時刻は深夜
ミッドチルダのオフィス街にある、ビジネスホテルで高町なのはの声がひびき渡る。
「はぅ……うっ!」
現在彼女の年齢は23歳、
そろそろ浮いた話しの一つもあっていい年齢だが、彼女は浮いた話しどころか男性との交際経験すらない、もちろんバージンである。
自分の身体を持て余す彼女は毎晩淫乱な行為へ浸る。
普段の明るく清らかな彼女から想像もできないような、甘い声をもらしながら着衣を乱れさせベッドで仰向けになり大股を開きながら自身を慰めている。
「はぁっ…はぁっ…」
左手は薬指と親指を使い、その豊満なバストをもみしだきながら人差し指でその先端部分を刺激している。右腕は下半身へと伸び人差し指をパジャマの上から秘所に這わしながら親指で一番敏感な突起部分を入念にマッサージしている。
左右の腕を使いながら上下の性感帯を刺激する様に、その行為の覚えたてのようなウブな様子は一切感じさせていない。まるでスポーツのベテラン選手のように無駄のない、全てが己の快楽へとつながる動作ばかりである。
その熟練した様子から、彼女がその淫乱な行為を学んでから行為に及んだ回数の多さがうかがえる。
(ダメっ…明日は早く起きなきゃいけないのに!)
彼女のその思いとは裏腹に、自身の両腕はまるで他人の腕かのごとく彼女への愛撫を続けている。
理性では行為を中断しようとしてるにも関わらず、うつろな瞳で微笑をうかべながら口元からだらしなくヨダレを垂れ流す彼女の表情に、中断の意思は微塵も感じさせない。
「あぅ…!!あぁん!!」
(良い!イィ!!)
彼女は刺激が高まるにつれ、更なる快楽を求め姿勢を変化させる。
愛撫を行っていた両手の動きを止め、ズボンとショーツを同時にずり下げて下半身を露出する。
一刻も早く行為を再開したい彼女は、すばやく左足をズボンとショーツから抜きだし、右足で乱暴に身につけていたものを投げ捨てようとする。
(――っ!)
しかし、彼女の右足にショーツが纏わりつき上手く脱ぎ捨てれない。
ただそれだけのことだが、淫乱な行為を再開する事しか頭にない彼女に冷静な思考は一切なく、ただ足をジタバタさせる。
「んっ、ぐぅー!」
魔導師として数々の実戦をこなしてきた彼女だが、そんな彼女が戦闘中ですら見せないような危機迫る表情で足をバタつかせる。
その様子に知的さは一切感じさない、とても野性的な印象である。
そして彼女の足から纏わりついていたモノが離れたと同時に、彼女は行為を再開する。
突然のアクシデントで焦らさせた分、彼女は快楽を得られた喜びが大きく恍惚とした表情で笑みを浮かべて、行為に溺れている。
「あぁん…」
その行為はついにクライマックスを向かえ。
彼女は両手を巧みに使い秘所への愛撫を入念に行いだし、情熱的な愛液を垂れ流す肉穴へは指が三本も挿入されている。
その指がマシンのような俊敏かつ乱暴な動きで、肉穴への出入りを繰り返す。
「ダメぇ! イク! イキそぅー!」
仰向け姿勢の彼女の腰が小刻み浮き上がりながら痙攣しだす。
身をヨジリながらも、彼女は大股を維持したまま愛撫を継続する。
そして遂に彼女は声にならない悲鳴と共に絶頂を迎える。
「―――っ!」
(イクぅー!)
ブリッジの姿勢の如く腰は浮き上がり、足はつま先立ちになり秘所からは愛液を撒き散らしながら痙攣を繰り返す。
行為が終わった後も彼女は大股を開いたままで、表情も恍惚をした表情のままである。
やがて相当の体力を消耗したであろう彼女はそのままの姿勢で眠りに落ちっていった。
―――翌日早朝
「はぁ、またやっちゃった…」
翌日、目を覚ました彼女はため息を漏らす。
それもそのはずである。
彼女が目覚めた時の服装は下半身が生まれたままの姿で、シーツには自身が撒き散らした愛液がおねしょのような後を作っている。
床に飛び散った愛液はまだ水溜りを作ったままなのである。
「毎晩毎晩…、私なんでこんなエッチになっちゃったんだろう…」
自己嫌悪に浸りながらも、彼女は部屋の清掃を始めている。
高町なのはは、その容姿と魔導師としての活躍によりミッドチルダでもそれなりの有名人だ、ホテルのルームサービススタッフも勿論彼女のことは知っているはずである。
もし、ルームサービスでこの部屋の有様を見られでもしたら一大事なのだ。
「はぁ…」
彼女はこの日何度目かわからないため息をつきながらドライヤーでシーツを乾かす。
「なんで、朝からこんなことしてるんだろう私…」
その後、清掃を終えた彼女はホテルをチェックアウトし職場へと向かう。
―――時空管理局 本部
この日、なのはは教導隊の仕事で新人の管理局員達に戦術の講義を行う予定である。
新人管理局員達の憧れのまとである彼女は、講義室に入ると共に羨望の眼差しを向けられる。
その純粋無垢な眼差しを受け、彼女は何故か昨晩の行為を思い出し背徳的な気分に浸る。
(この子たち、私が毎晩あんなことしてるなんで夢にも思ってないんだろうな…)
そして、今朝履き替えたばかりのショーツをまた湿らせてしまう。
そう、高町なのはは欲求不満なのである。
出来れば連載作品にしたいと思っておりますので、些細なご指摘などでも感想を頂けましたら、今後の連載に役立てて行きたいと思っております。