※この作品はR-18です。

由比ヶ浜結衣「こんにちはヒッキー!八幡やっはろー!」比企谷八幡「お、おぅ(こいつ、同じ内容言ってやがるけど可愛いから許す)」   作:雄也

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まず最初に。
木曜日の投稿です。
金曜日ではないので、この場で訂正します。


18話

1.

お互い気づかぬまま大学の最寄駅を過ぎ、結局降りたのは最寄り駅の6つ先。

本当は4駅目ぐらいで由比ヶ浜も目を覚ましたのだが、「キスしてくれなきゃ起きない」とか言ってくれたので人目を機にするようにやった。す、少しだけ。

そしたら近くの4〜5歳の娘さんが見てて、持っていたぬいぐるみとキスしてた。それだけなら微笑ましいのだが、

「〇〇ちゃん、なにしてるの?」とお母さん

「あのお兄さんたちのまねっこー」

と娘さん

約2駅、顔を俯かせてフリーズしたのは言うまでもない。

人前でキスなんてやっちゃダメだな。もっとしたくなって止めるのが大変、じゃなくて、子どもに悪影響だもんな。

その後、反対ホームへ行き、無事に大学最寄り駅に到着。

いつも由比ヶ浜と手を繋いで大学へは行っているが、今日はあんなことがあったので妙に気恥ずかしい。沈黙がこんなに辛いとは。

比企谷八幡、心ここに在らず。

駅からバスに乗り、無事に大学4号館に到着。

よし、切り替えよう。

週末デートの為に俺も頑張らなくては。

崩れかけていた精神を立て直す。

「……ちっちゃい子に、見られ…………ちゃったね。恥ずかしかった〜」

そんな精神、僅か2秒で由比ヶ浜に跡形もなく崩壊させられた。

 

2.

大学が用意している自習スペースへと着いた。1限相当の時間なので殆ど人もいない。

前回の復習と今回の受けるはずだった講義の説明を由比ヶ浜にする。

と言っても、俺も完璧ではないから確認しながらなんだけどね。

「よし、由比ヶ浜。前回の復習からしよう。日本国憲法が日本の最高法規というのは、覚えていると思うけど」

「そんなに最高じゃなきゃいけないの?」

「そりゃ、日本の柱みたいなものだからな」

「箒が?」

「えっ?」

「ふぇっ?」

なんか可愛い声が聞こえた気がするが、夢中になりそうなのでパス。

「由比ヶ浜、まさか、『法規』が掃除に使う『箒』と勘違いしたのか………?」

「………だ、だよねー、いや、本当は知ってたんだけどちょっとからかいたくなっちゃって、ははははは」

「由比ヶ浜。」

「はいぃっ!?」

「…………………勉強するか」

「うぅぅ…お願いします…………………」

由比ヶ浜と先の見えない勉強を開始した。

 

「これはこの前やった憲法7条による衆議院解散だな。」

「憲法の〇条って多すぎ」

「で、これは天皇が日本国の象徴ということが書いてあるな。だから、様々なことに内閣の助言と承認が必要なんだ」

「助言って自分で考え」

「ダメだ、問題になる気がする」

 

「憲法9条は戦争の放棄についてだな」

「昔も戦争とかあったよね」

「戦争というか、一揆かな」

「一揆って?」

「〇〇の飢饉とか、地租下げろとかの時に住民が蜂起して、領主に訴えかけたんだよ」

「え、また箒?」

「違う、立ち上がるって意味の蜂起だ。さっきの放棄は捨てるって意味な」

「箒を放棄する法規を求めて蜂起した……えへへ、あんまり面白くないね」

「(可愛いから許す!)」

 

「で、一年生はこの基本六法の基礎中の基礎を学ぶというわけだ」

「法律6個もいらない」

「いや、なきゃ困るの自分だからな。法律がないと色々なもの失うぞ」

「ヒッキーが居てくれれば……別に……」

「ぐっ……(もの凄い可愛いし凄い抱きしめたいんだけどでも一応人は周りにいるし、抱きしめたら絶対キスまでしたいし、でもそうなると止まらないから家に連れて行きたいけど今日は両親もいるしいきなりそういうわけにもいかないし、まさか勉強でこんな風になるなんて思ってもなかったし、あぁ、どうすれば…!)」

「由比ヶ浜、法律がないと、殺人とかもおきて俺も死んでるかもしれないぞ?」

「そ、そりゃあそうかもだけど…」

「だから、二人で幸せな生活を送る為に頑張って勉強しよう、な?」

「し、しあ、幸せな生活…ヒ、ヒッキー、もう、早すぎだよ〜………」

「え………」

……………

ぐうぅぅわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!

なんで俺こんな恥ずかしい雰囲気にしちゃってるの?ねぇ、おかしいでしょう。自分でやっちゃってるじゃん!

「ゆ、由比ヶ浜、今日はどの法律にする?」

「んー、じゃぁ、死んじゃうの嫌だから刑法!」

可愛い顔して刑法なんて物騒だなおい。

「んじゃ、刑法にすっか」

「じゃあ、このページから……」

「……すぅ……………すぅ…………………」

またかよ⁉︎

いや、可愛いからまだ見ていたいとか思っちゃうし、普通に可愛いし、別に良いんだけど良くないわ。

声をかけながら少し揺さぶってみる。あんまり強くして起こしちゃうと、折角気持ちよく寝てるのに可哀想じゃねぇよ起こさなきゃ。

「もしも〜し」

こいつの体、まだ肩しか触ってないけど柔らかいな……。なんて言うんだろう、ふわふわしてて気持ちいいんだよな。女の子って感じが…いや、意識するな比企谷八幡。

柑橘系のそれでいて優しい匂いがする。

って、何を考えてるんだ俺は。

ただ起こすだけのはずだろ。

でも、なんか、俺も由比ヶ浜見てたら眠気が…してきたなぁ…………。

「ふわぁ、少しだけ、休むか」

俺もやってきた睡魔に抗わずに短い眠りに落ちる、つもりだった。

気がついたら夕方の5時。

それにいつの間にか毛布まで掛かっている。そして手紙まで。

「ん、何だこれ………」

 

【お二人さんへ

仲良く気持ちよさそうに寝てたので、毛布かけておきました。

後で食堂のカウンターに置いといてくれれば大丈夫です。お幸せに♡

食堂のおばちゃんより】

 

え、って事は、昼休みとかそこらへんで、俺らずっと寝てたの、こんな手を繋いだま、何で繋いでるんだ?それは置いといて、朝から晩まで、ずっと?

 

うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎

 

その雄叫びは4号館をバラバラにし、周囲10kmを衝撃波で塵と化し、山は崩れ、周囲250kmに震度7相当の揺れをもたらし、日本最大、世界でも類を見ない大災害となった。

本当は心の中で叫んだだけだが。

でも、由比ヶ浜は本当によく寝るよな。若干、フローラルっぽい香りがする。うつ伏せになっている頭には毛布が掛かっているが、もう少しだけなら待ってても

「ヒッキー、お待たせ!」

由比ヶ浜が反対側から小走りにやってきた。

「おはよう、由比ヶ浜。どこ行ってた…………………」

え?

じゃあ、今繋いでるこの手は?

そ、そんな。

あり得ない、よな。

首をゆっくり90度回転。

そして、そこにはよく知ってる、あの顔があった。

 

「せ〜んぱいっ!おはようございます!」

現生徒会会長、一色いろはだった。

 

 

続く。

 




久しぶりの投稿でした。
今回は気合い入れて書いたので、1話の長さが過去最高です。いつもは1300〜1600あたりですが、何と今回は2654文字。
結構長くかけました。
恐らく、今回限りになってしまうのでは………。

さて気づいてる人も多いですが、ヒッキーがデレデレしてます。ものすごく。
ヒッキーも素ではこう思ってるんじゃないかな?っていうのを全て出してみたらこうなりました。僕は何も悪くない。
で、今回からいろはちゃんが登場します。
由比ヶ浜、小町、いろはと色々登場してきてますが、、次出すとしたら誰にしようかなってもう考えてます。この考えるのが結構楽しかったりするんですよね。
リクエストとかあれば、感想欄でもTwitterとかでもどしどし送ってください!
次の投稿は土曜日です!今度は絶対!
楽しみに待っていてくださいね!
それではっ!

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