※この作品はR-18です。

ヴィータちゃんは男友達が少ない(18禁版)   作:白翼

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最後はやっぱり

 シグナムは再び押し倒された形になる。コウキは今一度確認のために、声を上げた。

 

「い、入れるの、こ、ここでいいんだよな」

 

「……あ、ああ、んっ」

 

 コウキは亀頭をシグナムの秘部に押し当てる。彼のモノがノックをするたびに、シグナムは押し殺したように小さな悲鳴をあげた。

 

 逆にここまでくると、ただ自分の口から言わせたいだけなのではないか。そうは思うが、コウキのテンパった顔を見ては、そんなことは口にできなかった。

 

「そ、それじゃあ入れるな」

 

「……わ、わかった」

 

 ここまでくれば、すでに覚悟は決まっている。

 

 シグナムはシーツを握り込むと、その時を待った。

 

 まず初めに感じたのは、体がこじ開けられる感覚だ。無理矢理何かを突っ込まれたような。そんな異物感を感じた。

 

 拡張されていない場所に、無理矢理モノを入れ込まれ、シグナムは痛みに叫び声をあげ――――

 

「…………んん」

 

 確かに痛みは走った。だが俗に言う体を引き裂かれるような痛みを感じることなかった。

 

 グッグッグとモノが挿入されると、シグナムはそれを最後まで受け入れてしまった。

 

「だ、大丈夫かシグナム?」

 

「…………ああ、痛みというほど辛くはなかった」

 

「そ、そうなのか? まあ俺も特に無理矢理入れたって感じはしなかったけど。…………もしかして初めてじゃ」

 

――――ギロ。

 

 シグナムは斬り裂くような鋭い視線で彼を睨みつける。コウキは「わ、悪い」と口にする。

 

「人それぞれなんだなきっと」

 

「そうなのかもしれないな」

 

「…………ところでさシグナム。もしかしてお前も結構エロいこと考えてたか?」

 

「なっ、や、藪から棒になにを言っているんだ」

 

「だ、だってよ。随分スルッと入っていったし、その分濡れてたのかなって」

 

「――――――! そ、そういうことは思っても口にするな!!」

 

「と、言うことはやっぱりエロいこと考えて、あいてっ!」

 

 コウキは頭に思い切り拳骨をくらう。

 

 どうしてこの男はこうもデリカシーがないのだろうか。誰かの旦那さんとはえらい違いである。

 

(だとしても。…………先に惚れた弱みなのだろうな)

 

 そんな彼もまた愛おしいと思ってしまう自分はおかしいのだろうか。いや、元々恋は盲目というくらいだ。きっと皆こんな気持ちを抱いているのだろう。

 

 コウキは頭をさすっていた手を布団に構え直すと、一度深呼吸をする。そして緊張の面もちになった。

 

「そ、それじゃあ動かすな。…………というか、正直早く動かしたくてしょうがない」

 

「あ、ああ。……わかった」

 

 シグナムの了承を得ると、コウキはゆっくりと腰を動かし始める。その腰の動きは規則性や角度などは全く考えられていない。

 

「うあ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ」

 

 ただシグナムの体を求めるように、自身の気持ちよさを優先としてコウキは本能のままに激しく腰を動かした。

 

「や、やばい。さっき一回出したのに、すげ、手とは比べものにならないくらい気持ちいい」

 

「あ、あまり変なことを言うな」

 

「だ、だってシグナムがすげえギュウギュウに締め付けてくるからだろう。も、もうちょっと加減してくれよ」

 

「それは私の意志ではない。あっ、んっ!」

 

 口論していた声が突然止まる。コウキはその声に驚き、腰を止めるとシグナムを見た。彼女はそんな彼と目が合うと、恥ずかしそうに視線を逸らした。

 

「…………もしかして今気持ちよかったのか?」

 

「そ、そんなことはない!」

 

「…………そうか」

 

 コウキはそういうと、腰を思い切り引く。コウキの亀頭がシグナムの膣からでるギリギリのところで止まる。

 

 もうやめてしまうのか? シグナムはそんなことを思っていると、コウキは両手にぐっと力を込めた。

 

――――ズブブブッ!

 

「キャ、あん」

 

 引かれた腰から一気に奥へ挿入されると、シグナムは身をよじらせながら声を上げる。

 

(な、何だ今の感覚は。それに今の声、わ、私が出したのか)

 

「シグナム、本当は気持ちいいんじゃないのか」

 

「そ、そんなことあるわけ」

 

――――グッ、ググ。

 

 コウキは再び腰を引くと、また抜けるか抜けないかのギリギリのところで動きを止める。

 

 そしてここにきて、彼は初めて意地の悪い笑みを浮かべた。

 

「なっ、コ、コウキ、それは待て」

 

――――ズブブブッ!

 

「ヤアアアアァァ、アアァァァァン!!」

 

 再び一気に奥に挿入されると、自分のものではない声が、自分自身からあげられる。

 

 ビリビリを越え、バチバチとした感覚が秘部を中心に体中に走り回る。

 

「コ、コウキ、ダメだそれは。あ、頭がおかしくなる」

 

「……これが気持ちいいんだな。だったらちょうどいいな。これくらいゆっくりなら、俺ももう少し持ちそうだし」

 

「ち、違う。私は気持ちいいなどいって、あっ、あっ、んっ、んんっ!?」

 

 三度同じように腰を動かされると、今度は口を紡いでしまう。コウキはそんなシグナムと視線を合わせると、彼女は泣きそうな顔をしながら声を上げる。

 

「わ、私は。…………はしたない女なのだろうか。初めての行為でこんな声を上げて」

 

「そんなことないだろう。まあ人体の構造なんて人それぞれだし。それにいいじゃねえか」

 

「な、なにがいい。やっ、あっ、あんっ」

 

 話し中だったため、今度は声を我慢できなかった。シグナムは恨めしそうにコウキの顔を見るが、彼は悪びれもなく笑って見せた。

 

「だって痛くないことに越したことないだろう。それに今俺すげえ気持ちいいし、だったらシグナムにだって気持ちよくなって欲しいとも思ってる」

 

「は、はしたない女だと思わないのか」

 

「思うわけないだろう。むしろ嬉しいぐらいだ」

 

「………………はぁ?」

 

 何が嬉しいのかわからず、シグナムは素頓狂な声を上げてしまう。だがコウキは悪びれた様子も、カッコをつけた様子もなく、あくまで自然にこう口にした。

 

「だって大好きなお前が辛い顔してると、俺も苦しいからさ」

 

 その言葉に顔が一気に熱くなる。

 

 これだ。普段はろくに好きだとも言わない癖に、コウキはこうやって不意打ちに自分のことをほめてくる。しかも意識して言ってない分、余計に嬉しくなるのだ。

 

「あとすまん。正直、もうそろそろ限界だ」

 

 コウキはぐっとシグナムの腰を掴むと、モノを奥に押し込む。そして先ほどとは違い、短いピストンを繰り返す。

 

「はっ、やっ、あっ、あっ、ああっ! コ、コウキ、コウキ!!」

 

 先ほどの言葉のおかげか、もう声を抑える気にはならなかった。コウキが気持ちよくて、自分が気持ちいい。確かにそれでいいのかもしれない。

 

どちらかが傷つけば、罪悪感が生まれる。それはどちらにとっても嫌だったから。

 

「おっ、おお、ってかこのまま出しいていいのか」

 

「も、問題ない」

 

「じゃ、じゃあもう限界だ」

 

 痛いほどお尻を掴まれると、コウキの怒頂がシグナムの一番深いところに押し込まれる。

 

――――ビュ、ビュグルルルルッ!!

 

 そして先ほど出したにも関わらず、コウキの欲望は衰えることなく吐き出された。

 

 膣で何度も何度も暴れるのを感じながらも、シグナムはそれを懸命に受け止める。

 

 やがて最後の一滴まで出し終えると、自分の中の彼が少しずつ萎んでくるのがわかるのだった。

 

 コウキが自身を抜き去ると、思い出したかのように体に倦怠感が走り出す。

 

 二人は大きく息を荒げる。もうこのまま横になって寝てしまいたい。シグナムはそう思い目を閉じようとしたが、コウキは必死に最後の力を振り絞った。

 

「すまん。順番が逆になった」

 

「何の話だ?」

 

「…………キスしてもいいか」

 

 そういえば、ヴィータに相談したのはこのことであった。今更になってそれを思い出す。だがちぐはぐなところが何とも自分たちらしいと、彼女は目を閉じた。

 

「こういうときは、同意を求めるものではないぞ」

 

「お、おお。そうだな」

 

 コウキはそのまま顔を近づかせると、シグナムの唇に自身を重ねる。

 

 初めての口づけは、疲れていて、汗まみれで、何ともぶかっこうなものだ。

 

 だがそれでも愛おしく、嬉しい充足感に彼女は包まれていくのだった。

 

 

 

 

◆◇◆◇

 

 

「カイズ、さっきのあれどういう意味だ?」

 

 お風呂からあがると、ヴィータはピンクのパジャマに着替える。カイズもまた水色のそれに着替えると、台所からから飲み物を二つ運んできた。

 

「言葉のままですよ。それにヴィータさんの話のままなら、シグナムさんは結構コウキさんにべったりなんですよね。心というか、体の距離的に」

 

「まあノートパソコン二人で覗いてるくらいだしな」

 

「だったらもう時間の問題ですよ。女性のほうは特に意識なくやっているとは思いますけど、そういう密着って男には結構効くんですよ」

 

「そういうもんなのか。でもカイズは結構平気だったよな」

 

「そりゃ死ぬ気で血ヘド吐きながら、全力で理性を抑えつけましたから、あっ」

 

 カイズはそういうとしまったと手で口を押さえる。だがしばらくすると、申し訳なさそうに頭を掻いた。

 

「まあ、はい。その結構我慢してました。だ、だけどヴィータさんは本番以外なら結構いろいろしてくれましたし、俺はそれで満足でしたけどね」

 

 そういうと、カイズは片方のコップを渡す。ヴィータはそれを受け取ると、申し訳なさそうに目を伏せた。

 

「……ごめんな。あたしが海でなんて変なこと口走ったから」

 

「いや、俺だってすぐに心構えができたわけじゃありませんし。でもこうやって収まるように収まったんですから、きっとこれでよかったんですよ。……俺はいまが一番幸せですから」

 

「……うん、あたしも」

 

 二人はコップを机に置くと、そのまま互いを見つめる。

 

 そしてゆっくりと顔を近づけると、お互いの唇を交わしていった。

 

 






あとがき

そんなわけで、今回の話しはいかがだったでしょうか。

楽しんでいただけたら幸いです。

さてこの頃はどうにもなのは分の吸収元がなくて、少し落ち着いてしまってるこの頃ですね。

映画の3期早くやらないですかね~

まあそんななか、まだこの小説を読んでくれている読者様ありがとうございます。

皆さまの声で、まだもう少しやっていけそうです。


でも8月のコミティアや一次の投稿小説、そしてリリマジに向けてといろいろあるので、気張りすぎず、だらけ過ぎず頑張っていこうと思います。

あと、これは余談ですが、コミティアに来れる人で二次小説が欲しいという方がもし、万が一いましたら一報いただけるとありがたいです。

あの会場で、机の上に広げられませんが、紙袋に包んで受け渡しぐらいなら出来ると思いますので。

さて、今回はあまりあとがき書く予定はありませんでしたが、何だかんだでしたね。

また白翼の気力がチャージされた時にお会いしましょう。

ではは~ ノシ
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