※この作品はR-18です。

ドラゴンボール超H   作:ドラゴンボール超記念

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ガンダム発掘 サイヤ人襲来

 子供が一気に生まれて行った。長女はハンコックの娘でボタン。次女がフレイの娘でサラ。三女がコニスの娘でアニカ。女サイヤ人の圧力もあって全員女ヶ島で産み、本当に娘ばかり産まれたのだった。そして長男が、3秒差でオンオンの息子タマオン、次男がキャベスの息子シロナとなったのだった。全て女達につけさせたが、オンオンとキャベスは元彼に未練があるような名前だった。

 赤子が産まれて女達は大忙し。残念ながら俺にできることは多くない。抱っこをしても、皮と筋肉が硬すぎて嫌がられる。筋肉に柔軟性はあるんだが、表面の頑強さはどうにもならない。

 アマゾン・リリーの女達の訓練は順調に進んだ。強さに対する憧れがサイヤ人並にあり、サイヤ人より素直なので、俺が強いと分かると途端に従順になった。それと男に興味があるらしく、俺の裸を覗きたがる。その上情操教育がなってないから「裸を見せてくれ」「だったらお前も裸で来い」「応さ!」となり、その場で脱ぎ始める。さらには「なかなかいい体だな」と褒めると、「そうか! がんばって訓練して来たからな!」「ああ、そうだな」「触ってもいいぞ! その代わり触らせてくれ!」という感じになり、チチくりあうことになる。そうすると2人とも興奮してしまうから、あっと言う間にハメハメ波まで行ってしまうのだった。

 お気に入りはマーガレットという気のいい金髪の女の子だ。アフェランドラも、身長が俺の2倍くらいあるが、顔はかわいいから、乳やお尻で遊ぶと楽しい。アソコはデカい分ゆるゆるだ。

 なお、サイヤ人に敬語の文化は無いので、俺に対し敬語を使う義務はないことにしている。オンオンやコニスやカッタツは誰に対しても敬語だし、フレイも目上は敬うが、それも自由だ。

 

 カッタツの宇宙船、カッタ4は一応完成したが、カッタツ本人はバリアーの強度に納得しておらず、日々研究を続けている。そこで俺は気が付いた。サイコフレームを使えばいいじゃないかと。あれなら中にいる人の力に合わせて凄まじいバリアーが出せる。

 宇宙世紀ガンダムがどこの星か分からないし、∀的にはSEEDの星の過去か未来かもしれないが、いずれにせよ神龍に頼めば済むことだ。もっとも、そう何度も使ってしまえば神がいい顔をしないだろうから、一応、SEEDの星に行って地下を調べることにした。SEEDにザクやらグフやらがあるから、たぶん宇宙世紀はすぐ近くの過去だと思う。地下を掘ればMSが出てくると思われる。ちょうどフレイの赤子をフレイの父親に見せるという話も出ていたから、一緒にSEEDの星に向かうことにした。また、どこを掘ればいいか調べてもらうために、ニコ・ロビンを呼んだ。彼女はSEED世界の本を読んで地層の流れ方などは頭に入っており、コンピュータの扱いも習得していた。さらに、ハナハナの実は地下を調べるのにとても役立つ。潜らなくとも、地面に身体を咲かせれば、ヌメッとした土ざわりとかそういうので地層を把握することができるのだ。

 

 カッタ3に俺、フレイ、サラ、ロビン、ランチで乗り込んだ。SEEDの星とワンピースの星は現在とても近いので、カッタ3なら4分くらいでつく距離だ。

 まず地球に降りた。その後、大西洋連邦のアズラエルの実家、フレイの実家、ナタルがいる宇宙の方舟、ドラゴンがいるプラント、と挨拶して回った。

 ナタルはエリート部隊の隊長となっていた。部下を鍛えながら、地球や宇宙で問題があったら方舟でそこへ飛ぶ、という生活を続けていた。ダブルN部隊は、ザーボンによって三馬鹿を除く全員が死んでおり、ほぼ全員悪人だったのでほとんど蘇ることもなかった。54人中9人だけ生き返り、ナタルの下で体を鍛えていた。俺は彼等の育て方を間違ったのかもしれない。この失敗はアマゾン・リリーの女達に生かそうと思う。力と、楽しさと、正義感を教えなくてはな。

 ドラゴン等空軍は、主にコーディネーターの取り締まりを行っていた。ダブルN部隊のメンバーやブルコス連中がやり過ぎた過去があるので、恨みの無い外部の人間にやってもらおうという魂胆だ。ナチュラルでは生身でコーディネーターに敵わないが、彼等なら楽に勝てるというのもある。もともと革命軍で気が合うというのもある。実際、地球連邦がプラントに横暴な要求をしたら、ドラゴンは『ワンピ人政府の代表としてと遺憾だ』とプラントに与するような発言をしているらしい。

 また、ドラゴンは”トゥルー・コスモス”という名の環境保護団体を作っていた。メンバーはブルーコスモスとプラントのコーディネーターとワンピ人の有力者。コロニーでは浄化作用がたかが知れているため、自然、環境汚染には厳しい罰則があり、住民の環境意識も高くなる。そんな彼等は、地球に住む人が産業のためと言って廃棄物を海や大気に垂れ流しているのを見ていられない。この情熱を、元は環境保護団体だったブルーコスモスと、プラントのコーディネーターと、今後産業革命の負の側面に対応することになるワンピ人で共有したのだった。そして3者が協力する形で、地球連邦政府に地球での空気税の導入を認めさせた。これはコーディネーターの不満を押さえるショーの側面もあったが、三者の情熱があって初めて成しえたことでもあった。

 また、宇宙には山や海が無く、アウトドアな娯楽が少ないのも、コロニーの住人の不満になっていた。これを解消するべく、ワンピースの星に行くことのできる旅行者、政治家、技術者はコロニーの住人を優先した。と言っても希望者の倍率は100倍程度あったようなので、希望が叶うのは極一部だったが。

 

 とかく、挨拶を終えて、早速遺跡探しに向かう。フレイは興味ないらしかったので、俺とロビンとランチだけで向かった。俺が武空術で飛び、背中に2人を乗せるという格好だ。

 地政学的にここに基地を作れば都合がいい、という場所をロビンが特定し、俺は2人を乗せてその周囲を飛んだ。時には地下500mくらいまで穴を掘った。毒ガスが出ることもあったので、ブリーフ博士に開発してもらった例の宇宙戦闘用スーツを着て行った。見た目はレンジャースーツみたいな感じで、色は白と黄色を基調としている。ロビンはハナハナの能力で地下を調べ、データをノートパソコンに入力していった。ランチはSEEDの星の動物、植物、掘ったら稀に出る化石、を見て喜んでいた。「皆にお土産としてあげる」と言って、気に入った物をポイポイカプセル内の倉庫に入れていた。

 それを延々と続けた。ロビンはやる気満々で、地層のデータが入力された画面を見て、あれこれと考え込んでいた。俺は性欲が溜まってしまったので、何度かロビンに中出しさせてもらった。フレイのところまで行って出すこともあった。

 

 そうして1週間後、とうとう基地らしき残骸を発見する。俺はランチと共に万歳三唱。ロビンもにやにや笑っていた。

 格納庫らしき岩盤を掘り当て、その中をごっそり掘りまくると、見たこともないモビルスーツが見つかった。やはり予想通り、∀ガンダム的にガンダム世界はつながっていたのだ。その後も、土をポイポイカプセルに入れつつ、ロビンの指示に従って掘りまくり、次々とこの時代に無いモビルスーツや他の兵器を発見して行った。ガンダムタイプもあった。さらに約4時間掘りつづけ、とうとう基地の全容が露わになった。

 俺は早速アズラエルに連絡し、モビルスーツを調べてもらうよう頼んだ。装甲の表面はさすがにボロボロになっていたが、奥の方は無事だと信じたい。そしてサイコフレームが見つかるとうれしい。

 

 しかし喜んでいるその時、オンオンから通信が入った。フリーザ軍がワンピースの星に攻め込んできたらしい。それも、1万を超えるような戦闘力の者が1人いる。俺とオンオンが艦隊を一瞬で潰してしまったので、数を揃えても仕方がないと考えたのだろう。キャッシュマン、銀河パトロール、フリーザ軍、と俺達の情報が渡ってしまった可能性もあるが、それにしてはフリーザが来ないのはおかしい。大猿オンオンに勝てるのはギニューかフリーザ自身だけだと知っているはずだからだ。

 

 ――実際はフリーザはハラベコとオンオンは死んでいると考えていた。残ったキャベス等についても、惑星ベジータの真相を知る一部の部下にしか教えていなかった。自身が部下であったサイヤ人を滅ぼしたと知られれば、一部の部下はやる気をなくすだろうし、ベジータなどは裏切る可能性があったからだ。今回強めの戦闘員を送ったのは、図に乗って艦隊を滅ぼしたお調子者に灸をすえてやるためだった。ハラベコが活動している宙域に送ったので、その中でワンピースの星に行ったのはたまたまだった――

 

 俺は若干慌てたが、こうなった時の対処法は皆で考えていた。

 

「確認するぞ。まずスカウターを壊す。その後戦闘員を適当に排除し、何人か生け捕りにして、記憶を操作する。俺達は死んだとな。そして星に返す」

「ええ、承知していますわ」

 

 SEEDの星に記憶を操作する装置があるし、ワンピースの星には催眠術師がいる。できるはずだ。

 

 ――その頃、ワンピースの星――

 

 神の訓練を受けたオンオン、キャベス、レタツ、ハンコックは、宇宙船が星に到着する前に邪悪な気を感じ取ることができた。

 

「なかなか強いですわね。私たちだけで対応した方がよろしいようです」

 

 オンオンは赤子をハンコック等に任せ、キャベス、レタツと共に着地地点に向かった。向かいながらハラベコに通信を送った。ブリーフ博士の新スーツで全身を隠すことも忘れない。3人は戦隊ヒーローのような格好になっていた。オンオンは白とオレンジ、キャベスは紫と緑、レタツは白と緑を基調としていた。

 3人が待ち構える草原のすぐ近くに、3つのアタックボールが落ちた。戦闘力は1万3000、4000、900程度。キャベスとオンオンがジャンケンをする。

 

「よし。1万を殺すのは私だ」

 

 キャベスが勝ったので、キャベスが1万を相手することにした。

 

「死なぬ程度に痛めつけるのですわよ。催眠にかけるのですから」

「分かってらあ!」

 

 アタックボールが開き、中から3人の兵士が出てくる。

 その姿を目にした時、女達は固まってしまった。

 

「おうおう、お強そうなのが3匹」

「戦闘力4000、3000、1500。おかしな格好といい、決まりだな。こいつらだ」

「へっへっへ。探す手間が省けたってわけだ」

「俺達サイヤ人が来たからにゃあお前達もお終いよ!」

「お前が言うな」

「す、すまねえ」

 

 男達には尻尾が生えていた。オンオンとキャベスはそのうち2人の顔に見覚えがあった。レタツでさえ1人は知っていた。

 

「べ、ベジータ王子……」

 

 レタツがつぶやいた。3人の中で最も小さい、レタツよりも小さい、長い黒髪が逆立った、目つきの悪い少年の顔の男の片眉が、ピクリと動く。

 

「ほう。こんな銀河の辺境に俺を知っているやつがいやがるとはな。光栄だ。褒美に楽に殺してやる」

「銀河パトロールから聞いたんじゃないか?」

「まあそうだろうがな。俺も有名になってきたというわけだ。ははははは」

 

 ベジータと近くの剥げた大男が余裕気に笑った。

 そこで、オンオンがハッとして気付いた。

 オンオンは慌ててスカウターを指差し、次々と鋭く細長い気功波を放っていく。

 

「むっ」

「うおっ」

「わあああっ!」

 

 気功波は見事スカウターに命中し、木端微塵に破壊した。髪が後ろに垂れ下がった男は、それだけで大声を上げて尻餅をついてしまった。戦闘力で劣っている分、攻撃されただけで恐かったのだ。

 

「ふん。味な真似を。スカウタ―を壊して逃げるつもりかな?」

「無駄だぜ。俺たちゃその気になれば星ごと破壊することが出来る」

「べ、ベジータ。ナッパ。早く大猿になっちまおうぜ」

「誰に命令してやがる。なかなかいない上物だ。たっぷり戦闘を楽しんでやらなければな。それに、仲間の居場所を吐かせねばならん。少なくとも6匹はいると聞く」

「そういうことだ。へっへっへ。ラディッツ、お前死ぬかもしれんのが恐いんだろう? 一番弱いやつでもお前より強いからな」

「サ、サイバンマンを使わせてもらうぞ!」

「ケッ、サイヤ人の面汚しが。この程度のやつらによ」

 

 ラディッツは懐から種のようなものを取り出し、撒こうとした。しかしその手はオンオンに握られ、動きを封じられてしまった。

 

「ぐ、ぐうううっ。は、離せ!」

「だーっはっはっは! 見ろよベジータ! あの間抜け掴まえられてやがる!」

 

 ナッパは笑いながらベジータの方を向くが、ベジータは真剣な表情でオンオンを見ていた。

 速い。今の動きは捉えられなかった。どういうカラクリだ?

 なんて思っていた。

 

 オンオンはラディッツの腕を掴んだまま、反対の手でポイポイカプセルのスイッチを押し、戦隊風スーツをしまった。そして黒髪の美女が露わになる。

 

「あっ」

 

 ラディッツはちょっぴりドキリとする。ベジータは不審げにオンオンを睨む。

 しかし、大いに慌てたのはナッパだった。

 

「お、おめえオンオンじゃねえか! 生きてたのか!」

 

 エリート同士であるナッパはオンオンのことをよく知っていた。期待の若手として有名でもあったし、見た目が美しいから男に人気もあった。ただ、幼く女に興味の無かったベジータや、同じく幼く下級戦士だったラディッツは知らなかったが。

 ナッパはうれしげにオンオンに近づいていく。オンオンは手でナッパに待ったをかけてから、ベジータに礼をした。

 

「お久しぶりですベジータ王子。生きてらしたのですね」

「ふん。まあな」

 

 ベジータはナッパの反応からオンオンを注意深く見回し、彼女にサイヤ人の特徴である尻尾があることに気付いていた。

 そのタイミングでキャベスとレタツも戦闘スーツを解除する。

 

「そっちも見たことあるな。サイヤ人だろ?」

「まあな」

「へっへっへっへ。女が生きていたのはラッキーだったぜ。また一族を復興させることが出来る」

「ナッパさん意外と国想いですのね」

「まあな。昔は暴れられりゃあよかったが、この歳になるといろいろ考えちまうからな」

「な、なあ。そろそろ離してくれねえか? 同族なんだろう?」

 

 オンオンはラディッツを解放する。ラディッツは急いでオンオンから距離を取り、握られてジンジンと痛む腕をさすった。

 

「しっかしお前達もぶったまげただろう。いきなり彗星がドカーンで母星が失くなっちまうんだもんなあ」

「なるほど。フリーザはそう説明しているのですね」

「ん? どういう意味だ? そう言えばどうしてお前等、銀河パトロールなんざの味方してるんだ?」

 

 オンオンはフリーザの真実と、どうやってここまで逃げてきたかを3人に話した。

 

「ウ、ウソだろ?」

「マジか……」

「あの野郎、舐めやがって」

 

 ナッパとラディッツは困惑の方が強いが、元々フリーザのことが気にくわなかったベジータだけは明確に怒ったのだった。

 その時、空からもう1つの宇宙船がやってくる。球体の至る所にとげが突き出した、ナメクジのような形の宇宙船だった。

 

「来ましたわね。もう1人の生き残りが」

 

 ――ハラベコ視点――

 

 やっとワンピースの星に着いた。

 感じるぞ、オンオン達の近くに3つの邪悪な気。1つは1万を超えている。だがオンオンどころかレタツの敵でもないだろう。実際戦闘の気配はない。既に無力化できたのだろう。

 俺はある程度気楽に気の方向へ飛んで行った。しかし、そこでとんでもないものを見てしまった。

 

「ベ、ベジータ」

「ふん、下級戦士か。知らねえ面だな」

 

 ベジータ、ナッパ、ラディッツがいた。

 ベジータは不機嫌そうに警戒し、ナッパは余裕気な笑みを浮かべ、ラディッツはオドオドしている。

 とうとうこの瞬間が来てしまったか、という感じだ。だが、王を名乗る者同士がまみえたのだから、やることは決まっている。

 

「ベジータとやら。生き残っていたのは運がいいところだが、俺が王だ。ここにお前の居場所はないぞ」

 

 ラディッツ、ナッパ、ベジータの眉がピクリを動いた。直後、ナッパとベジータは俺に殺気を当ててくる。

 

「ふん、下級戦士が調子に乗り過ぎたな。貴様は命を落とすことになる」

「やっちまえ! ベジータ!」

 

 いきなり決闘の雰囲気だ。この辺は分かりやすくていいな。

 俺とベジータは他のサイヤ人からやや離れ、草原の上で静止する。距離は50mくらい。

 

「どこからでもかかってこい。チビ」

「よほど死にたいらしいな!」

 

 ベジータは挑発に怒り、真っ直ぐ突っ込んできた。

 俺は一瞬で気を高め、ベジータが確実に見えない速度でベジータの後ろに回り、首の後ろをトンと叩く。

 

「がっ、かかっ……」

 

 ベジータはそれだけで気を失い、どさりと倒れた。

 

「何!?」

「何が起こった!」

「ひ、ひえええっ」

 

 驚いたのはナッパとラディッツだ。あと何故かレタツも驚いており、キャベスに頭をしばかれた。

 俺は気絶したベジータの後ろ首をつかみ、持ち上げる。

 

「俺が王だ。まだ文句があるならかかってこい」

「ク、クソッ! 下級戦士が調子に乗りやがって! インチキだ!」

「そ、そうだ! 何か罠があるのかもしれない!」

 

 ナッパとラディッツは叫びながらも膝が震えていた。

 

「そう思うならかかってこい。一瞬で楽にしてやる」

「ひいっ」

「ぐっ、くっ。クソおおおお!」

 

 ラディッツは恐怖して動かなかったが、ナッパは突っ込んできた。しかしオンオンの手刀一発で気絶してしまった。

 

「どうしますの? 殺しますの?」

 

 オンオンはラディッツに手のひらを向けながら言う。

 

「いいっ! な! やめてくれ! 何でも言うことを聞く! 聞くから!」

 

 ラディッツは勢いよく土下座し、何度も頭を地べたに着ける。

 

「まあ、ベジータだけは予定通り洗脳して返すべきだろう。他は、従うのなら生かしてやってもいい」

「ナッパさんは従わないと思いますわよ。意外と一族の掟を守りますから」

「だったら殺せばいい。それか洗脳して送り返すか?」

「そちらの方がいいと思いますわ。私達が偽装していた戦闘力を考えると、ベジータ王子はかすり傷、ナッパさんはある程度ボロボロにして返したらいいと思います」

「まあ、そうかもしれないな。ラディッツだけは死んだことにするか」

 

 ナッパは戦闘力のわりに強いし(ジャンプ特集の4000という数字はミスだと思われる)、ベジータは今の時点で1万5000くらいありそうだからな。生きて帰った方が現実味があるだろう。

 ラディッツは、ベジータもそうだが、ランチとそれほど年齢が変わらない感じだからな。殺すのはちょっと躊躇われる。教育を上手くやればまともな人間に育つと信じたい。

 

 その後、海軍の催眠術師ジャンゴによってナッパに偽の記憶を信じ込ませた。ベジータは上手くかからなかったので、SEEDの星に連れて行ったが、そこでも洗脳できず、逆にマシーンを破壊してしまった。しょうがないからドラゴンボールの地球に行き、神にわけを話し、「洗脳できないなら殺すしかない」と言って神の力で洗脳してもらった。神は日々トレーニングを続けており、今は戦闘力1000万近くある。1万5000の男の記憶を操作するくらいは容易いはずだが、ベジータはかなり粘ったので、完全に支配するのに1日近くかかった。さすがはプライドの高い男である。

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