皇帝となったルルーシュの行動は早かった。自分以外の皇族・貴族を排斥すると、独裁者として振る舞った。そんな彼に不満をもつ者は多い。特に既得権益を守ろうとする貴族ほど始末に負えないものはない。
「さて、改めてご挨拶をしよう。私の名はルルーシュ・ヴィ・ブリタニアだ。先日神聖ブリタニア帝国第99代皇帝に就任した。そして今、こうやって政見放送で皆に呼び掛けるのはこれからの国策だ」
そしてルルーシュは語った。自分の構想を。この世界に向けての放送では、エリアの解放が知らされた時、特に大きな騒ぎとなった。
「……そして、現在植民地としているエリアの解放を行う。とは言えエリアから総督や軍などを完全に引き上げてしまっては、その場所にあった国家の復権が遅れてしまうだろうから、しばらくは政治家も軍も駐留させるつもりだ。政治家は解放されたエリアで新国家樹立の作業を行わせる。軍には主に治安維持を担ってもらう」
エリアの解放、それはブリタニアが巨大国家としての状態を自ら破棄することを意味していた。
§
「皇帝陛下、その力一度研究させてくれませんかね~ぇ☆」
ロイドは変わらないな。俺は王宮にやってきた。催眠のかかっていない者に絶対催眠をかけたところだった。
皇帝となる準備をする際、咲世子とC.C.、ロイドとセシル、ジェレミアと催眠状態のスザクはブリタニアに連れてきた。
「しかしこうも人望がないと気が滅入るな。反乱する貴族が後をたたん」
ランスロット・アルビオンも運び込んでいる。……本当はカレンと紅蓮に来て欲しかったが、黒の騎士団のエースがブリタニアにいてはおかしいのでそうした。その点ランスロットはブリタニア製だ。スザクの乗機である機体以外にも作成していた、ということにすれば、新皇帝になった俺の傍にランスロットがあってもさほど不思議じゃない。まあパイロットは黒の騎士団に投降したスザクなんだけどね。バレたら大変だからバラさないけど。
そしてナイトオブラウンズ(前皇帝シャルルの直属騎士達)が反乱を起こした。ちょうどいいので世界に映像を配信して戦闘を行う。戦うのは催眠状態になったスザクとランスロット・アルビオンだ。エナジーウィングを持つ第九世代型ナイトメア・フレームだ。
……すげぇなぁ。ほとんどのラウンズが一撃で沈んでいる。と、ナイトオブワンが出てきた。最強の騎士ビスマルク、未来視のギアスを持つ彼にはスザクをもってしても苦戦するか。しかし……。
バキィン!!
剣を真っ二つにしてビスマルクは敗れた。160kmのストレートがピッチャーからど真ん中に投げられると知っていても打てるバッターは少ない。それと同じだ。未来が見えていようと機体性能でビスマルクが反応できないスピードで攻撃すれば撃破できる。これでラウンズは全員始末した。ジノもビスマルクも死んだ。
「これで私が名実ともにブリタニアの支配者とおわかりいただけたと思う」
世界に向けて新皇帝の武力を誇る。この後も局地戦ではスザクを活用するつもりだ。目の前で仕える皇女ユフィの貞操を奪われた彼だが、催眠状態にあっては大人しいものだ。身体能力は最高レベルで発揮するように催眠をかけてあるからなおさら強い。
§
その後の数年間を語ろう。俺が考案した通り、ブリタニアは共和国になった。俺は神聖ブリタニア帝国最後の皇帝になった。建国したブリタニア共和国で臨時代表を務め上げた俺は、選ばれた議員達にその後を明け渡した。ブリタニアは新しい国となり、全てのエリアも解放された。
厄介だったのが、エリアを解放するなら植民地支配していた賠償をしろと言う復興国をかわすことだった。しかし俺はそれに対して、前皇帝の所業であることを強調し、またそれは「神聖ブリタニア帝国」がやったことであり、新しく建国された「ブリタニア共和国」は関係無いと突っぱねた。だってなぁ、賠償なんて言ったらブリタニアが滅んじまうよ。ブリタニアが潰れたら待っているのは世界を巻き込んだ大きな戦争だ。だから俺は、それだけは認めることができなかった。
黒の騎士団だが、幹部メンバーは俺のことを知っているので、俺が自分の望み通りシャルルを暗殺し、ブリタニアを継いだことへの疑念などはなかった。ただ、黒の騎士団からブリタニアへ活動拠点を移したことはブツブツと文句を言われたが。だけどもう黒の騎士団と合衆国日本にゼロは必要ない。そう思いゼロの仮面をとったことにより、俺は黒の騎士団とも段々関わらなくなっていった。仮面の人物、ゼロについてはしばらく代役を立てていたが、ある時点で、合衆国日本が軌道に乗ったところで引退を宣言させるのがいいだろう。しばらくの間は扇などとも連絡をとって合衆国日本の政策などについて指示を出したが、時間が経つにつれ、合衆国日本は独立した一つの国になっていった。
さて、それでは俺のモノ(女性達)について語ろうか。アッシュフォード学園の友達と会う機会があったので、ミレイと会ったが、既にTVリポーターになっていた。俺は勇気を出して「皇帝夫人になるつもりはないですか?」とプロポーズしたが、自由がいいと言って振られてしまった。
咲世子はブリタニアが共和国になった後も俺に付き従ってくれたが、メイドという身分のままでいた。彼女には彼女のメイド道があるのだろう。
ヴィレッタは皇帝になる前、合衆国日本で活動していた時に子供が生まれていた。その時にはもう俺本来の素性である皇子という身分を明かしていたが、愛人という枠を出ることはなかった。軍に居た頃の上昇志向が強い彼女なら、皇帝夫人という身分を欲しがる人間だったはずだが、今は愛人という関係で満足しているということなのだろう。
カレンとも結局恋人以上になることはなかった。黒の騎士団のエースで、日本国籍を選んだ彼女は、ブリタニアの皇子にして皇帝となった俺と添い遂げてはくれなかった。彼女との甘い恋人としての日々は今も俺の胸に残っている。
凪沙もヴィレッタ同様子供を出産。しかし俺の手は借りないと言われた。養育費だけ受け取り一人でレイプされた末の子供を育てることを選んだ。
ラクシャータ? 彼女を縛ることなんて誰にも出来ないよ。彼女はその後も研究者としてあり続けた。
ニーナはイレヴンの子供を身ごもったことで精神の均衡を壊していた。絶対催眠で治療しても良かったが、彼女に自意識があるとフレイヤを作られてしまうからな。精神病院に入れた。
そして、ユフィとコーネリアだ。彼女達も性奴隷としての日々で妊娠し、子供を出産していた。身ごもったことがわかった後で俺は素顔を晒した。二人とも異母弟に犯されて妊娠したことに大きなショックを受けていた。だが今は俺がヨーロッパの片隅に用意した家で二人仲良く子供と共に暮らしている。ブリタニア国内や日本であれば有名な彼女らだが、ヨーロッパでは、数年前に死亡したはずの外国の皇女なんて顔が知られていないだろうから、その後もそれなりに暮らしていけるだろう。
セシル? 彼女とは一夜限りの関係で記憶も残っていないよ。
アーニャ、彼女は俺に付き従う部下でいてくれたが、結局関係をもったのはあの夜だけだった。
天子は今も中華連邦で大事にされていることだろう。
ここまで話した愛人や恋人達とはたまに会うことがある。そんな時は必ずセックスする。離れていようと彼女達が俺の恋人・愛人・セフレ・性奴隷であることに代わりはないのだから。もちろん中出しセックスで、隙あらば妊娠させようとしているがね。
ナナリー。彼女は今別の名前で幸せに暮らしている。アッシュフォード家に養育費を返す為、連絡をとったところ、最近恋人ができて幸せらしい。義理の両親や義理の弟との関係も良好で、良くしてもらっているとのことだ。良かったなぁ。
そして、C.C.は……。
「はぁっ、はぁっ……ふぅ。全く、女の尻穴を犯して精液を注ぎ込むなぞ変態なんてもんじゃないぞ」
「いいじゃないか。せっかく不老不死の肉体でなくなって、アナルセックスできるようになったんだから」
「……はぁ。全くお前という奴は……」
俺はベッドでC.C.と共に寝転んでいた。彼女は俺の傍に居る唯一の愛人だ。今は共和国も軌道に乗ったので、俺はそれまでに稼いだ金で愛人のC.C.と同棲し優雅に暮らしていた。既に俺達の間には子供が生まれている。子供を産んだのに全くスタイルに変化が見られない。あれー? 不老不死じゃなくなったはずだが?
俺は転生した。その後の人生は、女とエロいことをする為に生きてきたと言っても過言ではない。そして俺は全ての勝負に勝った。今はやりきった気持ちで一杯だ。
「あ、C.C.俺また……」
「またか、まったく……」
ぶつぶつと文句を漏らすC.C.。しかし黙って俺に体を預けてくれる。俺はその感触に幸せを感じるのだった。
これにてコードギアスでエロSSは一応終了です。外伝がありますが。
書き始めた時はシャーリーにプロポーズして彼女が答えを返す瞬間に物語を終わらせようと思っていたのですが、実際に書いてみるとこんな感じになりました。私と主人公の彼がそれほど彼女のことはタイプじゃないということもありますが、凄惨な凌辱を行った彼にとって、リヴァルとシャーリーはずっと友達でいたい相手だったのでしょう。皇帝となった後二人と会うシーンも構想にありましたがカットしました。
原作がC.C.エンドとも言うべき状態で、カレンは脇役になっていしまったのが悔しかった私(カレンが一番好き。エロ対象としてはコーネリアがNo.1だけど)。なのでカレンを恋人にしようと思っていたはずなのに、確かに恋人にはなったけど、最後まで転生ルルーシュに寄り添ったのは原作通りC.C.になってしまいました。……どうしてこうなった!!