由比ヶ浜結衣「こんにちはヒッキー!八幡やっはろー!」比企谷八幡「お、おぅ(こいつ、同じ内容言ってやがるけど可愛いから許す)」 作:雄也
1.
時は進み、大学も始まった。
またしても比企谷八幡は孤高の存在である。断じてぼっちでは無い。
他の大学というのがどういう講義方法なのか分からないが、うちの大学は講義の時に出欠は取らない。
しかし、予め通知される小テストに受からないといけないというルールがある。
もちろん、一年の時は高校の時の知識の復習がメインなので一限からある日は寝てていいし、出たく無い日は出なくていいのだ。本来は。
思い出して欲しい。
俺は由比ヶ浜と付き合っている。
そして、同じ大学なのだ。
そして由比ヶ浜はギリギリ合格(だろう)
比企谷八幡は、今日も一限から愛しの彼女と大学である。
2.
大学までは家から40分ぐらいなので、一限が始まる9:00に間に合わせるためには8:10に出れば余裕なのだが、由比ヶ浜と駅前で待ち合わせる為に俺はいつも7:30前には出ている。
由比ヶ浜も少し家を出るのが早いのか、俺が駅前について少ししたら来る。
「ヒッキー、やっはろー!」
「おぅ、おはよう」
「どうしたの?」
「何が」
「眠そうだね」
「俺は元々目は死んでるぞ」
「そこまで言ってないし……」
あれ、そうだったのか。由比ヶ浜にまで愛想尽かされたら死ぬ。平塚先生みたいにはなりたくねぇな。
この路線はあたり混んでいないので普通に座れる。
大体20分ぐらい電車に揺られるのでお互い他愛のない会話をする。
「そういえば、由比ヶ浜。こんどの日曜日って何か予定ある?」
「んー、特にないけどどうしたの?」
「いや、小町が『お兄ちゃんお兄ちゃん!この前、かわ…かわ……何とかさんの弟からデイズニーアイランドのペアチケット奪…貰ったんだけど、結衣さんと二人で行ってきて!』って言われたから、もしよかったら二人で、行かないか?」
「え、ふ、二人で?」
「お、おぅ。やめとくか?別に期限決まってるわけじゃないし、無理に行かなくても」
「ううん!べ、別に大丈夫だけど……」
由比ヶ浜はそう言いながら顔を赤くしてお団子をクシャッとした。
え、可愛い。
「え、あ、うーん、そのあれだ、由比ヶ浜。じゃあ今度の日曜、一緒に行こう」
「う、うん!分かった!」
「その為には、今日の講義も頑張らなきゃな」
「う、うん…。最近の法学の授業難しいよ…」
「由比ヶ浜、方角もよく分からないもんな」
「そ、そのぐらい分かるよ!上が北でしょ?」
「その解答は小学生だろ………」
「うぅ…ヒ、ヒッキーはこの前の大日本帝国憲法の全文覚えたの?」
「由比ヶ浜、大日本帝国憲法を知っていただとっ………!」
「こ、この前おじいちゃんが説明してたじゃん」
「あ、それ日本国憲法な」
「お、同じだよ!」
いや、違う気もするが……。まぁ、講義中に解説してあげればいいだろう。独り身の大学生、特に2、3年からの視線とか痛いけどな。
『次は〇〇駅〜、次は〇〇駅〜』
もう〇〇駅か、じゃあ大学の最寄り駅より2、3駅進んだところだな。
………。
2、3駅、『進んだ』?
「由比ヶ浜」
「………すぅ…………すぅ……」
「おい、マジかよ…」
「ん……(キュッ)」
由比ヶ浜の手に指が掴まれた。
これじゃあ、降りれないな………。
(今日は自習スペースで、解説してあげるとするか……)
起きるまで、そっとしておいてあげよう。
由比ヶ浜の寝顔を見ながら俺も微睡みに沈み始めた。
続く。
個人的に、女の子にキュッて持たれるのは凄い良いと思います!それやる人は強いですね(何が。)
それをやってくれる女の子、自分的にポイント高いですよ笑
いやー、可愛い。
今日で三連休も終わりですね。みなさんはどのような三連休をおすごしだったでしょうか?
僕みたいに「働きたくても働けない」という人がいないことを祈ります。
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応援ありがとうございます。
さて、明日からは執筆は少し休みます
次の投稿は木曜日です。
それではまた木曜日にお会いしましょう!
それではっ!