どーでもいいことかも知んないけど、ヘリの中って落ち着かないんだよね。
ほら、昔はカプコン製のヘリとか言われてたものもあるらしいじゃん?
墜ちたらどーなっちゃうのかね、生きてられんのかね。
とか頭の中で考えつつ、作戦ポイントへ向かうヘリの中です。
シートにくくりつけられる感覚が正直怖い…シートベルトってこんなにキツいものなのかな?
対面に座っているソーマはまるでリラックスしているかのように本を読んでる。
こんな騒音と揺れの中でよく酔わないもんだな…
かくいう俺は早く実戦に出たいウズウズを止められないんだよなぁ。思わず、
「パイロットさん、あとどんぐらい?」
とか聞いちゃうくらい。
パイロットさんは笑顔で、
「…さっきも言ったろう。あと20分はかかる。何回も同じことを言わせないでくれ。」
あー…完全にイライラしてますかこれ。よく見るとこめかみあたりに血管浮き出てるし。
待ちきれないものはしょうがないじゃーん!
「そう慌てるな。遅かれ早かれ任務は始まる。大人しく座っていろ。」
ソーマは本を閉じながらこちらに言を飛ばし、ゆっくりと目を閉じた。寝る気ですかあんた。
チェッ、みんな少しはわかってくれてもいいんじゃないかな!?
とか言ってる間に高いビル群が見えてきましたよ。ただし穴ボコいっぱいの欠陥物件ですがね。
「もうすぐだな。準備をしておけ。」
「ほいさっさ!」
やっと来たぜぃ…ついに俺の足がフィールドを蹴る時が…
神機置きから神機を手繰り、軽く振り回して今一度のコンディション確認。ん、いい感じ。
ソーマも自分の神機を手に取り、肩に担ぐ。二人とも準備はできているな。
ブシュ
ドパッ
先方から液体のの飛び散る音。
コックピットのハッチから赤く流れる血液。
いち早く理解したソーマはコックピットへと駆ける。
「…!これは…」
くり抜いたかの様に貫かれた胸。
抉る様にもぎ取られた首。
刈り取るように引き裂かれた四肢。
余りに惨いその姿は俺の目に強烈なインパクトを与えた。
しかし、おかしいのはそれだけではない。
傷口には、薄緑に光る粘液状の物がウヨウヨと蠢いている。
まるで意思があるかのように…
「よけろ!トウヤ!!」
声を聞くが早いか、俺は足を右に踏み込み、薄緑のそれから突き出したトゲを咄嗟に交わした。
そのトゲはコックピットハッチから5mは離れているだろう船体後方部の壁を突き破り、テールローターまで達した。
次の瞬間、機体は急旋回を始め、バランスが取れなくなった俺はヘリのサイドハッチから空へと放り出された。
体が急降下を始める。機体が遠くなる。ソーマが何かを叫んでいるが、全く聞こえない。
俺はそのまま地に落ちるまでの約14秒間、ただひたすら何が起こったのかを頭の中で考えていたが、打ち付ける痛みに耐えられなくなり、意識を手放した。
かけるときにかかないと更新がどんどんおそくなるとです。
昼夜逆転中の頭をフル回転させながらPCに向かう俺氏を誰か激励してください。、