ぶっちゃけ、高校の一学期というのは目立った行事がなくて暇である。そう思っていた時期が去年までありました。いろはに頼まれて生徒会の手伝いをする機会ができて知る仕事の多さよ。まあ、今年から小町も手伝ってくれるし、いろはと小町と一緒にいられると考えると苦でもなく、むしろ楽しいのだが。ハッ、こうやって社畜精神を育まれていくのね!
ただ、生徒会の手伝いで割と忙しいとは言ってもやらねばならないことがある。学生の本分、勉強であり、もうそろそろ期末テストである。つまりテスト勉強に皆いっぱいいっぱいになる時期なのだ。特に普段勉強をサボっている奴は必死に詰め込もうとして、部屋の掃除を始める。一人だと掃除を始めるから他の人に教えてもらったり、勉強会と称して複数人で勉強したりする。
「ヒキタニくーん、ここどういうふうに解けばいいんだべ?」
そう、例えば戸部のように。というか、君も一応今年受験生だと思うけどそんなことで大丈夫なのん?
先日の葉山とのテニス対決以来、俺の周囲は少し変わった。あの葉山とスポーツで引き分けたという話から皆の話題に上がるようになり、いつのまにか俺の文系成績が高いという話まで知れ渡るようになっていた。たぶん原因は上のお口の緩いガハマさん。それ以来、戸部を中心に時々現国などの分からないところを聞きにくる人間が増えた。
いや、そこは学年三位の接点の少ない俺より学年二位の皆の葉山に聞けよ、と思ったのだが、どうやら葉山も雪ノ下と同じ天才肌タイプのようで、分からない人間視点に立つことが難しいらしい。
「ん? あぁ、こういう問題の場合は言い換えとか対比表現が本文にある可能性があるんだ。だから、本文をざっと見て近い表現や対比表現の単語を見つくろって、そこを中心に読めば答えは出てくるはず。ただ、そこら辺の語彙力は自力で付けるしかないけどな」
対して俺は勉強でそこを補ってきたタイプなので、どこが分からないのか、どう考えれば解きやすいのかを理解しやすい。理解しやすいということは転じて教えやすいということである。戸部も総武高校に入学するぐらいなので地の学力はいいらしく、コツを教えると結構すぐに理解してくれる。ちなみになぜか由比ヶ浜は教えても理解できない。本当にあいつどうやってここに入ったんだろうか。
「ありがとーヒキタニ君! いやー、ヒキタニ君の教え方マジ分かりやすいわー。絶対教師とか向いてるっしょ!」
「教師なー、生徒の相手めんどくさそうだな」
「そういうところは相変わらずなのな。じゃ、ありがとねー!」
教師、か。確かに人に教えるのは向いているのかもしれない。けど、教えるだけが教師じゃないもんな。問題のある生徒とかの指導もしなくちゃいけないし、俺とか。うん、ないかな。
まあ、こんな感じでクラスメイトに少し教えたりするわけだが、勉強会というものには参加していない。いや、誘われはするのだが毎回断っている。勉強は一人でするものという基本認識は変わっていないから、という理由もあるのだが、一番の理由は別にある。
「お兄ちゃん、これ全然わかんない。仮定法過去ってなに……?」
「お兄ちゃ~ん、この時代偉人が多すぎて覚えきれませんよ~……」
お馬鹿な妹たちに勉強を教えないと非常にまずいのだ。中間テストの成績見たときからやばそうだとは思っていたが、予想以上にやばい。というか、歴史関係に関して覚えろとしか言えないんだけど。
面倒くさいと思わないことはないが、この時間は嫌いじゃない。それぞれ学年の違う俺達は学校での接触は限られている。その上帰れば走りに行って一人で勉強をしてとあまり構ってやれていない現状だった。だから、勉強会という形でも三人で一緒にいられるのはうれしい。
「うー、分かったような分からないような……」
「ふえぇ、全然覚えきれません……」
「「休憩!」」
……やっぱりうれしくないかもしれん。この子たち集中力ないのに普段勉強しないんだもん。そりゃあ、テスト勉強なんてはかどるわけないよね。
「だから普段から復習をしっかりやっとけとあれほど……」
ぶっちゃけ中間・期末テストなんてほとんど授業の内容しか出ないのだから授業の復習をしておけばだいたいできるはずなのだ。特に文系なんてマジで覚えればいいだけなのだから反復練習でシナプス回路を刺激してやれば余裕まである。
「「だって、生徒会とかで忙しいし……」」
なんかこいつら思考レベル同じだよな……だからハモるのか。
「最近は週の半分くらいは奉仕部で雑談していると思うが?」
一学期も半ばを過ぎると生徒会も安定してくる。文化祭や体育祭の準備も少しずつ始まるのだが、去年までの下地もあるし、本格的に活動が始まるのも二学期からだ。なので、最近はよく奉仕部でのんびりしているのである。正論を突かれて二人とも「うっ」と身じろぐ。いかんな、生徒会の仕事が理由なら多少の言い訳にはなるが、放課後ダラダラしているのが理由で成績不振になったりしたらお兄ちゃんの監督責任になりかねない。
「よし、じゃあ明日からは放課後は奉仕部で勉強しようか」
俺と雪ノ下は基本読書で過ごしているが、別にその時間を勉強に当てても問題はないのである。雪ノ下としても今年受験生の由比ヶ浜の意識の低さを危惧していたから同意してくれるだろう。
しかし、俺の提案に上の妹は難色を示す。
「いや、でもほら、まだサッカー部はテスト前の部活停止期間に入ってませんし、マネージャーとしてそっちに行った方がいいかなと……」
いろはちゃん、目が超高速で左右に泳いでますよ? 君の目はいつからマグロになったのかな? 動かないと腐っちゃうのかな? あれ、俺の目がマグロだった可能性が微粒子レベルで存在している?
「大丈夫、葉山にはしっかりお兄ちゃんから話をつけといてやるぞ。学生の本分は勉強だし、部活のせいで勉強が疎かになる可能性があるなら葉山も休ませてくれるだろ」
生徒会ならまあともかく、部活を理由に勉強から逃げようなんてそうは問屋がおろさない。部長を抑えられてはぐうの音も出ないいろはは涙目になるが、ここで鬼になるのも優しさである。上の妹を押さえた俺は下の妹に優しく、やさしーく微笑みかける。
「小町は部活もないし、基本毎日参加できるな!」
「お、お兄ちゃん……鬼だ鬼いちゃんだ……」
何を失礼なことを言っているんだこいつは。俺はシスコンではあるがロリコンではない。歳下好きとロリコンを一緒にしてもらっては困るのである。いや、妹関連に関しては吸血鬼もどきのアホ毛仲間の人よりレベルが高い自信があるけど。
それでも渋っている妹たちに爆弾を投下してみる。
「お兄ちゃんはお前らのためなら鬼になるぞ。俺としても辛いが、中間よりも成績が下がったら今後一緒に寝ないまである」
爆弾の効果は抜群なようで、ハッと顔を強張らせた妹たちは慌てて教科書に向き直った。俺もこいつらと寝られなくなるのは嫌なので、全力でバックアップするんですけどね。
ちなみに、翌日葉山と雪ノ下に話すと二人とも了承してくれたが、その日から雪ノ下個人塾に強制入会させられた由比ヶ浜の呪詛にも近い悲鳴が学校にこだまするのであった。雪ノ下のスパルタ授業怖いからね、どんまい。
***
そんなこんなで二週間ほど期末テスト対策スパルタ塾と化した奉仕部での勉強を経て一学期の期末テストが終了した。テスト終了と同時に由比ヶ浜が机に突っ伏したようだが、そっとしておいた方がよさそうだ。ああ、やっぱり今回もダメだったよ。雪ノ下の教え方は由比ヶ浜に合わないのね。教えるのめんどくさいから何も言わずに雪ノ下に押し付けるけど。すまんな由比ヶ浜、心の中で合掌だけしとくわ。
次の日から随時テストが返却されて、成績表が配られるのはだいたい一週間後になる。
テスト返却の時は授業中なのに教室がうるさくなるものである。自分の成績に一喜一憂し、友達との成績勝負で熱くなったりするようである。ぼっちの俺はいつも通り自分の成績だけを眺める。そのつもりだったが、後ろから声をかけられた。
「ヒキタニ君のおかげで点数上がったわー、マジヒキタニ君リスペクトっしょ!」
戸部を含めた葉山取り巻き三人衆がやってきた。ちょこちょこ現国や古文のコツを教えていたが、どうやらしっかりと成績に結び付いたらしい。
「コツは教えたけど、お前らがちゃんと勉強した結果だろ? 由比ヶ浜なんて教えても自分で勉強しないから成績変わんないからな」
奥から「私を引きあいに出すなー」とか聞こえてきたが、あまりに弱々しい声だったので放っておく。あの様子だと成績はお察しだろう。また、ゆきのんスパルタ塾に通えるドン! わーいだドン!
「いやでも! ヒキタニ君に教えてもらったやり方でやったからすごいやりやすかったし! ていうか、ヒキタニ君テストどうだったん?」
「あ、こらっ!」
机に置いていた解答用紙を奪われてしまった。いやまあ、古文・漢文のテストだから恥ずかしい点数ではないのだが、親以外にテストを見せたことのない俺としては見られること自体が恥ずかしいのだ。だから、見ないでくださいお願いしますなんでもしま……。
「おお! ヒキタニ君95点とか凄いじゃん! 隼人君より点数いいし!」
――ピシッと。
陶器が割れるような音が聞こえてくるくらい空気が固まった。正確には俺と葉山が同時に固まった。用紙を取り返そうと伸ばした手は空中で静止し、鏡を見なくても分かるくらい顔の筋肉がひきつった。
しかし、心の中の俺は歓喜に震えていた。目標と、ライバルと見定めた葉山隼人に一矢報いたのだ。不覚にも単純に成績が伸びたことよりもうれしいと思ってしまった。
そして恐らく、こいつは悔しいと思ったのだ。
「比企谷君、他のテストも比べてみようよ」
おい葉山、いつものキラキラフェイスに内の感情が隠し切れてなくて、黒いキラキラオーラを纏ってるぞ。この負けず嫌いを発揮してもイケメンとかまじでむかつく。
「ああ、いいけど文系限定な」
こいつを目標に定めてから、人と明確に自分を比較するようになってから、俺も相当な負けず嫌いだということに気付いた。目標、格上であると認識しているのに負けたくない。特に、こいつにだけは。
結果だけをまとめると現国、古文・漢文、英語、世界史の四つのテストで勝負をした結果、現国、古文・漢文を俺が、英語、世界史を葉山が取り二対二の引き分けになった。「また引き分けか」と葉山が言ったがとんでもない。
「総合ではお前に負けるんだからどの道お前の勝ちだろ」
「それは勝負外だろ? だからやっぱり引き分けさ。むしろ今まで勝ってたはずの俺が負けた教科があるんだからむしろ俺の負けだよ」
「……なんか勝負だとか言いながらお互い負けを主張してるし……」
いつのまにか背後に由比ヶ浜が立っていて、呆れたようにため息をついていた。俺の後ろに立つなとあれほど……言ってなかったな、テヘペロ。
「よう、アホガハマ。雪ノ下の逆鱗に耐える準備はできたのか?」
「うっ……。で、でもでも私だって数学ならヒッキーに勝てるし!」
ビシッと数学のテストを突きだしてくるアホガハマさん。別に俺に勝ったところで逆鱗からは逃れられないと思うんですがそれは大丈夫なんですかね。後、32点でドヤ顔するなよ、アホに見えるぞ。あ、アホだったな。
それと由比ヶ浜、お前は勘違いしている。
「由比ヶ浜、俺も人に見せるほどいい点数を取ったわけじゃないが、その点数をドヤ顔で見せるのはどうなんだろうか」
「な、じゃ、じゃあヒッキーの数学見せてよ! どうせ一桁とかでしょ?」
確かに去年はそうだったけど、他人からそれを言われるとめちゃくちゃむかつく。このまま言いたい放題言わせておくのもあれだったので、渋々テストを見せた。
「え……」
数学の点数は54点。一応平均の少し上だったので一安心だ。それを見た由比ヶ浜はテスト用紙を持つ手に力を込めながら、ぷるぷると震えだす。あの、俺の高校史上最高得点の数学テストが破れそうなんでやめてもらえません?
「ヒッキーなんでこんなに点数取ってんの? 去年の今頃とか数学9点だったじゃん!」
「去年は去年、今は今よ由比ヶ浜さん。いつまでも過去に縋っているようでは人間成長なんてありえないわ。勉強をすれば成績が上がるのは当然でしょう?」
似非雪ノ下の声真似をすると正論を突かれたガハマさんは身じろぐ。その横で、葉山はまた意地の悪い笑みを浮かべていた。
「いろはと小町ちゃんのためか?」
「…………」
やはり、こいつは俺の心境の変化を感じ取っていたのだ。だから体育の時といい今回といい、やけに俺に絡んできた。きっといい奴、なのだろう。やり方が嫌な奴だけど。
「別に、自分のためだよ。いつまでも頼りない兄貴でいるわけにはいかないだろ。それに、定期テストでこれじゃあ、実力テストや模試じゃまだ数学は点数が取れん」
実際数学が平均以上だったのはそこまで捻った問題が出なかったからだ。教科書のような一つの公式だけを使う問題なら公式を記憶するだけでそこそこ解ける。しかし、実力テストや模試に出てくる複数の公式を組み合わせたりする問題はまだ俺には難しい。だからまだ全然なのだ。
「けど、努力の結果は出てるじゃないか。しかし、自分のためって言いながら結局妹のためってところが比企谷君らしいな」
「……うっせ」
さわやかな笑顔でそんなこと言うな、恥ずかしいだろうが。
「……ヒキオって結構かわいいとこあんじゃん」
「妹たちのために密かに頑張っていた比企谷君。そしてそれを理解する隼人君。そんな隼人君に少しずつ心を開いていく、ハヤハチ。キマシタワー!」
「キマシタワー!」
「あんたらは擬態しろし!」
……なんか後ろから聞こえてきたが、怖いので無視。というか、鼻血の音二つ聞こえなかった? やっぱり増えてるの? このクラス怖い。
***
「お兄ちゃんお兄ちゃん! 葉山先輩に現代国語と古文・漢文で勝ったってほんと!?」
「ほんとですか、お兄ちゃん!」
「お、おう……まあ、一応……」
放課後、奉仕部に行くとスタンバっていた妹たちに問い詰められた。どうやらあの後二年間ずっと全教科学年二位を維持していた葉山隼人の敗北が学校中に知れ渡り、妹たちの耳にも入ったらしい。ついでにテニスで引きわけた話も。
「お兄ちゃんがどんどん自慢のお兄ちゃんになっていって、小町は鼻高々だよ」
「けどけど、私にとってはお兄ちゃんは前から自慢のお兄ちゃんですけどね!」
笑顔の二人を見るともっと頑張ろうと思えてくる。まだまだ頑張れることはあるはずだと思えてくるのだ。
ニコニコしていた二人だが、ふと視線を泳がせると「でも……」と続けてくる。
「最近密かにお兄ちゃんの人気が上がってきてて、それはうれしいといえばうれしいけど……」
「うん、お兄ちゃんが誰かに取られちゃわないか心配……」
しょぼんと肩を落とす二人が愛おしい。こんなに思われていると感じるだけで、胸の奥が温かいもので満たされて、自然と手が二人の頭に乗せられる。
「お前らの自慢の兄貴で恋人になりたくてやってるのに、他の女子になびくわけないだろ。むしろお前らが誰かに取られないかこっちが心配なんだから」
わしゃわしゃと頭を撫でると二人とも気持ちよさそうに顔を緩めた後、にひっと笑って抱きついてきた。
「お兄ちゃん以外の人なんて考えられないよ!」
「そうですよ。だから、絶対離さないでくださいね?」
「……ああ」
小さく呟いて、二人の背中をそっと抱きしめた。
「……私たちは事情知ってるからって人前でいちゃつくのやめてほしいんだけど」
「それには同意だけど由比ヶ浜さん、今日はこの後私の家に来てもらえないかしら?」
「え、いいけど。どうしたの?」
「大した理由ではないわ。直前の詰め込みでは成績の上がらない由比ヶ浜さんのために今日から毎日個人授業をしてあげようと思っただけよ」
「あ、あの……ちょっとそれはご遠慮しようかな……」
「ちなみに拒否権はないわ」
「アッハイ……」
その後、由比ヶ浜の姿を見たものはいなかった。ごめん嘘。
***
「さて……」
俺の目の前には伏せられた二つの紙。そして緊張の面持ちの二人の妹。
全てのテストが返されて数日。成績表が配られた。俺の成績は現国と古文・漢文が二位、他も軒並み順位が上がっていた。雪ノ下には相変わらず勝てねえな。あいつ満点なんじゃなかろうか。なにそれ完璧超人すぐる。
特に今まで完全に捨てていた理系の成績のおかげで総合順位も一気に上がった。総合で二桁は初めて見たのんな。
そして、今目の前にある紙は二人の成績表である。この間言った「成績下がったら一緒に寝ない」ということを律儀に覚えていたらしい。俺は半分忘れてたけどな。一緒に寝ないとか考えられんし。
しかし、頑張ってくれた妹たちに「やっぱあれなしで」なんて言えるはずもない。というか、緊張に満ちた面持ちでごくりと生唾を飲む二人はそんなことを言える空気ではなかった。ちなみに二人ともまだ中身は見ていないらしい。むしろ見ててくれた方がよかった。お兄ちゃんの心臓にも悪い。
「じゃ、じゃあ……見るぞ……」
「うん……」
「ど、どうぞ……」
恐る恐る成績表の端を持って……同時にひっくり返した。
「……お?」
そこまで劇的ではない。しかし、二人とも順位は上がっていた。特に俺が教えられたからか文系教科はいい感じに上がっている。意識せず肩にこもっていた力を抜く。
「二人ともよく頑張ったな」
「「うん!」」
まあ二人とも苦手分野はあるようだが、それはこれから少しずつ力をつけていけばいいだろう。今はこの成長を褒めるべきだった。二人を両脇に呼び寄せて、優しく頭を撫でる。
「えへへ、お兄ちゃんに褒められるならもっと勉強頑張ってもいいかなー」
「お兄ちゃんのなでなで好き~」
猫のように目を細める二人はかわいい。それに、かすかに漏れ出る吐息が少し色っぽく感じた。
「ねえ、お兄ちゃん……」
「ん?」
「小町……その、頑張ったご褒美が欲しいかなーって……」
「ぁ……あの、私……も……」
…………。
見上げてくる二人の頬は朱に色づいて、瞳は艶っぽく潤んでいた。何を求めているのかはすぐに分かった。分かっていて、少し怖気づいて、けれど魅惑的な視線から目が離せない。
「わかったよ」
頭に乗せていた手をそっと背中に回して、少し強めに愛する彼女たちを抱き寄せた。
葉山と戸部がよく動いた
そしてガハマさんごめんね、成績の悪い君がいけないの
次回はR-18の予定
2話の間あまり出番のなかった妹たちを思いっきりいちゃいちゃさせたいと思います
3人同時に書くの難しいけどがんばう・・・・・・