エンターキー押したら途中投稿してしまいました
慌てて消したので多分誰も読めてないはずですが…
もし読めた方は再度読み直して頂けると幸いです
-あらすじ-
計画自体する必要が無かったと嘆く永琳だが
諏訪子が妊娠したという衝撃の事実が輝夜の口から明かされると…
妊娠検査薬に持ち運び型超音波測定器にあれにそれに、あ、あとコレも持って行かないと…。
机の上に散らばった薬や機材を片っ端から手提げカバンに詰め込んでいく。
「ちょっとぉ、えーりんー?、まだかしらぁー!」
部屋の入り口から姫様の声が飛んできた。
「もう終わりますからー!」
洩矢諏訪子の妊娠。
姫様から聞いた時は思わず耳を疑った。
人間と人間の性交による妊娠の確率はだいたい2割程度だが人間と神となると話が違う。
1%とか0.1%などではない。
随分昔に計算したことがあるけれど余りに低い、それこそ天文学的に低い確率だった。
そもそも神とは精神エネルギーの集合体であり、人と見てくれは似ていても身体を構成する物質は全く違うのだ。
また数人が人間からかけ離れた存在になってきたとはいえ、それでも身体は人間のそれとほぼ同じ。
だから諏訪子と数人の関係はほぼ人間と神であり、その結果妊娠するということは奇跡と言って過言じゃない。
「ごめんなさいね、準備に手間取っちゃって」
「永琳、何そのカバン。凄いパンパンじゃないの…」
「しょうがないでしょう?、妊娠よ、妊娠。興奮するなって言う方が無茶よ」
私の心は未だ嘗て無いほどに興奮している。
報告会が終わって直ぐさま携帯型測定器の製作に取り掛かり、そのまま一晩を過ごした。
にも関わらず一切の眠気を感じないのは、今まで生きてきて一度も見ることの出来なかった奇跡に出会うことが出来るかもしれないという期待に満ち溢れているから。
普通に考えれば初夜からまだ1日半しか経っていないから、本当に妊娠しているとしても細胞レベルの話。
だから流石にまだ性別の判断は出来ないだろうが、頭の中ではもう下腹部を膨らませた諏訪子をサポートする自分がいる。
ゆくゆくは助産師として立ち会いたい。
「ちょ、ちょっと永琳!!、妄想に耽ってないで行くわよ!、みんなもうモニター室にいるんだから」
姫様に腰を小突かれて意識を取り戻す。
いけないいけない。
逸る気持ちが私を期待の入り乱れた妄想へと旅立たせてしまったようだ。
「そうね、ごめんなさい。セキュリティロックは掛けたし、それじゃ行きましょうか」
自室からモニター室までの距離が少し遠く感じる。
出来れば全力疾走して一秒でも早く諏訪子の元へと行きたいが、隣に姫様がいるので早足程度に歩いた。
「お師匠様、こちらの準備は出来ています」
「手土産もちゃーんと準備してますよ」
モニター室には依姫、豊姫、月兎たちに数人全員が揃っている。
「諏訪子のとこに戻るってことはもう診察終わったのかぁ」
数人がズレた発言をしているけれど何か勘違いをしていないかしら?
終わったも何も一度顔を見せて欲しいと言われて連れて行くだけなのだけど。
「この施設のセキュリティは完全ロックしてあるからいつでも出発出来るわ。さぁ早く行きましょう」
急かす私に豊姫は苦笑いしながら能力を発動させていく。
それぞれが光に包まれて転送の準備が整う。
視界が真っ白に染まる程の閃光に目を閉じて、再び目を開けば私たちは諏訪大社の境内に立っていた。
雲一つ無い青い空からうららかな陽射しが伸びている。
縁側に足を投げ出してくつろぐ私と胡座をかく神奈子。
今日は輝夜が約束した月の連中を連れて来る日だ。
「楽しみだね」
「何がだ」
神奈子は右手で肘をついて不貞腐れている。
「本格的に計画が動き始めたってこと。どんな結末を迎えるのか楽しみでしょうがないよ」
「どうだかな。私は嫌な予感でいっぱいなんだが」
数人を拉致されたと知った時、表情には出さなかったものの余りに不安で不安で叫びたくなるほどだった。
土着神の頂点であったからこそ表に出さなかっただけで、そんな存在でなかったら血眼になって国中を探しまわっただろう。
村長のところへ嘘を伝えに行った時も、何となく事情を察したのだろう、分かりました、とだけ村長は口にしただけだった。
拉致が判明してから半日たった翌日の正午あたり。
境内にとんでもない力が発生したことに何事かと飛び出したところ、眩い光の中から現れた女が事情を喋りながら深く謝罪をしてきたのだった。
「この計画はね、神奈子」
「んー?」
「数人を守るためでもあるんだよ」
月に人間が住んでいるとか色々な部分で月の文明の方が優れているなど驚きの連続だった。
しかし一番驚いたのは、私たちがそれなりに力を込めた攻撃をしても怯みもせずに謝ってきた輝夜だ。
月の姫は強い。
そして輝夜の口から聞かされる永琳という薬師や綿月姉妹なども恐らく同等に強いのだろう。
数人の安否が分かり一先ず安心した私はこれは好機だと思い、輝夜に話しを吹っ掛けた。
月からつぶさに私たちの性活を監視していたことから他の面々も数人に興味を持っていることが分かる。
そして好都合なことに輝夜は数人のことを気に入ったらしい。
ならば彼女らをこちら側に引き込んだ上で数人の監視を任せようと考えたのだ。
もしかすると私たち以上の強さを持つ輝夜たちを拉致してしまったことの罪滅ぼしという形で縛ることが出来たのは非常に大きな収穫だった。
「てゐたちのことを信用してないワケじゃないけど、万一のことにも奴らなら対応出来るでしょ?」
「まぁそうだけどな…」
それでも今回のような事件は二度と御免だ、と神奈子は言った。
それは私も同じだ。
(暇ですね)
境内を掃除していたハクがこちらに寄ってきた。
今神社にいるのは私と神奈子とハクの3人。
私だけしかいなかった頃に比べると随分と賑やかになったけど、それでもやはり数人がいないとどうも本調子が出ない。
自分の考えた計画がようやく動き始めたとは言え、あの生意気な声を聞ける頻度が下がってしまったことにはやはり寂しさを覚えた。
「来たぞ、諏訪子」
「ん、そうだね」
私たちが座る縁側の先の広い境内に膨大な力が集まり始めた。
集積する力の中心に小さくて丸い光の塊が出来るとそれは直ぐ様大きくなり、その光が霧散して現れたのは輝夜を中心とした月の連中だった。
輝夜の横には数人も立っている。
絶対に安全な場所で生活していると説明されて安心したが、やはり直接顔を見るのが一番だ。
心の底から数人の無事に安堵すると共に、1つ数人の様子を見て疑問が生じた。
連れ去られたというのに平然としているのはどういうこと?
私たちの顔を見たら駆け寄ってきても良い筈なのに。
「…諏訪子、人数多くないか」
「え?、あ、あぁうん、…多いね」
数えてみれば7人。
自分らを含めれば10人だが、それだけ多い人数で数人を管理出来るということ。
安全性を追求する結果、自分たちの番が減ってしまうのはやむを得ないことだ。
まぁヤれる回数が減った分、燃えるというもんだろう。
「それじゃぁ皆こっちに来て」
今からするのは他者を交えた記念すべき、第1回数人監視及び管理会議だ。
月の連中は拉致という負い目を感じている以上、優位に交渉を交わすことが出来る。
(ハク、イカせない程度にじゃれてきていいよ)
(ありがとうございます。楽しんできます)
この会議に数人を参加させるわけにはいかないのでハクに数人の相手を任せることにした。
ぞろぞろと本殿の方へと歩く私たち。
一緒に付いて来ようとする数人が白い身体に巻き付かれた。
部屋に上がり込む私たちの後ろで上がる数人の悲鳴が久しぶりに心地良かった。
「と、まぁそんなところだな」
長机を挟んで反対側に洩矢諏訪子と八坂神奈子が。
自分たち月グループは端からお師匠様、輝夜様、お姉様、私、鈴仙、清蘭、そして鈴瑚、という順番で座っている。
「……想像していたよりは酷くないわね」
言葉とは裏腹に苦い表情を浮かべたお師匠様。
目の前の2柱から突き付けられた条件はこうだった。
1つ目、数人の監視を行うこと。
2つ目、数人の身に危険が迫る場合は救援行動を行うこと。
3つ目、数人を借りたい場合は必ず洩矢、八坂両名の許可を得ること。
4つ目、身体的調教、及び改造記録は必ず書面に起こして月一で提出すること。
この4つだ。
もっとこちらの動きを制限するかと不安に思っていたがそんなことはなく…、とも言えない締め付け具合にお師匠様も輝夜様も溜息をついた。
1つ目や2つ目に関しては問題無い。
むしろこちらから進んで行うつもりだったからどうでもいいが3つ目が困る。
どちらかではなく2人共なのだ。
これでは気軽に数人をイジメることが出来ない。
しかし非があるのはこちら側なので文句を言うことが出来なかった。
「まぁそれなりな条件は押し付けたけどちゃんと見返りも用意してあるから」
見返り…、とは何だろうか。
意気消沈気味の私たちは諏訪子の発言に顔を上げる。
「これから1年間数人を輝夜たちに預ける、まぁ月初め毎に数人の顔を見せてもらうけど」
「い、1年?!、諏訪子お前何言って!!」
1年。
私たちからしてみれば一瞬に過ぎない年月が、今回ばかりは違った。
頭の中で濃密なメニューが組まれていく。
お師匠様たちとの予定の兼ね合いもある。
1年でどこまで数人で楽し……、もとい鍛え上げることが出来るのか。
筋力トレーニング、持久力トレーニング、有酸素運動、体幹トレーニングなどなど数人をシゴキ倒す妄想で頭がいっぱいになりかける。
横目でお師匠様を見てみれば持ってきた端末に凄い勢いで何かを書き込んでいて、輝夜様やお姉様は顔を少し赤くしてあらぬ方向をじっと見つめている。
各々がこれからの1年を妄想する中、鈴瑚が手を上げた。
「私たちの1年が終わると数人はどうなるんですか?」
揉み合いになっている諏訪子は神奈子にストップを掛けるとこれからの予定を話し始めた。
「そしたら今度は因幡てゐっていう妖怪に数人を預けるのさ。同じく1年くらいを想定してるよ」
「その後は?」
「さぁ?、因幡てゐの知り合いを伝って他の神や妖怪に数人を任せるかもしれないし、また輝夜たちに任せるかもしれない。計画の進行状況次第かな」
是非こちらとしてはまた回して欲しいがそう上手く話は進まないだろう。
となるとこちらからあらかじめ根回しをして誘導する必要がある。
直接文句は言わないが見えない所で色々やる分には問題無い。
恐らく月に戻ったら一番に会議が開かれるはずだ。
「会議はこれで終わりとするけど、いい?」
ここでは大人しく従うフリをするのが良いだろう。
皆一様に何もないと首を横に振る。
会議の終了を確認したお師匠様は少し上擦った声で例の話を切り出した。
「ねぇ諏訪子。…その会議が終わったなら、妊娠の検査を始めたいのだけれど」
「そうだね。じゃぁお願いするとしようかな」
机をどかして部屋の中央に諏訪子を囲むように集まる。
幸せそうな表情で平らなお腹を撫でているが本当に妊娠しているのだろうか?
輝夜様から聞いた時にあまりにビックリして椅子から転げ落ちてしまったことが脳裏に蘇る。
忘れようと頭を振っていると、やたらパンパンに膨れたカバンから機材を取り出したお師匠様は電極パッドみたいなのを2枚、諏訪子のヘソを挟むような形で貼り付けた。
楕円形で薄灰色のパッドが端末からの操作で淡く青色に光りだす。
この世界からして見れば明らかなオーバーテクノロジーっぷりに諏訪子も神奈子も、おお~~、と驚いているのがなんとも面白い。
青く光るパッドは何らかの操作を受けて点滅し、色を青から緑、そして赤へと変えていくがその意味はお師匠様にしか分からない。
パッドから送られる情報をお師匠様は神妙な面持ちで見つめている。
本当に妊娠したのかどうか、誰もが喋らずにお師匠様の言葉を待っていた。
「ど、どう、なの?、永琳」
痺れを切らした輝夜様が声を掛ける。
暫く端末を見続けるお師匠様は、ふう、と息を吐いて諏訪子に微笑んだ。
「………妊娠おめでとう。性別は分からないけれどちゃんと妊娠していることが確認できたわ。まさかこんな奇跡を見ることが出来るなんて」
歓声を上げようとする私たちを諏訪子は慌てて留める。
「数人には内緒でお願い。驚くところをちゃんと見たいからね」
聞けば数人はハクに連れられてこの集まりに来ないようにしてあるそうだが、それでも大きな声で祝福すれば恐らく気付いてしまうだろう。
小声で祝福される諏訪子はパッドをめくると愛おしそうにお腹を撫でる。
諏訪子の妊娠に感化された輝夜様と神奈子が、自分の未来を想像してお腹を切なそうに撫でている。
私もいずれ数人と交わるだろうが、妊娠してしまうのだろうか。
尋問の時に見たあの白く濁った種を子宮で受け止めて孕んでしまうのだろうか。
キュンと子宮が疼きかけるのを何とか抑える私を横に、月兎3人が一様に股間を抑えて悶えていた。
「何となくね?、あの時お腹の中で何かが結び付いたような、そんな感覚がしたんだ。……数人の子かぁ、女の子がいいな」
だって母親と娘で数人を責められるじゃない?、と呟くその顔は母親の表情からかけ離れた淫らな顔をしていた。
遅くなりました
大学のテストとレポートに追われる日々です
前もってやっておけば良かったですね
今回空ける行を21にしたことで場面転換をはっきりさせようとやってみましたがどうでしょうか
感想をお待ちしています
またツイッターを始めました
本垢とは別に自分の妄想を吐き出すために作ったアカウントですが
そちらに投稿状況も呟いていくことにしました
基本スケベなことしか呟かないのでご注意下さい
Apfelbaum(@Apfel_Hameln)
-追記-
何故かグーグル検索でアカウントが出てこないのでお手数を掛けますがツイッター内で検索してみてください
白黒の林檎が私です