しばらくPCを触れなくて…(主に学校の課題のせい)
彼と分かれた後、ボスに報告すべく俺達はアジトへと帰還することにした。
もし彼、伊達明のいうことが本当ならば帝国側だけでなくグリードやヤミーなどの強敵も増えるかもしれないのだ。 これは明らかに俺の知っている原作とは違う流れだ。 俺がこの世界にきたことで本来の歴史とは緩やかに、しかし確実に違ってきている。
アジトへの帰路へついたとき唐突にそれは空からやってきた。
「全てを無に」
紫色のさながら鳥人のようなフォルムをした……って
「プテラノドンヤミーか!?」
突然現れた謎の生き物に呆然としていたシェーレとチェルシーは俺の叫びを聞いて我に帰ったらしい。
「セイジ、しってるの?」
チェルシーの問いにプテラノドンヤミーこら目を離さずにこたえる。
「こいつはプテラノドンヤミー、純粋なスペックもヤバいけど、何よりもあいつの吐く黒い霧は触れれば即死だと思った方が良い…」
「それは厄介な相手ですね…」
エクスタスを構えながらシェーレも呟く。確かにプテラノドンヤミーは厄介だ。しかしそれ以上に、
(こいつが出てきたってことは間違い無くDr.はグリード化したな…)
最強にして最凶 そして最恐のグリードの誕生を告げていたのだった。
「変身!!」
『タカ トラ バッタ タ・ト・バ タトバ タトバ』
タトバに変身をするとメダジャリバーを構える。
霧の能力を受けない以上オーズの俺が前衛で いや、ほぼ戦うしかない。
「貴様同類か…」
俺を見たプテラノドンヤミーが呟く。 オーズとヤミー、グリード 共にコアメダルの力を使う以上オーズもヤミーもグリードも同類だろう。
「同類にして異質 同類にして敵!!」
叫ぶと空中に飛び上がりメダル状の光弾を打ち出してくる。
それを横っ飛びにかわすと、メダルを替える。
「変身!!」
『タカ クジャク コンドル タージャードールー』
タジャドルに変身すると同時にクジャクウィングを展開し空へと飛び上がる。
炎を司りしオーズの二強の片割れタジャドル。体の奥底から力が沸き上がってくる。
流石のプテラノドンヤミーも俺を脅威と見なしたのか先に下の二人をしとめるべく無数の光弾を打ち出す。
「やらせねぇよ!!」
間に文字通り飛び込むと、クジャクフェザーを展開し全てを撃ち落とす。そのままタシャスピナーを呼び出し追撃をかけるべく飛び出した俺はあることを忘れていた。
「無に帰れ!!」
プテラノドンヤミーを中心として当たりに黒い衝撃波がまき散らされる。それは俺にダメージを与えると同時にオーズの変身を強制的に解除した。
「しまった……」
プテラノドンヤミーのもう一つの能力は変身を強制解除させる衝撃波。 これの存在を失念していた俺は空中で変身を解除され空へと投げ出された。
「やべぇやべぇやべぇ!」
叫びながら落ちていく俺を捕まえたのは一匹のエアマンタだった。
地面に俺を降ろすと ボフンッと煙を上げながらチェルシーの姿へと戻る。
「すまん助かった…」
「うん…でもさこの状況どうする…? かなりヤバいよね?」
確かにチェルシーの言うとおりだ。 黒い霧の危険がある以上俺が戦わなければいけないが オーズの変身を強制解除される上にさっきの衝撃波をもろにくらったためかなりのダメージが体に残っている。
「私が残ります。チェルシーはガイアファンデーションを使いセイジを連れてアジトへ戻ってください!」
でもそれじゃあ…
「シェーレはどうするんだよ!?」
俺が叫ぶとシェーレは答えずにニコリと笑っただけだった。
(ふざけんな……兄貴とも…ブラートとも約束したじゃねぇか。 皆を守るって……シェーレを守れる位に強くなるって。 神様よぉ いや悪魔でも良いからよこの理不尽を壊すだけの力をよこせよ!!)
ー同時刻 帝国宮殿内ー
「ようやく目覚めましたか」
俺が力を望んだ次の瞬間、彼方から飛んできた四つの紫色の飛翔物が俺の腹部へと吸い込まれるようにぶつかり俺の意識は落ちたのだった。
ーsideチェルシーー
突然飛んできた紫色のメダルのような物がセイジの体に入ったと思ったら意識のないはずのセイジの体が突然に動き出した。
そのままひとりでにベルトが動くと紫のメダルが三枚現れた。
『プテラ トリケラ ティラノ プトティラノザウルース』
そのまま紫色の野性的なフォルムの姿に変身した。
『ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!』
叫び声とも雄叫びともつかない声と共に地面に手を突き刺すと生き物の頭部をあしらった斧状の武器が現れる
「!? この力は」
何故か相手も驚いている。
そのまま腰の辺りから一枚のメダルを取り出すと斧に食べさせた。
『ゴックン プトティラノヒッサーツ!!』
そのまま一閃。 あっという間に、相手に何一つさせないままに倒してしまった。 でもなんかいやな予感がひしひしとするんだよね…
「あの…?セイジ?」
シェーレが呼びかけるも返事がない。
『ウ…グ…アッ… 逃げてくれ……』
必死の声音で言葉を紡いだかと思うと、
『ウオオオオオオオ!!!』
手にした斧を辺り構わず振り回し始めた。その威力は凄まじいもので風圧だけで近くの地面が抉れていっている。
『ウオオオオオオオ!!!』
三度叫んだかと思うとそのままどこかへ飛び去って居つて行ってしまった。
私もシェーレもただ呆然と見ているしかできなかった。
チェルシー視点ムズイッス
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