俺がナイトレイドに入り数日が経った。 タツミはアカメの下で炊事を担当している。 俺? 俺はオーズドライバーを使いこなすため基礎体力をつけるべくシェーレの下で訓練をしている。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
「鎧泳ぎお疲れさまです」
近くの岩に腰掛けていたシェーレがタオルを渡してくれる。 鎧を脱いだ俺は体を軽く拭くと同じく手頃な岩に腰掛ける。 原作ではタツミがやっていたが見た目よりしんどいな、これ。
着替るため、部屋に戻ろうと立った瞬間足がもつれて倒れてしまう。
「あっ」
ふにゅふにゅ、 うん?
「セイジ…」
「!!!!!!?」
慌てて後ろに飛び退く。どうやらシェーレは俺を助けようとしてくれたらしいが受け止めきれなく倒れてしまったらしい。
その結果、俺がシェーレを押し倒すような形になってしまい その、手がね…シェーレの豊満な胸を……
「すいませんでした!!」
彼女いない歴=人生のDTには些か刺激が強すぎる。 混乱した頭でひたすらに土下座した。
「き、気にしないで下さい。」
顔を真っ赤にした彼女は胸の前でわたわたと手を振った。
「なら、俺たちでそいつをやろうぜ!!」
俺とアカメ 姉さんとタツミ、シェーレ ボスしかいない部屋にタツミの威勢のいい声が響いた。
兄貴 ラバック マインは別件の依頼で朝から出ている。
「ほお~、そこまで言うからにはタツミがオーガをやってくれるんだよな?」
姉さんがニヤリと笑う。
依頼の内容は冤罪を無実の人になすりつけのうのうと生きている 帝都警備隊長オーガと彼に賄賂を送り罪を消させている油屋のガマルだ。
「お、おう。やってやるよ!! 見たかアカメ 俺だってやるときはやるんだよ!」
「そんな気持ちだと 死ぬぞ」
そういい残しアカメは部屋を出て行った。確かに今のは調子に乗っていたタツミが悪いな。
原作ではタツミが勝つが心配だな。
「ならボス。俺もタツミに同行します。 正直タツミだけだと心配なので…」
「セイジは俺のことを何だと思ってるんだよ…」
「タツミって…タツミだろ?」
「タツミを悪口みたいに言ってるのは気のせいだよな!?」
「タツミのくせに生意気」
「何だよその歴史上類を見ないまでに横暴な罵倒は!?」
などと軽口(?)叩き合うぐらいに仲良くなった。まあ、年が近いことや同じく新入りというのも有るだろう。
作戦はタツミが路地裏にオーガを呼び出し二人で一気に仕留める。 そういう手はずだ。
(来た!!)
フードを被ったタツミがオーガをつれてきた。
「お願いです。俺を帝都警備隊に入れてください。村に仕送りをしないといけないんです。」
「そーいうことだと思ったぜ。 正規の手順を踏んで出直してきな。」
「しかしこの不景気ですし」
「それはお前に実力がなかっただけだろう。」
背を向けて去ろうとするオーガにタツミは背中の剣に静かに手を伸ばす。
しかし相手は腐っても帝都警備隊長。タツミの殺気を感じ取り自らの剣に手を伸ばす。
影に隠れていた俺もオーズの副武装 メダジャリバーを構える。
斬!!!
凄まじい速さで駆けたタツミは一瞬でオーガとの距離を詰め彼を斬った。
しかし、
「!?」
慌ててタツミが防御するもオーガの凄まじい腕力に吹き飛ばされてしまう。
「テメェ、ナイトレイドか。 誰に雇われた!?」
数秒考える素振りをした後、
「そうか、この間死刑にしたやつの女か!? おもしれぇテメェらをぶっ殺した後捕まえてやる。 あいつの目の前で親族全員皆殺しにしてやる。」
何でこんな奴が警備隊長なんかやってんだよ。この国はここまで腐ってるのか…
「俺が裁かれてたまるか!!!俺が裁くんだよ!!! 俺が正義だぁ!!」
悪いなタツミ本来ならお前がぶちギレてやるはずなんだけどよ、
「俺はこれ以上なくぶちギレてんだよ!!!」
『スキャニングチャージ!!!』
あらかじめセルメダルを入れていたメダジャリバーを構えて走り出す。
「な、!?まだいたのかー
「はぁぁぁぁぁ、せいやー!!!」
斬!!!
メダジャリバーの一撃はオーガの胴体を真っ二つに分けた。
「…見つかる前に帰ろうぜ。」
こみ上げる吐き気を抑えつつ二人でアジトに帰還する。 いくら悪人とはいえ人を殺った。 その思いと吐き気だけが重くのしかかった。
「ご苦労だった。」
アジトに帰還した俺達を待っていたのはボス、姉さん、アカメ、シェーレだった。
俺の横でタツミがアカメと姉さんに服を剥かれて傷がないか確認されていたがほとんど意識を向けられなかった。
吐き気は収まったものの罪の意識、 人を殺したと言う思いだけは消えなかった。
「すいません、部屋に戻ります。」
重い身体を引きずりながら会議室を出た。
「待って下さいセイジ。」
小走りで近づいてきたのはシェーレだった。
「少し付いて来てくれませんか。」
そう言うとシェーレは俺の手を引いて歩き出した。
案内されたのとある部屋だった。 ここは?
「私の部屋です。」
!? 生まれて初めてだぞ女子の部屋とか…
部屋に入るとなにやら甘い匂いがする。 そう言えばシェーレも甘い匂いがするんだよな。 などと考えていると、
「うわっ!」
ドサッっとシェーレにベットに押し倒されてしまった。
「あ、あの…シェーレ、さん」
「セイジはまだ殺した事をひきずっていますよね……だから、慰めてあげたいと思いました…」
そういうや否やガチャガチャと俺のベルトを外そうとする。
「き、気持ちは嬉しいけどこれはマズいって!! シェーレも好きでもない人にするのは嫌だろ…?」
「私はセイジの事好きですよ…」
えっ? 何ですと
「確かに出会って時間は経ったいませんが 正直一目惚れですね。だからセイジの訓練も私が引き受けたのですよ。」
穏やかに笑うシェーレについつい見とれてしまう。
だから と続けるシェーレ。
長い夜はこれからだった
次はエロありです。
といわけで一人目はシェーレでした。作者はシェーレ大好きですよ。
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