由比ヶ浜結衣「こんにちはヒッキー!八幡やっはろー!」比企谷八幡「お、おぅ(こいつ、同じ内容言ってやがるけど可愛いから許す)」 作:雄也
1.
ホテルの料理は所謂バイキング形式で、時間は100分だった。
ステーキや寿司、ポテトやパスタなどもあり、自分でソフトクリームも作れるというなんでもありの夕食だった。
「このバンキング、すごいおいしいね!」と、結衣も喜んでいた。確かに料理は大量に生産されているが、その中でもしっかりと味が確立されていて嘘がない味だった。あとバイキングな。
因みに、朝もバイキングらしい。重い。
結衣はチョコレートが流れるタワー?みたいなものに夢中になっていた。確か、『チョコレートファウンテン』という名前の機械だったと思う。俺もさっき試してみたが甘かった。久し振りにMAXコーヒーが飲みたくなったが京都なので中々売っていなくて生殺し状態である。
二人で食事する時間はあっという間に過ぎ、22時半過ぎに戻ってきた。
「晩御飯美味しかったな」
「うん!チョコレートマウンテン楽しかった!」
「それじゃチョコレート山だぞ」
「あ、マウント・チョコレートか」
「いや、そういう意味じゃない」
相変わらずユイユイしていた。何だユイユイって。
さぁ、これから楽しい時間の始まりだ…
2.
食事も終わり、部屋で寛いでいるのだが何とも言えない空気が流れている。勿論、途切れ途切れ話はするのだが続かない。否、続けられない。続けようと思っても俺が切ってしまう。理由を俺だけ分かっているだけに中々言い出せないのだ。
「ねぇ、ヒッキー。そろそろ、お風呂入らない?」
「あ、あぁ」
そう、俺が考えていたのはお風呂。
このホテル、不便なことに大浴場があるにはあるのだがプールと同じ別棟にあり一々行くのが面倒なのだ。
よって1部屋に1台風呂があるにはあるのだが、普通ならユニットバスのはずだった。
でも、部屋、露天風呂的なものが付いている。
それはそれは、二人で入れるには十分な大きさのものが。
「なぁ、結衣」
「ん?」
「実は、このホテルの風呂離れた別棟にあるんだよな」
「へぇ〜そうなんだ!どんなところなんだろう?」
…中々言い出せない。
「そ、それでだな。結衣、ちょっと窓の方に行ってみてくれないか?」
「?、いいよ」
俺の横を過ぎ窓の方まで行く。
「わぁ!露天風呂だ!ねぇヒッキー、これ凄いね!12階からの景色も綺麗だし風呂も大きいしこれなら2人でも十分入れ、2人でも………」
沈☆黙
ぼっちを愛する俺は別に無言の空間とか苦にも思わないのだが、これはどうも無理だ。
未だかつてない沈黙の長さ。
「結衣」
「ふはぁぃ!」
「せ、折角だから2人で入らないか?」
「………」
★沈☆黙★(2)
だと思ったよ!そうなるって分かってたのに何で俺は聞いたんだよ!うわぁぁ!バカなのかバカだよなバカだなそうだバカだバーカバーカ!付き合って間もないこ、恋人が2人きりの旅行でお風呂に入るとかどんなイベントだよ!もうほんとこのまま消えたいけど消えたくないし何言ってるんだよ!八幡、大絶賛混乱中。
お互いが何も喋らないまま数分が経過
「ヒッキーは、さ」
「!」
「2人で、入るの……楽しみ?」
「ま、まぁそりゃあ俺だって男の子だから彼女と一緒に入りたいよ」
「…そっか、私、ヒッキーの彼女だもんね………」
「あぁ………」
「じゃあ……入ろ?」
「………………え?」
「恥ずかしいし、怖いけど…ヒッキーとなら……いいよ?」
八幡温度計、遂に80℃を超える。それ死んでんじゃねぇか。
「で、でもほんと怖いから、その…」
「全く、結衣はエッチな女の子だな」
音を立てずに結衣の後ろまで回りこむ。
「そ、そんな事………!」
振り返ったところを唇で塞ぐ。
左手を後頭部、右手を腰のあたりに固定して、結衣は腕を首に回してくる。
「…んんっ………」
軽めのキスが終わり、結衣の口内へと進入する。
歯茎の内側を巧みに舐めあげられ、お互いを激しく求め合うように妖しく動き回る。
「……んんぅ!…ヒ、ヒッキーんぐっ!……ちゅばっ、くちゅっ…んあぁっ!」
風呂に入るまで我慢しようと思ったが止まりそうにない。
これは、長い夜になるな。
はい、重大なお知らせです。
明日、R-18に突入します。
勢いでこのまま書きますので、お楽しみに!