今回が最終話前半みたいな感じになります
文量的にね…
一気にまとめようとするとダレるかなって…
自分から見た自分と、他人から見た自分にはズレが有る。それは主観と客観の違いによるもの。己の姿、己の精神、趣味、考え、好み。自分ではこうだと思っていたはずなのに、他人の目線ではそう写っていないことは多々ある。自分には無いと思っていたはずの考え方が、他人の指摘によって発露することはよくある話。
妖怪や人ならざる者たちは肉体的な部分に依っていないから、そういうズレやブレに気付いた時に精神的に大きく揺らぐ。まるでそれはガラスのケースにヒビが入ったかのように、存在を形作るガワが一つの形を取りづらくなる。ひどいとガワはどろどろと崩れ、不定形生物のような存在にまで成り下がってしまうこともある。
自分が自分のことをよく知らない。自分とは一体どんな存在なのか。玉ねぎの皮を剥いでいくようにして自分の芯を探していくと、そこにはどんな形の何があるのか。人間の少年少女はそういった疑問にぶつかるらしい。そうして周りを探したり、自問自答したり、中には自分探しという目的の旅に出ていくこともあるのだとか。我々と人間が明らかに違う点がそこだろう。自分とは何かを感じた途端に人非ずはブレてしまうからだ。
数人にそういった経験はあるのかと尋ねてみると、彼は気恥ずかしそうに「そんな大層なこと思ったことも感じたこともないなぁ」と頬を掻いていた。
そして私自身もそういう経験はしたことが無かった。誰かにそう指摘される訳でもなく、何となくそうじゃないかと勘付く訳でもない。自分は自分だと強く思ったこともない。私は人形を触るのが好きで、作るのが好きで、彼らを操るのが得意なだけ。アイデンティティを模索したことなど一度も無かった。
だから今私は非常に困惑しているし、そして何より驚いている。以前、魔理沙が数人を貸してほしいと言った時に私は何気なく駄目だと答えた。小悪魔が数人を欲しいと言った時には半分冗談で殺すと答えた。それらは全て本当に何気なく言っただけのつもりだった。…だが、今もう一度魔理沙に同じ言葉を言われたら。もう一度小悪魔に同じ言葉を言われたら。想像するだけで頭に血が上る。こうして日記を付けているペンに、魔法がなければひ弱なか細い腕に力が籠もる。
「数人は、私のもの。私のものよ」
数人は私のもの。私が最初に見つけた。私が最初に拾った。だから数人は私のもの。何も間違ってなどいない。
こうして心の中で唱えていると、胸の中に渦巻く黒い靄が少しずつ薄らいで、溶けていく。その当たり前を再認識させることで、心が落ち着きを取り戻す。
この感情が恋愛のソレなのだろうか。無理やり手渡された小説を読んだ時、恋は甘酸っぱいものだと比喩されていた気がするが、この感情が到底“甘酸っぱい”とは思えない。黒く沈み込むような感情が胸を重くさせている。
これは嫉妬という方が適切ではないだろうか。嫉妬とは薄暗い感情だという。嫉妬を覚えて明るい気分になるのはおかしいはずだから、逆説的に考えてこれはやはり嫉妬なのだろう。ともすれば自分は嫉妬するような女だということになる。
数人が他の女と喋っていると口の中が苦くなってザラザラする。早く会話が終われば良いのにと、その度に思う。ましてやそれが楽しそうな様子だともっと苦くなるし、同時に悔しくなる。数人はどうしてか自分と喋る時はずっと落ち着いた様子で、あの告白以来感情を表に出すような事はしなくなった。彼も男の子なのだからプライドだってあるのだろうが、自分の前では何か取り繕っている気がして、それがとても悔しく感じるようになった。
いつからだろう。いつからこんなに嫉妬するようになってしまったのだろう。これが私の持つ恋愛観の過程なのか。お互いの事をよく知り合ってから恋愛に発展する、その途中で私はこうなってしまったのか。少なくとも数人を拾ったあの日からこうなってしまった訳ではないはずだ。数人の告白を聞いてからなった訳でもない。いつ、いつから私はこんなに嫉妬するようになった?
「私は数人のことをどう思っているの。数人と恋がしたいのかしら…。二人一緒のベッドに寝て、ご飯を一緒に食べて…、そういうことを数人としたいの私は?」
どうなのだろう。一緒のベッドには寝ていないが、食事は朝昼晩毎食必ず二人で食べている。特にそれで幸せを感じるようなことはない。以前は一人で食べていたのが、そこに数人が加わっただけ。私が料理をする時もあれば、数人がしてくれることもあるが、それだけの話。
でも、そこに誰かが加わる可能性を考えると。
「……駄目。それは駄目よ。冗談じゃないわ!。冗談じゃない!!」
再び靄が心を覆い出す。
いつもの呪文を唱えようとしたが、ソレよりも先に暗い感情が思考に滲み出してきた。こうなるとしばらく収まらない。ペンを置くとゆっくり目を瞑った。
数人と過ごす何気ないただの日常は私だけのものであり、それは他の誰にも侵害させたくない。小悪魔は勿論だが、もし魔理沙がそうだとしても私は全力で排除するだろう。魔理沙に限った話じゃない。霊夢でも、咲夜でも、鈴仙でも、誰でも同じように排除する。数人と外に出た時は彼の社会的な立場を尊重するから、誰と話そうが気にしないフリをしているが、それも最近限界が近いように思う。それが女性相手だとなおさら嫉妬を押し込めるのに精一杯で、何を喋っていたか記憶すら怪しい時がある。人形劇を子どもたちの前でやった時、女児の視線が数人本人に行かないかと心配をするようになってしまった。外に出るといらない心配ばかりをしてしまうから、家の中は安心する。誰にも邪魔をされることがないから心も安らぐ。しかし邪魔されるかもしれないという杞憂に怯える私は過剰なくらいの防衛機構を家の周りに設置している。実は落ち着いているフリをして、時折防衛機構に不備が無いか点検しているのだ。
「本当に、これは嫉妬なの…?、私らしくない…、らしくない、の?」
自分でも驚くほど弱った声だった。
頭が上手く働かない。心が落ち着かない。その原因をしっかりと客観的に判断し切れていないのがまた良くないのだろう。靄のようなフィルターが掛かってしまっているせいで、どう対処したら良いのか、治そうにも治す手段さえ分からない。私の心に突如として根を張り出したものを嫉妬だと決め付けているのが視界を曇らせているのか。
「はぁ…」
椅子からよろよろと立ち上がり、中腰のままベッドに向かう。
倒れ込むようにしてベッドに身体を沈み込ませると、その上に上海と蓬莱が毛布を掛けてくれた。
良い子ね、と心の中で感謝の言葉を呟くのが精一杯だ。
眠りにつこうとした時、ボーンと下の階にある振り子時計が一回鳴った音が聞こえた。
(今は、夜の1時…。数人はもう寝ているのかしら?)
無造作に視覚と聴覚を数人の部屋にある人形とリンクさせる。
真っ暗闇の中、すーすーと規則正しい寝息が聞こえてくる。視界を暗視モードに切り替えれば、彼の寝顔が映し出される。
(私がこんなに苦しんでいるというのに。気持ち良く寝ちゃって…)
いつも心がおかしくなってしまうと、そんな自分を癒すために数人をこっそり観察する。
数人が寝ていようが、起きていようが、彼そのものを見ているだけで心が形を取り戻して、頭の中の靄が晴れるのだ。
(外の魔法陣をまた強化しておいたのは正解だったわ。徹底的に外部からの侵入を阻む作りにしたから、木っ端妖怪はおろか羽虫一匹すら通さない)
万が一魔法陣を突破しかねない存在が近寄ってくれば、即座に自分の脳内にアラームが鳴り響くように設定してある。これほどまでに完璧な魔法陣を敷くのはかなり時間がかかり、何より人形作りとはまた方向性の異なる術式だっただけに腹立たしいほどの複雑さを要求された。加えて、警戒範囲が家から半径100メートル以上は最低限無いと不安で仕方なく、細糸で編み込むような緻密な作業を延々と繰り返し続けるハメになった。
だが、その甲斐もあってまるで極上のベッドに全身を沈み込ませるような安心感を得られている。家にいる時は数人を見て、聞いて、感じることだけに意識を向けていられる。
寝る必要の無い身体となったものの、彼の寝息を聞きながらベッドに潜り込むことが最もリラックス出来ると最近になって気付いた。特に近頃は精神的に強く疲労することが多い。まるで空っぽになった容器に暖かい人肌温度のお湯が満たされていくような、そんな安楽を得られると知った今では夜中に起きている意味が無くなった。
(数人が好き?、数人を愛している?、……違う。………ああ、いや違わない。違わないけれど、その前に私は数人が、………………欲しい。彼が自分の手元にいる状態で、ゆっくりと恋愛をしていきたい。自分の恋心が、…これを恋心というのは些か違うような気がするけれど…、誰かに邪魔されるかもしれないなどという無駄な心配事に妨げられたくはない)
上海が部屋を照らすランプを消し、蓬莱が掛毛布をきれいにかけ直してくれた。
目蓋が段々重くなり、彼と自分の睡眠が重なりかけた時、ようやく自分の求めていた何かに気付いた。
(そうよ。私は数人が欲しいのよ。数人の全部を手に入れたい。数人が絶対にどこにも行かず、自分の手元から離れないようにしたい。そうすれば、自分は安心してゆっくり彼と恋愛をすることが出来る。彼を誰かに盗られるなどという心配をしなくて済むわ)
自分が一体何を求めていたのか、ようやく気づくことが出来た。胸に巣食っていた靄はきれいに晴れ、苦しんでいた心も呪縛から開放された。胸中は澄み渡る空気を吸い込んだように清々しい気持ちでいっぱいになり、思わず意識も覚醒する。
私は数人が欲しい。欲しくて欲しくて堪らない。彼が私の側にずっといてくれるという証が欲しい。彼の全部が欲しい。
リンクしている人形を浮かび上がらせ、寝ている彼の枕元に座らせる。
彼の寝顔も、彼の寝息も、彼の体温で温まったこの毛布も全て私のものにしたい。
その為にどういう方法を取ったら良いのかは分からない。けれど、少なくとも次に自分が何をすべきかを見極めることが出来た。それは大きな一歩だ。
明日にでもパチュリーのところに出掛けて、そういう指南書があるかどうか調べることにしよう。何か良い方法が見つかるかもしれない。数人も同行させるので小悪魔あたりにちょっかいを掛けられるかもしれないが、この際それは仕方のないことと割り切ろう。
数人を手に入れる為よ。多少のことなら目を瞑る。
「はぁっ、はぁ、あぁっ、また、またイクッ、アリスっ、出すよ、もう何回目か忘れちゃったけど、また射精するからねっ!!」
数人の咆哮が部屋に響き渡る。
大の字に寝かせられた彼女の腰を掴み、思いっきり自分の腰を押し付けると同時に絶頂を解き放った。射精しながら膣内を撹拌し、少しでも精液を染み込ませようと腰を押し付けたままぐりぐりと上下左右に揺する。
挿入してから徐々に肉棒に慣れ始めた膣内は、まさしく熟れたオナホのように自分の形を覚えて吸い付いてくる。硬さを感じていた肉襞も柔らかくほぐれて、カリ首をいやらしく刺激してくる。
「ああ、くそっ。全然収まんないっ、もっともっとアリスとセックスがしたいっ」
繋がったまま覆いかぶさった。膣内にみっちりと埋もれた肉竿は射精直後でも衰える素振りすら見せない。
絶頂の余韻が腰を慄かせるが、それよりもアリスとずっと繋がっていたい欲の方が勝つ。ベッドと背中の間に両手を滑り込ませ、強く抱きしめた。
「好きっ、好きっ、ああっもうっ」
一度抱いてしまうと思いが止まらなくなった。彼女を想う独占欲が胸一杯に溢れそうになって、好きという言葉しか口から出なくなる。
ずっと胸に秘めていた言葉を吐き出してしまうと、もっともっとアリスが欲しくなる。
キスの雨を無表情の彼女に降らせながら、射精絶頂の快感を誤魔化しつつゆっくりと腰を前後する。
潤滑油替わりの濃厚な精液を肉襞一枚一枚に丁寧に塗り込んでいく。
「んっ、ちゅっ、ちゅぅっ、あむっ、うむっ、れろれろぉ」
にちゃ、ぐちゃ、という汁気多めの淫靡な音が鳴る。腰を少し浮かせて股間を見ると、解き放った大量の精液がいくつもの淫泡を作り上げていた。
抱き締めているのはただのオナホだからそんなはずはありえないのに、その大量の淫液の中に少しでも彼女の愛液が混じっていると妄想するだけでまた達しそうになる。
本当は意識があって、ただ暴走している自分を受け止めてくれていると想っただけで。
「あぁ、またイクッ、出るよぉっ、全部ぜんぶ飲んでぇっ」
背筋を駆け上る射精絶頂の快感に身悶えながら、人形をがっしりホールドして最奥に精液を放つ。全身で相手を抱き締めながらの大絶頂は脳細胞を焼き潰すようなほどの強烈な快感をもたらした。
亀頭の先にかすかに感じるリング状のものが子宮口だと思い込みながら、一滴残さず流し込む。ドクンドクンという脈動が彼女の中を満たしていくのが分かる。
アリスはこれで妊娠するだろう。そうなれば彼女は自分のものになる。回数は覚えていないが、子宮内を洗い流せるくらいの精液を注いだはず。もう精子のどれかが彼女の卵子を捉えているかもしれない。
「妊娠しろっ、俺の子供を孕めっ」
気が遠のくほどの射精が収まってくると、流石に少しずつ意識が落ち着いてきた。俄然として股間は力強さを示しているが、それでも少し全身に気怠さを感じる。
性欲で暴走して気付かなかったが随分と全身が痛い。慣れない動きを繰り返していたせいだろう。
そして何より頭が痛い。いくらなんでも絶頂を繰り返しすぎたせいなのかクラクラする。貧血もあるかもしれない。
マットレスに手をつくと腕がガクガクと震えて力が上手く入らない。何とか身体を起こすと結合部らしき部分が視界に映る。
「凄い出たな…、いや、本当に」
自分がアリスのことを想って自慰した時の数倍、いや数十倍出ていた。眼下に広がる白濁の水たまりはすっかり彼女の秘裂を覆い隠していて、自分の両足と彼女の両足に囲われてプルプルと半ゼリーのように震えている。そこから溢れ出した精液がベッドシーツや床をひどく汚していた。
ゆっくり腰を引いていくと、ごぽっごぷっと下品な音を立てながらまた尋常ではない量の精液が吹き出してくる。
エロ漫画のような惨状とそれだけ彼女を汚せたという達成感に背筋がゾクゾクする。
「ああ、気持ちよかった。等身大オナホってどうやっていいもんか分からなさそうだと敬遠してたけど、……ハマるなぁこれは」
手で精液だまりを一欠片掬い上げる。足で堰き止めていたおかげで冷めなかったのか人肌程度の暖かさが感じられる。数人はそれを無造作に人形の胸に放った。
バチャッ、と白い塊が左の乳房に当たって弾けた。噎せ返るような性臭が一層濃くなった。
それを何回か繰り返すと、アリス人形は下半身だけではなく、胸や腕、顔面までもが精液まみれになった。
「…マッサージしますねぇ」
そう言いながら数人はベッドから降りる。当然溜まっていた精液はベッドからバチャバチャと零れ落ちるが、数人は全く気にしないまま人形の右側に立った。そして彼女の肌に精液を塗り込み始める。まるでマッサージオイルを使っているつもりで、丹念に指の腹や手のひらを使って優しく塗りたくる。
「全身から俺の精液の匂いがするまで塗り込んでやる」
すべすべの絹のような白い肌に汚濁の液体を浸透させるように揉み込む。へそに指を何度か差し込み、胸を揉みしだき、乳首を親指と人差し指で捏ね、肩や腕の表面を両手で包みながら擦り上げ、首は優しく撫で回した。
少しでも精液が薄くなったと感じたらそこら辺に落ちているのを掬い上げては何度も肌に垂らした。
「精液は美容に良いらしいし、アリスはもっとキレイになりますよ」
まるで悪徳マッサージ師にでもなった気分だが、決して悪いことをやっているつもりは無かった。むしろこれは彼女に対するお仕置きなのだ。
「アリスは俺のものなんだ。アリスは俺だけを見ていれば良いんだ。誰にも渡さないぞ」
この春、アリスは里のとある少年から告白を受けていた。アリスはそれを断ったというが、その出来事は数人に大きな焦りと怒りを呼んでいた。
怒りの矛先は2つ。1つ目は自分とアリスの関係を引き裂こうとしたその少年の勝手さに。そして2つ目はそれを事も無げに自分に話すアリスにだった。
幻想郷を望む理由はあまりにも下賤で身勝手なものだったが、それとアリスを想う気持ちは関係無い。何よりあの告白をしたことで禊は済み、アリスへの気持ちはキレイなものになったと今では思う。だからこそ、その話を振ってきたアリスには正直怒りを覚えた。てっきり自分を男と意識してくれているものだと期待していたのに、まるでぬいぐるみやペットに今日の出来事を話すかのようなそんな話し方に悔しさが溢れ出た。
早くアリスを自分のものにしなければならない。いつか彼女は誰かに盗られ、自分はその時に見捨てられてしまうかもしれない。そういう焦りが胸に広がった。
「さて、上半身は終わったし、今度は顔や髪の毛にも塗り込んでいくよ」
すでに顔面にも精液の飛沫が飛び散っていたが、やはり自分の手で塗り込む必要がある。
しかし顔は女性にとってとても大事な部分。そこは床やマットレスに落ちている古い精液では駄目だ。新鮮な精液を準備する必要があるだろう。
数人は先程からずっと勃起し続けていた肉竿を右手でゆっくりと扱き始めた。
激しい腰振り運動に比べると手淫はずっと楽だが、彼女の膣内の気持ちよさを知った今では快楽の乏しさを感じてしまう。それでもしばらく扱き続けていると、この行為は背徳感が大きいことに気がついた。寝ている彼女へのぶっかけイタズラ、しかも到底許されない類の邪悪なイタズラ行為なのだ。
徐々に扱く手の動きが早くなっていく。激しい興奮が再び射精欲を呼び覚まし、陰嚢がぐぐっと持ち上がる。
「後で特性ドリンクも飲ませてあげますからねぇ…、吐息も精液臭くしてあげますよ」
数人は再びベッドに上がると彼女の両腕を開き、脇元に膝を付いた。彼女の顔面に覆い被さるようにして左腕をマットレスに付く。少し辛いが力強く勃起した肉竿を顔面に押し付けるにはこの姿勢しか思い付かなかった。
右手の動きは抑えつつ、彼女の鼻頭に鈴口が向くように狙いを定める。
ここから射精すれば新鮮な精液が顔中に広がってパックのようになるはずだ。
「あぁ出るぅ、はぁっ、出来たて新鮮のザーメンパックをしてあげるからねっ」
後で髪にもザーメンパックをしてあげよう。なんなら頭の天辺から足の爪先まで自分の精液でマーキングしてやる。
射精絶頂寸前だったのもあって肉竿は数回扱くだけで限界を迎えそうになった。パクパクと開く鈴口からは我慢汁が絶えずとろとろと流れ落ち、早くも鼻を汚し始めている。
まずは一発、盛大にぶっかけてあげよう。
「へへ、出してあげるよッ、あぁっ、イクッ、イクイクッ!!、ザーメン出るぅぅっ!!」
再び力強く、乱暴に根本から扱き上げ、勢い良くぶっかけようとしたその瞬間。
パクっと柔らかく、暖かい何かが亀頭に吸い付いた。
「あひぃぇっ!!!??、へぁぁぁっ!!!、なにッ?、なになになに!?、あっダメッ、イクイクイクッ!!!」
「んぶううぅぅっ!!、んちゅぅぅうっうむぅ、あむぅっ、んぐっんぐぅっんぐっ!、ぢゅうっぅぅるるっ、ごくっ、ごくっごくっ、んぐっ、あぁむっ」
「ああああぁぁぁあぁぁっ!!!、す、吸われてるぅぅっ!!、まってぇ!、まってひぇぇぇっ!!」
強烈なバキュームに根本から精液を引き抜かれる。鈴口から勢い良く吹き出るはずの精液が次々と彼女に吸い取られていく。
意識が明滅するほどの絶頂感から必死に逃れようと腰を浮かせるが、いつのまにか彼女の両腕ががっちりと腰に絡みついていて振り解けそうにない。びくんびくんと痙攣し続ける肉竿も唇と舌、そして喉で絡み取られ、逃げ場を封じられている。
「あひぃぃっ、も、もぅ出ないっ、あ、アリスっ、待ってぇっ、休憩させてぇっ!!」
「んぶっんぶっ、ぢゅるううぅっ、ぼぶっちゅぅっぶっ、ごくっごくっ!」
悲鳴を上げても全く返事をしてもらえないどころか、ますますアリスの舌使いは激しさを増していく。強烈なバキュームはそのままに舌は乱暴に亀頭を這いずり回る。精液の出が段々収まりかけると、もっと寄越せと鈴口を舌先でほじってくる。
開きっぱなしの鈴口から溢れる精液は口腔内を汚すことなく、直接喉奥へと流れ落ちていっているらしい。彼女は精液を味わうことはせず、まるで喉の渇きを癒すかのつもりでひたすら飲み下している。
ついに数人の両腕からは力が抜けてアリスの顔面にのしかかってしまうが、それでも彼女は口淫搾精を止めようとはしない。
「ひぃぃっ、ひぃぃぃっ、やめっ、やめひぇ、イッたばっかりの亀頭ペロペロしないでぇっ」
「んぶちゅぅぅっ、んうぐっ、ちゅばばぁっ、ごくっごくっ」
涙でシーツを汚しながらろれつの回らない悲鳴を上げ続ける。怒涛の連続絶頂に精液ではないものまで肉竿から吹き出てしまっても、それすらも彼女はごくごくと喉を鳴らして飲み続けた。
股間ごと彼女に飲み込まれてしまうのではないかという恐怖と、いつまでも続く激しすぎる口淫攻めに数人は泣きじゃくった。
(ああ、これは罰なんだ…、部屋には入らないでね、っていう約束を破った…)
遠のく意識の中、アリスが魔界へと出かける直前に言った言葉を思い出す。彼女曰く、作成途中の人形があって特殊な魔法を掛け続けている最中だから、と。
罰を受けるのは仕方ないことだろうが、でも少しだけ弁解したかった。
一昨日、扉の前を通った時に何もないところで躓き、ついよろけてドアノブに手が掛かってしまったのだ。本当に、本当に何かに爪先が引っかかっただけだった。約束を守る気でいたから慌てて立ち上がろうとして、そしたら視線の先に彼女の足があってそのまま必死に謝った。しかし返事が一切返ってこないことに疑問を感じ、顔を上げるとそれが人形であることに気がついたのだ。
最初は何でこんなに本人そっくりな人形を作っているのか不思議がっていただけだったのに、昼食をとってから段々と邪な気持ちが芽生え始めてしまった。製作者は一週間くらい家を不在にすると言っていたから、あの人形をこの際色々と触ってみたいという欲望が湧いて、そして今に至る。
「ひっ………、いぃひぃっ…………」
「あおうぅむぅっ、んぢゅるるっ、んぶぁうむっちゅるっ、ぢゅばっぢゅばっ」
アリスは完全に縮こまった陰茎をひたすら吸い立てている。口の中に余裕が出来たことで陰嚢も同時に含み、舌で転がしながら次の勃起を誘ってくる。
何がどうしてこんなことになってしまったのか。約束を守れなかったことがそんなにもショックでアリスはおかしくなってしまったのか?
数人は意識を失う直前まで考え続けても結局分からずじまいだった。
「んぢゅっ、あむっ、れろれろれぉ、んふふふ、まぁたおっきくなってきたわ、んぶっんぶっふぶっ、んうぁむっ、っぷぁ、もっと、もっと飲ませてね、んふふ、ふふふふふ、んうぐっんぐっんぐっ」
モチベの維持って難しいなぁと思ったりします
書いてみたいことはあるのに表現力的にどうなのよっていう考えで進まなかったり…
結局自分は何が書きたいんだ、書きたかったんだ、っていうのが分からなくなると妄想するのもしんどくなるのがまた良くないんでしょうね多分
「俺もエロいの書きてぇ」
それだけです