快楽主義者《ヘドニスト》の輪舞曲《ロンド》 作:ポップマン
「誰かでヌかせてあげましょうか?例えば…園羅さんで」
黒川さんのトンデモナイ発言に、俺は固まるしかなかった。え……園羅が……俺のを?
「出来ない、とは思わないでしょう?私の能力なら香川君をどんな姿にも、例えば園羅さんの好みの姿にも見せることができる」
そ、そりゃあ、出来るでしょうけどさ。
そうこうしている内に有栖川さんたちは新しい局面をむかえていた。
「汀ぁ、やっちゃってよー」
「ほいほーい」
高丸さんが手に持つローターが唸りを上げる。
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ。
「あ、そうだ。有栖川!早く能力使えって!」
高丸さんは有栖川さんを一方的に怒鳴りつける。有栖川さんは目をそらしてモジモジしだした。
「で、でも感じたいけど、恥ずかしいし…」
勿論大瀬さんの
というか、しゃべり方普段と違いすぎないか?これが地なのか?
「あー?アンタこの状況で、アタシの命令がきけないって言うんだ!?」
高丸さんが一喝する。
こっちはこっちでしゃべり方が違いすぎるような…。女子怖い。ガクブル。
有栖川さんは怯えて肩を縮こまらせる。
「は、はいすみません。い、今使いますから」
そう言って目を閉じる。おそらく
「アハハハ!有栖川、オマエのアナル、パクパクしてんぞ!!」
「期待してんじゃないの~?」
もう酷い言われようだ。
「は、はい……。高丸さんにお尻を弄って貰えると思って体が期待してます。お汁も沢山出てグチョグチョです。お願いします。真由璃のアヌスを苛めて下さい」
声に媚びと艶が混じる。どうやら本当にそう思っているのか。苛めて、ってことは真性のMとみて間違いはなさそうだが……。
「仕っ方ない女だなぁー」
「思いっきりヨガらせてやるよ」
高丸さんは予備動作なしで、いきなり有栖川さんの尻に、ローターを押しつけた。
「アアッ!来た来た来たアアアアアアァァッッ!!アアッ!アアッ!アアアアアッッッ!!!」
有栖川さんは獣のような叫び声をあげた。一応、隣、授業中じゃね?いいの?この建物、防音は割としっかりしてると思うけど、隣ですよ?
「あはははっ!うるっせえよ!有栖川!」
「あははっ。自分の今の気持ちはぁ?」
「あっ、はいっ、あっあっ、ああアアアアアアッ!あっ、あのっ、アアアあっ、あっ、アアッ!!」
高丸さんは吹き出して、腹を手で押さえた。
「全っ然言えてないから!頑張って、ホラ!」
ゲスいなぁ。人間立場が変わればなんとやら、というか。
有栖川さんは既に自分の足首を手でしっかりと握り、尻を左右に振っている。思えば、堕ちるのが早かったなあ。最後の一葉的な感じで。
「あんっ、あんっ、ごっ、ごめっ、ごめんなひゃいぃぃぃ!きもっ、きもっ、きもちっ、よっ、すっ、ぎってえっあっあっアアッ、アアアッ!アアッ、もうっ、なにもっ、わかっ、なくっ、なっちゃっ、うっ、うっ、よぉぉぉォォ!」
「いいんだよ、それで!アタマ真っ白になっちまえよ!有栖川ッ!」
高丸さんは、ジュプジュプと有栖川さんの尻の中のローターを掻き回す。汁が腕に飛び散るも、全く気にしていない。どうやら、おかしくなっているのは有栖川さんだけじゃないようだ。
「アッアッアッーーッ!イクッ、イクッ、イクイクイクーッ、アッアッアッアッアッアッああぁぁぁっ!!」
プシャッと汁を噴出させて、有栖川さんは絶頂に達した。……といっても、それで弾みのついた女子がやめるわけないんだが。
「いいね、いいねー。じゃ、後10回イってみよっかー?」
「どうしました?興奮しているんでしょう?」
黒川さんがズボンの膨らみを白くて長い指でなぞる。優しく、上下に、何度も。
「一言言ってくれさえしたら、園羅さんでも、最上さんでも、好きな人でヌいてあげますよ。絶対に相手には気づかれない。催眠中のことは全く記憶には残りませんし、後腐れもないですよ。こんなに大きくして、ヌきたくないなんて言わないですよね?」
「……意外と黒川さんって性格悪いっスね」
「あは。分かりますか、やっぱり?」
黒川さんは俺の股間のマグナム……とまではいかない……コルトガバメント……え、それでもデカイって……あーもうSIG P230でいいや……をギュッと握り、ニコリと笑った。ちなみに銃が20世紀後期登場のものなのは、俺がその時代のマンガをよく読むから知識があるだけである。今の時代は銃も随分進化して……と、閑話休題。
「どうなんです?ヌきたいかヌきたくないかで答えて下さい」
それなら答えは決まってる。
「……ヌきたいです」
黒川さんはにっこりと妖艶に微笑んだ。
「いいですよ。なら」
人の話は最後まで聞いてほしいものだ。
「でも、……」
「どうせヌくなら、黒川さんがいいっスかね、なんつってみたりして」
黒川さんの笑顔が凍りついた。
「……い……い、い、いいですよっ?」
本当にいいんですか?なんか声が裏返ってますけど。語尾が跳ね上がって↑ますけど。
「いいんスか?じゃ、遠慮なく」
俺はジッパーを下げて、既に薬室に弾の送り込まれたマイSIG P230を引きずり出すと、仰角に向けて屹立させた。
「いいんスよね?やめてもいいっスよ」
「で、ででできますよぅっ」
慌てて黒川さんが声を被せた。
おっかなびっくり、といった表情でマイハンドガンに手を伸ばす。思いっきり腰が引けてるけど、言った方がいいんだろうか。片目閉じてるし。爆発とかしないって。
「う、うう…………うわぁ、なんかあついぃ」
そ、そんな引かなくても。
「じゃ、お願いします」
「えっ?」
えっ?って言われても困りますがな。
「いや、こう上下に」
俺は手を丸くして上下に↑↓上げ下げした。
「あっ、そっ、そ、そうですね」
なんか、さっきまでの絡めとるような妖艶さが嘘のように、ウブな感じで黒川さんは頷いた。右手の指で、マイガンの腹を触るとスッスッと上下に↑↓擦りだした。まだ手のひらで握る余裕はないようだ。
「ああ、まあそんな感じでいいっスよ、ってえええっ!?」
俺は叫んだ。驚きのために。
黒川さんがいきなり、涙をポロポロこぼしたのだ。
「すっ、す、すいませんっ。やっぱり、で、できないですっ。すいません」
俺は慌てて、愛銃を股間のホルダーに入れると、ジッパーを上げた。
「や、い、いいんすよっ?無理に頼んだ俺が悪かったんで、いやマジで、全面的に俺の責任ですから。ほんと、気にしないで下さい」
まぁ、こうなるのを期待してたっちゃ、してたんだが、泣かれたらオシマイだわな。まぁ、俺が押しすぎたのが悪いってとこでFA。
すいませんすいませんとうわ言のように繰り返す黒川さんを宥めて、取り敢えず落ち着かせてから、俺は黒川さんの話を聞いた。
「私、男の人のアレ、見たことは何度もあったんですけど、実際触ったことはなくて。なんでかって言うと……中学の時、使ってたんですよ、よく。
黒川さんと話している間に、有栖川さんの状況もまた、変わっていた。
「ねえ、有栖川……。今まで一度も、思わなかったんだけど、あんた、イった時の顔はスッゴいかわいいよ」
高丸さんが囁くと、有栖川さんは虚ろな眼でうっすらと笑った。
「ふぇ?そ、そおれしゅか?」
「うん。だから、もっと、もっと、イかせてあげたい。わたしの
そう言って、高丸さんは有栖川さんの口を唇で塞いだ。早い話がキスである。それもディープな。
チュッ、チュウレロレロレロレロ。
「んーっ、んん、んーっんっんっんー!」
有栖川さんの鼻息がもっとも激しくなった瞬間、プシャッと音をたてて、有栖川さんの下半身から半透明な汁が飛び出た。一瞬遅れて、潮を吹いたのだと理解が追いつく。
プファッ。
「どう?わたしの
そう言うと、隣の大瀬さんが代わりに有栖川さんの唇に吸いついた。
チューッ、ジュルジュルジュルジュル。
イヤらしい液体音がなる。涎を啜ってるのか。有栖川さんの顔が羞恥で真っ赤になった。でもやっぱり嬉しそうである。
「マン汁だって」
そういって、高丸さんは手を有栖川さんの下半身に当てると、猛烈な勢いで動かし始めた。
ジュプッジュプッジュプッジュプッ。
淫猥な水音が教室を満たした。
「んっ、んっ、んんーーっ!」
「ありとあらゆる"汁"を排出させれる。でも、わたしが今、一番
言いながら、高丸さんは有栖川さんの巨大な爆乳を揉みしだき始めた。丸いプリンのような乳が、ムニムニと形を変えて体の上で蠢く。大瀬さんも、有栖川さんの唇から唇を離し、責めを胸に移動させる。
ムニュムニュムニュムニュムニュ……。
「ねぇ、真由璃ィ、今『どういう気持ち』?正直に……ね?喋ってよ」
大瀬さんはそう言うと、両手で乳肉をわし掴みにしながら、とんがったピンク色の突起物に舌を這わせた。
レロォ~~っと時間をかけて、ゆっくりゆっくりねぶる。舌の上でとろかせるチョコレートかのように。
「ああ……はい……はぁ……んっ、とっても気持ちいいです。さっきまでは、んっ、激しかったけど、今度は、あっ、優しくて、全然っ、はあっ違う、感じです」
「有栖川、いいよ。もう敬語使わなくて。仕返しなんてやめたんだ。アンタがあんまりキレイに見えたから。その代わり、アンタのおっぱい吸わせてよ」
「ふぇっ?」
高丸さんは、言うが早いが、有栖川さんのポッチに唇をつけて吸いだした。その間も、胸を揉むのはやめない。しかし、乳を搾るのは右手のみにし、左手を有栖川さんの艶々したヒップに回すと尻を掴んで弄び始めた。
「気づかなかったよ。アンタがこんなにエロカワイイ身体してたなんて。これからは毎日おっぱいしゃぶってあげるからね。いっぱい気持ちよくなってよ」
チューチューチュー。
「あんっ、んっ、嬉しっ、いいっ。ああんっ、母乳出てるうっ、凄いっ!大瀬さんも、高丸さんもっ、もっとしてっ。お願いっだからっ、もっとっ、もっとっ!」
ムギュムギュムギュムギュ。
「あはは。ワガママだな、真由璃は。いいよ。どんどん『正直』になっちゃいな。わたしももっともっと頑張るからね」
チュウチュウチュウチュウチューーー。
「うんっ。もっとっ、お願いっ。お尻もおっぱいも、もっと気持ちよくしてっ、もっと真由璃をイかせてぇ。もっと揉んでっ、吸ってっ、舐めてっ!」
「黒川さんの仕業ですか?」
俺は、彼女の目を見てそう訊いた。
「はい」
黒川さんは目に涙を溜めて答えた。
「ヒドイなって思って、わたし。今まで人に復讐するためにしか使わなかったんです。たまには、人を幸せにしてみようかなって」
一息ついて、人差し指で涙を拭った。
「いいですよね。大瀬さんの
「……でも、今黒川さんが彼女たちに見させるのは『普段は気づかない魅力』じゃないですか。それを『嘘』とは言えないでしょ。それに、今の黒川さんを嘘つきだなんて、誰も言えませんよ」
黒川さんは俺をまじまじと見つめると、なんでだか苦笑いした。
「香川さんって、みんなをそうやって口説いてるんですか?」
えっ!?
なにそれ!?
俺慰めてた感じなのに!口説いてる扱いだったの!?ナンデ!?
「惚れたら、どう責任とってくれるんですか?」
黒川さんはテンパる俺に近寄ると、腕を首に回して、口づけをした。というか、唇を強奪した。舌は入れない、普通のキス。でも、柔らかい唇は俺の愛銃を再び勃起させるには充分だった。
チュッ、……チュッチュッ……。
「もう一回、挑戦してもいいですか?」
唇を離した黒川さんは、切れ長の瞳で見つめながら、そう尋ねた。尋ねながら、すでにズボンのチャックを下ろしている。
「えっ、いや。無理にしなくても……」
「いいんです。香川さんは、有栖川さんたちでも眺めてて下さい」
そう言うと、黒川さんはスラリとした指を半剥けの我が短銃に絡ませて、ゆっくり扱き始めた。顔は、局部を凝視しないためか、俺の胸に押しつけられている。
俺はドキドキしながらも、黒川さんの髪を手で撫でながら、言われた通りに有栖川さんたちの睦み合いを見つめた。
シュッシュッシュチュッチュッチュッ……。
「ねっ、有栖川?もうアタシたちのこと、許してくれる?」
高丸さんが乳首から口を離して、上目づかいで有栖川さんに尋ねた。
「まだ、だーめ」
「そんなっ」
「わたしも、高丸さんたちを気持ちよくしてあげたいんですわよ」
高丸さんは顔を赤くして、うつむいた。高丸さんと大瀬さんの髪を撫でながら、有栖川さんは言った。
「ねっ。お二人も服を脱いで下さらない?三人で一緒に気持ちよくなりませんこと?」
「う、うう……」
「ご自分に正直になって下さいな。大瀬さん、
大瀬さんは一つ頷くと、高丸さんのほっぺたに触った。
「いいよ、汀、『正直に喋って』」
高丸さんはイヤイヤをするように首を振るが、その口は勝手に開いて本音を語り出す。
「うん。アタシは、真由璃と気持ちよくはなりたいけど、真由璃に甘えちゃいそうで恥ずかしいんだ。真由璃を本当は『お姉ちゃん』って呼びたいんだ。真由璃とエッチしたら、きっと甘えちゃう。それが恥ずかしいから嫌がってるのが、アタシの本音」
話しながら、高丸さんは顔をさっきよりもさらにさらに赤くした。ここから見える分では髪の毛以外の全ての肌が柿のように赤く熟れている。そりゃそうだ。俺だったら、そんな内容知られただけでショック死確実だもん。
「なあ~んだ。そうだったんですの。いいんですのよ。わたくしに甘えて。どーんとおっぱいで受け止めてあげますわ」
有栖川さんが、おっかさんキャラ的な雰囲気で大きな胸を張った。
「知られちゃったら、もう恥ずかしくはないですわよね?それに、そんなに真っ赤になってると、可愛くてお姉ちゃん、食べちゃいたいくらい」
「んっ!!」
高丸さんが突然、有栖川さんの唇に武者ぶりついた。激しい勢いで唇を吸いまくる。
チューーッ、チューーッ、チューーッ!
チュパッ。高丸さんが唇を離すと、高丸さんの唇と有栖川さんの唇の間を糸が引いて伝った。
「お姉ちゃん!お姉ちゃん!お姉ちゃん!」
有栖川さんの豊満ボディを抱き締めながら、高丸さんはそのフレーズを連呼した。
「ずっとお姉ちゃんが欲しかったの。お願い!真由璃、アタシのお姉ちゃんになって!」
「ふふ。いいですわよ。もっと甘えなさいな。甘えて甘えてダメになるくらい、お姉ちゃんに甘えちゃいなさい」
「うん!お姉ちゃん大好き!大好き!大好き!大好き!」
高丸さんは大声で叫びながら、有栖川さんの身体を気の向くままに揉みしだいている。顔をおっぱいに埋めて、脚を絡めて、抱き合っている。
「ええと……これも……黒川さん?」
ふと下を見ると、黒川さんのしごくスピードが段々遅くなっていた。それ自体は気持ちよさが長引くのでまあ許容範囲なのだが、それ以外に不審なことがあった。
黒川さんが、俺の胸に顔を押しつけて、やけに荒く息をしているのだ。
スーッ、ズーッ、スーッ、ズーッ!
俺の言うことにも、ちっとも気を払っていない。その時、俺は思い当たった。
「黒川さん、ひょっとして、匂いフェチなんすか……?」
その単語を聞いた途端、ビクッと顔をあげた黒川さんの顔が見る見る間に耳まで赤くなっていった。
あっ、これ、図星のやつや。
まだまだ、俺の苦労は終らない。
まだまだ終らない。