※この作品はR-18です。

由比ヶ浜結衣「こんにちはヒッキー!八幡やっはろー!」比企谷八幡「お、おぅ(こいつ、同じ内容言ってやがるけど可愛いから許す)」   作:雄也

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19話

1.

突如、大学に現れた一色いろは生徒会長。何で高校の制服着て大学に入れるんだよ…。大学の警備弱くないのん?

「先輩、どうしたんですか?」

「いや、どうしたって、なんで一色がこんな所で俺の手を繋いでるんだ」

「ほら、あれですよ!いや〜面倒でした!」

てへっと可愛らしい仕草をしてくる。いや、確かに可愛いんだけどあざといんだよなぁ……。

「結衣先輩は去年どうだったんですか?」

「え、私?私は去年△△大学だったよ」

「そうだったんですね!どうでした?」

「うん、パスタが美味しかったよ!」

「………」

一色がこちらをちらっと見る

「先輩、結衣先輩ってほんとうにブレないですね」

「あぁ、見てて安心する」

「何か馬鹿にされてる気がする!」

どう考えたら学食の感想なんか出てくるんだか…。

そういえば、何の話だ、これ。

「一色、今日は何があったんだ?」

「え、今更ですか?」

「悪いな、今更で」

「『WCV』ですよ」

「「………何それ」」

「え、えぇっ!先輩達、覚えてないんですか?」

「ヒッキー、『だぶりゅーしーぶい』って何?」

「由比ヶ浜、せめて『だぶりゅーしーぶい』ぐらい『WCV』って脳内変換してくれよ………」

「し、知ってくぁし!」

あ、噛んだ。

「あー、そういえば、去年もそんな忌々しい日が有ったなぁ。」

「先輩って、何かおもしろいこと体験したことあります……?」

「『WCV』、正式名称『ウィークデーキャンパスヴィジット』、高校生を対象としたオープンキャンパスなどでの高校生向きの授業ではなく大学生に向けて授業しているのを高校生が体験しに行くってやつだな。

最初にミーティングとかで班分けという牢獄に叩き込まれ、自己紹介で自分を卑下し周りを高め、その後授業でも「大学生に混じって」とか教授どもの計略によって大学生+高校生という地獄を体験させられる、あれか。」

「先輩怖いです」

「ヒッキーの、面白くなさそう」

「俺は所詮そういう人間だ。」

そう、あのウィークデーキャンパスヴィジットとか言うやつ、あれは本当に辛い。

なぜか。

助けが周りに誰もいないからではない。

誰もいない空間から誰かいる空間に行くからだ。

あの葉山でさえ折本と会った時には大変そうだったのだから俺なんかそれの何千倍もだ。

お通夜みたいな暗い雰囲気になってしまったので話を振る。

「一色はもう学校とか大丈夫なのか?」

怯えた顔から一転して

「はい!もう今日は解散ですよ。先輩の好きな展開ですよ。かわいい彼女とかわいい後輩と3人でお出かけですね!」

と、笑顔全開。わーかわいいかわいい。

言うまでもないが、周りの視線が痛い。そりゃ、こいつらが可愛すぎるからな。

由比ヶ浜はお◯様とかお胸◯とかお◯◯とか。嘘ですごめんなさい他にもあるよね。そんな貫通属性のレーザー当てるな。

一色は犬っぽいという、人懐っこい。そしてあざとさも他の人から見たら純粋に可愛いのだろう。ぶりっ子ではなくあざとい。この違いはとても大事だと思う。

いやー、総武高校のレベル高いな。

男子は……葉山だけか。

うるさい奴は多いよな、戸部とか戸部とか戸部とか。戸部しか出てこないとか、俺の交友関係の狭さ、っべー、マジっべーわ。

で、何だっけ。

あ、そうだ。

「これから、お前ら出掛けるのか?」

「え、何言ってるんですか?先輩もですよ?」

何でだよ……。もう疲れたよ、精神的に。まぁ、ぐっすり寝たんだが。

「お出掛けって、どこに出かけたいんだ?この辺、何かあったっけ?」

「んー、何もなかったと思うよ。ヒッキーと二人で歩いた時は特に何もなかったよね?」

「あぁ。という事だが、どうする、一色」

そう言って一色をすると「ぽけ〜」と言った感じでこちらを見ていた。

「一色?どうかしたか?」

「あ、いえ!なんでもないですよ!」

と誤魔化したので深く追求する。

事はせずにそのまま話を合わせておく。

「うーん、来るまでの途中駅の◻︎◻︎駅の周りなら何かしらあるだろうな。」

「じゃあそこに行きましょう!」

「でも、ないかもしれないからあんまり期待するなよ。」

「大丈夫ですよ〜、だって結衣先輩の彼氏ですから〜〜」

「くっ……」

「い、いろはちゃん!?」

はぁ、まったく。

中々酷いものだねぇ。

でも、頼られた(?)以上はやってやるのが彼氏ってもんだろう。

「おぅ、任せとけよ。お二人さん」

 

 

続く

 




どうもありがとうございました。
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さて、次回の投稿は明日行います。
いろはちゃんが登場しますが、頑張ります……!
では、また明日お会いしましょう!
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