※この作品はR-18です。

東方被嗜虐   作:Apfelbaum

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第50話です

-あらすじ-
おかしくなってしまった数人を知らない諏訪子は悠々と調教されて帰ってくる数人を待つ
変わってしまった彼を目の前にした時、諏訪子は何を思うのか


※サシ勝負

 数人がここに来てようやく3ヶ月が経った頃には、彼の心境の変化は連れて来られた当初と今で大きく変わってしまっていた。勿論、マミゾウたちや事の元凶である諏訪子に対して強い復讐心を忘れたわけではないが、その目的に至るまでに与えられる快感は全て享受しようと考えるようになったのだった。どうせその場で暴れようが逃げようが捕まるのがオチなのだから、だったら従順なフリをしていればいい、無抵抗な子犬の真似でもすればいい、と若干現実逃避にも似た考えを抱くようになった。

 

(最後の最後で勝てばいい。どうせ今何も出来やしないんだし、諏訪子のところに戻されたって犯されるだけ)

 

 抵抗することに意味がない。もし今後マミゾウたちよりも遥かに強大な存在である、例えば八雲紫、伊吹萃香や聖白蓮たちに会ってしまえば、益々もって抵抗の意味が無い。生意気な態度が好みだとか何とかよく言われるが、何もお前らから好かれたくてこんな態度を取っている訳でもない。性玩具のようにしたい時に抱かれて、そうでない時は部屋の隅に置かれるようなそんな存在になりたい。下手に絡まれるよりそういう扱いをされる方が俄然マシだ。

 

「入るぞ」

 

 ふすまが開けられる。月の光で影になって姿が見えないが、その声はマミゾウのものだ。それ以外に声がしないのは数人を5人で輪姦すのに飽きて、一晩中1人で数人を抱こう、と提案があったからである。4日間お預けを食らう分、それに見合う程の濃厚な夜を体験出来ると説明したのはてゐであった。

 

「いらっしゃいませ、マミゾウ様」

 

 いつもの腰布ではない周辺の村や集落で女共が着ているらしい、白く大きな長い一枚布に頭を通す穴がある貫頭衣と言われる服を纏った数人は、入室してくるマミゾウに深々と頭を下げた。マミゾウが部屋の中心に胡座をかいたのを見ると、数人は座ったままふすまを閉める。

 

(浣腸の時からじゃったな…、やり過ぎてしまったのう…)

 

 リグルや影狼あたりは従順になってしまった数人をまた新鮮味があると言って可愛がるが、マミゾウやてゐとしてみたらもっと生意気な数人を見ていたかっただけに後悔が募る。時折背中に感じる恨みの篭った視線に気付かないわけではないが、それを隠さず面と向かってぶつけて欲しい身としては寂しさすら感じる。

 

「こっちに来るんじゃ」

 

 マミゾウは太腿をぽんぽんと叩く。

 

「はい、マミゾウ様」

 

 数人は最初マミゾウの脇に正座をしようとしたが、マミゾウはそれを手で静止し、自分の胡座の上に座るように誘導する。

 

「ぬくといのう、相変わらずお主は」

 

 数人の体重と体温を心地よく感じるマミゾウは優しく数人を抱きしめる。おかしくさせてしまったことへの後悔なのか自責なのか、抱きしめながら数人に優しくキスをする。数人も一切抵抗することなく、マミゾウの舌に自分の舌を絡ませながら、唾液を交換し合う。彼女の口腔内はほんのり煙草の味がする。それは数人にとってまるで大人の女性と行為に及んでいるような気がして、正直好きだった。

 

「酒を注いでくれんか。…あとの、もうちっと砕けた口調で構わんぞ」

 

 マミゾウは懐から二対の猪口を取り出した。

 

「ん、分かった」

 

 小さな葉っぱの絵柄が描かれている猪口は、紅葉と銀杏の2種類ある。それに徳利を傾けてお酒を注ぐと、透き通った綺麗な清酒が猪口を満たした。数人は紅葉の方を左手で持ち、銀杏の方をマミゾウへと手渡す。

 

「さ、飲むかの」

 

 マミゾウが気持ちよく呷ると、それを真似るように数人も呷る。猪口を床に置いた2人は何も言わず、再び唇を合わせ始めた。ぴちゃぴちゃと水音をわざと立てながら、先程よりも激しいキスは数人の太腿に大きな染みを作り出す。飲み切れない唾液が服を汚すのも気にせず、舌と舌はまるで蛇同士のまぐわいの如く、乱暴に絡みあう。自然と数人の股間には大きな怒張が盛り上がるが、マミゾウはそれに触れることはせず、ただ数人の口を貪った。

 

「んふふ、やっぱり駄目じゃなぁ。あれだけ自制しとるつもりなのに、お主を前にしては全く意味が無くなってしまうわい」

 

 自嘲するように笑うと、マミゾウは数人の服の中へと手を忍ばせた。

 

「あっ」

 

 もぞもぞと服の中を這う手は獲物を捉えると優しく根本を扱き始める。

 

「もうこんなに硬くしよってからに」

 

 左手で陰嚢をふにふにと転がしながら、右手で根本だけを撫でる。かすかな快感しか得られないからこそ、そこに意識は集中してしまって数人は黙り込んでしまう。

 

「んっ、ふぅ」

「たまにはこういう優しいのもええじゃろ?、ゆっくり感じるといい」

 

 陰嚢が暖かい手に包まれ、竿に心地よい快感がジワリと広がり出す。ここに来て初めて味わう優しい快感は、今まで身を焼くような快感ばかり味わっていただけに、新鮮であったがもどかしくもあった。いつもあっという間にイカされるばかりで、神経が鈍ってしまっていたとも言えた。

 

「ああぁ、ん、んぁ」

 

 マミゾウに背中を押し付けると、ふわりと柔らかい2つの山が当たる。お互い薄い布で出来た服を纏っているため、胸のポッチの感触までもしっかりと背中に伝わる。

 

(興奮してるんだな)

 

 気付いていないのか、硬く勃起した乳首がコリコリと背中に当たっている。くすぐったいだけのはずが、お互いに興奮を高め合っていると思えて益々怒張に血流が流れ込む。実は数人は今まで5人の内誰ともセックスをしていない。彼女らにしてみれば超強力な媚薬を膣内に注ぎ込まれてしまうのは流石にと躊躇しているだけなのだが、それを知らない数人は今、マミゾウの濡れているであろう股ぐらを想像してしまう。

 

(月ではしなかったしなぁ、挿れられるばっかりっていうのもなぁ)

 

 達観してしまった数人であるからこその余裕であった。

 しかしマミゾウはその心の余裕を見逃さなかった。陰嚢だけを触っていたはずの左手をすかさず亀頭に宛がうと、我慢汁で滑りを良くしてから少し強めに揉み始めたのだ。

 

「あっ、ひぃ!」

 

 強い快感に思わず身悶える数人。マミゾウは胡座を一度解くと数人の身体を挟むように腰に回し、服の中に侵入する腕をきつく引き寄せる。がっちりと固定されてしまった数人は今から泣くほどイカされてしまうのだと、期待と観念の混ざった悲鳴を上げた。

 

「ああぁっ、ああっ!」

「何他所事考えとるんじゃ。…まぁそうなってしまったのも儂らの責任じゃが、だからと言って許しはせんぞ」

 

 手の腹で亀頭を強く擦るように揉む。ぞりぞりとした感覚が亀頭に強烈な快感を与え、脳を痺れさせる。根本を扱く左手の動きも力強くなり、フェザータッチにも似たような動きだったのが今では射精を促す為に根本から絞り上げるような強さになっている。期待していた強い快感に背骨が痺れるような感覚を覚える。

 

「んんぅっ、あっぁっ、き、気持ち、いい!!」

 

 数人の頭の中は射精欲で埋め尽くされ、最早喘ぎ声を出すことしか出来ない。我慢汁は薄い布では抑えきれず、マミゾウの手が亀頭を揉む度に壊れた蛇口のように布地から溢れる。

 

「あっ、はぁぁっ、んぁぁっ」

「随分と声を上げるようになったのう」

「だ、だって、ぇ、ま、マミゾウの手ぇ、暖かくてっ、あっ、もう、イクぅぅっ」

 

 待ち侘びた射精絶頂の波が頭を真っ白にしてくれるその直前であった。ギリギリまで陰茎に快感を与えた両手はスルリと服から抜け、足も離れていったのだ。絶頂手前にしての焦らしに数人は呆然とするばかりで、後ろから聞こえるはずの布ズレの音に気付かない。しゅるり、ふぁさり、と服を脱いでいくマミゾウは全裸になると惚ける数人の正面に立つ。

 

「これが儂のオソソじゃ、よう濡れてるじゃろう」

 

 数人の鼻に当たる寸前まで自分の性器を近付け、指で割り開く。マミゾウの性器はほんの少し外陰部が黒く、陰核が大きい。少しグロめの性器であるが、中身は綺麗な桜色であった。

 ごくりと喉が鳴る。糸を引くそれはまるで別の生き物のように脈動を繰り返し、そこに陰茎を突っ込んだらどんなに気持ちが良いか妄想してしまう。陰茎はびくんびくんと射精をするように大きく震え、今にも暴発してしまいそうだ。

 

「……なぁ、数人。お主前に言ったな?、“ふぇら”と“ざ~めん”とは何じゃ」

「そ、それは…」

 

 浣腸をされて漏らす直前に言い放ったあの時のセリフを思い出す。確かに自分はあの時フェラでも何でもする、と許しを請った。しかし今はそういう苦境には立たされてはいない。となればする必要はないはずなのだが、話の流れからして次に自分が何をすべきか、想像できないはずは無かった。

 マミゾウは見せ付けるように、術で陰核を陰茎へと変化させていく。陰核が徐々に大きくなりながら、太い血管が次第に陰核に絡み合いながら形を整えていく。そうして出来上がったソレは自分のよりも長く、太く、そして雄の匂いを放つ。

 

「ふぇ、フェラっていうのは、ぁ、あの、く、口でちんこを舐める、こと、で、ザーメンっていうのは、精液の、別の言い方、です」

「ほう、そうか、そうか。……じゃぁ、数人の口でふぇらしてもらえば、さぞや気持ちがええんじゃろうなぁ」

 

 そういいながらマミゾウは陰茎を数人の顔に押し付ける。頬に押し当て、鼻脇をなぞり、額に擦り付け、最後にわざと唇にキスさせた。自分の顔は汚されていることに何も反応出来ないのは、数人の心の中で今自分がどうすべきか悩みに悩んでいるからであった。今この場で性欲に流されてついに一線を超えてしまうか、それとも一線を守り、自慰だけで終わらせるか。

 

(でもさぁ、フェラを覚えたらもっと楽になれないかな。出来る限り前戯でイカせてあげればお尻に挿れられずに済むんじゃないか。……いや、でもそれじゃ何のために手コキを覚えたんだか分からない。一線守るために嫌々手コキしたはずなのに)

 

 数人の葛藤を楽しむマミゾウはこうなってしまったのなら、いっそ教え込むだけ教え込んでやろうと調教の指針を変えようとしていた。心は多少おかしくなってしまったが、歪んだだけで折れてはいない。むしろ歪んだ分折れにくくなったとも言える。ならいっそ立派な男娼になるように調教してやろうではないか。いずれ口、手、脇、へそ、足、身体を余すこと無く性技に使えるように調教して歪んだ性奴隷を作り出してやる。マミゾウの陰茎はより一層大きくなり、鈴口から我慢汁がぷくりと滲ませた。

 

「何も口に含めなんて言わん。…舌先で舐めてくれるだけでもいいんじゃよ?」

 

 舌先で舐めようがそれはフェラである。しかしその言葉は数人の心に不思議とするりと潜り込んでしまう。

 

(べ、別に、精液を飲むわけじゃないんだし、いい、よね?、舌で舐めるだけ、舐めるだけ…)

 

 絶頂直前でお預けされてしまった数人に深く物を考える思考力は無い。今も股ぐらに熱り立つ剛直に脳を支配され、頭はマミゾウの命令に従うように朦朧と動いてしまう。

 熱に浮かされたような表情を浮かべる数人は、決して精液は飲むまいと硬く閉じた唇からほんの少しだけ、舌先を出した。目の前に突き出された醜悪な陰茎は銃口をこちらに向けている。数人はその亀頭を軽く、ほんの軽く、まるで指でフェザータッチするかのようにチロリと舐めた。

 

(舐めた!、遂に数人が儂の珍棒を舐めたぞ!)

 

 思わず声を上げてしまいそうになるマミゾウだが、せっかくやる気になってくれた数人の邪魔はするまいと歯を食いしばる。

 虚ろな目をしたまま数人は舌の先端でチロチロとくすぐるように亀頭を舐める。性感ではなく、くすぐったさしか感じられない稚拙過ぎるフェラも、マミゾウにとっては射精に余裕で押し上げられてしまうほどの快感を与えた。あの数人がようやく口淫をした。それだけで十分だった。

 

 ちろちろり、ちろ、ちろ。

 

 鈴口から溢れる我慢汁を避けながら数人は亀頭を舐め回す。マミゾウは自分が数人に腰を泣かされていると自覚しながらも、陰茎から伝わる微弱な快感が視覚で何十倍にも膨れ上がって脳内を白く明滅させる。

 

(亀頭だけじゃ、気持ちよくなれない…、よね?)

 

 数人は誰に言われるでもなく、亀頭を舐め回した後に竿までも舐めだした。舌を先端しか出していないせいで裏筋を舐め上げる時など顔に竿を乗せてしまうことになっているが、本人はただ舐めることに意識を取られてしまっている。自分が諏訪子たちにやられて気持ちよかった舌の動きを思い出しながら、根本から裏筋をツツーと舐め上げたその時だった。

 

「うぁっ、も、もう、た、耐えられんっ!!」

「うぶっぁ」

 

 射精直前で歯を食いしばり、もっと数人のフェラを堪能しようとしていたマミゾウは不意打ちにも似た強烈な快感に遂に決壊させてしまった。びゅぐぶびゅ、びゅるびゅると下品な音を立てて精液は数人の顔を汚す。マミゾウが出しきる頃にはまるでパックでもしたかのように顔面は真っ白に汚れてしまった。顔に乗り切らない精液は顎を伝って垂れ、奇しくも射精寸前の数人の陰茎へと落ちていく。他人の精液に塗れているというのに、その陰茎は悦ぶように震え、軽く絶頂に達した。

 

(マミゾウが、俺のフェラでイッたんだぁ…)

 

 精液パックの下で微かに微笑む数人。あれだけ嫌だったはずの、あれだけ踏みとどまっていたはずの一線は、いざ超えてしまうと何とも心地の良いものだった。自分を襲う妖怪が、無様にも舌先で舐めただけで敢え無く果ててしまったのだ。顔に降りかかった精液も、まるで復讐を果たした褒美のような錯覚を抱いて嫌悪感はまるで無かった。

 

「はっ、はっ、な、情けないのうぅ。まさか、あの程度で、果ててしまうとはのう」

 

 マミゾウは精液で顔の見えない数人を拭ってやると耳元で囁く。

 

「お主のふぇらは随分と気持ちよかった。…褒美に儂のオソソを食わしてやるが、どうなっても知らんぞ?、お主の精液は儂らにとってキツい媚薬になるんじゃ」

 

 耳をくすぐる吐息まじりの誘惑に数人は耐えられるはずもなく、静かに頷いた。

 

(お互いにドロドロになるまでやるのも偶にはええじゃろ)

 

 マミゾウは数人に跨るとわざとゆっくり腰を下ろす。マミゾウの女性器はしとどに濡れ、垂れた愛液が陰茎を濡らす。

 

「マミゾウ、セックスしよ」

「まぐわいのことか?、そうじゃな。朝までやるぞ」

 

 女性器は数人の陰茎を美味そうに飲み込んでいく。悲鳴に似た喘ぎ声を上げる数人にマミゾウはしゃぶりつく。精液の残留が鼻頭から垂れて両者の口に入ってしまうが、2人はそれを気持よく交換し合いながら飲み込んだ。2人の獣のようなセックスはそこから、てゐが切れて止めに入る朝までずっと続いたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




50話突破ですね
切りが良いところで、数人の心持ちの変化に触れられました

歪んだ、というか少し達観してしまった数人ですが、
このままでは遅かれ早かれ幻想郷入りする前に折れてしまいます
一体数人は今後どうなってしまうのでしょうか
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