この話は悩みました。内容ではなく、何話と何話の間に挟めばいいのか、ということで。結局最後になりましたが。
合衆国日本にいた頃。
「んっ……はっ……」
俺はいつも通り腰を動かしていた。
「はっはっ、ルルーシュ。こ、子供の前では……」
「いいじゃないかヴィレッタ。見せつけてやれば」
はい、ただいまヴィレッタと赤ん坊の前でセックスしています。……いい身分だなぁ、俺。ヴィレッタの子供には関心があります。何故ならこの世界で最初に産まれた俺の子供だからだ。
「で、でもぉ」
「気になるならこっちに集中して早く終わらせた方がいいんじゃないか?」
「あっ、うっ、ルルーシュっ。お前は……」
子供は可愛い女の子だ。一番最初に産まれる子供は男の子だと思っていた。予想外に女の子が産まれてびっくり。ただそれだけに可愛いです。ヴィレッタも初めてもった自分の子供に、予想以上に愛情が生まれたようだ。
「あぁっ、イク、イクぞヴィレッタ。二人目の子供を妊娠させてやるからな」
「ああっ、そんなぁ」
……しかしホントにいい身分である。
§
「……貴様か」
「今日もやってきたぞ。これ、差し入れだ」
今日はヴィレッタと同じく俺の子供を妊娠した凪沙の元へ来ました。彼女の妊娠は黒の騎士団でも話題になった。そりゃ隠すのは無理だからな。だが彼女は頑なに相手の男について喋らなかった。そりゃそうだ。俺が催眠で封じてあるのだから。
「…………」
差し入れの食料などを受け取る凪沙。彼女が今の精神状態になるまで、やはり数ヶ月かかった。最初に妊娠しているとわかった時は、大げさじゃなくて自殺でもしそうな精神状態になったからな。自殺も絶対催眠で禁止しておいて良かった。その後、立ち直った彼女は、俺からもらえるものは何でももらうという風になった。俺が妊娠させたのだから、対価を受け取るのは当然と考えたらしい。
今は騎士団を休み、産まれてくる子供に対して準備をしています。
「……あまり私のところへは来るな。みなに知られる」
「リーダーとして団員を気遣っているだけと言うさ。言いたい奴には言わせておけばいい……ああ、そうか。俺が相手だと藤堂にバレるのが嫌なのか」
「あの人のことは言うな……もう、諦めたのだ」
そう、彼女は想い人であった藤堂についても、この数ヶ月ずっと悩んでいた。色々気苦労の絶えない妊婦さんである。
「それならいいが……子供が産まれたらまたセックスしてやるからな」
「……………………」
睨まれた。彼女はヴィレッタと違って完全に堕ちていないのだ。そこが魅力でもある。俺を睨みつけながらマンコでチンポを咥え込む凪沙……ああ興奮する。
「凪沙、興奮してきた。口でしてくれ」
「……きさまという奴は」
彼女は呆れと諦めと敵対心が混じった視線をこちらに向けてくる。……だからそういう目をするなよ。余計に興奮するじゃないか。
§
「あ、ルルーシュ」
「……!!」
「陣中見舞いだ。元気にしていたか? ユフィ、コーネリア」
今度はあのままの住居に住まわせている二人を見舞いにきた。既にゼロ=ルルーシュだとはバラした後だ。当時の二人の反応、ショックはすさまじかった。異母弟とセックスしてしまった。孕まされてしまったというショックと、あれだけ酷い行為をしたゼロが、自分達が知るルルーシュだったという衝撃が合わさって二人を襲ったのだ。その衝撃は凪沙を遥かにしのぐものだった。
「……しかし、だいぶ落ち着いてきたようだな。特にユフィ」
「…………もうすんだことはどうしようもありませんから。私はただこの神様からの贈り物をちゃんと産み落とすことだけを考えていたいのです」
ユフィはホント菩薩だな。あれだけの行為をした俺すら許している。……ニーナとスザクのことはまた別問題だが。そしていまだに俺を許していないのが
「…………私は落ち着いてなどいない。ただいつまでもお前と反目しているとユフィがうるさいから……」
この人はどこまでいってもユフィ基準のようです。俺も堕胎したいという彼女を説得する時には、ユフィの力を存分に借りたからな。
「二人の子供が産まれる時が今から楽しみだよ。その頃には俺が起こした行動でブリタニアに大きな変化が訪れているはずだ。……残念だが二人は日本にもブリタニアにも置いておけない。二人は公式には日本独立の日にゼロによって公開処刑され、死亡した扱いになっているのだからね。いずれはヨーロッパ辺りにでも家を建てて、そこで暮らしてもらうことになるだろうな」
日本でもブリタニアでも二人の顔は知れ渡りすぎている。死亡扱いになった二人が穏やかに暮らすには、それ以外の国へ移住するしかないのだろう。だが……そうだな。二人がどうしてもと希望するのであれば、数十年後にでもブリタニアに戻ることは可能だろう。
「何でもいいです。生きてさえいけるのなら」
「…………ユフィと一緒にいられるなら、どこへでも行くさ」
二人と俺の子供か……どんな子供が産まれるのか、今から楽しみだな。
§
「産まれたぞ! C.C.! 俺達の子供だ」
俺は産まれたばかりの赤子を抱いて、ベッドに寝ているC.C.の所にきていた。
「ああ……その、赤ん坊が」
「ああ。俺達の子供だ!」
俺は柄にもなく興奮していた。あのC.C.と俺の子供なのだ。興奮しない方がおかしい。
「これで……私も母親か。長年生きた私にこんな授かり物ができるとはな」
「はははっ。お前にとっても初めての経験だもんな。おっといけない。まだ安静にしてなきゃいけないんだったな。まあお前はゆっくり休んでいてくれ。俺は既に何人もの子供を産み育てた歴戦のパパだ。安心してくれ」
「……はぁ。そんなことを誇るんじゃない」
「嬉しいんだよ。C.C.。嬉しいんだ。お前との子供がもてて」
「………………そうだな。私も嬉しいよ。ルルーシュ」
そう言って、C.C.は笑った。それは本当に嬉しそうな、喜びの顔だった。
これにてコードギアスでエロSSは完全に終了です。今までお付き合い頂きありがとうございました。しかし明日からまた別のエロSSを投稿するつもりです。全44話の長編なので、また一月以上かかりますが、日曜日も含めた毎日投稿をするつもりです。