※この作品はR-18です。

比企谷兄妹の甘い日常   作:暁英琉

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R-18です


妹たちはお兄ちゃんにご奉仕するのである

「あのさ、自分で食べられるから……」

「関節まだ痛いのにどうやって食べるんですか」

「こういう時は楽するべきなんだからさ」

 どうしてこうなった……。

 昼食におかゆを用意されたのは、まあいい。朝ヨーグルト一口だけだったからおなかすいてるし、一人だと昼食べなかったまであるからとてもありがたい。けど、どうして俺はいろはに後ろから抱きすくめられながら小町に「あーん」をされているのだろうか。

「お兄ちゃん、もっと私に体重を預けていいんですよ? 今は私のことを世界一柔らかくて気持ちいい背もたれだと思ってもらえればいいですから」

 いやあのね? なんかね? 寄りかかるとね? 世界一柔らかい中でも群を抜いて柔らかい部分がですね? 背中に当たってね? きもち……心臓が破裂しそうになるんですよ。

「そうだよお兄ちゃん、無理しなくていいからね? はいあーん」

「あ、あーん……」

 あーんなんて学校でしょっちゅうやられているが、家の、しかも自分の部屋という環境のせいか妙に恥ずかしい。恥ずかしいせいでおいしいんだろうけど、おかゆの味が分からない。緊張すると本当に味が分からなくなるんだなと体験しなくても別にいいこと体験しちゃった。

「ていうか、お兄ちゃん汗びっしょりですね。食べ終わったら服着替えましょう」

 いろはがさわさわと服を触ってくる。その際服越しに身体を触られて、少しこそばゆいというか……。

「ひぅっ……そ、そうだな。このままだと風邪が悪化しちまうもんな」

 ちょっと変な声は出てしまったが、努めて平静を装いつつおかゆを食べる。もうこれはあれだ、無心になるべきだ。首から下はないものと思ってひたすらおかゆを口に運ぶ機械になってしまおう。

 まあ、そんなことは土台無理で、しっかり首から下に広がる感触に耐えつつなんとか完食した。疲労感半端ねえの。

「……ごちそうさま」

「はい、お粗末さま! じゃあ着替えようか。小町はお兄ちゃんの服を用意するのでいろはさんは濡れタオルの用意をしてください」

「わかったよ~」

 着替えくらい自分でできると言いたかったが、二人から発せられる「絶対一人では着替えさせないぞオーラ」がすさまじく、声の一つも上げられなかった。お兄ちゃんの立場ってなんだろうね。

 小町はおかゆの食器を片づけて戻ってくると、俺の服を取り出そうとタンスの前に立つ。ごくりと息を飲み込むと思いっきりタンスを引きだした。

「わぁ……」

 あの、そこにあるのトランクスなんですけど、なんですかその感嘆。拒絶とかの声よりも数倍ましだけど、顔赤くしてじろじろ見られると超恥ずかしいんですが……。

 たっぷり十秒ほどトランクスラインを凝視していた小町ははっと我に返ってトランクスの一枚を取り出し、上下のスウェットも用意する。そこにちょうどいろはがほかほかの濡れタオルを用意して戻ってきた。

「それじゃあお兄ちゃん、身体拭くのでまずは上脱がせちゃいますね~」

スウェットを脱いで上半身裸になる。ジョギングで体力と足腰はそこそこ鍛えているけど、筋トレなんかもしていないから上半身は全然自信がない。いや、自信があっても正直彼女二人に見られるの死ぬほど恥ずかしいんだけど、むしろすでに死んでるまである。

「じゃ、じゃあ、拭きますね……」

「あ、ああ……っ」

 おずおずと背中に当てられた濡れタオルの優しい感触に身構えていても一瞬息が詰まる。その後もゴシゴシというよりはフサァ、ファサァみたいな拭き方をされる度にこそばゆい感覚が広がる。

「じゃあ小町は前を拭いてあげよう」

「いや、前くらいは自分で……ひぅっ」

 ベッドの上を四つん這いでにじり寄ってきた小町がもう一枚の濡れタオルで胸元を拭こうと迫ってきた。後ろにはいろはがいるので身体をよじって逃れようとすると、そのせいで柔らかで湿った布が乳首を撫ぜ、思わず裏返った声をあげてしまった。

「お、お兄ちゃん……なんかその声エッチな感じだからやめてよ……」

「そ、そう思うなら、くふっ……そこ、弄んな……ぅぁっ……」

 口では非難しながら執拗に乳首を責めてくる。微妙な、しかし明らかな快感が断続的に身体を駆け巡ってどうしても声を抑えることができない。

「むぅ~……お兄ちゃん気持ちよさそう……えいっ!」

「ふぁっ!? ちょ、ちょっとまていろはっ、ひぁっ、くはっ……両方同時は、ま、待って……」

 背中を拭いていたいろはが空いているもう片方の胸の頂きをタオルで刺激してきた。ゆっくりと円を描くように刺激してくる小町と細かく振動を与えてくるいろはの二つの責めに小刻みに身体は震えるし、声をできる限り押し殺そうと奥歯を思いっきり噛みしめることに精いっぱいで抵抗する力もない。さらに胸を責められる段階でいろはが俺に抱きつく形になり、背中に人体とは思えないほど柔らかいものが……。

「お兄ちゃん、妹二人に乳首弄られて気持ちいいんだね」

「っ!」

 乳首を弄るタオルの動きを止めることなく見上げてきた小町の表情は今まで見たことのないくらい色気に富んでいた。潤んだ目にはどこかサディスティックな光が揺らめき全体の妖しさを増す。後ろから抱きつかれているいろはの呼吸も荒く、熱い呼気が彼女の口のすぐ近くになる耳を何度も淡く刺激して、ゾクゾクとしたものが背筋を走る。

 いつしかタオルは俺の膝に落ちていて、指で直接刺激してくるようになっていた。柔らかいタオルによる淡い刺激とは明らかに違う電流にも似た刺激に、もはや声を殺すこともできなかった。

「ぁっ、はぅっ、二人、とも……それ、やばい、から、ぃっ、待って……」

「っ~~、お兄ちゃんかわいい……」

「あはっ、お兄ちゃん声がふやけてますよ?」

 妹たちにこんな姿を見せているのだと思うと余計に羞恥を煽られる。しかし、今となってはその羞恥すら、官能を引きたてるスパイスにすぎない。俺にも、そしてきっと彼女たちにも……。

 そしてその官能は新たな官能を引きだす。ゆるく口を開け、ぽーっと俺の身体を視姦していた小町は――

「ぺろっ」

「っ!?」

 首筋をぺろぺろと舐め始めた。生温かいぬめり気のある味覚器官が肌を伝う度に穏やかな官能の波が広がる。穏やかだが苛烈な波は二人に弄られ続ける突起から発せられる波と合わさりその大きさを何倍にも膨れ上がらせる。

「お兄ちゃんったら妹にぺろぺろされて気持ちいいんですね……それじゃあ……はむっ」

「ひぅっ!? い、いろは!?」

 後ろからさらに追い打ち。いろはが俺の耳を甘噛みしてくる。はむはむと唇で耳介の上部分を食んだかと思うと、その輪郭をなぞるように口の中で舌を這わせてくる。それは完全に未知の感覚だった。未知すぎてそれが快感なのかも認識できない。

「ま、まっへ……しょ、しょんなにひたら、なんか、ふあっ、おかひく、なりゅ……っ」

 二つの手と二つの口から送られてくる刺激の暴風は俺の許容量を完全に超えていた。思考はまともに働かず、身じろぎすらできない。

「お兄ちゃんろれつ回ってないよ?」

「女の子みたいな声上げちゃって、もっと私たちを惚れさせたいんですかね?」

 カラカラと笑う二人。うーん、天使。いや、既に一周回って悪魔な上により具体的には淫魔。そんな艶を帯びたカラカラ笑い俺は知りません。

「ぴちゅっ、れろっ、ちゅっ、ちゅううぅぅぅっ」

 小町は首筋を中心に顎の下や鎖骨などに唇をせわしなく動かし、舌を這わせたり唇で吸いついてくる。その間、乳首を弄り続けていた手は爪先で軽く引っかくようにしたり手のひらで薄い胸板全体を解き解すように揉んだりとバリエーションを増やしてくる。

「れるっ、ぺちゃっ、んちゅっ、くちゅっ……」

 俺の耳介をひとしきり甘噛みしたいろはは舌を耳の中に差し入れてくる。明らかな異物が侵入してくる違和感もすぐに快感に変わる。わざと立てているのであろう水音は直接脳髄を撫でられたかのようで、背筋をゾクゾクしたものが何度も駆け巡った。

 今更だが、既に身体を拭くという目的は完全に失われて、ただただ快感を受ける・与える行為になっていた。最初はどこかたどたどしかった二人の動きは今では熟練者のように滑らかで、積極的に俺の快感を昂ぶらせていく。耳も首も二人の唾液でびちょびちょでそこに触れる空気の冷たさすら快感に変わろうとする。

「お兄ちゃんの乳首……女の子みたいに硬くなってて、おいしそう……」

 あの、小町ちゃん? また何か考えてるのかな? これ以上何かされたらお兄ちゃん快感で死んじゃいそうなんだけど……。

「こ、こま……ひやっ!?」

 制止しようとした矢先、小町が胸の頂きに吸いつく。柔らかい唇でついばまれ、熱い舌で転がされる快感は手でやられるそれとはまた違うものだった。

「っ~~~、っ~~~」

 その快感にもはや声も出ない。水を求める魚のようにひたすら口をパクパクさせるだけで、出るはずだった嬌声は喉を超える前に音を失ってしまう。思わず身体をのけ反らせようとするといろはと密着することになるし、柔らかい感触から逃げようと前に体重をかけようものなら小町に自分の胸を押しつけるようになってしまう。

 もうね……どっちに行っても地獄。

 今なら阿鼻地獄でも余裕で生活できるかも知れん。ごめん無理。

「お兄ちゃんそんなに気持ちいいんですね~。じゃあ、もっと気持ちよくしてあげます」

 耳の中で囁かれ、また背筋をゾクゾクと震わせていると……乳首を思いっきりつままれた。

「かはっ!? っ!? っ~~!!??」

 ちょっと待って無理無理もう無理こんな刺激耐えられるわけがない。もはや気持ちいいを通り越して怖いこんな快感知ったら戻れなくなりそうで怖い。

「れろっ、ちゅるるっ、いいよお兄ちゃん、いっぱいいっぱい気持ちよくなって」

「ぺちゃっ、ぴちゃっ、怖くないですから私たちでもっと感じてください」

 俺の恐怖を感じ取ったのか優しい言葉をかけながら二人はさらに責めを激しくしてくる。小町は空いた両の手で腹部と鎖骨をさわさわと刺激してくるし、いろはは舐めている方とは別の方の耳も小さな手を駆使してふやけさせてくる。

「ちゅっ、ちゅる、ぢゅるるるるううぅぅぅっ」

「えいっ!」

 そして、小町が思いっきり乳首を吸いたてるのといろはが頂きを激しくしごきあげるのが同時に起こり――

「っああぁぁぁぁ~~~~っ!!」

 視界が真っ白に染まった。身体はぴんと伸びたまま石像のように固まり、むしろそうなったことすら知覚できなかった。五感が全て失われたかのような感覚の後、じんわりと熱を取り戻すと……ゆっくりと身体が脱力していった。

「お兄ちゃん、大丈夫?」

「大丈夫……ですか?」

 二人が心配そうに声をかけてくる。そんな心配そうな声をあげるならもうちょっと手加減してほしかった。いや、気持ちよかったんだけどさ。

「ぁ、あぁ……たぶん、大丈夫……」

 まだぼーっとするが、まあたぶん大丈夫。

「じゃ、じゃあ今度こそちゃんと身体拭こ……ぁ……」

 少し安心した様子の小町は俺の膝に落ちたタオルを取ろうと視線を下に向けて、止まる。後ろから「わぁ……」といろはがかすかに感嘆を漏らすのが聞こえ、何事かと小町の視線をたどると……。

「あ……」

 ズボンにいつの間にか張られてしまったテントが恥ずかしくもしっかりと自己主張していた。

 …………

 




これはR-18ですか?
>よくわからないから一応R-18タグを付けておこう(震え声

いやー、最初の予定では多少過度なスキンシップをしつつも普通にお世話をしてくれるだけだったはずなのにオッカシイナー
ま、かわいいからいいか

というか八幡から溢れるヒロイン臭が半端ない
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