※この作品はR-18です。

東方被嗜虐   作:Apfelbaum

70 / 92
第62話です

遅くなりました

-あらすじ-
がっつり犯されてしまった数人
身体に刻み込まれた肛門性交の悦びの記憶は麻薬のように残り続ける…


※お外で皆と その1

 てゐの言う空き地とは広さにして学校の体育館ぐらいの芝生に覆われた場所だった。周りが木々に囲まれている中、そこだけがぽっかりと空いていて、ど真ん中に他の木とは種類の違う幹の太い木がそびえ立っている。大きな傘を広げた木の根本に数人たちは座り込んで寛いでいた。さわさわと揺れる木の葉の奥に澄み渡る快晴が心地良い。

 

「ええ天気じゃのぉ」

「ほんとな」

 

 影の中は程よく涼しい。最高の遠足気分を満喫していた。

 

「お弁当美味しかった」

「腕によりをかけたからねぇ」

「気に入ってもらえて何よりだよ~」

 

 数人は木にもたれて足を投げ出している。その両太腿をルーミアとリグルが枕にして寝転がっている。逆だよなぁと思いつつも、数人はそれを口にはしなかった。てゐとマミゾウは横で胡座をかいて食後の酒を楽しみ、影狼は数人の肩に頭を預けて寝息を立てていた。

 

「まったりしてんなぁ…」

 

 このまま何事も無く帰れればいいのに、と数人は思う。

 女性5人に囲まれたこの状況は一見すれば両手に花束のようで羨ましがられるかもしれない。しかし、実際にはこの食事休憩の後に犯されてしまうことが決定しているのだ。

 

「数人、あの雲があっちら辺まで流れたら始めるよ」

 

 てゐがおもむろに空を指差した。

 青い空の中に1つだけ浮かんでいる小さめな雲だった。あの雲が眼下に映る村の端を覆ったらいよいよ始めるらしい。残り時間にしてあと30分後だろうか。

 

「はいはい、分かりましたよ。……やだなぁもう」

 

 竹林を抜けるとちょうど村の東側に出る。そこから村の周りを回るようにして山を登ってここに辿り着いたわけだが、思いの外に村の規模が大きいことに数人は驚いた。村人たちがあくせく働いている姿がはっきりと見え、子どもたちが駆け巡っているのが分かる。それはこの空き地からでもはっきりと見えるわけで、本当にこの場所と村の間に距離がないのだと数人は不安に思った。丁度村を見下ろす形で村の中が見えるが、村人たちもちょっと顔を上に向ければこちらが見えてしまうのだ。

 

(距離にして500メートルぐらい?、山の傾斜が緩いからホントに見えるんだけど)

 

 奇跡的にまだどの村人も自分たちの存在には気付いてはいない。しかしいざ情事が始まってしまえば声が出てしまう。気付かれるのも時間の問題だ。

 空を見上げると雲は村の真ん中を陰らしている。

 

(他人に見られるのはなぁ…。まだ諏訪子とかの前でヤラれる方がましだなぁ)

 

 露出プレイの開放感は元の世界で何となく味わったことがある。勿論自分の家の中を誰もいない時に全裸で歩いてみただけだったが、それで十分だった。歩くと股間周りに直接空気が当たる、という感覚が慣れず、誰にも見られる心配は無いというのにやたら緊張感だけを味わっただけに終わった。間違っても外に出ようなどとは思わなかった。それは犯罪だからだ。この世界のこの時代にまだ猥褻物陳列罪などという取り締まりは無いだろうがそれでも、やってはいけないこと、という意識が強くて本当にやりたくない。

 

(それにさ…)

 

 自分がもう1つ懸念していること。それは“慣れ”だ。

 初めてジェットコースターを前にして慄く人が、実際に乗ってみると恐怖よりも楽しさに支配されて次々とアトラクションを楽しんでいくような…。そんな性の奈落へと今突き落とされそうになっている。

 彼は非常に、どうしても、出来ることなら認めたくはなかったが、肛門を掘られるのが気持ちいいことだと彼女たちによって知らされた。太くて、逞しくて、そして熱いほどの温もりを感じるあの肉棹に貫かれると悲しいことに喘いでしまう。幸いところてん射精という無様な癖は付かなかったが、その代わりに直腸の奥が異様に敏感になってしまった。後ろから抱き着かれて、または尻たぶを握り締められながら、或いはあぐらの上に座らされて何度も腰を叩き付けられると鳴いてしまう。どんなに心が悔しがっても、身体は肛悦によって鳴いてしまう。

 つまり数人の身体は、意志はともかくとして、肛門性交に慣れてしまったと言えるのだ。

 

(露出プレイに抵抗感じなくなったらいよいよだな)

 

 雲が流れる。

 

(諏訪子を性奴隷、いや肉便器にしてやる頃には自分、どうなってんだろうなー)

 

 そもそもどういう方法で挑めばいいのか、それすら分からない。自分の持てる性の技術なんてたかが知れてるし、薄い本特有の都合のいい能力がある訳でもない。御札かなんかで超弱体化を図れればいいが、それを生み出せるのは大概博麗霊夢と相場が決まっている。媚薬や媚毒にしたって、それを作り出せる存在が、ハイ分かりました、と作ってくれる訳もない。

 

「…はぁぁ」

 

 本日10回目の溜息だった。

 そんな数人の顔の前にひょいと竹筒が突き出される。

 

「飲め。旨い酒じゃ」

「精液入ってないよね?」

「たわけ、こんな酒に入れたらバチが当たるわ」

 

 マミゾウから並々に注がれた清酒を受け取る。

 竹筒を覗き込むと透明な液体に揺られて映る自分の顔があった。我ながら情けない顔をしている。何でも来いやっ!!、とばかりに大らかに構えていた方が、これから先精神衛生的にいいのだろうか。

 覚悟を決めるつもりで、自分の顔を気前良く飲み干した。喉奥がカーッと熱くなる。想像以上にキツいアルコール度数に思わずむせた。

 

「…そんな勿体無い飲み方をするかのう。ほんに良い酒なんじゃが」

「ウサウサ、いいんじゃない?、飲み慣れてないんだろうし、そんなもんでしょ」

 

 隣で兎が笑っている。

 身体が火照ってきた数人は右手で自分をパタパタと扇いだ。それでもまだ暑く感じるので少し服を開(はだ)けさせようと胸元に手を掛けた時だった。その手を影狼が掴んでいる。そして反対の手はマミゾウに掴まれていた。寝ていたルーミアとリグルもいつの間にか起きていて、身体全体を足に絡みつかせている。

 数人は生唾を飲んだ。

 

「時間、だからね」

 

 てゐが数人の正面に立った。ゆっくり腰を下ろして芝生に膝を付くと、身体を数人に押し付けた。てゐの身体も火照っているのが伝わる。両手を優しく頬に添えると数人の唇に吸い付いた。

 

「んっ、ふぅ、あむ」

 

 最初から舌を挿し込むキス。てゐの舌は引っ込んでいた数人の舌を引きずり出すと、乱暴に絡ませた。2人がキスに耽っている間に、マミゾウは雑草を変化させて作り出した荒縄で数人の腕を木に縛り付けた。リグルとルーミアは赤袴に片手を挿し込んで太腿をいやらしく擦っている。手持ち無沙汰な影狼は数人の胸に後ろから手を回すと、胸全体を優しく揉み始めた。

 

(あぁ、始まっちゃったよ)

 

 てゐは舌を細めると、筆先でくすぐるようにして数人の舌の表面を舐める。ぞわぞわとした感覚が舌から伝わって頭の中にあるスイッチがOFFの状態からONへと切り替わろうとしている。このスイッチが入ってしまうとまるで熱に浮かされたかのように身体が言うことを聞かなくなってしまう。自分の意識と身体が分離して思ってもないことを言ったり、したくないことをしてしまう。

 数人はそうならないために自分の意識をはっきり持って舌を動かし始めた。

 2人の鼻息は徐々に荒くなっていく。

 

「んふ、あふ、ちゅぅ」

 

 剣戟のように舌と舌がぶつかり合う。嬲られるがままでは駄目だと、数人はてゐの舌技に果敢に挑む。舌先で互いをつつき合い、時には蛇の交尾のように互いに絡ませる。ねっとりとしたてゐの舌から唾液が送られてくると、それに負けじと数人も送り込む。

 2人の顎から溢れた唾液が伝って赤袴に幾つもの染みを作った。

 

「ん!、んんん、んむぁ」

「てゐだけじゃないんだぞ」

「そーなのだー。私たちだっているんだよー」

 

 てゐと2人きりだったらまだどうにか出来ていたかもしれない。しかし数人がてゐとの濃厚なキスに意識を奪われている間に、両手は縛られ、両足の間に手頃な木の枝を括りつけられて閉じられないようになっていた。そして太腿をたださするだけだったリグルとルーミアの手は太腿から内股へと移動し、秘部へと迫り寄っている。影狼は胸全体ではなく、より乳首に近い部分を撫でさするように手を動かし始めた。

 

「んくんく、ふぅ。これで準備は出来たな。後はどれだけ数人が耐えてくれるか、じゃな」

 

 数人の足元で再び酒を飲み始めたマミゾウは、左手を数人の足指をもて遊ぶ。その顔には淫靡な微笑みが浮かんでいた。

 

「あらら~?、どうしたウサ~。もう負けウサ?」

「う、うるさいな、はぁ、負けって何さ、はぁ」

 

 てゐは一旦唇を離すと数人を煽った。数人の目はとろんと蕩け、口は足りない酸素を補おうと大きく開けて息を吸っている。気丈に振る舞う姿は彼女たちには滑稽に映った。

 侵食される下半身と時折指が擦れる乳首責めに早くも数人は負けそうになっていた。先ほど呷った酒の影響もあるのだろう。身体の内側から発する熱に全身が溶けかけている。

 てゐはそんな息絶え絶えの数人にトドメを刺そうと、少し顔を傾けて唇を押し当てた。てゐの視界に木の幹が、数人の視界にはマミゾウがそれぞれ映る。唇同士をぴったりと閉じ合わせたこのキスでてゐは数人にスイッチを入れようとしていた。

 

(い、息が、息がしにくいっ)

 

 てゐの舌は数人の口蓋を舐めあげると、たっぷりの唾液を流し込んだ。怯む数人はただそれを受け入れるしかなく、鼻で呼吸するタイミングが見つからない。その間に舌は数人の口の中を蹂躙していく。歯茎を舐め、舌の裏に挿し込む。まさしく口の中をレイプされていると言っていい乱暴なキスに、数人の舌は為す術もなく嬲られる。

 酸素が足りなくなってくると、数人の意識が徐々にピンク色に染まり始める。スイッチが入りかけている証拠だが、数人はもうどうすることも出来なかった。

 

「あ~あ、ついに辿り着いちゃったぁ」

「数人のおちんちんすっごい熱々だよー」

(ひぃっ、触られてる、触られてるよぅ)

 

 リグルの手とルーミアの手が同時に数人の肉棹に触れた。その瞬間、まるで電撃が走ったかのような快感が背筋を走る。

 数人の肉棹は硬く膨らんでいて、鈴口からは我慢汁を既に滲ませている。それは赤袴に大きな染みを作っていて、外からでも完全に勃起していることが分かる。

 性感は最低限与えるだけの、あくまで転がすような触り方は却って数人の性欲を滾らせた。意識を埋めようとするピンクの靄は加速度的にその侵食を広げていく。

 

「数人のたまたまもとっても熱いねー」

「ほんとだね。今この中にたっぷりの精液が溜められているんだろうね」

 

 人差し指と親指で優しく陰嚢を摘む。2人は肉棹から新鮮な精液が放出される絵を想像して、緊張を解すように優しく揉む。

 

(うぅぅ…、もどかしい)

 

 唾液をたっぷり飲ませたてゐは数人の舌を吸い上げる。まるでフェラチオをするような下品な音が空き地に響き渡る。

 上限ギリギリに迫る勢いで数人の性欲は膨れ上がっていく。スイッチが完全に入りきるその直前になって、てゐはキスを止めた。離れる2人の間に唾液の橋がかかる。

 てゐは余裕そうな表情をしているが、その真逆に数人の頬は緩み、目には一杯の涙を浮かべていた。

 

(言わせる気だ…、俺に言わせる気なんだてゐの奴…)

 

 てゐはマミゾウの横に座ると数人に視線を送る。2人の目は、早く言え、と訴えているようだ。

 その間もずっとルーミアたちの手の動きは続いている。性欲に付けられた火は着実に、ゆっくりと大きくなっているのが分かる。

 2人の蔑むような、それでいて情欲を煽る視線にもどかしくなる。

 

「うぅ、ぁっ、ん、ふぁっ」

 

 陰嚢を包む淡い快感に腰をくねらせる。影狼のわざとらしい下手な乳首の触り方に思わず胸を張って自分から押し当てたくなってしまう。

 ここが野外だということを忘れて快感に溺れたくなるが、頭の中に微かに残る露出への抵抗感がそれを踏み止まらせた。

 

(ま、負けちゃ、だめだっ、うぅ)

 

 必死に歯を噛みしめて堪える数人。このまま夜になれば露出プレイの抵抗感も薄れるだろう、と途方も無い希望を抱いて我慢をしようと試みる。夜になれば村人は寝静まるし、暗くなるからバレにくいだろう、という考えは確かに数人の意識をはっきりとさせる閃きだった。くすみかけていた瞳に再び光が戻ろうとしたその時だ。

 

「ぅ、えっ?、……、ぁぁっ、み、見えて」

「そんなのお見通しなんだよねぇ、ほら」

「甘いのうお主は。…まぁそういう甘い考えで儂らに対抗しようというところが、またええんじゃがの、ほりゃ」

 

 数人の足元に座る2人はおもむろにスカートを捲り上げた。2人とも下着を身に着けていなかった。胡座の奥に妖しく濡れて光る淫裂が見えた。てゐの幼気なぴちりと閉じた淫裂とマミゾウの少し陰唇の出た大人びた淫肉がそれぞれの手によって割り広げられる。二チャリと音を立てて飢えた痴肉が蠢いているのが鮮明に見えた。

 

「うぅ、うぅぅぅーっ」

 

 晴れかかっていた数人の脳内はそこに来て急に性欲に支配され掛かる。最後の一線が必死にそれを止めようと頑張るが、それも夜まで持ちそうにはない。

 

「ありゃ、意外と頑張るね」

「ほー、耐えるのう。可愛い奴じゃな」

「影狼、ルーミア、リグル。3人も誘惑してあげて?、……もう数人も限界っぽいしさぁ」

 

 「はーい」という声が下半身と後ろから聞こえる。

 数人は見ないようにと目をぎゅっと瞑って耐えようとする。ちょっとした服擦れの音の後、擦る手以外に何か暖かい感触が擦り付けられているのが分かる。

 

「こ、この感触はぁ…、うぁっ」

 

 視界を閉じると否応なしに聴覚が鋭敏になる。

 影狼が数人の耳に息を吹きかけ、理性を溶かそうとしていた。片方の耳には影狼の唾液で濡れた指が挿し込まれ、ヌチヌチ、クチクチ、とわざとらしく音を立てて責められている。影狼の舌が耳を舐め上げると、くすぐったいような気持ち良いような不思議な感覚に身体を震わせた。

 

「我慢は耳に毒よ?、大丈夫よ数人。声さえ出さなかったら誰にもバレやしないわ」

「…えぅ、や、やぁぇ」

 

 数人の股ぐらにある剛直は勝手に震え、1回目の射精をさせろと怒っているようだ。

 

「バレないぃ…?、ほ、ほんとぉに?」

「ええ、本当よ。それにもし村の人たちに見えそうになったら私たちが隠すわ。数人の恥ずかしい姿は私たちだけのモノだもの」

「だったらぁ、…、ぅぅ、だったらぁぁ~…」

 

 数人の口から唾液が溢れる。唾を飲み込むのさえ忘れて必死に耐えていた証拠だった。

 それも今瓦解し掛けている。勃起しきった自分の竿がイキたいと猛烈に訴えてくるのだ。それに見てしまったてゐたちの女性器が瞼の裏に張り付いてしまって、結局目を閉じた意味が無かった。心臓は強く高鳴り、血が沸騰してしまったかのように身体中が熱い。

 

(声、声さえ出さなかったらセーフ、だったら、だったら…)

 

 醒めた思考能力があればそんなことは到底無理なことだと分かるはずが、今の数人にその判断は出来なかった。堪え切れない射精欲と煮え滾る性欲が頭の中で渦を巻いて今にも爆発しそうになっているからだ。

 数人は掠れた声でついに喋り出す。

 

「い、イカせてください。もう、もう我慢が出来ない、から、ぁ」

「よく言えました」

 

 影狼が撫でる。言ってしまうと不思議な安堵感が数人を満たした。後は声を我慢さえすればいい。最悪見られそうになったら隠してくれるらしい。…なら大丈夫だろう。甘すぎるその考えは当然4人にもしっかり看破されているのだが、敢えて誰もそれを指摘はしなかった。

 スカートをたくし上げた状態のまま、てゐとマミゾウはゆっくりと数人に近寄る。数人が視線を下に落とすと、ルーミアとリグルの2人が上半身を曝け出しているのが見えた。

 ここは空き地で、てゐの向こう側には何ら関係のない普通の人がいるという、このありえない非日常的な状況に数人の頭は沸騰していた。

 

「声、我慢出来るといいねぇ」

 

 てゐはこれから起きる未来に笑みを浮かべながら、赤袴の結び紐を優しく解いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




大学の方が忙しくてですね、がっつり遅れました
申し訳ないです

最近急に暑くなりましたが、未だに台風らしい台風に遭っていないのが意外です
自宅ではクーラー掛けっぱなしですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか
最近読んでいる官能小説に影響されてか割りと短い文章を多用するようになりました
多分これからも色んな書き方で右往左往すると思います
最終話辺りではどんな書き方に終着しているのか、自分でも分かりません
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