※この作品はR-18です。

東方被嗜虐   作:Apfelbaum

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第26話です

よく名古屋のメロンブックスに行くのですが、
こないだ行った時に入り口近くに置いてある、「美少女系図鑑」コーナーになんと、
「改造人間フェチ図鑑」なるものがあって、つい手にとってしまいました
…久し振りに本を読んで後悔するとは思いませんでした
紹介されてたのはSMやBMに分類されるものでした
いやぁ痛々しかった



-あらすじ-
くすぐり責めと快感責めに耐え切れず、とんでもないことを暴露してしまった数人
しかし数人はその重要性をイマイチ理解していない様子


玉兎たちとのお茶会

「ふー、美味しかったぁ」

「んふふ、凄い食べっぷりだったね!」

 

目の前の清蘭という玉兎はにこやかに笑った。

今俺は清蘭と2人で食後のまったりとした余韻を味わっていた。

 

「食後のデザートも食べたいでしょ?」

「そうだなぁ、そういえば鈴瑚が貪ってた団子食べてみたいな」

「そう言うと思って」

 

清蘭は、おーい、と厨房に向けて声を掛けた。

暖簾をくぐって出てきたのはお盆いっぱいに盛られた団子とそれを持つ鈴瑚に鈴仙だった。

机には山盛りのお団子と鈴仙が注いでくれた熱いお茶が4つ並んでいる。

清蘭の横には鈴瑚が、俺の横には鈴仙がそれぞれ座った。

 

「お腹いっぱいだったら、もぐんぐ、団子、もぐ、貰ってあげるからね」

 

鈴瑚は既に団子を頬張っている。

 

「だから食べながら喋るなって、あと甘いモノは別腹だから食べるよ」

 

ほっとくとまたあっという間に消えそうで、慌てて手に取るとそのまま一口食べた。

 

「…美味しい」

 

自然と口にしていた。

程よい甘さにモチモチ感。

またサイズがピンポン球くらいなのがちょうどいい。

何も付いていないのにとても美味しい団子だ。

手は無意識に団子の山へと伸びていく。

 

「美味しいな、コレ」

 

鈴瑚がパクパク食べる理由が分かる。

くどくない甘さが飽きさせない。

しばらく団子の味を堪能していると鈴仙から声を掛けられた。

 

「まだ団子はたくさんありますから、お喋りしながらゆっくり食べましょうよ」

 

そう言えば清蘭からまだちゃんとした自己紹介を聞いていなかった。

ついでに言えば目の前の黄色からちゃんとした自己紹介を聞いていないし、自分の自己紹介もしていない。

お団子はまだたくさんあるらしいし、ゆっくり会話も楽しんでいこうか。

自分を含めて3人が会話を始めようとする中、黙々と団子を食べ続ける鈴瑚にちょっと苛ついた俺はイタズラのつもりで鈴瑚の両手を握りしめた。

 

「んん?!、ちょ、ちょっと、何すんのさ!!」

 

慌てる鈴瑚。

顔がほんのりと赤く染まっている。

 

「男性に手握られたことないもんねー」

「まぁそれは私達も同じだけどね…」

 

鈴瑚の手は団子のようにもちもちで柔らかく、大きさも俺のより一回り小さくて可愛らしい。

握り心地の良さを堪能しようと両手をニギニギしていると鈴瑚は俯いてしまった。

 

「あ、あれ?、やり過ぎた?」

「恥ずかしがってるだけだよー」

「数人のバカッ!、乙女の手を揉みしだく奴がどこにいるのよ!」

「自業自得よ、鈴瑚」

 

顔を真っ赤にして怒る鈴瑚にそれを見てケラケラ笑う清蘭。

鈴仙は呆れたように2人を見ている。

始まりはどうあれ4人で楽しく会話がスタート出来そうだ。

 

「知ってるだろうけど一応自己紹介するよ。俺の名前は鴇矢数人。依姫に拉致された地球人です」

「おおー、よろしくー」

 

清蘭が手を伸ばしてきた。

鈴瑚の手と違ってサイズは俺と同じくらいだ。

握手してみると意外な力強さに驚いてしまった。

 

「私の名前は清蘭。餅つきが得意なんだー、よろしくね」

 

鈴仙が言うにはマイ杵を持っている程に餅つきが大好きで、得意だと言う。

だからこんなにも握力が強いのかな。

 

「私の名前は鈴瑚。よろしく」

 

ジトッとした目を向ける鈴瑚。

もう一度握手しようと手を伸ばすも無視されてしまった。

鈴瑚の目からは、もう十分でしょ、と訴えているのが分かる。

 

「じゃぁ、改めて私も。名は鈴仙と言います。よろしくね、数人さん」

 

鈴仙も自己紹介をすると握手を求めてきた。

鈴仙の手は自分の手よりも少し大きく、片手で握手に応じると両手で包み込むようにギュッとしてきた。

正直に言うと、さっきから鈴仙にドキドキしっぱなしだ。

なんかストレートに好意をぶつけられているような気がして鈴仙の顔を直視出来ない。

誤魔化すように顔を背けるとからかうように清蘭が笑った。

 

「あー、数人照れてるー」

「う、うっさい。それよりもあれだ、3人は前からの知り合いなのか?」

 

話を逸らすついでに気になっていた事を聞いた。

 

「私たちは元々同じ部隊の出なんです」

「鈴仙は豊姫様に抜擢されたねー」

「私と清蘭は輝夜様に抜擢されたのよ」

 

鈴仙は俺を月に拉致する候補として豊姫に抜擢されたらしい。

結局、戦闘の可能性を考慮して依姫になったものの、今度は豊姫のお付きの兵士として扱われるようになったとか。

鈴瑚と清蘭は食堂を作る際に、誰が美味しいご飯を作れるかという審議に掛けた結果と言う。

勿論、一兵士としての実力も考慮しての判断だそうだ。

もしかしたら鈴瑚と清蘭は東方の名のあるキャラなのだろうか。

それとも儚月抄で依姫の訓練をこなしていたモブ兎たちの誰かなのだろうか。

自分がやってきた東方には出てなかったような気がするけどなぁ…。

まぁいいか。

特に気にすることもないだろう。

会話に花を咲かせながら、団子を口に運び、熱々の渋い緑茶を味わう。

女子とまったりと喋るのはこれが初めてだったのだが、特に会話に詰まることもなく楽しめることが出来た。

最高の時間だった。

3杯目の緑茶を飲み干した俺は少し尿意を感じて席を立つ。

 

「あれ?、どうしたのー」

「ちょっとトイレ」

「でしたら私もご一緒します」

「場所は覚えてるから大丈夫だよ?」

 

しかし鈴仙は、そういうわけには、と一歩も引かなかった。

そういえば永琳さんに俺の警護を頼まれていたような。

 

「じゃぁ行こうか」

「ええ」

 

こんなところで押し問答するつもりはない。

俺は鈴仙と一緒にトイレに向かうことにした。




投稿ペースの維持、というか回復を見込むつもりで
文字数の平均を3000~4000字で投稿していこうと考えています
試行錯誤を重ねながらの投稿となり、読者の方々を振り回してしまうことになってしまいますが、何卒宜しくお願いします

今回はこの後のエロで字数が大幅に増える予定のため、一度切っての投稿となりました



訂正:この終わりだと鈴仙が無能という扱いになってしまうため、書き直しました
既に読んだ方、すみませんでした
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