由比ヶ浜結衣「こんにちはヒッキー!八幡やっはろー!」比企谷八幡「お、おぅ(こいつ、同じ内容言ってやがるけど可愛いから許す)」 作:雄也
1.
風呂に入る前に何故かキスする羽目になっていた。それも深いやつ。
時刻は22:50
先述した通りまだお風呂に入っていない。
「もう、緊張は解けたか?」
「…う、うん」
どうやらいきなりお風呂に入るという展開は女子にとってはハードだったらしい。いや、正直俺も恥ずかしいけど。
「ほんとに、一緒に入る……の?」
「嫌か?」
「嫌じゃない……し、ヒッキーがそれでドキドキしてくれるなら嬉しいけど………」
(う、ぁ………)
破壊力ヤバイ……
「じゃ、じゃあ俺が先に入ってるから、入ってこれそうなタイミングで来てくれ」
「え、ちょっ、えぇ⁉︎」
驚く結衣の声を背中に感じながらベランダに近づく。ベランダに設置された露天風呂の横にプレハブ小屋のようなものがあるのでそこに着替えを置いて色んな意味で待ち焦がれていた露天風呂に向かう。
露天風呂の奥の吐湯口から絶え間なく温かそうな透明な液体が流れ込んできて、真っ白な湯気を上げながら露天風呂をなみなみと満たしている。
外にあった桶で水を掬い体にかけ、お湯の熱さに体を慣らせてから露天風呂へ入る。
「………うおぉぉ…………………」
外気は冷たく、でもお湯があるから温かいという日常生活では味わえない感覚を楽しみ、夜空に光る星々を眺めながら今日一日の疲れを癒す。
結衣の前ではいい格好をしたものの、実は結構疲れていた。
脹脛は痛いし、靴擦れはするし、お土産の荷物持ちで腕も少し張っているし、頭をフル回転させながら行動したせいでぼーっとする感覚もある。………満身創痍じゃねぇか。
とはいえ、結衣と過ごしてる時間はこんな風に感じなかったから自分の好きな人といるとこういう感覚に陥るのかと初めて知った。今までのデートでは、そこまで長く出かけた事はなかった。
「はあぁぁ……極楽極楽…………」
と、平つ…ご老人が言いそうな事をつい呟く。それほど本当に気持ちいい。
(もう死んでもいいかも)
そう思ってもおかしくないほど露天風呂は気持ちよかった。ビルの12階にある露天風呂などということなど忘れていた。
そして、結衣との約束も忘れていた。
だから、彼女が来た時は全力で焦った。
ーそうだ、そんな約束したな。と。
「ヒッキー……来たよ?」
「お、おぉ結衣。取り敢えず浸かろうぜ」
「う、うん………」
結衣が俺の横を通り抜け露天風呂の端まで行く。肩から腰にかけてバスタオルで隠しているが、その大人な体つきは隠せておらず、危うく露天風呂で鼻血というムードぶち壊しの展開にもっていくところだった。
結衣が「ふわあぁぁ…!」という声を発しながら露天風呂に浸かる。そして隅っこまで動く。
………なんか、ハムスターみたいだな。
やっぱりまだ恥ずかしいのか所在なさげにあわあわとしている。
結衣に感づかれないように背後に近づこうとするが、水音で気づいたのか「え、ヒッキー!?は、恥ずかしいからこ、こここっち来ないで!」とテンパりながら拒否られた。
しかし、時すでに遅し。
もう真後ろまでいる。なんか気持ち悪い奴だな。
無防備な肩から背筋に向かって指でつーー、となぞっていく。結衣の柔らかい肌の感触を楽しみながら指を下ろしていく。
「ひやぁっ………ん…んん……くぅっ……」
最初こそ驚かれたが抵抗するそぶりがない。時々ピクッと反応する。
「結衣、ちょっとじっとしててな?」
「え、な、何をすーーきゃあっ!」
【注意】襲ってないです。
結衣の脇から手を差し入れ、後ろで正座してた俺の膝の上へと下ろす。そして後ろから優しく抱きしめる。「え、ヒッキーど、どどうしたのっ⁉︎」
相変わらずのテンパりぶりで両手をバタバタしながら膝上でちょこんとしてる結衣に背後から体を密着させた。
「結衣のお陰で今日はとても楽しかったから、その、お礼だ」
「そ、そんな…!あたしだって、とても、楽しかったから……ぁ、ありがと……………」
体を前に向けたまま首だけ後ろにして言う。そして、露天風呂の熱のせいだけではないだろうが、顔は赤くなり、少し表情が蕩けている。
潤んだ瞳は何かを物欲しげにしていて熱い吐息を絡ませる。
「んちゅっ、はっ、あむっ………ぷぁっ、んぅ………んはっ、ふぁぁぁ、んっ、はむっ、んぐっ………んん……」
唇を重ね、口内へと舌を入れて、結衣がそれを受け止め絡み合う。
熱い口内の温度と唾液の感触が舌を這い上がり、ポタポタと涎をこぼしながらお互いを激しく求め合う。
「ふぁっ、んむっ………んぁ、はぁっ………んみゅっ、れろぉ……」
「くっ……んっ………」
何この子すごいエロいんですけど。
緩んだ唇をこじ開け、その内側で舌を暴れる。
いつの間にか、結衣は俺と正面から向き合っていてその豊かな胸に目がいく。
「や、やぁ……あまり見ないでぇ……」
余りの大きさに驚きながら直接肌に触れ、両手で優しく捕まえる。
「…んっ、あぁっ…………そ、そんな激し…んぅ………」
優しく揉みながら、胸の先端をそっと押すように回す。
「ひゃあぁぁっ、そ、そんな、ところっ……!」
どんどん乳頭が硬くなっていき、尖り勃ってゆく。
そしてその甘い果実を食べようと口を近づける。
「え、ヒ、ヒッキー……そ、そんなことされたら、んんぅぅっ!」
乳頭を口に含み優しく転がし、時々甘嚙みもする。
「んくっ、いひゃぁっ、な、なにっ、ふぐっ……ん、ダ、ダメなの……くあっ、はぁぁぁっ、んん〜〜っ!」
乳房に舌を這わせ、乳頭を転がし、甘嚙みする。空いている方の胸は揉みしだき、指先で乳頭を押す。
結衣の表情は暗くてよく見えないが、お互いそれがいいと思った。俺も相当獣な目をしているはずだから。
胸から口を離すと寂しげに「んぁあぁ………」と声が漏れた。そして今されたことを思い出したのか、「ふあぁぁ〜……」と照れていた。
そんな彼女に、次を促させる。
「なぁ、結衣………最後までしたい………」
「うん………分かった……でも、や、優しくしてね……?」
正直そんな耐えられる自信もあまりなかったが「努力する」と、答え俺らは火照った体を露天風呂から引き揚げ、部屋の中へと戻っていった。
続く、
はぁぁぁぁ〜〜〜。
なんとか書き終えました。
遂に30話の大台です。
これからも頑張りますのでよろしくお願いします!
次の投稿は木曜日です!
お楽しみに!
P.S.
最近、感想が少ないので書いていただけると嬉しいです!