インフィニット・ストラトス〜月を愛する操縦者の日常〜 作:ユークレース
みなさん姉妹丼好きすぎませんか⁉︎
と言う事で、自分決めました
活動報告にて、アンケートを取りたいと思います
そのアンケートに姉妹丼の要望が20件以上来たら今の予定に追加で簪を加えようではありませんか
と、言う事で第十一夜
始まります
真耶が恋人になった二日後、樹の部屋に見知らぬ荷物が運び込まれた
「何なのだ、これは!どうすれば良いのだ⁈」
思わず某レッドドラゴンのセリフを言ってしまうような状況だった
何故なら、自分のベッドに銀髪の少女が全裸で寝ているのだから
それも、樹の腕を抱き枕にして
「誰なんだよ……」
とりあえず、樹はその少女を起こさないように起き、朝食を食べに食堂に向かった
〜朝食後〜
「月森君、聞いた?」
「ああ、相川さん。聞いたって……何を?」
「今日、ウチのクラスに転校生が来るって話」
「転校生……」
樹は朝の少女がそうなのでは無いかと考えた
「あれがそうか……」
「え、なになに。月森君、転校生見たの?」
相川が言うと、クラスの他の女子も群がってきた
「どんな子、どんな子?」
「可愛い?かっこいい?」
「男?女?」
「どこの国の人?」
「いや、男な訳ないだろ……」
やんややんやと初日以上の質問攻めにあい、樹がげんなりしている時に千冬と真耶がクラスに入ってきた
「全員席につけ!」
千冬が投げた出席簿は正確に立っている生徒全ての頭に当たった後に千冬の手元に戻ってきた
「(……あれ、ファンネルじゃないよね…ファンネルでも驚かないな… )」
「き、今日は転校生さんを紹介します!」
真耶は樹を見てはにかんだ後、転校生を紹介し始めた
先ずは、朝に樹の部屋に居た銀髪の少女だった
今は左目に黒い眼帯をしている
「ラウラ・ボーデウィッヒだ」
「……」
「……」
「……」
教室に流れる沈黙
「(えっ、終わり⁉︎)」
「あ、あのー……以上ですか?」
真耶はこの空気に耐えられなくなったのか、ラウラに尋ねた
「以上だ」
ラウラはビシッと言い切った
「……」
真耶は涙目だった
「もう少しマシな挨拶は出来んのか!」
千冬はラウラにファンn……出席簿を投げた
それは正確にラウラの頭に当たり、再び千冬の手に戻る
「き、教官……」
「(教官?織斑先生はどっかで教官をやってたのか……)」
「ここではもう教官ではない。織斑先生と呼べ」
「はい……」
ラウラは頭を抑え、涙目だった
「次は……デュノア
「え…?」
デュノア君
その言葉に樹は思わず声を上げた
ニュースにもなっていない
その男子がこの学園に来た
正直、怪しさ全開である
「フランスから来ました、シャルル・デュノアです。ここに、僕と同じ境遇の人がいると聞いてやってきました」
「(ウソだ、絶対ウソだ。声も高いし、絶対女子だ)」
そして樹は嫌な予感がして、耳を塞いだ
「「「きゃぁぁぁぁぁあ‼︎」」」
それはさながら音波砲
窓が軋み、耳を塞いでいなかった一夏の鼓膜にダイレクトアタックをしかけた
「耳が……」
「おい、織斑」
樹は一夏を心配するように肩を叩き
「月森……」
顔を上げた一夏に対して
「m9(^Д^)プギャー」
全力で馬鹿にした
「人を小馬鹿にしやがって……」
「察知出来なかったお前が悪い」
「くそっ……」
二人で会話していると、ラウラが一夏の側に立った
「織斑一夏だな」
「そうだけど……」
ラウラは一夏だと確認するや否や一夏をシバいた
「いきなり何すんだよ‼︎」
一夏の頬には小さな紅葉が出来ていた
「織斑、お前この子に何かしたんじゃねえの」
「してねえよ!初対面だ‼︎」
「ウソつけ!初対面の女子がいきなりビンタする訳ないだろ!」
「だからしてねえって!」
二人が言い合っていると、空から飛来するものが
「いてっ」
「効かぬ‼︎」
一夏は後頭部に出席簿が直撃し、樹ははじき返した
「先生、それは武器ではありません」
そして、ラウラは樹を見上げると
「ご迷惑おかけしてすみませんお兄様。お怪我はありませんか?」
と言った
「お兄様?俺が?俺に妹なんて居ないぞ」
「いいえ、お兄様はお兄様です」
「……どゆことや」
「(俺をお兄様と呼ぶ少女、ラウラ・ボーデウィッヒ。そして、三人目の男子(笑)のシャルル・デュノア。二人は一体何者なのか…そして…二人の目的は……)」
「げぶぁっ⁉︎」
「よくも防いでくれたな」
とか考えてたら、千冬に直接拳を食らわされた樹なのであった
〜その日の夜〜
「で、なんで俺がお兄様?」
樹はラウラをベッドに座らせ、理由を聞いていた
「……その、理由を聞いても…私を嫌いませんか?」
「まあ…多分」
「では、お話します……私は、人工的に生み出されたのです。卵子と精子を人工授精させ、フラスコで育てる……そのような実験が、過去ドイツで行われていました。そして、私の母体となった遺伝子の持ち主は……月森葉月。お兄様、貴方の母です」
「待て待て待て」
「何か質問でも?」
どうされました?と言いたげに首をかしげるラウラ
「あるよ!めっちゃあるよ!え、何さ遺伝子実験って。うん、とりあえず今はそれは置いとこう。お国の黒い部分だから。そこじゃなくてさ、なんで⁉︎なんで母さんの遺伝子があるのさ!」
「それは確か……母上がドイツにいる時にお兄様を体外受精されて、その時に卵子を採取した…と研究者を拷問したら吐きました」
「拷問⁉︎拷問したの⁉︎」
「はい、お兄様が必要とされるであろう情報は全て揃えております」
とんでもない発言に、樹は驚いた
それ以前に、ドイツで体外受精した事にツッコミは無いのだろうか
「えー……じゃあ、父親は?」
「ヴィルヘルム・エーレンブルグ……だそうです。アルビノだったとか」
「それは絶対嘘だ。その人はゲームのキャラクターだ」
アニメ化も決定した某ノベルゲームのキャラクター
それと同姓同名の人物はそうそういないだろう
と言うことで嘘だと言った樹
だが、本当に同姓同名なだけだった事を樹は思いも知らなかった
「そ、それは本当ですか⁉︎」
「うん」
「申し訳ありませんお兄様……」
しゅん、と落ち込んでしまったラウラを樹は撫でた
「お兄様?」
「ま、今は信じるしかないだろ、その話。それが嘘でも、お前が俺を兄と呼ぶんなら俺はお前を妹だと思うさ」
優しく、妹をなだめるように樹は言った
「お兄様……ありがとうございます……」
ラウラは涙をこぼし、樹の胸で泣いた
「すごく……不安だったんです…家族がいない事が……日本に、私の家族がいると聞いて…やってきました…家族が……欲しくて…」
「そうか……大変だったな」
「お兄様……」
樹はラウラを優しく撫でる
本当の家族の様に
ラウラが泣き止むまで、ずっと優しく撫でていた
外では真耶が聞き耳を立てていたが、空気を読んで部屋に入る事はしなかったそうな
今明かされる衝撃の真実ゥ‼︎
なんと!ラウラは!樹の家族だったのだぁぁぁぁあ!
はい、ラウラはデザイナーズ・ベイビーと言う設定が公式にあるので、こうしたら良いかな〜と思ってやりました
ところで、ラウラ可愛いよね
と言ったところでまた次回