※この作品はR-18です。

インフィニット・ストラトス〜月を愛する操縦者の日常〜   作:ユークレース

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今回は短めです
そして次回こそはバトルを…!
そして、3つしか出せてないので4つ目の兵装を出したい……‼︎


第十三夜 義姉

翌日

 

ラウラは樹の手を握って学食に来た

 

「お兄様、ここは何が美味しいですか?」

 

「ここか……そうだな、俺のおすすめはBLTサンドだな」

 

「でしたら、私はそれにします」

 

ラウラが樹を兄と呼んでいることは1日で学園中に広がった

そして、生徒会長や教師の真耶までもが樹にお熱なため、陰で美少女(真耶は少女とは呼べないかもしれないが)吸収器と呼ばれている事を、樹は知らない

 

「いっつき〜!」

 

樹の脇腹に突撃してきたのはいつも通り、鈴だった

 

「ろ、肋骨が……」

 

不意打ちの一撃

樹は身構える事も出来ずにモロにダメージを受けてしまった

 

「お兄様⁉︎貴様、お兄様に何をする‼︎」

 

ラウラはビシッと鈴を指差す

 

「あんたが樹の妹って奴ね……たしか、ドイツの代表候補生だっけ」

 

「ラウラ・ボーデウィッヒだ。貴様、中国の代表候補生だな」

 

「そうよ、鳳鈴音。樹の恋人よ」

 

「こい……びと…つまり、私のお義姉(ねえ)様になる人物……⁉︎」

 

「お義姉様……ちょっと良いわね……」

 

「違う違うまだ早い」

 

暴走する二人を宥め、樹は朝食を始めた

 

「うん、ぶっかけうどんも美味いな」

 

「ぶっかけ……」

 

頬を赤く染め、ラーメンをすする箸を止めた鈴

何を想像したのか、樹には直ぐに分かってしまった

 

「こんな時に変な想像するんはやめんしゃい」

 

「べ、別に何も想像してないわよ……」

 

と言って鈴はラーメンを再び食べ始めた

 

「こ、これは……美味い!」

 

ラウラはBLTサンドを始めて食べたようで、味に感動していた

 

「お兄様!これ、すごく美味しいですよ!」

 

初日の冷たい雰囲気は何処へやら、年相応の少女のようにラウラははしゃいでいた

 

「分かった分かった。ったく、ソースが口に付いてるぞ」

 

「何処ですか?」

 

「ほら、じっとしてろ」

 

樹は紙ナプキンを取り、ラウラの口元を拭いた

 

「むー、樹はラウラに甘くないかしら?」

 

「お兄様は妹に優しい方なのだ」

 

「はいはい、喧嘩しない。さっさと食って行かねえとぼうk……織斑先生が来るぞ」

 

ははは、と樹が笑っていると正面に座っている鈴の表情が消えた

急に真顔になったのだ

 

「どうした、鈴」

 

「誰が暴君だって?」

 

「織斑先生に決まってるじゃない……dath…か……」

 

背後からした声に、樹はゆっくりと振り返る

 

「そうか、私は暴君か」

 

そこには、ヨシツネが居た

 

「八艘飛びは勘弁でお願いしますね」

 

「問答無用‼︎」

 

出席簿による8連撃で樹の意識は刈り取られた

その後、樹は昼休みまで目が覚めなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜昼休み〜

 

「っつつつ……あの人なら月齢使えるんじゃねえかな…そんな気がしてきた……」

 

今度月森流を紹介しようと思い始めた樹なのであった

 

「お、鈴とオルコットだ」

 

保健室の窓から鈴とセシリアがアリーナに向かうのを目撃した樹は、自分もアリーナに行く事にした

代表候補生の模擬戦を生で見れるのだ

行かない手はない

 

「でもあいつら……つい昨日山田先生にボコられた後だもんな…大丈夫か?」

 

少し心配しつつ、足を早める

その心配が別の形で当たるのだが……この時の樹は知る由もない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜アリーナ〜

 

樹がアリーナに着くと、鈴とセシリア

そしてラウラが口論していた

 

「ふん、お義姉様は兎も角イギリスはカタログスペックの方がまだ強そうだな」

 

「なんですって⁉︎それに…お義姉様?」

 

「私が樹の恋人だからお義姉様。簡単な事じゃない」

 

「織斑一夏などという下らん種馬に群がるメスの一匹が、私に勝てるはず無いだろう。もちろん、お兄様にもな」

 

「それは…やってみないと分からないのではなくて⁉︎」

 

このままだと乱闘になり兼ねないので、樹は仲裁に入る事にした

 

「おいお前らやめろ」

 

「お兄様⁉︎」

 

「樹⁉︎」

 

「月森さん⁉︎」

 

「「「どうしてここに⁉︎」」」

 

「仲良いなお前ら」

 

三人とも息ぴったりである

 

「それにラウラ。オルコットはカタログスペックの方が強そう…なんて言うんじゃない」

 

「月森さん……」

 

樹がセシリアのフォローをした事で、セシリアは少し感動していた

これまで、模擬戦をする度にバカにされていたからだ

 

「カタログスペックの方が強いんだ」

 

「持ち上げて落とされましたわ‼︎」

 

「だってそうだろうが。ブルー・ティアーズのカタログスペックは機体性能はほぼ変わらないが、戦闘に関するデータは同時攻撃やフレキシブルが出来た時の想定データだろうが。それが出来てない時点でカタログスペックに負けてるだろ。はい、反論どうぞ」

 

「……反論はありませんわ……」

 

樹、バッサリである

セシリアは涙目になり、器用にISを展開したまま体操座りで凹んでいた

 

「ラウラ、お前も喧嘩を売るのは辞めろ。何をやろうとしてるのかは分からないが、俺はそんな事はして欲しくない。良いな?」

 

ISを展開したラウラに、優しく言い聞かせた

 

「はい…お兄様がそう仰るなら」

 

「ほら、部屋に戻ったら甘えて良いから」

 

「本当ですか⁉︎」

 

ラウラはISを待機形態に戻し、樹の手を握った

 

「ちょっと樹!ズルいわよ!」

 

「鈴は後二週間我慢しろ」

 

樹はラウラを引っ張って、鈴に近づき

 

「そしたら、たっぷりシてやるから」

 

「約束よ?」

 

「ああ」

 

鈴と約束をして、部屋に戻った

その裏で、一夏がタッグマッチのパートナーとしてデュノアを選ぶのだが…樹はそれを知らない




ラウラはブラコン気味です
ラウラの甘え方は、勉強している樹の側に来て構ってオーラ出したり、座っている樹の膝の上に座ったりです

ラウラも可愛い
古事記にもそう書かれている

ではまた次回
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