※この作品はR-18です。

クマ吉君の野望【2次創作短編集】   作:堀 吉之助

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こちらも更新セント! 下剋上、下剋上。
最終的にはバットエンドではないので心配しないでね。


東方project みんな ⑤

 妖精とは最弱の存在である。彼女達は妖怪や超人達と同じく、永い時を生き抜いてきたのだが、その力は人間と大差ないほどに弱々しい者たちがほとんどである。無論、氷を操る妖精などのように強い力を持ったものもいるが、ここ幻想郷では強者の部類には入らない。

 しかし、その状況は間違いなく変化していた。

 触手に侵略されて、制圧されたこの幻想郷ではかつての強者たちはそれぞれが苗床として、触手に犯されている。それは妖精とて変わることはないが、彼女達とかつての強者達は同列の存在になったのだ。

 それでも、妖精達が触手に許されているわけでは決してない。彼女達もむろん、触手の餌食になっているのだった。

 

 妖精と触手の淫靡な行為。それは人里ではなく、妖精達の多く住む森の奥で行われていた。そこは奇しくも魔理沙と咲夜が逃げ込んだ場所でもあり、彼女達が改心する場所でもあり、さらにこの幻想郷のパワーバランスがすべてひっくり帰る場所でもあった。

「へぇ、……ひぇ」

 妖精の森で青い髪の妖精は舌をだして、涎を垂らす。剥き出しになった細い足には触手が絡みついて、それが股間まで伸びて、秘所をぐちょぐちょとかき混ぜている。すでに下着などは破られて、彼女の穿いていたドロワースの残骸がその足首に残っている。

 彼女の名前をチルノという。大きな眼をした氷の妖精の名だ。彼女は今、そのきらきらと光る眼から涙を流して、両手に手錠をつけられるように触手に縛り上げられていた。それだけでなく、小さな胸には二つとも触手が吸い付いて、なけなしの魔力を吸い上げている。青い光を触手が出しながら、彼女の豆のような乳首をしめあげる。

「あ、あだい。こ、こんなの」

 チルノは赤い舌を引くつかせて、なにか抵抗の声を上げる。だが、その瞬間に股間をねじるように奥まで挿入されて、少女の体を跳ね上げ、矯正を上げる。股間から愛液をだしてから、口を開けて、何事かを叫んだ。そのあとは肩を落として、ひいひいと息を吐く。

「だ、だいじゃん」

 チルノは助けを求めるように、隣にいる女の子をみた。チルノの目線の先には彼女と同じく、その幼い股間に何本かの触手を挿れられて、唇を噛みながら耐えているポニーテールの女の子がいた。

 その少女は両手で口を押えながら、仰向けに寝かされていた。チルノと同じく、その両足にはそれぞれ触手が絡みついている。ただ、少しだけチルノと違うのは両足を両側に引っ張られて、M字に開かれていることだった。

 チルノが「大ちゃん」と普段は呼ぶ、少女の姿はほぼ全裸で申し訳程度に肩に布がかかっている。その起伏のほとんどない体を隠すものはない。胸はあるかなしかのふくらみしかない。

「……っ……ぃ……!」

 妖精の少女は触手から突き上げられて、白い精液を子宮に流し込まれていく。それでも声を出さないように口を押えているのは、健気であるといっていいだろう。その横でチルノが同じように犯されながら泣いている。彼女も容赦なく、子種を流し込まれながら、魔力を吸収されている。

 妖精の少女はその名をあまり知られてはいないが、俗に「大妖精」と呼ばれていた。その名からわかる通り、多少は普通の妖精よりも力を持つのだろうが、それもむなしい。

 触手達は一度の射精では満足せず。何度もチルノ達を犯しぬいた。何度も、何度も白い液体を彼女たちの中に流し込んでは、さらに奥へ注入するために、ずぶずぶと上下に躍動する。そのたびに幼い少女達はだらしなく声を上げる。

 それだけでなく二人の妖精は触手に絡みつかれて、体中に淫薬を塗りたくられている。触手は無数にあったとしても、少女の穴の数には限界があり、胸を吸い尽くすにしても一人に二本が限界なのだから、他の触手達は手持ち無沙汰ならぬ口無沙汰になる。だからその口から、粘液をだしてチルノ達の体中に塗りたくる。

「やべろぉ」

 チルノは涙声で抗議する。しかし、その可愛らしいお尻に粘液をたっぷりとつけられて、からお尻の穴に触手が入り込むと、「ひぎい」と声をだして、抵抗できなくなった。余裕がなくなったのだ。

 チルノ達は粘液で犯されているが、それは他の妖精たちも同じでは「あった」。そう、ここにいる触手は烏天狗を捉えたものや、聖人を淫獄へとらえた触手たちのように、とある性質があった。特殊能力といってもよい。

 たしかに森の中で、多くの妖精達はお尻を、秘所を、胸を犯されている。しかし、チルノや大妖精のように抵抗の意思を見せているものは、ほとんどいなかった。

「きもちいぃ」

「もっとおお」

「さにぃい。ここが、いいぃ」

 妖精達は触手に体中に張り付かれて、その小さな胸を必死に押し付けながら奉仕していた。ぺろぺろと触手の先端を舌で掃除しているものもいる。その眼は幸せそうにしている。

 奇妙な光景だといっていいだろう。彼女達がたとえ好奇心旺盛な妖精達だったとしても、このような状況はあまり考えることはできない。自らを犯すものを簡単に受け入れるはずがないのだ。しかし、妖精達の多くは触手に己の女性器を擦り付けて愛液を塗るように動かす。まるで自慰のように。

「さにいぃ。きもちいいぁ」

 長い黒髪の妖精がその幼い体で触手を抱きながら、別の触手に股間を愛撫されている。その横では二人の処女が四つん這いで口に太い触手を入れて、しゃぶっている。その後ろから別の触手がその二つの「われめ」に侵入して。容赦なくピストン運動をしている。

 そんな状況でもこの三人の妖精達は頬を赤くして、とろけるような快楽に顔を綻ばせている。そこには全く抵抗の意思などなかった。

「う、うああ」

 三妖精の少し離れた場所で、チルノが叫んだ。眼を大きく開いて、体を痙攣させる。小さな胸が小さくゆれ、そこからちゅううと魔力を吸い取られる。チルノはだんだんと痙攣を小さくしていき、眼にハートマークを浮かべた。

「あ、あだい。も、もっどお」

 急に求め始める氷の妖精。それを待っていたかのように、彼女の口に触手が入って、白い液をその舌へからませる。チルノはごくりと飲んで、はああと幸せそうに笑う。

「!!」

 仰向けにされていた大妖精もいつの間にか両手を、触手に片方ずつ絡めとられて、胸を隠すこともできずに犯されている。体を突き上げられているかのように、彼女は全身で触手の愛撫を受けている。その股間からは大量の精液を零しながら。

 だが、それでも大妖精は幸せそうだった。それもいつのまにか、彼女の心の中からはすでに抵抗の意思がなくなっている。チルトの同じようにとろけた顔をしているから、彼女も触手を受け入れているのだろう。

 チルノも大妖精も三妖精もほかの妖精達も触手に体をぐじゅぐしゅに犯されていること悦んでいた。これこそがこの触手の力なのだ。

 力のないものを洗脳する触手達。それこそがこの妖精の森を襲った、触手達の異能だった。この森の妖精達は、その心まで完全に虜にされてしまったのということである。しかし、そこには間違いなく喜びがあり、今からこの幻想郷で権力を握れると考えれば幸せかもしれない。

 妖精達は触手に操られているから、すでに拘束などない。だからといっても妖精達を無限に犯しぬいていくことなど、触手達は考えてはいなかった。それはこれから起こる恐ろしいことからわかっるだろう。

 

 

 妖精の中で完全に心が折れてしまった者たちから順に立ち上がり、きらきらとした眼をしながら森の外へ出ていく。それは彼女達の意思でありながら、そうではない。触手に洗脳された心がそうさせているのだった。

 森を出ていく妖精達の目的はただ一つだった。新しく、それでいながら苗床として優秀なものを連れてくることなのだ。それこそがご主人さまである触手の望むことなのだから、当たり前だろう。

 

 

「は、はなせ。わ、我にきさまら」

 頭に角をはやし、黒髪と白い髪の入り混じった少女は、妖精に縄で両手を縛られて連行されていた。その姿はぼろぼろではあるが、どこかセーラー服のような白い上着と、黒いフリルと逆さま矢印を模した不思議な柄のスカートが印象的な少女だ。

「おたずねものつかまえたー」

「これから裁判だー」

「すっぽんぽんにしよー」

 わいわいと妖精達が角をはやした少女の周りで動く。だが、妖精達は「おたずねもの」と彼女を表現したが、嘘は言ってはいなかった。彼女、鬼人正邪こそが、かつてこの幻想郷の支配構造を根源からひっくり返そうとしたお尋ね者のアマノジャクなのだ。

「く、くそ」

 そのアマノジャクは両手を妖精ごときに縛られて、本来は空も飛べるはずなのに、ぺたぺたと紐が切れたサンダルを履いた足で歩かされる。その顔は屈辱と怒りに満ちて、紅い眼がうっすらと涙に滲んでいる。まさか、自らが自らよりも弱いはずの妖精に捕まり、しかもどこからへ連れていかれるとは思わなかっただろう。まさに下剋上である。

 触手が一本、正邪の前に出てからその頬を撫でた。ぬるりとした粘液が頬に線を引いて、正邪の屈辱を増幅させる。まるで品定めをされているかのようだった。苗床としての。

 幻想郷は今や、どこに行っても触手だらけだ。正邪も妖精がどんな形でなのかはわからないが触手と協力していることはわかった。だからこそ、逃げることができないのだ。逃げれば妖精は振り切れても、触手はどうしようもない。

 正邪はずんずんと歩いていく妖精に両手の紐が引っ張られて歩かされる。それでも正邪はできる限り歩幅を小さくして歩いた。それには理由があった。

「次はどこをぬがそっかー」

 遊びを考える口調で妖精の一人がいう。彼女の手には、一枚のドロワースがあった。それは考えるまでもなく、正邪のものだ。つまり、現在の彼女は何も穿いていないのだ。先ほど妖精達に捕まって、はぎ取られた。

「おぼえていろ、おぼえていろ……」

 下を向いてそう言うアマノジャクは捕まって、下着をはぎ取られた時のことを思い出して、顔を赤くする。妖精によってたかって下着を奪い取られるという、それが彼女の心にヒビを入れた。仮にそれが触手相手ならば、妖怪の強者たちも敵わなかったのだから納得は行くだろう、しかし正邪の服をはぎ取ったのは妖精などという、至弱の存在によってだった。

 それでも正邪は復讐の心を燃やしていた。触手に逆らうことは「練りに練った計画が必要」だと、自分を納得させて諦めることもできるが潜在能力に圧倒的な差のある妖精ごときなら、なんとか倒せるはずだと正邪は思う。

「く、く。く」

 正邪はくぐもった笑い声をあげた。いずれは後悔させてやると、心に思う。そして彼女は連行されていく。その姿はまるで、自らの哀れさを必死に誤魔化しているかのようだった。

 

 

 しばらくして、正邪はあの妖精の森でがたがたと震えていた。彼女を何人もの妖精達が囲い込んでいる。その手には触手が握られていて、正邪へその粘液を出している口を向けている。しかし妖精達は遊びの前のように、きらきらとした眼で彼女を見ている。

「ち、ちかよるな」

 正邪はその両手を両足に触手が一本ずつ絡みついて、Xの字に地面に転がされていた。これでは抵抗などどうあがいてもできない。彼女を拘束しているい触手の一本一本が幻想郷の全勢力を上げて戦っても、勝ち目の薄いほどの強者なのだ。

 正邪はここに来る前に、触手に犯される者たちを見てきた。それを助けようなどとは思うことなど、彼女はしない。だがその光景は彼女の頭の中に強烈に残っている。今からその光景の中心人物が自分になるかと想像するだけで、体が震えてしまう。だが、正邪はその気の強い性格からか、目の前の妖精を睨み付けている。

 そんな正邪の近くに二人の妖精が現れて、彼女のスカートの裾をまくり上げた。正邪は悲鳴を上げる暇も余裕もないが妖精達はきゃきゃと笑う。彼女はスカートの下には何一つ身に着けてはいないのだ。正邪は健気にも腿を閉じようと無駄なことをする。

 正邪の努力はむなしく、彼女の下半身は剥き出しになり、その秘所が妖精達の前に丸見えになる。細い両足と強がりで下剋上などというものを好む、謀略のアマノジャクとは思えないほどに「少女のわれめ」を妖精達はまじまじと見て、笑う。

「かわいいい」

「ぴんくいろー」

 口々に感想をいう妖精達。それを聞いて見る見るうちに正邪は屈辱に顔をゆがませる。それでいながらも頬を紅く染める。下唇を噛んで、肩を震わせる。それでも妖精に見下されて、たまらずに言う。

「……見る、な」

 そう言いながら、身をよじりながら真っ赤になって逃げようとするアマノジャクだったが、そんな彼女の股間に妖精達は持っていた触手をすりつけ始めた。触手達は正邪の柔肌を味わうようにぬるぬると彼女の体をさかのぼり、彼女の陰部へ入り込もうとする。

「やめろ、くそお。はなせえ」

 正邪は必死になって逃げようとする。無論、何一つ意味はない。

 触手達が正邪の処女を食べようと、膣まで入り込む。「ひっ」と体を動かした正邪を見て妖精達はさらに正邪の上着もめくりあげて、その上半身も裸にしようとする。正邪は下半身に気を取られつつも、抵抗しようとしたが、急に体から力が抜けていく。

「あっ。あ?」

 正邪が見ると、彼女に挿入されている触手が美しい光を上げている。そう、これも正邪は見ていた。天界からやってきた青髪の少女が何一つできない小娘に堕ちていくところを彼女は物陰から見ていたのだ。その、力が吸われる光景を。

 触手は勢いよく、アマノジャクの力を奪っていく。その間に正邪は上着をめくりあげられて、膨らんだ胸を妖精に捕まれて揉まれる。それは小ぶりな餅のようで妖精の手には少し大きいが、正邪の体の成長度合いを表しているだろう。

「きれ-」

 妖精の一人が光る触手を見て言う。それが正邪の力の光だとはその妖精にとってはどうでもいい、ただ美しいと思ったのだ。だからその妖精は正邪の秘所を貫いている触手をもって、さらに奥へ押し込んだ。

「みっ」

 こぷと息を吐いて、正邪はびくんと痙攣した。いきなり太い触手が子宮の奥まで入り込んできたのだ。触手は常に粘液で覆われているうえにその口から媚薬を流しているから、ぬると入り込んだ。そしてその触手は正邪の奥の奥からその力を吸い取り始めた。

「あっ。……ああ」

 胸を揉まれながら、触手に力を吸い上げられて正邪はだらしなく口を開ける。そこから涎をだして「あ、あー」と声を出す。それが妖精の好奇心を刺激した。

「そっちもってー」

「わかったー」

 妖精達が正邪の両腿を一人、片方ずつもって持ち上げる。つまり、いわゆる「まんぐり返し」の体位にされてしまう。正邪は朦朧としながら羞恥心から「やめろぉ……」と情けなく声を上げる。その紅潮した顔と、とろけた表情が艶めかしい。

 だが、妖精は正邪への性的なことなど求めてはいない。彼女達は只々正邪から吸い取ったエネルギーの輝きを見たいだけなのだ。

「こっちの穴にも触手をいれよう!」

 無邪気な妖精が「まんぐり返し」にされた正邪の剥き出しになったお尻をつかんで、その穴に触手を入れ込もうとする。正邪は眼を見開いて、いやいやと顔を横に振る。

「そ、そんなことをすれば……ゆ、ゆるさ……っ」

 言いながら正邪は自らはもはやこの妖精にすらも敵わないのではないかと考えてしまった。そのせいで語尾が弱くなり、言葉を最後までいうことができなかった。先に書いた通り、強者になら負けたとしても納得できるが、弱者になど負けることは耐えられない。

 そんな正邪の気持ちは妖精にはどうでもいい。だから、正邪のお尻の穴に触手を押し付けた。

「ひっ、ああ」

 食らいついた触手は口の中に無数の繊維を持つ者だった。うねうねと細い糸が正邪の校門を開いて、その体が入りやすいようにする。それの粘液をたっぷりと正邪の中に流しこみながら動くから、彼女はぐちゅぐちゅと音が鳴るのを不気味な感触とともに感じる。

 一気に正邪のお尻の中へ触手が入った。

「ぎっ」

 歯を食いしばりながら正邪はいうがすぐにエネルギーの吸引が始まった。正邪はまんぐり返しのまま、二つの触手に貫かれてしまい、後ろと前の穴に刺さったそれが美しく光る。

「あっ、あ、ち、ひから。がぬけ、あ、あ……あ」

 最初とは二倍の速さで力を失っていくアマノジャクは舌をだして、ひいひいと唸る。それを見て妖精達は面白がってきゃきゃと笑う。それでなければ、正邪の力の輝きにうっとりとしている。たまにもう少し強い光が見たいものが正邪の奥へ触手を入れ込む。

 正邪の両胸にも触手が食らいついて、強く吸う。人間のように口で吸うだけでない。正邪の「力」の蜜をその少女の胸から吸い尽くそうとする。正邪は舌をだらしなく、出したままそれをしまうこともできない。それほどに彼女は消耗していた。

 それでも下半身の二つの穴と両胸から、吸われるアマノジャク。下剋上を目指した少女の哀れ極まる末路だと、いうのはまだ早い。正邪はその力を失ってからが本当の末路なのだから。

 

「ひい、めろぉ」

 四つん這いにされた全裸のアマノジャクは、妖精達に遊ばれていた。彼女は妖精達に体を押さえつけられて、その秘所に挿入されている触手を妖精の手でピストン運動される。

「いっ、ああ」

 眼をつぶって食いしばった歯を見せる正邪。その口元から涎が垂れる。すでに彼女を拘束している触手などない。妖精達は面白おかしく、この反骨の妖怪を犯す。その下半身のかわいらしいわれめを触手を抜き差しして、徹底的に屈辱を与える。

「う、うう、ああ」

 泣きながら感じる正邪。粘液をたっぷり膣に注入されているので、触手の動きに痛みなどは全くない。ただ動かされるたびに、その体を快感が駆け巡るのがこれ以上ないほどに悔しいだけなのだ。

 ぐちゅと触手が何一つ前触れもなく、射精をする。白い液が正邪の子宮を満たして、彼女に種付けをする。彼女の中に入りきれなかった精液が正邪の腿を伝う。

「……ち、くしょう、ちくしょう……ゃ」

 妖精達は笑い、正邪は泣く。こんな化け物に犯されている自分と最終的にその子供を孕むであろう己の運命を恨んでいるのだ。だが、こんなことはまだ序盤である。力を失った妖精以下のアマノジャクにはそれを拒否する選択肢など、最初からありはしない。触手と妖精のお遊びはまだ続く。

 

 それでもアマノジャクは一人ではなかった。先に触手に捕まった二人の少女がいたのだ。それは金髪と銀髪の少女で、つい最近までは強力な力を持っていた。だが、子供になってしまったのだ。タイム風呂敷によって。

「ま、まりさぁ」

「は、はなれてくれぇ」

 銀髪の少女、十六夜咲夜と金髪の少女、霧雨魔理沙はお互い全裸で抱き合っていた。幼い体は小さな胸に、肉のほとんどついてないしなやかな体。腕も足も細く、肌は白い。それが二人の少女の姿だった。

 そんな咲夜と魔理沙はお互いに抱き合ったまま、くるりと二人合わせて触手に腿やら腰やらを背中などを巻き付かれていた。だからこそ、魔理沙が逃げようとすれば体を咲夜で擦ることになる。触手達は向き合った彼女達の胸元に粘液を零してくるので、動くたびに少女達は胸に快感を感じてしまう。その快感は目の前の少女と擦りあっているからだった。

 その抱き合っている魔理沙と咲夜を妖精達は囲んでいた。彼女達は二人の少女のお尻や背中を押して、くちゅくちゅとその上半身と下半身を交合わせる。魔理沙達は触手に無理やり立たされている。

 二人の秘所がこすりあう。

「あっ」

「ひっ」

 咲夜と魔理沙はその緩やかな快楽を無限に味わわされて、肌に玉の汗を浮かべながらよがる。よがったら、よがった分だけお互いは体を接触させるから声が出てしまう。それでも妖精達はこの少女達の体を押し付け合わせる。これは遊びの一部なのだ。

 それでもやられるほうは遊びでは済まない。

「あ、ああ。わ、わたし、お、おかし、ぜ」

 魔理沙は舌を出して、咲夜にいう。何度も何度も何度もその女性器を咲夜のそれとこすり合わせているうちに、頭の中がぼんやりとしてきて、まともな思考能力がどんどん失われていく。それを認識することもできないから、魔理沙は堕ちていく道に入ったと入れる。

「し、しっ、ひぃ。う、ご、かない。で」

 咲夜は頬を紅くして、快感に身をよじるがそれでもまだ思考能力は失ってはいなかった。忠実な従者として、その主人を助け出すまでは狂うわけにもいかず、かといって逃げ出すこともできないから、それがいいかどうかはわからない。

 不意に触手が魔理沙と咲夜の首に絡みついた、締めるなどという野蛮なことは紳士として触手は絶対にしない。それは犯罪だから許されないのだ。だからこそ魔理沙と咲夜は平和的に――キスをする。

 二人の少女は唇を合わせて、その唾液をからませあい。濃厚なキスをする。触手に無理やり行われる接吻だが、魔理沙と咲夜はお互いの暖かさでとろんとしてくる。もはやキスの衝撃などを正確に感じることはできない。

「ほら、あるけー」

「さっさとあるけー」

 そこに一人のアマノジャクが「お馬さんごっこ」のように妖精を連れてやってきた。いや、止まるたびにぱーんとお尻を叩かれるのだから、やってきたというよりは連れてこられたといっていいだろう。

 咲夜と魔理沙はうつろな目で彼女を見た。なんとなく正邪のことを見たことはあるが、全裸で粘液を体中につけた正邪が顔を伏せているから、認識できない。それでもこれから正邪と二人はまとめて犯されるのだ。

 咲夜と魔理沙の拘束を触手が解く。やさしく地面に二人は重ね合わせられるようにおかれた。魔理沙は上、咲夜は下であった。二人の平らな胸が上下して、はあはあと息を漏らす。正邪も二人を見て、見たことがある気がしたが幼い姿の二人に気が付くことはできなかった。だが、正邪達を取り込もうと近づいてくる触手達には気が付けなかった。

 無論そんなことは全くを持って彼女達の運命に関係などない。のそのそと彼女達に近づいてくる大量の触手達には、正邪と魔理沙と咲夜の認識など何一つどうでもいいからだ。

 触手達は一か所に集まって絡み合い始めた。無数の触手達は巨大なツボのようになり、ゆらゆらと揺れる。外から見る分には触手の先端は見えない、ということは中には無数の触手達がひしめき合っているわけである。

 ここがアマノジャクと魔法使い、瀟洒なメイドの新しい家である。休むことも、出ることもできない永久の牢獄であった。だが、それを嫌だと思えるのも数十分だろう。淫楽に彼女達が染まるまでの話だ。

 妖精達が正邪の両手をつかんで無理やり、触手のツボへ歩かせようとする。流石に正邪もまずいと思い抵抗した。吸われて張った胸を小さく揺らしながら、身をよじるが妖精を振り払う物理的な力すらも彼女にはない。

「い、いやだぁ」

 そう泣きながら言うことしかできない。妖精達はそれを無視してにこにこと正邪を妖精のツボに押し付けた。ツボは何本かの触手を体から生やして、正邪の両手を両足に絡ませて、小さな隙間から中へいざなう。何か叫ぼうとした正邪だったがその口にも触手が突っ込んできて、媚薬を飲まされながら取り込まれてしまった。

 次は魔理沙と咲夜だ。銀髪と金髪の少女は最初から、触手に捉えられた。両足を開かれて、発達とは程遠い体を小さく震わせる。くぱと足を開いたことで、その秘所が桃色の部分を出す。そこに男性器の形をした触手が入り込んだ。

「! みゃあ」

「ああ、ああ」

 二人の少女の処女をもらった触手はぶるぶると震えてから、二人の子宮を揺らす。それでいながら、あの多くの強者を堕とした粘液をたっぷりと注入する。

「あ、はあああ」

 魔理沙は体を弓なりに逸らして、天を向く。ぼたぼたと粘液が彼女の陰部から漏れ出していく。咲夜は多少耐えているがそんなことをしたから、触手の振動が激しくなった。

「っいぁああああ」

 咲夜は涎を出して、よがる。なんら穢れのない体にされた二人はこれ以上ないほどに汚されていく。魔理沙も咲夜も幻想郷ではかなりの強者だが、触手にとっては美味しいお食事であり、ただの苗床に過ぎないのだ。

 二人はびくびくと痙攣して、抵抗の意思を全く刈り取られた。そうなってから触手のツボの中へ取り込まれていく。小さな隙間から二人はツボの中へ入っていき、自力では二度と出ることができない淫獄へ取り込まれてしまった。

 

 中は媚薬の海だった。

「ひ、ひぃいい」

 正邪は壁も床も触っただけで発狂するほどの媚薬に満たされた肉の部屋でのたうち回っている。触手達は彼女を捉えてはその胸に粘液をかけて、叫ばす。正邪は泣きながら壁を叩いて逃げようとするが、無駄だった。

「だ、だひて、ここから、だひぇてぇ」

 アマノジャクが泣いて懇願するそこに咲夜と魔理沙も粘液の海に落とされた。その股間にはすでに触手が挿入されていて、入ってきた瞬間から種付けが始まった。

「ひっ。ああ。ああっ、ああー」

「お、おじょう、さま、ひる、ゆる、ぃ」

 魔理沙達は体中に粘液を漬けられて、触手がその子宮を犯す。そして、激しい交尾の後に大量の射精をして、別の触手が魔理沙達を犯し始める。それだけでなく、その両胸を細い触手がくくり、揉むようにいたぶる。

「へ、へえ」

 魔理沙と咲夜はそのうえで、少女にされたことで大幅に削られたなけなしの魔力を吸い取られていく。わずかな貯えも許されることはなく、魔理沙と咲夜は体中を犯しぬかれていく。

「やめろおお」

 正邪はその両足を絡めとられて、逆さづりにされた。アマノジャクとして、ふさわし恰好だが、正邪は不安に顔をゆがませる。しかし、その秘所に触手が挿入されて表情を変えた。

「あっあああああ」

 ごしゅごしゅとピストン運動をされる正邪。上向きになった下半身から、触手の漏らした粘液と正邪の愛液が混じったものがその体を流れていく。小さなおへそで一旦止まって、胸と胸の間を流れていく。

 正邪はさらに両胸を、いや両乳首を触手に絡まれてしまう。吸われて、正邪は悲鳴を上げた、頭の中のものがすべて吸い取られていくような錯覚に襲われる。

「ぃ、あ、あ」

 正邪は舌を出して、一瞬だけ笑う。もう少しで何もかもを忘れて、妖精達と同じようになるだろう。それがこの反逆者の末路であり、今までの贖罪であった。

 三人は同時に射精を受けて、小さな触手の淫獄に嬌声を響かせる。

 

 これはこれから始まる下剋上のモデルケースに過ぎなかった。

 三人の美少女が捉えられた触手のツボの近くで、空間がゆがんでいわゆる黒い「スキマ」ができた。それはこの幻想郷では最強の部類に入るであろう妖怪が使える、空間の力である。ある意味ではこの状況をひっくり返せる数少ない能力だともいえ、希望ともいえる。

 そのスキマのなかからさらに大量の触手が現れた。それらはぼろきれのようになった金髪の美女を拘束している、紫色のドレスがところどころ破けて、リボンをつけた帽子をかぶった髪からねっとりと粘液を零す、彼女こそが八雲紫という妖怪の中の妖怪である。

 その紫はぐちゃと地面に落とされた。スキマの中で何があったのか、彼女は手袋をつけた手で地面を描いて、じりじりと動く。明らかに憔悴していた。だが、それでも彼女は眼を上げる。

 無邪気な妖精の顔がそこにあった。紫はぞっと背筋が冷えることを感じて、眼を動かす。周りにはさらに多くの妖精達が集まっている。彼女達はこの大妖怪の「きれいなひかり」が見たくて集まってきたのだ。

 八雲紫、それが妖精のペットになる。これこそが下剋上の本番だった。いや、今この森には不死の少女や、蓬莱の美女、吸血鬼の姉妹、歴史を食う妖怪、文人の魂の住む館の主などが連れられてくる。すべては妖精のペットになるために。

 

 

 




本格的に、幻想郷はあかんやつです
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