなんでも。……よっと」

 直葉の手からミカンの一切れを兄が奪う。そして食べた。

「ん、おいしいな。でも毎年変わらない気が……」

「えー? 絶対今年のはおいしいよ」

「ふーん? まあいいや、俺にも一個くれよ」

 いきなり奪われて少し顔を膨らませた直葉だったが、ふうと息をついて一つむいてないミカンを手に取る。

「はい、おにいちゃん」

「サンキュー」

 兄がミカンを剥いて口に入れる。その様子を見ながら直葉はクスリと笑った。

 直葉がミカンを口に運ぶ。おいしい。

 すっぱくて。そう直葉は思う。

 

 

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