僕の姉貴はいわゆるビッチ。
そんな姉貴と二人暮らしをしている僕。
毎日部屋でゲームをしたり漫画読んだり、まあ、バイトぐらいはしているスーパーフリーター。
部屋でゲームをしている僕の携帯が鳴る。姉貴だ。
時計の針は22時を過ぎていた。
「なに?」
「あー、起きてた?今、◯◯っていう居酒屋にいるんだけど迎えに来てくれない?」
「その居酒屋を知らないから無理。」
「そんぐらい調べて!友達も二人いるから早く来てね。」
僕の答えも聞かずに電話を切る姉。小さなため息がこぼれた。
居酒屋に着くなり姉貴は助手席、友達の女の子二人は後ろに座った。
1人の女の子はちょっとつり目できつそうな性格に見えるが美形である。
もう1人はタレ目でほのぼのとした感じの女の子だ。
まるでキツネとタヌキ。
キツネの方の女に無理やりラインを交換させられた。どさくさに紛れてタヌキの方の女の子とも交換した。個人的にはタヌキの女の子の方が好みだ。
キツネ顏の女はミコって名前らしい。タヌキ顏の女の子はユウナって名前らしい。LINEの名前を見て初めて知るw
なんだかんだ二人を送りその日は終わった。
4週間後、キツネ顏のミコからLINEが来た。時間は23時前。僕は寝ようとしていたのに迎えに来て欲しいと言われた。また、飲み会の帰りらしい。断りきれず居酒屋へ向かった。
「ごめんね、こんな遅くに。」
「いえいえ、大丈夫ですよ。。家に送ればいいですか?」
「うん。お願い。」
少し話したけど意外と馴染みやすい性格みたい。人見知りの僕でも結構話せるし。
アパートの駐車場に着いた。
「ねぇねぇ、部屋まで来てくれない?」
「、、、なんでですか?」
「ちょっと酔いが来ちゃって吐きそうなの…」
(つまりそれは吐いたら処理しろってことなのかや)
「わかりました。」
車を降りるや否や左腕に抱きついてきた。
「なっ!」
「ふふ、、ふらついちゃうから少し借りるね。」
「なに笑ってんすか。」
「べーつに〜」
部屋に入ると腕を引っ張られ中へ招かれた。
「少し飲もうよ。」
「いや、飲んだら帰れなくなりますし、」
「いいじゃん別に、、飲まないと返さないからね!」
そう言うと、冷蔵庫からストロング系のチューハイをテーブルに置いた。彼女の部屋はワンルームで、足の小さいテーブルとテレビとシングルベッドがあるくらいで、女の子って感じの部屋でもなかった。
僕はベッドにもたれかかり酒を飲んだ。
1時間で2〜3杯は飲んだのかな、いい気分になってきた。
するとミコは突然僕の腰にまたがり対面座位みたいな形になり僕の首に腕をかけた。
「なな、、、なんですか。」
「ねぇ、、、チューしたことある?」
ぼくは一度だけ彼女がいたことがあった。その時に一通り済ませてはあった。
「ありますよ。そのぐらい。」
「本当に?」
ミコはずっと僕の顔を見ながら話してくる。僕は目を合わせられない。
「本当ですよ。」
「ふーん。」
ミコはいきなりキスをしてきた。僕はビックリしすぎて動けない。ミコの腕にギュッと力が入り密着する。
「じゃあ、これは?」
ミコは耳にキスをしてきた。
「ななななな、、、待ってください!」
「やぁーだ。」
ミコはそう言うとふふふっと笑った。