※この作品はR-18です。

由比ヶ浜結衣「こんにちはヒッキー!八幡やっはろー!」比企谷八幡「お、おぅ(こいつ、同じ内容言ってやがるけど可愛いから許す)」   作:雄也

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第2話

1.

雪ノ下の家に来た。率直な感想を言おう。

女の子らしくない。やっぱりこういう部屋の彩り方が平凡だから胸の方も平凡なのか、あれは平板か。などと失礼な事を考えていると

「あなた、すぐに死になさい。」

と雪ノ下に心を読まれた。女子って怖い!

由比ヶ浜に関してはもうソファに寝転がってる。スカート履いてるんだからもっとしっかりしてくれよ…目のやり場に困るんだよ………。

「ヒッキーどうしたの?そんなチラチラ見てきてなんか分かんないけどとりあえずキモいよ」

"分かんないけどとりあえずキモい"って、あまりにも酷すぎないですかね?まぁ慣れてるからいいけどな。悲しい事に。

「お前、女の子なんだからもっと女の子らしく振る舞えよ」

「ふぇ?」

こいつ…俺に言わせる気かよ……

「………………スカート。気をつけろよ」

そう言うと由比ヶ浜は「あっ……」と短く声を出すと顔を赤らめて伏せてしまった。それを見て俺も少し恥ずかしくなってしまい顔を背けた。まったく、恥ずかしくなるならやらなきゃいいのに………無自覚というのは怖いよなぁ、うん。よく分かる(実体験)

そういえば、なんで女子ってすぐ顔が赤くなるの?まぁ、それが良かったりはするんだけど、そのせいでいったい何人の男子諸君が勘違いして散ってしまった事か(実体験)

とまぁ、二人の間に恥ずかしい空気が漂っていると一瞬でその空気が凍った。

「比企谷くん、卑猥な事を言って由比ヶ浜さんを苛めるのはやめなさい。犯罪よ?」

「だとしたらお前は今すぐ包丁を俺に向けるのをやめてね。それ脅迫だからね」

「確かに人間相手にそんな事しないわ」

「だったら俺にも向けるなよ」

「えぇ、だから人間相手にはそんな事はしないわよ?」

「うん、だから…………おい雪ノ下。」

「何かしら………そこの」

「ついに物になったか、俺は」

「あぁ、ごめんなさい。全ての物質にごめんなさい」

「そっちじゃねぇよ」

「比企谷父母、ごめんなさい」

「ねぇ、一人いるよ、ここに。」

…………ダメだ、雪ノ下には勝てない…というか改めて思うと酷すぎない?どんだけ罵倒すればいいのん?こんだけ倒されるとかボウリングでも中々ないぞ。

「あはは、ヒッキーも大変だねぇ……」

誰のせいでこうなったと思ってるんだ!?と、心の中で盛大に突っ込んだ。え、現実?何ソレオイシイノ??

「由比ヶ浜さんと比企谷くんはそこで待ってて。何か作るわ。」

「いや、それは悪いから俺も手伝うよ。」

「え……そ、そう?」

「あたしも!」

「盛り付けが終わったら呼ぶわね」

「うんっ!………ってそれじゃ料理終わってるじゃん!あたしもなんかやる!」

「じゃあ…任せようかしら」

「うん、何すればいいの?」

「ソファで寝ていましょう。」

「はー………い?」

「さ、比企谷くん始めましょう」

「お、おぅ………」

「ゆきのんヒドイよーーー!」

 

俺たちらしいよな、こういうのって。

 

2.

そして俺たちはシチューを作る事にした。カレーは中辛だが苦い思い出があるからな。

結局由比ヶ浜も手伝う事になった。

まぁ、色々あったんだけどまとめて言えば由比ヶ浜の"ゆきのん大好き攻撃"により雪ノ下のHPが全損したってわけだ。いつそんな技編み出したんだよ、お前。いつもポケットからしかアメ出せないくせに。

雪ノ下と俺でどんどん野菜を切っていく。その間に由比ヶ浜はボウルを出したりお玉を出したりしてる。そして鍋を火にかけホワイトシチュー作りも終盤だ。シチューならではの匂いもしてきて空っぽなお腹を刺激する。おい、誰だお前の脳みそ空っぽとか言った奴。出てk………なくていい。どうせ話せない。

よし、これなら順調に進んでるから安心………………そんなわけなかった。ですよね、由比ヶ浜がいるんだもん。

「よし、入れまーす!えいっ!」<ドボドボ

「あの、もしもし由比ヶ浜さん?これは一体なんですかね?」

「よくぞ聞いてくれました!これが由比ヶ浜家特製の家で作った自家製のタレ!何にでも合うんだよ!」

こいつ、"由比ヶ浜家特製" "家で作った" "自家製のタレ"って………同じ言葉を3回も言うなよ。バカかよ、バカだな。

自家製のタレはタレなんだろう。確かにタレ自体にはそれなりの香りがある。しかし想像して欲しい。

今、俺たちが作ってるのは『ホワイトシチュー』だ。しかしそこに『ドロドロとした粘り気のあるどす黒いタレ』を入れたらどうなるか。

今まではシチューだけだったのでサラサラしてたがそれが入った瞬間、シチューが混沌極まりない食べ物になった。だってシチュー鍋がゴポゴポ音鳴ってるし!タレが混ざってなくてマーブルになってるし!

分かりやすく言うなら、牛乳にブラックコーヒーを足した感じ。あれ、やってみて。八幡オススメ!死にたくなるから。

ふと横に目をやると雪ノ下がこめかみに手を当てていた。で、でたーー!ゆきのん困っちゃったポーズ!しょうがない、俺に任せろ。

「それにしても由比ヶ浜、お前凄いな。」

「へへーん、そうでしょ!料理のセンスあるよね!」

「それはないわ。あなたにあるのはその無駄な発想力と低すぎる危険回避予測能力よ」

「きけんかいひよそくのーりょく………なんか凄いね!」

「誰も褒めてねぇよ」

「でもヒッキーは凄いって褒めてくれたし!」

「俺が褒めたのは昔、日本には料理を食べさせて死刑を執行するという風習があったのを由比ヶ浜が知ってた事だ。まさか平成でこれが見られるとは!

「誰も死なないよ!…きっと……元は全部たべれるから!」

「じゃ、じゃあ食べてる…か…………」

 

 

 

続く




ありがとうございました。
中々結衣ちゃんオンリーにはいけないですね…
もっと奉仕部らしく。もっと可愛らしく書きたいです
感想等、どんどん送ってくださいね!
それではまた次の話でお会いしましょう!
それでは!
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