由比ヶ浜結衣「こんにちはヒッキー!八幡やっはろー!」比企谷八幡「お、おぅ(こいつ、同じ内容言ってやがるけど可愛いから許す)」 作:雄也
1.
「よし、120階に帰るか!」
「もうっ!」
なんて会話をしてエレベーターに乗り、部屋へと戻ってきた。
ソファに横になる。すごい柔らかくこのまま寝そうになってしまう。
向かい側には結衣が今にも寝そうになっている。
「ふわぁ〜…眠いよぉ」
「まだ晩御飯まで時間あるから寝ててもいいけど」
「うん…じゃあ、さ。腕枕、して?」
「…………え?」
「ダ、ダメかな?」
「…任せろ」
早くなる鼓動を自覚しながら反対側のソファに腰掛ける。頬を赤く染めながら結衣が待つ。
「ヒッキー、腰掛けてたらできないじゃん」
「いや、そんなこと言われても……」
「……一緒に寝よ?」
とっさに舌を強く噛み激痛を送ることで何とか下半身が反応するのを回避した。
「…お、おぅ………」
結衣の横に体を滑り込ませる。
「………なんでそんな離れるんだし」
「いや、そりゃあ、腕枕は少し離れてもいいだろ」
「………いや………もっと、近くに来てくれないと…やだ」
なんでこんな積極的なのん?
この子こんな蠱惑的だったっけ?
「…しょうがないな……」
少し結衣の方に体を寄せる。
「うん、ありがと…」
腕に頭をこてん、と預けて俺の方を向いて休む。
俺も少し寝るか……。
…。
……。
………………。
…………………………。
…………………………………………………休めるか!
なんか胸が少し当たってるし、息の吐息で体が少し動いていてなんか柔らかい肌が当たってドキドキするし、やっぱり柑橘系の香りがすごいし、とにかく迷惑なんだけどこのまま時間が止まって二人だけでこのまま過ごさせてください。
本当はこんなこと考えてぼーっとしている間に30分は過ぎている。
もうすぐ夕食の時間なんだが…もう少し結衣を休めてからにしよう。
正直このまま食事会場に向かわせてもテンションで他の客の前に出したくない。
もう少しだけ、結衣の幸せそうな顔を見てからにしようと思い、目を閉じる。
2.
よくあることだ。
あと少し…と思って寝ても実際には予定時間を過ぎてしまうことは。
だからしょうがない。
もう21時なのは、俺のせいじゃない……。
「結衣、もうそろそろ起きろよ」
「……はっ!」
「ぐあぁっ!」
「きゃっ!」
勢いよく起きたせいでお互いのおでこがぶつかる。
なんだ、このテンプレは……
「ゆ、結衣。大丈夫か?」
「うん、大丈夫だよ…」
お互いおでこを摩りながら「えへへ」と笑い合う。
「そろそろ、ご飯食べに行こ?」
「おぅ、そうだな」
どちらともなく手を繋ぎ、一階のレストランへと向かった。
明日はR-15です!
頑張りますので期待しててください!
それではまた明日!
お楽しみに!