私立リディアン音楽院
海を臨む高台に建てられた私立の音楽学校。
リディアン音楽院は、まず各種音楽教科を中心に据え置き、そこに一般教科を組み込むという独自のスタイルとなっている。それだけ、音楽に力を入れた特別な学校ともいえる。
学校での授業も終わり、三人の女性が下校しようとしていた。
「ねぇねぇねぇ、
彼女の名前は、
クリーム色の髪、元気一杯の少女である。明るく前向きで真っ直ぐだがドジを踏みやすく、また空気が読めない性格。友達を作るのは得意である。
響は学校の正門に人だかりが出来ているのを指で示していた。
「ん、なに響?」
、
彼女の名前は、
黒髪ショートに後頭部に大きな白いリボンを結んでいる少女。何かと幼馴染の響に世話を焼く響の嫁である。
響が向いている方向に一緒に向いている未来。
「だ・か・らぁぁー、学校ではあたしは先輩なんだから、敬え!」
彼女の名前は、
直情的で喧嘩っ早い性格を持ち、また独特な口調も相まって男勝りな一面を覗かせる。
「
「て、てめぇ、響、"そんなこと"ってな」
響の言葉にガクッと頭を下に向け落ち込むクリス。三人は正門での騒ぎに歩く速度を早め向かった。
先に響と未来が騒動になっていた原因を知った。
正門近くに寄りかかりながら読書をする美しい金色の髪の眼鏡をかけた好青年がいたのだ。響、未来の二人から見た、見た目は"感じのよい人"、"さわやかな青年"、"年上のお兄さん"というのが二人の印象だった。そしてこの場にいる人たちが気になったのが彼の足下に置いてあるスーパーの買い物袋であった。
そんな彼のことを私立リディアン音楽院の生徒は離れたところでコソコソと話しながら見ていたのだ。
青年はまるで生徒達のことを気にせず本を読み進めている。周りではヒソヒソと話し声が聞こえ、視線も集中しているというのに。
そんな彼であったが、ふと、視線が生徒達の方に向き、本を閉じた。
「おい、響、まだ話は終わって――」
先に来ていた響と未来のあとを追うようにクリスが追いつき、騒動の原因を見た瞬間にまるで石化したように固まっていた。
「クリス」
本を読んていた男性が声を発した。そして呼んだ人物は響と未来と一緒に居たクリスであった。
一斉に振り返る生徒の視線がクリスに集中して、思わず後退るクリス。
「お、お、お、お、お前、どうしてここに来てんだよっ!?」
生徒を掛け分けながらクリスの前まで歩いてくる男性は当然のように応える。
「昨日は帰って来れなかったから、今日はクリスの大好きな料理を作ろうと思ってね。リディアン音楽院に寄ったのは早くクリスに会いたかったからですよ」
クリスの真正面に着くと生徒達、響、未来もいるのもお構いなく、大胆な発言をする男性。その言葉を聞いたクリスは顔も耳までも真っ赤にして恥ずかしそうにしていた。
思春期の女子生徒が男性からあんな言葉をかけられたりしたら騒ぐだろう。例外なく、生徒達が悲鳴にも似た声をあげて、キャーキャー、と叫んでいた。
「お、お前な、そういうことは家で言えよ! こんな面前の前で言うんじゃねぇ!」
恥ずかしそうにしながら鞄で男性を叩くクリス、そのクリスの行為を笑いながら受け流す彼であった。
「とにかく、行くぞ!」
顔を真っ赤にしながら男性の腕を掴み、走り去っていくクリス。クリスから腕を掴んだのを見た生徒達はまた騒ぎ始めていた。
「クリスちゃん、ちょっと待ってよ」
「響、私も行く」
クリスの後を響と未来は追いかけて行った。
・
・
・
とある喫茶店で女性三人と男性一人がいた。
「で、何でこんなことになっているんだよぉ!」
四人掛けの席で、響と未来が隣同士、クリスと男性が隣同士の配置に座っている。
「え、だって気になるじゃん」
「うん、私も気になる」
響と未来は互いに顔を見合わせながらクリスに言ってみせた。
「二人とも足が早いのですね」
男性はまるで二人のことを気にしていなかった。クリスに腕を掴まれ、いつの間にか二人に追いつかれて捕まってしまっていたのだ。
「ふっふっふっ、鍛えてますから」
「元陸上部だったので」
響と未来の言葉に男性はニコニコしながら、なるほど、と納得していた。
「ったく、何で私だけこんなに必死なんだよ」
ぶつぶつと文句を言いながらもこの二人にならいいか、と内心どこかで納得してしまっていたクリス。腕を組みながらクリスは怒っていたが自分自身を落ち着かせようと水を飲んだ。
「で、クリスちゃんの彼氏さん? でいいですか?」
目の前の響の言葉にブッー、とクリスが水を吹いた。思いもよらない言葉にクリスは吹いてしまったのだ。目の前にいる響は水を浴びることになってしまい、未来がバックからタオルを取り出して響のことを拭いてあげていた。
「ちょ、クリスちゃん!? 酷くない!」
「お、お前が変なこと言うからだろう」
まるで動揺を隠せていないクリスにまぁまぁ、とクリスを止める男性。
「とりあえず、クリスは謝った方がいいよ。制服を濡らしてしまったんだしね」
「……分かった。悪かったな響」
「あ、うん、気にしないでクリスちゃん」
響と未来、二人は思った。あのクリスが素直であると。
「そうだ、まだ僕の紹介をしてなかったね」
男性は名刺を出して紹介した。
「これは仕事で使っている名前だから、できれば違う呼び方で呼んでほしい」
「じゃあ、彼氏さんで!」
「私もそれで」
響と未来が言った言葉に対してクリスの彼氏さん?は満足そうにしていた。一方クリスの方は赤面して黙っていた。
「本当の名前を知りたかったら、弦十郎さんと翼に聞いてくれると助かります」
「師匠や翼さんと知り合いなんですか!?」
響は驚き、驚愕の表情を浮かべていた。
「うん、だから僕の詳細は二人に聞いてくれ、えっと」
「立花響です」
「小日向未来です」
「立花さんと小日向さんね」
「そんな、気軽に響って呼んでくれていいですよ」
「私も未来でいいですよ」
「流石に呼び捨ては恥ずかしいから、響さんに未来さんって呼ばせてもらうね」
はい、と二人は嬉しそうにしている中、クリスは――
「むぅぅーー」
頬っぺたを膨らませ、ムッとしている。あからさまに会話に参加できないのに怒っているのか、それとも彼氏が他人と話しているのが気にくわないのか。
「ほらほら、可愛い顔が台無しですよ。普段のクリスに戻って」
「か、可愛いって言うな! 響たちの前だぞ!」
むくれているクリスに対して普段の調子で接する彼であった。可愛い、と言われて恥ずかしがりながらも彼の腕をポコポコ軽く殴っていた。クリスなりの照れ隠しであった。
(私達の前じゃなければいいのかな?)
(きっと家の中ならいいんだろうな……)
響も未来も内心ではクリスの言葉の解釈をしていた。見られていなければいいのかな、という答えが二人の共通で思ったことであった。
「今日はクリスの大好きなオムライスを作ってあげるから機嫌直して」
「本当か! ならとびっきり美味しいオムライスを作れよ」
「うん、任せてください」
まるで恋人同士のような会話をするクリスと彼。二人の会話を聞いて未来が改めて聞いてみた。
「あの……二人は恋人同士なんですか?」
未来の言葉を聞いたクリスと彼はまるで全く違う反応をしていた。クリスは顔を真っ赤にして頭から湯気を出し、まるで沸騰したやかんのように、彼はニコニコして未来と響の方を見ていた。
「はい、そうです」
「いや、恋人なんかじゃ……」
『えっ』
一緒のタイミングに彼とクリスの事が重なった。
そして同じタイミングで問い返した。
「クリス、酷いよ。あんなに「愛してる、抱いて」とか「もっともっと」って愛し合った仲じゃないですか!」
「うわぁぁー! 何言ってんだよ、お前はっ!?」
クリスの言葉がよほどショックだったのか、ハンカチを目元に当て、シクシクと泣いているような動作をする彼。クリスはまさかそんな言葉が飛んでくるとは思ってなかったのか、席を立ち、目の前の親友二人に手を大きく振りながら、違う違うとアピールしていた。
だが、響と未来はまさかの言葉に思わず赤面してしまい、彼の言葉から連想されることを想像してしまっていた。
「……クリスちゃん、できちゃった結婚は早いと思うよ」
「響、二人は愛し合ってるのだから。私達が何を言っても無駄だよ」
「なるほど、流石は未来!」
頬を薄く赤く染めながら二人はクリスと彼氏さんのことを見ながら言ってきた。恥ずかしそうに言う響に対して、未来は何かを悟ったように響の肩に触れながら言っていた。
「お前ら……」
グッと拳を握りしめながらクリスは目の前にいる二人に怒りをぶつけようとしていたが
「一目惚れでした」
クリスの動きが分かっているかのように彼が言葉を述べた。
彼の言葉にピクッと動きが止まるクリスであった。
「僕もクリスも偶然の出会いで、二人同時に一目惚れだったんです。そのことについては嘘偽りもありません。クリスのことを本当に好きなんです」
ニコニコしていた表情から一変して、頬をかきながら、照れた様子で喋る彼であった。
隣で熱く語る彼氏の言葉に思わず怒ることも忘れて、席に座り、顔を伏せて耳まで真っ赤にして恥ずかしがっているクリス。
「ごめんなさい。僕の惚け話を聞かせちゃって」
「いえいえ、さっき頼んだコーヒーが丁度飲みやすいぐらいの甘さになったのでいいですよ」
「多少甘いですけど、全然気にしていませんから大丈夫ですよ」
人の"好き"という思いを真正面から聞いてしまった二人は内心ドキドキであった。
だが、響と未来よりも鼓動が速くなっていたのは彼の隣にいるクリスであったのだ。彼の口から"好き"という言葉が自分に向けられて言われたことに。
日も暮れ始めたのでこの場はお開きになり、彼が会計を持ち、響と未来が歩いて離れていくのを見届けると、クリスと一緒に帰宅するのであった。
・
・
・
「ねぇねぇ、未来」
「なに、響?」
「クリスちゃん、ほとんど否定して無かったよね」
「……言われてみれば、そうかも」
「つまりはさぁ、全部本当なのかもね」
「……ありえない、とは言えないね」
「うんうん、彼氏さんにデレデレだしねクリスちゃん」
「うん、なんかいいなー、ああいう恋って」
「ん? 未来には私がいるんだからダメだよ、恋なんて」
「響……うん、そうだね」
「そうそう、未来」
「それとさ、響」
「ん?」
「響から前に貰ったクリスちゃんの家の合鍵、今度使ってみない?」
「おぉ、そういえば忘れてた! いいねぇ、明日合鍵を使って侵入してみようか!」
「うん、響」
ちゃっかりこの二人はクリスの彼氏からメールアドレスを聞いている。
・
・
・
響と未来と別れ、二人は人一人分ぐらい離れた距離で、彼が前を歩き、クリスが彼に付いていくスタイルで歩いていた。
「なぁ……」
後ろでずっと静かにしていたクリスが彼に話しかけた。
クリスの声に反応して振り返ろうとする彼であったが、彼の動作より早くクリスが行動していた。
「恋人同士ならこういう事もするんだろう?」
クリスは彼の空いている方の腕に抱き付くように彼の腕に組んできた。恥ずかしながらも自分の腕を彼の腕に絡め密着してくるクリス。
「……ずいぶんと積極的だね、クリス」
「うるさい、馬鹿!」
クリスから積極的に行動してきたのには彼も驚いた表情を浮かべていたが、同時に嬉しさも感じていた。好きな女の子に抱き付かれたのだから。
「今日は腕によりをかけて美味しい料理を作らせてもらいますね」
「うむ、期待してやるよ!」
「はい、期待していてくださいね」
先程は話もしていなかった二人であったが、すぐに仲良く寄り添いながら帰宅するのであった。
・
・
・
「美味しいですか、クリス?」
「あぁ!! ギガウマだぞ!」
「おかわりもありますから焦らなくてもいいですよ」
「マジか! こんな美味しいの幾らでも食べれそうだぞ!」
「嬉しいですね、ありがとうございます」
「ん、おかわりくれ!」
「はいはい、それとクリスちょっとこっち向いて下さい」
「うーん、なんだ?」
「頬にケチャップ付いていますよ」
「ッ!? ば、バカヤロー! な、な、なに舌で舐め取ってやがる!」
「美味しかったですよ」
「は、早くあたしのメシを持ってこい!」
・
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・
「クリス、お風呂沸きましたよ」
「お、サンキュー」
「シャンプーとボディソープも補充しておきました」
「何から何まですまないな」
「着替えもネグリジェと下着を用意しておきました」
「助か……はっ?」
「赤の下着にしようと思いましたが、白のブラジャーと白のショーツにしておきました」
「な、な、何勝手にあたしの下着見てんだよぉぉ!!」
「いつも見ているんですから、今更ですね」
「いつも!? あたしがいつお前に見せてんだよ!」
「洗濯物は僕がやっているんですから、そりゃいつも見ているんですよ」
「くっ、何も言えねじゃねぇか」
「それとクリス」
「なんだよ!」
「一緒にお風呂入りますか?」
「はぁ!? な、なに言ってやがる!」
(い、イヤってわけじゃないが、こっちにも心の準備ってもんがあるんだよぉぉー!)
・
・
・
そんなこんなでクリスと一緒に過ごした彼はやることも終わり、帰ろう玄関にいた。近くにはネグリジェ姿のクリスがいる。お風呂に入ったクリスからはとてもいい匂いがしていた。
「じゃ、ちゃんと戸締りはしっかりして、玄関の鍵もしっかり掛けるんだよ」
「……」
彼が靴を履こうとクリスに背中を見せながら喋っていた。
「なぁ」
「ん?」
彼の肩に手を置くクリス、振り返ろうとせずそのままクリスの言葉を待つ彼。
「もう夜も遅いし、今日はさぁ、泊まってけよ」
「大丈夫だって、家はすぐ近くなんだから」
背中越しにいるクリスに彼は動作を止めないで応えた。
「いいから泊まってけよ!」
「クリス?」
声を張り上げ、強い口調になったクリスに彼は振り向いてクリスのことを見た。
「今日はお前と離れたくねぇんだよ、だから泊まれよ」
クリスは言葉とともに彼に抱き付いた。彼の背中に手を回し、胸元辺りに自分の顔を押しつけ、彼に抱きついた。
そんなクリスに彼は当然のように応えた。クリスの背中に手を回して、互いを抱きしめあった。抱きしめたクリスからは花のいい匂いがして、彼はさらにクリスを強く抱きしめた。
「分かった。今日はクリスの隣にずっといる」
「あぁ、それでいいんだよ」
互いに顔を見合わせながら笑顔で応えた。クリスも彼も嬉しそうにしながら寝床に向かっていこうとした。
「ほら、クリスってやっぱり軽いね」
彼はクリスを横抱きにお姫様抱っこした。
「ちょ、バカ、こんな運び方しなくても自分で歩いて行ける」
急な彼の行動に赤面して恥ずかしがるクリスであったが、口では嫌がっているが、既に彼の首に手を回して運ばれる気でいた。
「抱くよ、クリス」
「ッ!!?」
クリスの耳元で彼は言った。
そして瞬時に理解したクリスは真っ赤になっている顔を見られないように伏せた。
可愛いな、と内心で思いながら彼はクリスを抱きかかえながら寝床へ向かっていくのであった。
・
・
・
寝床へ着いてクリスを降ろした瞬間にクリスは彼の胸倉を掴み、脚を掛け、思いっきりベット押し倒した。突然のことで対応できずに彼はなすがままであった。クリスが彼の上に馬乗りになり、クリスは彼を見下ろし、彼はクリスを見上げる態勢になっていた。
「き、今日は、あたしがやってやるよ」
クリスはそういうと、彼のワイシャツのボタンを一つ一つ外していき、彼を脱がせていく。手は動かしながらクリスから彼にキスをしていた。
「ちゅ、ちゅう、ふ、ん、ちゅ」
ぴちゃ、くちゅ、ぴちゃ、ちゅぷ
クリスからのキスに彼は当然応えた。唇と唇を合わせたキスから自然な流れで互いを求めるように深く深くなっていく。彼の舌がクリスの唇に触れた瞬間、クリスも同じように舌を伸ばし、絡み合った。ワイシャツを脱がせ、彼の胸板を愛撫しながらクリスは彼と舌を絡め続けた。舌を絡め、自然と唾液も交換する形になっており、互いの唾液を貪るように二人は求めてあっていた。頬を互いに赤くさせ、瞳を蕩けさせながら背筋にゾクゾク、という感覚を味わいながら互いを確認し合う。
(あたしは、お前のことが好きだ、好きで好きでたまらないよ!)
(ぼくも好きだよ、クリス)
言葉は無いが二人は互いを分かり合っていた。好きだと。
「んっ……」
彼が舌を引っ込めようとしたのをクリスは自分の唇で彼の舌を甘噛みして離そうとしなかった。体と体は既にクリスが彼の胸板に胸を押しつける姿勢になっており、密着状態であったが、クリスは離れたくなかったのだ。一秒でも長く彼と繋がっていたい、体だけではなく全てで。そんな思いがクリスの中で膨れ上がっていた。
数秒後、彼の舌を離したクリス。口の端から自分か彼かも分からない唾液を流しながら言葉を述べた。
「……すまん、ちょっとな」
照れながら自分の頬をかくクリスであった。
なんて言葉をかけたらいいのか、分からないまま彼は動揺していた内心を落ち着かせるので必死であった。まさかクリスがあんなことをやるとは思っていなかったのだ。まさか自分がこれほど動揺するとは。
「や、やっぱりお前も男だな」
クリスは自分の下半身で盛り上がってる部分を感じ取り、ズボン越しに彼の股間部分を手でグリグリしていた。ズボンを脱がし、パンツも脱がしたクリスは彼の男根を見て思った。
(こいつ、パンツ脱がせたらあたしの頬にチンポぶつけやがって、どんだけチンポをビンビンにさせてんだよ)
パンツを脱がせた瞬間にクリスの頬に彼のチンポが当たった。既に彼のチンポは勃起状態であり、さらにクリスに脱がされていく、という行為にも興奮してバキバキにさせていたのだ。
「き、今日は、あ、あたしがやるんだから、お前は感じてろよ」
照れながらもクリスは彼のチンポを優しく手で握りながら、ペロペロと舐め始めた。
むちゅうぅぅぅ、んぷっ
亀頭の先っぽを咥えながら吸うクリス。手は上下に動かしながら奉仕をする。ビクンと彼が反応すれば、チラッと彼の事を見て、その部分を攻めるクリス。
ちゅー、ちゅー、ペロペロ、んっ
亀頭を咥えながら自分の唾液をチンポに浸していき、自分色に染め上げていこうとするクリス。ぱくっと亀頭を咥えこみながら舌は亀頭全体を舐めまわしていた。
ちゅぷちゅぷ、ねろねろ、ちゅぷ、ちゅぽ
カリ部分、裏スジなどもクリスは唾液いっぱいの口でしゃぶり、舌を上手に使い舐めていた。彼もチンポだけではなく、全身に快感がまわり、体を震わせていた。そして何より彼が視線を下げるとクリスが見上げてくるのが、さらに彼を興奮させていた。上目遣いでチンポを咥えながら彼が体を震わせているのを覗き込むように見てくる視線が彼にはたまらなかった。
ぢゅるるるるる、じゅぽじゅぽ
ワザと大きな音で吸引してみせるクリス。ビクンビクンと彼のチンポもそれに呼応するかのように震えていた。
「やば、クリス、イキそう」
ぢゅるるるるる、んっ、じゅぽじゅぽ、ぢゅるるるるる……
彼の言葉にさらに吸引力をあげ、音を立てて、彼にさらなる快感を与えていった。クリスも彼の射精を感じ取っていた口の中のチンポが大きくなり、大きく脈動しているので察していた。
「射精るっ!」
彼は言葉とともにクリスの口の中で射精した。
ビュクビュク、ピュピュ、ブビュ……
クリスは一瞬だけ目を見開いて驚いたが、すぐに彼の精液を受け入れた。彼のチンポが射精の脈動するごとにクリスの喉からゴクッと精液を呑む音が聞こえる。
彼は震わせながら容赦なく、クリスの口の中に射精をつづけ、クリスは全てを受け入れるつもりであった。ゴクゴクと呑んでいくクリスの表情は苦々しい表情ではなく、惚けた表情をしていた。彼が射精するのを笑顔で受け止めていたのだ。
ごく……ごく…んぷぷぷっ、んぅ…んっ
彼の射精が弱まるまで全て口で受け止めてみせたクリス。
「あーー」
射精が止まると口の中で溜まらしていた精液を彼に見せびらかすように見せた。そしてそれをワザとらしくゴックンと喉を精液が通る音を彼にも聞こえるように呑んでみせた。
「お、お前、どれだけ濃いんだよ、危うく喉で詰まるところだったぞ」
さっきまでの淫ら行為がまるでなかったかのように無邪気な笑顔を浮かべるクリス。
「って、まだビンビンじゃねぇかよ……たく、今度はお前の好きな
クリスも服を脱ぎ、全裸になり、たわわなおっぱいで彼の勃起チンポを挟んでみせた。
むにゅん
いきなりの圧迫感の刺激に彼のチンポもビクンビクンとなっていた。胸を上下に動かしながらパイズリをするクリス。
クリスのおっぱいによって彼のチンポは亀頭だけ出て、全てを包み込んでいた。
「う、クリス、今日は一段とエロいですね」
「え、エロ言うな、あ、あたしだって知識をつけて成長しているんだ」
言葉通りにクリスは自分のおっぱいを動かしながら自身の唾液を垂らしながら圧迫感を強めながらパイズリをしていく。
ゆさゆさとおっぱいを揺らしながらクリスは、自分のおっぱいに挟まれて、ビクビクと反応しているチンポに思わずニヤけていた。自分のおっぱいで彼が感じてくれている、正直に隠すことも出来ずに感じている、自分が彼を感じさせていると思うだけで、クリスは思わず顔をニヤつかせてしまっていたのだ。
おっぱいから出ている亀頭だけを舌で舐めながらクリスは彼のチンポをおっぱいの谷間で挟みつぶすぐらい圧迫感を与え始めた。
柔らかさと、弾力がチンポを押し潰す。チンポはパイズリの刺激から逃げようとビクビクと痙攣している。彼は射精感が高まっていくのを確かに感じながら一生懸命してくれているクリスのことを見ていた。健気に自分に奉仕してくれている姿を見るだけで、ますます彼女への思いが強くなるのを感じていた。
「い、イキます、クリス」
「あぁ、好きなだけ出していいぞ、あたしは全て受け止めてやるぞ」
クリスはぎゅっと強くおっぱいを寄せたまま彼のチンポに刺激を与えた。
ビュルッビュルッ……ビュビュ……
クリスのおっぱいの刺激に彼は我慢せず射精した。
一度目の射精と同じ勢いで精液をクリスに射精した彼。おっぱいから出ていたチンポの先っぽから勢いよく射精してくる精液をクリスはおっぱいで受け止め、勢いが強いのは顔で受け止めていた。射精をされながらもおっぱいからチンポを逃がさないようにクリスは挟み込んでいた。
(わぁ……すげぇな、相変わらず)
顔やおっぱいに暖かいモノを感じながらクリスは彼の精液量に驚いていた。
顔にも多少精液が付いてしまったが、それよりも自分のおっぱいの谷間に精液のプールが出来ているのに驚いていた。もしかしたら一回目よりも多い量を射精したのでは?とクリスは思った。
「おいおい、どれだけ出すんだよ、精液で谷間がプールみたいになっちゃったじゃねぇか!」
あはは、と苦笑いしながら彼は困り果てていた。自分でもこれだけ射精するとは思わなかったのだ。今日の積極的なクリスを見て、思わず性欲の昂ぶりを抑えられず何時もより興奮していたのだ。
クリスのおっぱいの谷間の中で彼のチンポは少しだけ縮んでいたが、谷間の圧力やクリスが精液だらけになっていたせいですぐに勃起していた。クリスもおっぱいの中で大きくなっていくチンポを自身の眼前で見て、思わず赤面して、しょうがねぇな、と思いながら動き出した。
おっぱいからチンポを抜くとベトベトに濡れていた。クリスが動き出し、谷間に付着していた精液が少しだけ飛び散り、クリスの体中に付着してしまったが、彼女はまるで気にしていなかった。
そして動き出したクリスは彼の腰辺りに馬乗りになり、勃起しているチンポに自分の秘部を押しつけた。
「今日はあたしがやってやるんだから、お前は動かなくていいんだぞ。あたしはお前の
(あたしも我慢できないわ)
クリスはベットの上に立ち膝で跨いだ状態のまま彼のチンポを掴んでいた。クリスのすべすべの手に掴まれた彼のチンポには再びじわじわと血液が集まっていく。
(ま、まだ大きなっている)
クリスは自分の秘部に彼のチンポを小刻みに擦りつけながら自分の秘部へとゆっくりと導いていく。
くちゅ――
チンポの先がクリスの秘部に触れると、受け入れる準備が出来ていると言わんばかりにぬめった音がした。
「あたしも我慢できないからな、あたしで気持ちよくなってくれよ」
そういうと、クリスは腰を下ろしていった。にちゃっとした肉の割れ目にチンポが呑み込まれていく。
ぬちゃんちゃぬちゃ
「あ……」
亀頭の先から根元の方へと暖かいクリスの膣に絡まる感触に思わず彼が声を出してしまっていた。クリスも呼吸を乱していた。ずぶずぶと腰が沈んでいき、とうとう彼のチンポ全て咥えこまれた。
「んっ……えへへ、どうだあたしの中は気持ちいいだろう?」
クリスの膣内は肉の壁が複雑に彼のチンポに絡みついて、うねりながらチンポを舐めるように締めつけていた。
上から見下ろしながらクリスは彼の表情を伺っていた。
「あぁ、最高だよクリス」
「あっん……あぁ、なんせあたしはお前の彼女なんだからな」
膣内でビクビクと動いているチンポに甘い声を漏らしながらもクリスは彼の言葉に嬉しそうに笑みを浮かべていた。
彼は腰の上に乗せられたクリスのお尻から体重をかけられ、自分の腰をクリスの手で握られ、思うように動けなかった。そして彼は動こうとするとクリスが身体をよじる。
「ほら、今回はあたしがヤるんだからおとなしくしてろよ」
彼の顔を覗き込むようにクリスは顔を近づけてきて、ニヤっと笑うとクリスはゆっくりと腰を上下させ始めた。
ぬちゃぅ――
引き抜く時も、迎え入れる時も絡みついている膣壁がぬるぬるの感触とともに彼に快感を与えていく。
「んぁっ……ほ、ら、もっとあたしで感じろ、よ」
彼の胸元辺りにクリスは手を置き、その手を支点にして腰を揺り動かす。たぷん、たぷんとクリスのたわわなおっぱいが上下に揺れながら互いに快感を与え続けていた。パンパンとクリスのお尻の肉が何回も何回も腰に当てられる。その感触に互いに興奮し、チンポに、秘部に、快感を高めつつあった。
ぐちゃぐちゃ、ズプッズプッズプッズプププッ
「あっ、あぁっ……あん、あんっ!」
腰を振り続けながら交わりにだんだんと夢中になり喘ぎ声を大きくしていくクリス。
そして快感に酔いしれたクリスの隙を突いて彼はクリスの手を握り、下から彼女のことを突き上げた。
「え、やあぁんっ、ああぁぁぁっっ」
クリスが腰を落とした瞬間に彼が下から突き上げたせいでクリスの最奥にチンポが直撃した。子宮口にチンポにキスをされ、突然の快感に嬌声をあげてしまっていた。その声を聞いた彼はさらに腰を突きあげた。
「ふぁ、ぁぁぁっん、ちょ、こ、んかい、は、あ、たしが」
「ごめん、我慢できないや」
パンパンパンパンパン
クリスと恋人繋ぎをしながら彼は突き上げる。クリスは押し寄せてくる快感にたまらず甘い声をあげ続けていた。
「んぁ、子宮口ばかり突くな、だ、ダメ……あ、あん、ヤバいぐらい感じる」
彼と手を繋ぎながら腕と腕の間にあるおっぱいが上下に揺れながら感じていたクリス。絡みつく膣肉がさらに彼のチンポに快感を与える。二人は互いに快感を与え、そして感じている。
ジュプジュプジュプジュプジュプジュプ
「クリス好きだ」
「あたしもお前のことが好きだよ」
自然な流れでキスをしながら互いを求め合う二人。彼は下から突き上げながら自分の舌をクリスの舌に絡みつけさせ、クリスも同じように彼に絡みつけさせながら彼のチンポに突かれ、子宮に来る快感に悶えていた。
「しゅきだ、あっん、んぅ、んっ、んんぁ」
舌を絡ませながらも彼への思いを述べるクリスにさらに腰の動きを早くさせる彼であった。
「射精しますよ」
「きてきて、あたしの中に射精して! お前の精液が、欲しい!」
射精の感覚が限界に達しつつあった彼は最後の最後に思いっきり突き上げた。
「あぁぁぁぁぁっ!」
クリスの喘ぎ声と同時に彼は射精した。
びゅるびゅるびゅるるるるるる―――
クリスを抱きしめながら彼は膣内に射精した。子宮口にチンポを押しつけながら子宮に流し込むように中に出していた。互いに体をビクビクさせながら絶頂の余波に浸っている。互いの身体の熱を、心臓の鼓動を、確認するように二人は抱き合っていた。
「しゅ…しゅごい、いっぱいでてりゅ、こんないっぱい出されたら妊娠しちゅうかも」
快感で呂律が回らないクリスは自分の体内に入ってくる精液に悶えていた。子宮に感じる暖かな感覚と、体中に感じる絶頂の痺れに彼の胸板に倒れながら酔いしれている。彼のチンポを下腹部に感じながら注がれ続けている精液を感じている。
三回目の射精にも関わらず彼の射精の勢いは一回目と同じぐらいであった。
彼はただ精液をクリスの中に捧げるだけであった。
二人とも絶頂後の気怠さを感じながらも目と目を合わせてキスをした、荒々しいキスではなく優しく触れるだけのキスであったが、二人とも無性に幸せな気持ちを内心で感じていた。言葉では説明できない何かを二人は感じ取り、感じ合っていた。
「たく、あたしがやってあげようよ思ったのによ」
「ごめんごめん、クリスが可愛すぎて我慢できなくてね」
「……バカ」
抱き合いながら二人は繋がったままの状態でいた。
「なぁ、まだお前のチンポ固いぞ」
クリスは膣内に入っている彼のチンポを感じ取っていた。射精したのにも関わらずいまだに固いと。
「どうもまだ興奮が収まらないんだ」
「どんだけ性欲溜まってんだよ」
しょうがねぇな、とクリスが腰を動かして再度始めようとしたが、それは彼の行動によって封じられた。
彼はクリスが動く前にクリスを持ち上げて、今度はクリスを押し倒して、正常位の態勢になっていた。
「今度はさ、ぼくがやるからクリスは動かなくていいよ」
彼の言葉にクリスは素直に従った。子宮口にグリグリと彼のチンポを押しつけられ思わず素直に従ってしまったのだクリスは。今度は彼がクリスを攻めていた。
四回戦目は激しい行為ではなく、ゆっくりと互いを確認し合うようなセックスであった。彼がゆっくりとクリスの膣から出し入れしながら、クリスは甘い声をあげ、彼の首元に腕を絡ませながら顔を近づけながらセックスしていた。
「はぁぁん……はぁ……」
ゆっくりと動く彼の腰の動きに甘い声が漏れるクリス。
「クリス」
「んぁ、なんだ」
腰を動かしながら二人は間近にある顔を見つめ合いながら話し出した。
「本当はさぁ、クリスが卒業するまではセックスは我慢するつもりだったんだ」
「あぅ……」
「でも出来なかった。クリスと過ごすうちにさぁ、どうしても抱きたいって気持ちが強くなっていて抑えられなかった」
「あっ、あ、あたしだって、同じだった。ずっと傍に居て欲しいって、だから抱かれたくなって自分を抑えられなかった」
「そっか、ならさぁ――」
――結婚しようか
「――――」
「クリスが卒業するまで我慢するつもりだったけど今言っちゃった」
「――か」
「ん?」
「バカバカバカやろうっ!! こんなセックスの最中に言うやつがあるかっ!!」
「やっぱり」
「やっぱりじゃねぇよ!」
「で、答えは?」
「―――だ」
「ん?」
「良いに決まってるだろうがぁっ!」
クリスは大きな声で言った後に彼にキスをした。
「お前の嫁はあたしだ、あたしの夫はお前だ。もう拒否権はないからな」
「なんとも男らしいなクリスは」
そんな二人はとても暖かい時間を過ごしていた。相思相愛であったのは互いに知っていたが、それでも何かしら不安なところもあったが、彼の告白によりクリスの中の不安が全て吹き飛び、彼もずっと胸に秘めていた思いを言えたので大変満足していた。
「ほら、続きしようぜ」
「あぁ」
二人は続きを始めた。
彼がゆっくりとクリスの膣内を攻めながら、クリスはそれに呼応するように膣内を締めつけて、彼を感じさせていた。
子宮に精液を受けたにも関わらずクリスの子宮はキュンキュンしており、彼を求めていた。彼が思っていた自分への思いを受け止めて、改めて互いを確認できた思い、そして彼からのプロポーズで身体中が歓喜している。喜びで子宮が勝手に彼を求めているのだ。
「きっと今あたしの中で射精したら妊娠しちゃうぜ」
「そっか、クリスとぼくの子ならきっと元気な子だね」
クリスは妊娠する可能性があるかもしれないのに彼の精液を拒もうとはしなかった。寧ろ求めてしまっていた。自分が愛した人との子なら拒む理由もないので、寧ろ欲しいと思ってしまっている。
「クリス、イクよ」
「あぁ、あたしの中に全て出してくれ」
彼の腰にクリスは自分の脚を絡め、離さないようにしっかりとしがみついていた。彼もクリスの背中に手を回し、抱きしめていた。
ビュルッビュルッ……ビュビュ……
彼がクリスの中に射精した。キスをしながら互いに絶頂していた。
「あ、あ、あ、あ」
自分の子宮の中に先程と同じように射精され、熱々の精液を受け止めてしまっていた子宮にクリスは何かを感じ取った。
(あ、今なんか感じたぞ。妊娠しちゃったかな)
射精され続けながらクリスは口では説明できない何かを肌で、体内で、感じ取っていた。そのことをあえて口には出さずに彼に笑みを向けて応えるだけであった。
「本当、お前って絶倫だな」
「いやもう無理だって」
射精が止まり、彼はチンポをクリスの膣内から抜いた。チンポが抜けるとクリスの膣からはドクドクと大量の精液が流れ出していた。こぽっこぽっと音をたてながら彼の精液がクリスの中から出てくる。ドロドロと出てくる精液をクリスは何故だか喜び、彼はなんで笑顔なのか、と不思議そうに見ていたのであった。
流石に二人とも体力が限界にきて、ベットにぐったりと倒れ込みながらお互いを寄せ合っていた。
「なぁ、浮気したら殺すからな」
「ちょ、クリス!?」
「お前を殺して、あたしも死ぬから心配するな」
「いやいや、そういうことじゃなくてね」
「嘘だ、全部冗談に決まってるだろ」
「ふぅー、それは良かった」
他愛もない話をしながら睡魔が襲ってきた二人は最後にキスをして眠りについた。幸せそうな表情で眠りにつく二人は互いに同じ夢を見ることになるであろう。
将来の二人についての夢で。
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とある三人組
「立花、勝手に雪音の家に入るなど私は見逃せないぞ」
「だから翼さんも一緒にということで呼んだのです!」
「すいません翼さん、響を止められなくて」
「小日向が謝らなくてもいい、悪いのは立花なのだから」
「でもでも、
「……気になる」
「ですよね! だからこれは
「分かった、先輩として風鳴翼が雪音の家に入る!」
「(クックックッ、計画通り)」
「(響ったら悪い顔してる……でもそんな顔も……)」
こうして三人はクリスの家の合鍵を使って部屋に入って行き、一騒動起こるのであった。
書きあがるのが遅くなって申し訳ないです。
仕事終わってから少しずつ書いていたので疲れました。