ひとまずアジトを別の場所へ移すべくマーグ高原に移動した。 ここら一帯は酸素の濃度が平地よりも薄い上に様々な種類の危険種が生息しているため訓練を行うにもぴったりなのだ。
「それじゃ改めて新メンバーの紹介を行う。 地方のチームからこのナイトレイドに来ることになったチェルシーだ。」
「よろしくね。」
皆に向けて挨拶をした後アカメに近寄ると、
「アカメちゃん可愛いね~」
むぎゅっ とアカメに抱きつくと頬ずりを始めた。 うん、百合百合しくて眼福眼福。
「あっそうだ、 アカメちゃん飴食べりゅ?」
玉子焼では無いんだな… というかこの世界に艦○れないはず…
「よろしく頼むぞチェルシー!!!」
「アカメが落ちた!!!」
「きっとアカメちゃんは長旅でお腹空いてたんだ!!! きっとそうだ!!!」
「よしタツミ、肉を持って特攻してこい!!!」
などど男三人でひそひそしていると、
「もう一人は私の新しい帝具 電光石火スサノオだ。」
………まじで!? 俺の知ってるスサノオの三倍はイケメンなんだが…
確かに原作のスーさんはイケメンだったけども…それに輪をかけて格好いい…
「スサノオは戦闘能力もさることながらそれ以上に凄い能力がある!」
ボスが嬉しそうに自慢している。
「見せてやれスサノオ!!!」
「了解した!!!」
カンカンカン! コンコンコン! ダダダダダタダダッ! ドン!!
あっという間にログハウス風の小屋とテーブル一杯の料理までも作り上げてしまった。
「すげー!!」
タツミに至っては尊敬の眼差しでスサノオを見ている。
「もともとスサノオは要人警護用に作られた帝具なんだ。」
「俺は主人に気負わせないような警護をするための帝具だ。 主人にストレスを感じさせないための技術の一環で料理のレパートリーは千を超える。」
…イケメンで家事もできるとか男の敵じゃねーか とラバの顔にデカデカと書いてあるのは触れないで置いてやろう。
「それでチェルシー、このチームを見てどう思う?」
ボスがチェルシーに話をふる。 確かチェルシーのチームは彼女を除いて全滅したはずだ…
「うん、強いね。私が前にいたチームよりも遥かに強いよ。 でも報告書を見た感じじゃブラートって人は尊敬できるけど殺し屋としては失格かな。 甘すぎるね」
それだけ言い残すと奥の部屋へ引っ込んだ。
「何だよ!! 兄貴の事を悪く言うなんて許せないぜ!!」
チェルシーの言葉に怒りを露わにしたタツミはラバと共にどこかへいってしまった。
会議室に残った俺達はアカメが作ったケーキと紅茶でティータイムとなった。
もぐもぐ
「さすがアカメ、このケーキうまいな!」
「昔知り合いに教わったんだ」
そこへマインもやってきてケーキの皿を手に取ったところで、
「にゃ~」
部屋の中に子猫……いや、マーグパンサーの子供が入ってきた。
…あっ、これって
にゃ~ にゃ~ にゃ~
「…あれ?」
てっきりチェルシーのガイアファンデーションの変装かと思ったがそうでも無いらしい。 三匹のマーグパンサーが入ってきた。
そこで俺のスイッチが入ってしまった。
「癒される~」
三匹のマーグパンサーを抱きかかえてモフモフし始める。 もとの世界でもそうだったが猫が大好きなのだ。 まあ、住んでいたのがマンションだったから飼えなかったけど…
「あんた猫が好きなの?」
若干驚きながらマインが聞いてくる。 俺が猫好きなのがそんなに意外なのだろうか?
「おう、なんかこう癒される感じがしてだな~」
「シェーレとどっちが好きなの?」
ニタニタ笑いながら聞いてくる。
「好きのベクトルが違うからな…シェーレは一人の女性として愛してるし 猫はペットみたいな感じの好きだからな」
「まあ、セイジの場合シェーレといたら癒されるじゃなくて腰に負担が掛かるからな」
「何言ってんだあんた!?」
マインは顔を真っ赤にしてるしレオーネはケラケラ笑っている。 アカメ? さっきから夢中でケーキを食べているけど?
よく分からなかったらしいシェーレが首を傾げていると横からレオーネが意味をこっそり教える。
ボンッ! と音がしそうなくらいの勢いで顔を真っ赤にするシェーレ。 何というかボスって精神面オッサンだよな…
そのまま皆が部屋を出て行っても猫を撫でていると二匹はどこかへ行ってしまった。残念だ…
と、いきなりの膝に載せて撫でていた猫がボフン と煙を上げたのだ。 …もしかして
「せ、セイジ!? そろそろ…」
なんという事でしょう。 匠の手によりさっきまでの可愛らしいマーグパンサーはいつの間にか年頃の女の子に!! チャララ~♪ これぞ本当の大○造劇的ビフ○ーア○ター
あまりに唐突な展開に口調が有名な某有名なリフォーム番組風になってしまった。
「え、ち、チェルシー!?」
膝の上にこてんと座っているのは他でもないチェルシーだった。
「これは、その、帝具がマーグパンサーに私が…!!!」
慌てに慌ててもう言葉が支離滅裂だった。
「とにかく忘れて!!」
それだけ言い残すと走り去ってしまった。
後、チェルシーは着痩せするタイプでした。
さてさて、ようやく次は覗きですぜ!(ゲス顔)
タトバって遠距離からの覗きに便利そうですよね~ というかタカ至高じゃん