※この作品はR-18です。

インフィニット・ストラトス〜月を愛する操縦者の日常〜   作:ユークレース

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どうも、ユークレースです

今回はクラス代表戦
1巻の最後の方ですね

それでは、どうぞ


第五夜 試合

「……あー、そうか」

 

樹が目を覚ますと、目の前には幸せそうな顔で眠っている鈴が居た

 

「ん……いちゅきぃ?おあよ…」

 

鈴も目が覚めたようだが、舌ったらずで呂律が回ってなかった

 

「(か、可愛い⁉︎)お、おはよう凰……」

 

「むぅ……鈴って呼んでくれなきゃやだ」

 

「……おはよう、鈴」

 

「えへへ〜、私は樹の2人目の彼女で良いんだよね?」

 

嬉しそうに、そして期待を込めた目で樹を真っ直ぐに見ていた

 

「良いのか?」

 

「もう2人も抱いてるんでしょ?だったら、これからも気に入った子は手篭めにしちゃいなさいよ」

 

「ファッ⁉︎」

 

鈴の爆弾発言に、樹は思わず変な声を出した

 

「もう一人も同じ考えだと思うわよ。だって、あんなもの置いてるのよ?」

 

「あれは……処分します…」

 

「えっ……その…たまーにアレ使って頭真っ白になるくらい気持ちよくなりたいなーって思っちゃったんだけど……だめ?」

 

「いや…でも……」

 

「樹ぃ……」

 

一体何が鈴を変えたのか

ツンデレのツンが消え、デレッデレになり、軽い涙目で樹を見てるのである

 

「分かった…でもどこに保管しておくかね……」

 

「別にベッドの下とかで良いじゃない」

 

「男子高校生のエロ本の隠し場所かよ」

 

「もっと強烈な物だけどね」

 

「さて、朝飯食いに……あ"っ」

 

「どうしたの?」

 

「あのさ……お前…俺の部屋に泊まったけど…ルームメイトに連絡は?」

 

「あっ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勿論、鈴が勝手に泊まった事が千冬にバレて、樹は罰としてクラス代表戦の雑用をする事になったのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてクラス代表戦当日

 

「いっつき〜♪」

 

「うぉっふ……鈴、急に抱きつくなっていつも言ってんだろ」

 

あの日以来、鈴は樹を見かけると所構わず抱きつくようになった

その結果、周囲の人間からは鈴と樹はそう言う関係なのだと知られている

実際の所、樹は両者合意の二股をかけているのだが

 

「私、絶対勝つからね」

 

「おう、勝って来い。んで、織斑をぶん殴ってこい」

 

「勿論よ!」

 

「織斑の奴、雪片…だっけか?剣を振り上げる時に左脇腹に隙が出来るから、そこに龍砲をぶち込んでやれ」

 

「よく知ってるわね。模擬戦やってないんでしょ?」

 

「ああ、あいつの模擬戦の録画を何回か見て確認したんだ。あと、あいつ最近瞬時加速(イグニッション・ブースト)使う練習してるから、一応気をつけとけ」

 

そう言って樹は客席へと向かおうとしたとき

 

「了解。あ、そうだ樹」

 

「うん?」

 

「ちゅっ……んむ…」

 

鈴は樹を呼び止め、キスをした

それも、ディープ

 

「んむ…ふぅ……鈴!いきなり何を…!」

 

「えへへ…これで絶対勝てる」

 

満面の笑みを浮かべ、鈴はピットの方へ向かっていった

 

「はぁ……ダメだね俺も……」

 

「鈴に完全に惚れてる……って言いたいのかしら?」

 

樹は背後から柔らかい物が当たるのを感じた

 

「先輩、抱きつかないでください」

 

「えー、良いじゃない。鈴ちゃんには抱きつかせるんだから」

 

犯人はやはりと言うべきか、樹の彼女の一人、楯無だった

 

「それに…周囲からは私じゃなくて鈴ちゃんの方が彼女だって思われてるみたいだし……」

 

「あー…それは……」

 

「私の方が先にしてもらったのに……」

 

「先輩…ひょっとして妬いてます?」

 

「当たり前じゃない……」

 

「さて……そろそろ離れてください。客席行かにゃならんので」

 

「えー…もうちょっと良いじゃない。今日の夜、樹君が私の相手してくれるって言うなら…離れるけど?」

 

「分かりましたよ……」

 

「よっし!約束よ?」

 

樹に言葉を聞いて、楯無は嬉々として樹から離れた

 

「ふふふ〜ん♪どうせなら、鈴ちゃんも誘って二人同時に食べて貰いましょう」

 

「えっ、ちょ、それは……」

 

「だーめ、もう決定事項です。ばいばーい」

 

樹、ミイラが確定した瞬間である

 

「……諦めよう。うん」

 

何かを悟ったような顔で樹は客席へと足を運んだのだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜アリーナ〜

 

「さっそく織斑と鈴の試合か」

 

樹が空いている席に座ると、周囲の女子が話をしていた

 

「彼女の事が心配?」

 

「毎日イチャついてるもんねー」

 

「鈴ちゃん、月森君見つけたら抱きついてるし」

 

「うらやましいなー彼氏」

 

「月森君も鈴ちゃん一筋だしね。織斑君みたいに鈍くないし」

 

この一言が、樹の罪悪感を大きくえぐったのだった

 

「(ああ…本当は俺…二股かけてるんです……そんな良い奴じゃないんです…)」

 

「あ、試合始まるみたいだよ」

 

「(鈴のISは甲龍(シェンロン)…エネルギー効率を重視した機体で、両肩のアンロックユニットから放たれる衝撃砲が特徴的だな…織斑も善戦するなぁ…ま、一般人レベルだけど)」

 

「ねえねえ月森君」

 

「ん?えっと確か…相川さん……だっけ?」

 

「月森君から見て、織斑君ってどうなの?強い?弱い?」

 

「あー、まあ強いんじゃないか。一般人レベルで考えたら…だけど」

 

「ふーん、じゃあ鳳さんは?」

 

「あいつはそれなり…かな。代表候補生だからそれなりに動きは良い。特に青龍刀の扱いが上手いな」

 

そんなとき、樹の携帯にメールが入った

 

「誰だ…ピットに来い……なんなのかねえ…一体。とりあえず行ってみるか」

 

樹は席を立ち、ピットに向かった

これから何が起こるのかを知らずに……




例の無人機との戦闘は次回です
久しぶりにバトルじゃぁあ!
新兵装も出るかも?

ではまた次回
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