これからも精進して行きますのでよろしくお願いします。
途中不備があったため更新しました
フェイクマウンテン通称フェクマに表れる擬態持ちの危険種は基本的に二種類だ。
木と殆ど見分けがつかない木獣 大きな岩にしか見えない石獣だ。 兄貴の言っていたように観察眼を鍛えるにはまさに持って来いの場所だ。
一匹当たりの戦闘力はそんなに高くはない。不意打ちを食らわない限り苦戦すらない。しかし何より数が多い。いくらこちらの方が強いとはいえ連戦を続けていると自然と集中力は落ちる。 その中でも周囲にを気を配るのが今回の訓練の内容だ。
「ぜぇ…ぜぇ…ぜぇ…あいつら次から次へと…湧いて来やがる…」
「本当だぜ…セイジの…ガタキリバだっけ? あれなら…楽だろうな……」
「俺がしんどいんだよ…」
「そろそろ休憩にするか?」
俺達の後ろで傍観していた兄貴が立ち上がる。
「いったんベースキャンプに戻って昼飯だ。」
!!!昼飯!! ようやくこの時が来た。 待ちかねたぜ。
背負ってきたリュックから風呂敷に包まれた弁当箱を取り出す。
「タツミの料理はやっぱり上手いな。いや、この場合は旨いか?」
サンドイッチを中心に一口サイズのチキンや野菜スティクなどの片手で摘まめるものを中心とした色とりどりの弁当だ。
「兄貴の料理も旨そうだぜ!!」
兄貴の弁当は肉中心の豪快な弁当だ。 栄養価は偏っているが抜群に旨い。前に聞くと、
『料理ができると軍での出世が速かったんだ。』
との事らしい。 流石元軍人らしい意見だ。
「そう言うセイジの弁当も旨そうだな。」
俺の弁当はおにぎりやデザートランナーの唐揚げ、玉子焼など俺の好物ばかりだ。
「おっ、デザートランナーの唐揚げ!! 一つ貰うぜ」
横から手を伸ばしてきたタツミの手をバシッとはたく。
「シェーレが俺に作ってくれた弁当をやるわけ無いだろうが。 どうしても食いたけりゃ俺を倒してから食え!!」
そう、今日の弁当はなんとシェーレが作ってくれたのだ。 この宝のような弁当をみすみすやるわけにはいかない。
「す、すまんな……セイジってシェーレのこと好き過ぎんだろ……」
タツミがなにやら呆れているが何を今更?
「好きに決まってんだろ。 世界で一番愛してるね!!」
「お、おう…」
なにやらタツミが引いているが気にしない。
「はっはっは セイジもなかなかに漢だな。 そういうの 好きだぜ!」
バシバシッと兄貴が肩を叩きながら笑う。
「ならシェーレを守れる位に強くならねぇーとな。よし、さっさと飯を食って修行すんぞセイジ!!」
さて、突然だが誰か忘れていないだろうか? 今日の修行は兄貴の提案で男子全員で参加予定だったんだが。
うん、ラバがいない。 ラバはまだアジトにいるだろう。 別に昨日の折かn……お仕置きに石抱きとかさせられてないよ。 セイジウソツカナイ。 俺は皆に質問責めという公開処刑だけで許された。 タツミ?タツミは兄貴が風呂に入っている時に風呂に突撃する事で許された。 ある意味タツミの罰が一番危ないな……いろいろと。
木獣の食べれる部分はフェクマ近くの村に売りに行きこの日の修行は終わりとなった。
そういえばフェクマにあった小さな施設はなんだったのたろう。
投稿の際に不備が重なったため一部訂正させていただきました。