目が覚めるとそこは見たこともない場所だった。
「目が覚めたか?」
辺り一面真っ白で壁も見えない程広い場所にその人はいた。 腰まである長い黒髪を伸ばし和服を着流した二十歳位の女性だ。
「お主は不運な事に死んでしまった。」
「えらく急、かつテンプレなセリフですね…」
これはもしかしなくても…
「仕方がないから私が違う世界に転生させてやろう」
ほらきた、やっぱり転生だ。
「でも何で俺を転生させてくれるんですか?」
「いや、別に偶々だ。 決して暇つぶし等ではないぞ」
何か色々アウトだろ。 まあ、転生させて貰えるならせいぜい楽しむとしよう。
「お主を転生させる世界は アカメが斬る の世界だ。」
「何か速攻で死ぬ気しかしませんね。 一応聞きますが特典は貰えるんですか?」
「そうだな、三つまでならやろう。」
ふむふむ三つとな。 なら、
「一つ目は仮面ライダーオーズの力をください。」
仮面ライダーシリーズにおいて最も好きなのは仮面ライダーオーズなのだ。 シリアスとギャグがあり、変身後も格好いい。まさに理想のライダーだ。
「オーズに変身する能力か。 残り二つはどうする?」
「二つ目は能力値の上限の撤回 三つ目は……
能力値の上限の撤回は鍛えれば鍛えるだけ強くなるというものだ。
三つ目は勿論、
「モテたい!!!!!!!」
言ってから後悔した。 目の前の(恐らく)女神様が割と本気で引いていた。 しかし男には引けないところがある。 今がそのときだ。
「分かった。その三つを与えよう。 では行ってこい!!!」
シャン!!!と手にした錫杖をならすと地面に穴が開きそのまま落ちてしまった。 ここまでテンプレなのね。
目が覚めると、見たこともない屋敷の中にいた。
いや、確かここは…… 脳裏にある光景がよぎり慌てて俺は駆け出した。 今ならまだ原作に介入できるはずだ。
案の定ここはアリアの屋敷で タツミがアカメと戦っていた。 原作介入するならここしかない。
「あんたら、なにしてんだ!?」
いかにも何も知りませんと言った風に問いかける。
「……一般人か…」
アカメがこちらを見て呟く。
「悪いけど見られたら以上」
「俺達と来て貰うぜ!!!」
ライオネルモードの姉さんとインクルシオを装着した兄貴が叫ぶ。
ナイトレイドに行くのは歓迎だが、その前に特典の力を試させて貰うぜ。
腰にドライバーを当てるとそれが腰に装着される。
どうやらこのオーズドライバーはメダルを装填するのではなく、思い浮かべたメダルが自動で装填されるのだ。
つまり本編みたくコアメダルが奪われる心配は無い。
やはり最初は安定のあれだろう。
「変身!!!」
『タカ トラ バッタ! タトバ タトバ タトバ』
赤いタカの頭部 黄色いトラの胴体&腕 そして緑のバッタの脚力を備えたタトバコンボだ。
「こいつも帝具もちか!? ここはまかせろ!!!」
兄貴が叫ぶと姉さんはひとっ飛びで後ろに下がる。
兄貴はノインテーターと呼ばれる槍を構えつつこちらに走り出す。
「行くぜ!」
俺はトラアームを発動させながら構える。
そこからは息をつく暇もないほどの攻防が続いた。 一歩間違えればノインテーターの強大な一撃を食らうかもしれない中で俺は的確にトラアームで攻める。 そして、
兄貴が渾身の一撃を繰り出そうと大きく構えた時、
「いまだ!」
『スキャニングチャージ』
ベルトのメダルをスキャンして大きく宙へと舞い上がる。 そして赤 緑 黄色の三色の光輪が現れどんどん俺の体を加速させていく。
「はぁぁぁぁぁ、せいやー!!!」
タトバコンボの必殺技 タトバキックを叩き込む。
「うぉっ!? うおおおおおおおおおおおお!!!」
兄貴は腕を交差させて防御する。 そのまま俺は後ろへ吹き飛ばされる。 まさかタトバキックを防がれるとは。
タトバキックに莫大なエネルギーを使い込んだ俺の意識はそこで落ちた。
作者は今とてつもなく眠いです(執筆現在 AM3;00)
次からまともに書くので許してください。
アカメ「こんな駄文で良い訳が無いだろう。 葬る」
作者「ちょっ…やめ…ノー!! 村雨ノー!!」