※この作品はR-18です。

Metro2033 -影を見る者-   作:きゃすたー(7mg)

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ふぅ……(挨拶)

あ、PS4買いました。あとIpod touch買いました。ついでにPS4ソフトも七本くらい。
いやあ散財って楽しいですね!(殴

いやはや、お祭りが絡んでくるシーズンはどうしても忙しいです。
連休の上にお祭りとくるものですから、町中がドタバタしていまして大変でした。

あ、あと右足完治しました。まだ病院で診てないけど。

久々の濡れ場なこともあるのでご満足戴ければ幸いです。


第十七話 悪意

 

「んっ、はぁっ、ね、ねぇ……おじさま、どうですか?」

「あんっ! は、んっ! ひゃんっ! あっ、そこっ!」

 

 同じ車両の同じシートの上で少女の身体が跳ねる。男に後ろから突かれながら悦びの声を上げる七番(あね)の姿は十五にも満たない少女でありながら、膨らみすら感じられない胸の乳首を弄られて悦び、色白な黄色の肌は珠のような汗とねばつく精液で塗れ、大人の女にはない背徳的な色香を放っている。

 

「ああ、いい具合だよエレナ。最近は特に上手になったな」

「んっ、ふっ、んむっ、ありがとう、ございます……」

 

 ベッドに腰掛けた目の前の小太りの男の逸物を丹念に舐り上げる。舌を積極的に動かして袋を優しく揉みしだくと、鼻息を荒げて男は絶頂を迎える。

 

「おっ、いいぞっ! ウッ……オオォ…!」

「んむっ、ぐっ……っ……」

「ほらエレナ、お姉ちゃんに“お裾分け”してあげな」

「んあぁっ! そこっ、ぐりぐりしちゃ、ダメェッ!」

 

 浅ましい喘ぎ声とぱちゅんぱちゅんと響く液の飛び散る音が部屋の中に響く。部屋といっても電車を改造しただけの小さな一室。行為を行うには不十分な安宿故に声は外にまで響いていることだろう。

 事実、自動ドアの傍には複数の男が隙間から眼を光らせている。ぎらぎらとした欲望に満ちた瞳で息を荒くして少女の痴態を眺めて自らのモノを慰めている。

 

「んっ!? んっふ……んぁ……!」

「ふっ、うんっ、んっ、んむ……はぁっ…!」

 

 七番(あね)の手が目の前で跪いた私の小さな身体を抱きしめる。途端に唇を奪われ、我武者羅なまでの強引なキスと共に、姉の舌が精液を溜め込んだ私の口内をむしゃぶりつくすように蠢く。

 

「おおっ、更に絞まりやがる! いいぞ“七番”、その小せえ胎に……子種を、くれてやるぞ!」

「んっ、だ、出してくださいっ! はぁんっ、私の、“七番(スェーミ)”のお腹に……ひゃんっ……いっぱい精液くださいっ!」

 

 明るい月夜を溶かし込んだような―月夜というものはよくわからないけど―と誰かが例えていた髪を揺らし、七番(あね)は更に男にねだる。歓喜に満ちた表情で犯されることを愉しみ、嬲られることを望み、男の欲望を受けることを本懐のように思っているのだろうか。

 

「くはぁっ! き、来たぁっ……いっぱいお腹に熱いの来たああぁっ!」

「グオオオッ! カッ、カハッ……し、搾り取られるみたいだ……!」

 

 うっとりと、恍惚とした笑みで七番(あね)が精を胎で受け止める。男はまるでノサリスの浮かべるような獰猛な笑みで、七番(あね)の150cmにも満たない幼い身体に、壊れるのではないかと思うほどに腰を打ち付けて精を解き放つ。

 汚されることを望んでいる姉。自ら男の肉棒の前で尻を出し種付けを望む、ヒトらしい尊厳の欠如した、まさにメス犬。

 そうまでして私たちを、イリーナやリーリヤ、私を傷つけさせまいとする彼女の献身。私は、それが嫌いだ。嫌いだ。いつでも、いつまでも嫌いだ。彼女が傷つけば傷つくほど私たちの弱さを思い知らされるようで。彼女が肉棒に従順であればあるほど、私たちが守られているだけのか弱い子供であることを突きつけられるようで。

 力があれば、私たちに、私に力があればヴェート姉さんにあんな思いをさせる必要なんてなかったのに。そう思ってしまう。思わされてしまう。

 

「尻を振れ劣等種!」

「ほらほら、もっと咥えるんだよ犬コロが!」

「……ハッ、クソ穴も随分鍛えられてるじゃないか。他のレンジャーどもの便器だったのかテメェ? おら、さっき教えたとおりに便器なら便器らしく自己紹介しな」

「は、はいっ、ヴェートはっ、んあっ、皆様の、便器です! はぁっ、んっ……どうかヴェートに第四帝国の、皆様の優性遺伝子で、私を……ヴェートを、浄化してください……!」

 

 あの日と今日が重なっていく。私たちだけでも守り通そうとした姉の姿。その小さな手で守られてきた私は、やはりただ見ているしかできないのか。

 小さな体躯の少女は前と後ろの穴を貫かれたままベッドの上で揺さぶられ、男に縋る姉さんの姿は屈強な兵士に比べれば子供のように小さい。並べば男の顎ほどまでにしかない体躯だというのに、彼女を犯す兵士たちに容赦などない。

 

「ぐぅっ、ご、ごりごり……擦れて、す、すごいぃ……っ!」

 

 あの薬を打たれてしまえば最早女はただの雌犬だ。性欲が理性を塗りつぶすほどだというのに、姉の発する言葉は未だに僅かな理性を宿している。どこまで、一体どこまで、あなたは私たちの身代わりを続けるつもりなの……姉さん?

 

 私は、あなたがそうやって嬉しそうに腰を振る姿をもう見たくないのに。

 

第十七話 悪意

 

 初めて人に銃を向けて撃ったときのことは今でも覚えている。駅の監視所で見張りをしていたとき、野盗がやってきたことに気づいたアンドレイ司令官と共に威嚇射撃をしたときだ。

 幸いにもあのときの野盗は監視所からの攻撃だと悟るとすぐに逃げ去った。敵にも味方にも死者はいなかった。

 初めて人を殺したのはつい最近のことだ。リジスカヤ駅からマーケット駅へ向かう道中、呪われたトンネルと言われる場所を通る際に、野盗の一団と出くわして銃撃戦になった。リボルバーのアイアンサイトごしに人が死んでいくのを実感した。初めて人を自らの手で殺めたのだと理解したとき、指先の震えが止まらなくなりそうだった。

 例え僕が殺人を犯したことへの呵責で苛まれようと、現実は容赦などしてくれない。ブルボンは指先が震える僕に『撃て』と告げ、自らのAKを構えて野盗を撃ち殺していた。撃たなければ死ぬ。それは悪意と無法の蔓延るメトロにおいて、無慈悲な銃弾の飛び交う戦闘において、自らを生かすためのごく自然な思考だ。

 手が震えて撃てなくなることさえ許されない。緊迫した数十秒の銃撃戦は十五人の野盗を魂無き肉塊へと変えることで終わった。最期の一発を引いた瞬間はどうだったか。そうだ、仲間が次々死んでいくのを尻目に逃げ出した野盗の足にブルボンのAKが放った弾が当たり、彼は動けなくなった。

 咄嗟にこちらに向けられたバスタード(バカマシンガン)の引き金が引かれるよりも先に、僕が彼の頭をリボルバーで吹き飛ばしたのだ。涙に濡れ、悲痛な叫び声を上げながらバスタードを僕達に向けた彼の頭を、僕が、この手で、撃ったのだ。

 

 躊躇うことさえ許されない。引かなければ、その一瞬の迷いがブルボンか僕を死に追いやっていたかもしれなかったから。彼女のように躊躇い無く引き金を引けるわけではないが、引けなければいけないのだ。自らに託された使命のためにも。

 

「一等客車というわけにはいかないが、前線地帯に忍び込む方法はある」

 

 コンスタンチン司令官が用意したのは輸送用のレールカーだった。板を組み合わせた簡素な移動用車両だが、その底へ潜り込むことができるように改造されていた。

 

 それから、どうなったのか。確か最下層を通って第四帝国に忍び込み、ドアを開けて、どうなったのか。

 

「起きろよクソ野郎!」

「ごっ、あっ、ぐおっ……!」

 

 腹部を襲う鈍い痛み。ドス、ドスと霞む視界の中で拳が僕の身体を痛めつける。

 ひんやりとした床の冷たささえ、体中を走る痛みでかき消される。一体、何時間こうして殴られ続けていたのだろう。

 

「同じスラヴ系の人間だというのに、殺しも殺したり十一人。よくもこれだけの人間を気取られずに殺せたものだな裏切り者がっ!」

「……ぐっ、ごはっ!」

 

 そうだ、忍び込んで、見つかって、銃を向けられて、銃撃戦になって。僕は――

 

「さて、アルチョム君。君は見た目はスラヴ系だ。だがぁ……おおぉ……なるほど……」

 

 顔にべたべたと定規が添えられる。何を、何をするつもりなのだ。

 

「さあて、君の顔の大きさをこの表に当てはめてみよう。ふむ……ミュータントというわけではないようだ。しかし同族殺しはいかんなぁ」

 

 何を莫迦な! 僕を処刑するためにそんなくだらない認定が必要だというのか!? 直接頭に銃口を添えて指を引くだけで済むだろうに!

 

「しかし君の意思次第だ。悔い改めるのならば許されるだろう」

「……悔い、あら、……ため……」

「そうだ。君は屈強な第四帝国の兵士を十一人も殺した。しかしその類稀な戦闘のセンス、君の持つ遺伝子は有用に使わなければいけない。そうすれば、命は助けてやらないでもない。我々第四帝国の臣民は皆優れた遺伝子の持ち主だが、君ほどの逸材はそうはいない。どうだね?」

 

 助かる? 生きて、ここを出られる? こっちは丸腰で相手は武装している。おまけに敵の本拠地にも近い。傷だらけのままに歯向かっても勝ち目は薄い。

 

 ――ポリス駅に居るミラーという男にメッセージを伝えるんだ。

 

 ハンター……彼の意志を無為にするわけにはいかない。僕しかいないんだ。やらなければいけない。例えどんな屈辱と汚泥に塗れ、この四肢を失おうと成し遂げなければいけない!

 

「わ、か…り、まし……た」

「こいつを、“処置室”へ送れ」

 

 にっ、と下衆な笑みを浮かべたスキンヘッドの尋問官は守衛の男に命じる。後ろ手に手錠をかけられ、ふらふらの足を引き摺って、薄暗いコンクリートの通路を歩いていく。

 チカチカと明滅する電灯が、まるで今の自分の命数のようにさえ感じる。今にも消えそうな、しかしまだ絶えてはいない心臓の鼓動。まだ動けるうちに、逃げ出す算段をつけなければ。

 赤錆びの目立つ鋼鉄のドアが開かれる。

 

「んあっ! はぁんっ!」

 

 ……なん、だ……これは。

 身に纏うものもなく床に跪かされ、犬のように犯されている少女。その首には鎖で繋がれた赤い首輪が鈍い輝きを放っている。悦に入るような甘い声で男の肉棒を受けている少女の黒い髪が揺れる。

 

「……はぁっ、はあっ……んむっ……ふぅっ……」

 

 薄らと褐色を帯びた肌の少女は周囲の男たちの肉槍を丹念に舐っている。愛しげに、まるで恋人に口付けるように優しく舌を這わせている。隣で犯されている少女と同じような黒髪の美しい少女の姿態は精液で濡れ、背徳的な印象を振り撒いている。

 

 まだ歳若い二人の少女が、部屋の中で男たちに輪姦されている。背中を小突く銃の感触で、ようやく理性が動き始めていくのがわかる。

 一体何度男たちの精を受け止めたのだろうか。フェラチオを続ける褐色肌の少女の膣から流れ落ちる精液はどろりとして、なめらかな曲線を描く細い足を伝って床に垂れていく。

 後背位で貫かれている少女は両手を男に拘束され、床に押し付けられるようにされているというのに嫌な声一つ上げやしない。それどころか激しさを増す男のピストンに喘ぎ声さえ上げているではないか。

 

「あああぁぁっ! イッ、いっく……イッ……んはあぁぁぁっ!」

「おおっ……あっ! くぅ……はぁっ!」

 

 男が一際強く腰を打ちつけ、満足げに息をつく。力なく床に崩れ落ちる少女の股座からその肉棒が抜かれると、秘裂がひくひくと動く度に彼の注ぎ込んだ精液が漏れ出している。

 

「君がするべきことは、単純だ」

 

 尋問官が耳元で囁く。あれだけ痛めつけてきた男の声だというのに、不思議と違和感も嫌悪感も感じない。何故か? いや、わかりきっているはずだ、アルチョム。

 

「さあ、お前達に優秀な遺伝子を恵んでくれる救世主様が現れたぞ。精一杯の自己紹介をしてみろ」

「え、エレオノーラ……ですっ、んっ、あっ……んふっ……どうか、私(わたくし)に、貴方様の子種をお恵みください……」

 

 周囲に突き出された肉棒を愛らしく舐め、扱きながら少女が仔猫のように甘い鳴き声で僕を呼ぶ。だけどそんな声すら今の僕には届かない。救いを求める彼女の声よりも何よりも、目の前に起こっている現実が僕を打ちのめしているのだから。

 

「はぁっ……はぁ…ラス、ヴェート……です。ヴェー、ト……とお呼び、ください。使い古しで……申し訳……んっ…御座いません……すぐに、綺麗に致しますので――う、んっ……ふっ…あぁっ、いっぱい……」 

 

 あの日の強い意思は、今の彼女には微塵も感じられない。行為の後の余韻を確かめるようにゆっくりと起き上がり、縋るような瞳で僕を見て、うっとりとした声を漏らして自ら股を開いて己の秘裂に指を滑り込ませる。

 彼女が指を動かす度に誰のものとも知れぬ白濁とした精液が、あの日僕のモノをくわえ込み、僕が精を注ぎ込んだんだこともある膣内から流れ落ちる。

 彼女に倣うようにエレオノーラという少女も自ら僕の前で股を開き、指でかき回す。褐色の肌の上を白い精液が伝い落ちる様に、彼女を抱いていた男は満足げに煙草に火をつけてにやにやと下衆な笑みを浮かべている。

 

「……姉さん」

「エレナ……」

 

 見つめ合う少女たちは自ずから肌を寄せ合い、精液に塗れた身体を擦りつけあい、お互いの秘所に指を入れあって責め立てあう。

 美しい少女たちが目の前で繰り広げる行為は、どこか背徳的ながらも自然なものだという感じがする。黒と白が交わる。同じ美しい黒髪の、しかし血の繋がりは無いだろう姉妹が目の前で欲情のままにお互いを貪る。

 

「見ての通り姉妹らしい。君がするべきことはたった一つ。彼女達を“浄化”すること」

「……浄化……?」

「やることは単純だと言っただろう。君が――」

 

 つまり、この尋問官の男が言いたいのは――この二人の少女を――

 

「犯し、孕ませろ」

 

 僕が、彼女を犯せば……僕は生きてこの駅を出られるのだろうか。確信などないし、こいつらがそんな約束を守るとは思えない。第四帝国の捕虜になればどうなるか――強制労働か銃殺がオチだ。

 結局のところ、彼等は愉しんでいるだけなのだ。彼女たちを劣等種と呼んで嬲るのも、僕が彼女を犯す様を眺めようとしているのも、全て彼らにとっては“浄化”をお題目にしただけの娯楽だ。僕も彼女たちも、奴らのオモチャでしかないというのか。

 

「……迷っているようだな。ならしばらく見学していくといい」

 

 ぐっと肩を押され、部屋の片隅に置かれた椅子に押し付けられる。小さな背もたれの木の椅子がギシと小さな悲鳴を上げて僕の身体を受け止めると、その椅子に括りつけるように兵士たちが縄で僕の足を縛り上げる。きつくはないが動けないようにしっかりと固定されると、彼らは小さな薬品箱から一本のアンプルを取り出す。

 彼女らの姿を遮るように僕の眼前に立った男は相変わらず口元を吊り上げて下衆な笑みを浮かべている。

 

「君にも、いいものをあげよう」

 

 突き立てられた注射針が僕の身体にその中身をぶちまける。軍用の医療アンプルを打ち込む瞬間の強烈な爽快感にも似た感覚と共に、じわりと汗がにじむ。

 

「ぎっ、グゥゥッ……ハアッ……!」

「どうだ、キクだろう?」

「ぬうっ、な、なん、だ……コレはっ……!」

「単なる媚薬だよ。……もっとも、彼女たちに打つのは栄養剤だがね」

 

 ふとヴェートのほうを見れば彼女たちも同じように注射を打ち終えたあとだった。

 とろんと寝ぼけたような瞳。焦点の合わない視線。ベッドの上に倒れこんでびくびくと小さな痙攣を起こしている。どこか嬉しそうに口元を歪めたまま。

 栄養剤なんかじゃない。あれはきっと、そんな生易しいシロモノでは断じてない!

 

「っ……はぁ、はぁっ……」

「な、何をしてるんだっ!?」

「おっきい……んっ……はぁ……」

 

 椅子に縛り付けられて身動きすらできない僕のズボンをまさぐる褐色肌の少女。エレナ、と彼女が呼んでいた少女。おそらくはこの子が、ヴェートが捜し求めていた妹なのだろう。

 その彼女は息を荒げて僕のズボンの中から飛び出した陰茎に指を這わせて、愛しげに舌先で鈴口を弄るように舐め始める。

 

「……これ、が……姉さんの、ナカに入ってた……」

「ぐっ、うっ……な、なんて……!」

「どうだいこいつの舌は。そうそうお目にかかれるものじゃないぜ」

 

 兵士の声がやけに腑に落ちる。そうだ、ヴェートのときでさえこうまでの快感は……違うそうじゃない。何を考えているんだ!

 

「んっ……んむっ……我慢しないでください。……もっと……気持ちよくしますから……んぅっ……んん……」

「……ウッ……グッ! あぁっ、おおっ……!」

 

 ぬるりと舌が僕のモノに絡みつく。まるで、蛇が這うように舌が蠢き責め立てて来る。ゆっくりと彼女の唇が僕の肉棒を含んで口の中へと収まっていく。

 丹念に、ねっとりと余すところなく舐りつくす彼女の舌。探るように舌先が這いずるたびに、腹の奥底から込み上げる熱量が増していく。

 

「アルチョム君、二度目ならば抵抗する必要などないだろう? おおっと、そう睨むものではないぞ。あのヴェートという雌犬が洗いざらい喋ってくれたぞ。最近……君と性交したこともね」

 

 彼の声と共に、二本目の注射針が突き刺される。

 

「アアッ……! グゥ……ウゥッ!」

「あはっ! おっきくなってきた……! ンッ、んむっ……エレナのお口で気持ちよくなってくださいね」

「じゃあこっちはこっちでヤるとするか」

「さあヴェートちゃん。お前のゴシュジンサマたちだぞ」

「……あは……すっごい硬くて大きい……!」

 

 精液を垂れ流したままの膣穴を広げ、ヴェートが凛々しかった笑みとは比べ物にならない恍惚とした笑みを浮かべ、男の肉槍を自ら受け入れようとしている。

 ベッドの淵に腰掛けた屈強な筋肉質の大男が背後から彼女を抱え上げて、いきりたたせた肉棒をぐっと押し込んでいく。大きく開かれた彼女の脚。その股座は精液と愛液で塗れ、今も男を待ち望んでひくついた秘裂から既に注がれた精液を吐き出している。

 

 その精液の垂れ落ちる彼女の秘裂に男の肉槍の穂先が触れる。

 ――やめろ、やめるんだ。やめてくれ!

 

 僕のモノを咥え込んでいた膣肉を掻き分け、ゆっくりと槍が埋まっていく。

 ――やめろ。もうやめてくれ。

 

 すとん、と彼女の華奢で軽い身体が、男のそそり立つ肉棒を丸々と飲み込む。

 ――そんな嬉しそうな顔をしないでくれ、ヴェート。

 

「んはあぁぁっ! きたっ……あぁっ……! すご、いっ……キモチ……イィッ!」

「いいぞ、しっかり絞まるじゃないか。前に寝た男に見られるのがそんなにいいのか?」

「ごめん、なさいッ! アルチョム……ごめ、ん……あぁっ!」

 

 どこか別の国の言葉らしい声を上げて、少女が肉棒を咥えて腰を振る。何を言っているのかはわからないのに、僕を呼んだことと、彼女が悦んでいることだけはしっかりと理解できてしまう。

 黒髪を揺らし華奢な身体を精一杯使って快楽を貪る彼女の姿。僕のモノを咥えていた彼女の蜜壷は今、僕ではない他の男の肉棒に悦び蜜を滴らせている。

 

「ぐ……うっ!」

「……んぷっ……姉さんを見て興奮したんですか?」

「そ、んな……はずが……!」

「でも……さっきより大きいですよ」

 

 僕のモノを扱いていたエレナの顔には白い液体が糸を引いて垂れていた。粘り気のある糸の出所は、僕のペニスからだ。

 自分のモノが、ここまでいきりたっているのを見るのは初めてだ。ソフィアのときとも、そしてヴェートと交わるときでさえここまでになった覚えがない。

 

「ふふ、お薬が効いてきましたか?」

「そんなわけが……!」

「じゃあ、姉さんが犯されるのを見て、気持ちよくなったんですか?」

 

 ――――何を、莫迦な

 

「……ふふ、ビクッとしましたよ。姉さんは昔から人気だったので、よくそういうプレイもしていたんですよ。軍用弾(タマ)のある人は姉さんを抱いて、軍用弾(タマ)の出せない人はそれを眺めて、代わりの他の女を抱くんです」

 

 エレナはぐりぐりと精液と唾液で塗れた僕の肉棒に食らい付き、搾り出すように鈴口から残りの精液を吸い始める。

 ぞくぞくと背筋を駆ける快感。会って間もない少女が、ヴェートの妹が僕のモノを自ら口に含んで奉仕していることをようやく実感した。確かに、これは、気持ち良い。

 

「萎えないですね。……じゃあ、失礼しますね」

 

 顔にかかった精液をタオルで拭うと、彼女は椅子に縛り付けられた僕に向かい合って跨り、ヴェートと同様の蕩けたような笑みを作ってゆっくりと腰を落としていく。切っ先が彼女の肉穴を貫き、カリが彼女の膣で蠢くひだに撫で回される。

 

「んっ……あっ……ナカで、もっと大きく……ん……あぁっ……!」

 

 ヴェートが持つ小さな体躯と引き締まった身体から生み出される締め付けはたまらないものだった。自在に強弱と緩急をつけて僕の肉棒を扱き上げたヴェートの蜜壷とは違って、エレナの蜜壷はねっとりとした柔らかさとそれでいてきゅっと吸い付くように子宮口に亀頭がフィットしてくるようだ。

 

「んんっ……奥まで当たって……あんっ! 舐めてる間も大きくて太いと思ったけどっ…! すごいっ、あんっ! 入れるだけで、こん、なっ……ああぁっ!」

「ほらっ、ヴェート! 見ろよ、お前の妹が彼を食っちまったぞっ!」

「ああああぁぁっ! すごい、これっ、む、無理っ! もっと、ゆっくりぃっ!」

 

 エレナがうっとりとした表情で僕にしなだれかかる。その後ろでヴェートは、男に後背位で貫かれたまま可愛いらしい鳴き声をあげて泣き叫んでいる。

 

「前の男はどうでもいいってか。とんだ雌犬だっ……くっ、なんて締め付け……!」

「んんっ! ああっ! はぁんっ! もう、いっ、イク……! おクスリっ……効き過ぎてっ! もうダメ……いっ、くぅんっ!」

「グウウッ! …………カッ、ハァッ……!」

「あっ、はぁんっ! あぁぁっ!」

 

 大男が彼女の華奢な身体をがっちりと後ろから抱きしめて腰を押し付けて打ち震える。二度三度ほど肉槍を出し入れし、息を荒げた男が結合したままの彼女を抱え上げる。息も絶え絶えの様子の彼女は身じろぎすらせず、ただ男に軽く抱えられてぐったりと身を預けたままだ。

 

「ほら劣等種。前のご主人様にも見てもらえ」

「……ぅ……や、やめて……」

「そんなトロけきった顔で言ってもなあ」

 

 屈強な肉体の大男が軽々と彼女を持ち上げる。ぬるりと肉槍の抜け落ちたヴェートの秘穴からどろりと彼の子種が糸を引いて垂れ落ちる。ぽっかりと彼の肉棒の形に変えられた秘穴が名残惜しそうに蠢き、次の男を待ち遠しそうに誘っている。

 ごぷ、と垂れ落ちる精液。彼女の胎は、既に穢されてしまった後だ。僕があの日注ぎ込んだものを無為にされるなんて――

 

「お兄さん、悔しいの?」

 

 耳元で悪魔(エレナ)が囁く。違う、違うんだ。彼女が犯されたことが、彼女を救う力がない自分のことが悔しいだけなんだ。

 

「姉さんを盗られちゃったのが、悔しいんですよね。私のナカに入ってるはずなのに、私のより姉さんの痴態で興奮してるんですよね?」

「違う! そんな、そんなハズが……!」

「私も、好きな人を盗られるのがイヤなんですよ」

 

 にやりと笑みを浮かべた黒髪の少女。エメラルドの瞳が妖しく光を帯びると共に、きゅうと僕の肉棒への締め付けが増していく。甘い口付けと共に彼女の豊満な乳房が押し付けられ、メスのニオイが鼻をくすぐる。

 褐色を帯びた肌を流れる汗の香りだけで、頭がくらくらとしてくるようだ。

 

「んっ、はあっ……うんっ、これっ! お兄さんのっ、すごい……!」

「くっ、や、やめ、るんだ!」

 

 ぬち、ぬちと粘つく音を伴ってエレナの肉穴が僕のモノを扱き上げる。とろけるような熱と絡

 

むような感触に責め立てられるたびに、僕の頭の片隅で理性が軋む音を上げ始める。

 椅子に縛られた僕に跨り腰を振る少女が更に膣を絞り上げる。ヴェートと同じ赤い首輪をかけられた少女が、僕の股の上で跳ねる。

 

「グウウゥ……アァァッ……!」

 

 獣のような声が響く。じわりじわりと熱量が増していく。熱い、熱い。彼女の吐息が、膣の感触が、口付けが、甘く溶けたチョコレートのように僕の理性を塗りつぶしていく。

 アイツは、彼女たちを犯せと僕に言った。だけどそんな下衆な真似を、するわけには。

 そうだ、彼女達は……。

 

「あんっ! はぁんっ、んんっ! お兄さんっ! すごいですよっ、あぁぁっ!」

「ふあぁぁっ! あぁっ! ダメええぇぇっ! まだっ、イッたばかりっ! だからぁっ!」

 

 彼女達は……助けを求めていたんじゃあ……?

 

「劣等種、お前はどっちが欲しいんだ? 彼のか、それとも……」

「……わ、わたし……、私はっ……」

 

 ヴェート、君は、エレナを助けるために戦うんじゃなかったのか。

 

「あっ、貴方のペニスがいいっ! 今すぐ欲しいの、ヴェートのナカにいっぱい出して欲しいのっ!」

「んああぁっ! はぁっ……あ、すごい、あっつい……!」

 

 目の前で僕に跨り肉棒を挿入していた少女がびくんと強く身を震わせる。うっとりとした笑みを浮かべ、瞳は虚ろな妖しい光を湛えたまま、僕と唇を重ねてくる。

 僕にはもはや絶頂の余韻に浸る暇さえない。ヴェート、君はもっと気高いヒトだったはずなのに、どうしてこんな……!

 

「んっ……お兄さん、ヴェート姉さんを見て幻滅した? そんなワケないよね……ほら、姉さんを見ながら、こんなに……」

 

 エレナが腰を上げてゆくと、彼女の薄褐色の内股を僕の吐き出した精液が伝って流れていく。僕は、彼女の妹の膣内に、射精してしまったのか。それもヴェートが犯されているのを、眺めながら。

 

「……あ、あぁ……そんな……」

「姉さんじゃなくて、ごめんなさい。でも、次も気持ちよくなってくださいね」

 

 再びエレナの蜜壷が僕の肉棒を包み込んでいく。精液と愛液で濡れた秘裂がゆっくりと、僕の意思に蓋をするように覆いかぶさっていく。

 ベッドのほうを見れば男がヴェートの華奢な身体を壊れんばかりに力強く抱いて、その巨躯に見合った激しいピストンで彼女をよがらせている真っ最中だ。

 

「――ァッ! ハッ――アアァッ!」

 

 びく、びくと一突きされるたびに彼女の身体が打ち震える。端整な顔を快楽で歪め、口元からは涎と精液の混ざった液体を垂れ流している。声にならない喜悦の叫びを上げ、ヴェートは男と激しく愛し合っている。獣のような激しさで、濃密に愛し合う男と女の姿が、そこにある。

 そしてそれを傍に立って眺めている男の手には、三本目の注射器が空になったまま握られている。

 

「オオッ! グッ、ウウオオォォッ!」

「ぎ、あぁぁぁっ! カ…ッ、あはぁっ!」

 

 一際強く男が腰を叩き込むと、彼女の身体が男の腕の中で跳ねる。髪を振り乱し、悦楽に染まった表情を隠そうともしない彼女。男の腰に足を回し背中に手を回し、お互いの肌を密着させた濃厚なセックスに酔いしれるヴェートの姿はまるで――

 

「ふぅ……良い具合だったぜ、メス犬」

「……ぅ…………は、い……」

 

 ずるりと彼の巨体に見合う巨大な肉塊が、少女の小さな秘穴から引き抜かれる。ぽっかりと開ききったヴェートの膣から抜けた彼の肉槍から糸を引く精液。その繋がる先の穴からはごぶりと白濁液が垂れ落ちる。

 目の前で少女が壊されていく。薬物で心を侵され、肉棒で身体を犯され、故も知らぬ外道の子種で彼女の胎は穢された。その有様を見せ付けられているというのに、僕は、何故――

 

「あはっ! もう出たぁっ!」

 

 彼女の妹に、子種を吐き出しているのだろう。

 

「まだ、その気になれないのかね? 強力なもののはずなのだが、強情だな君も」

 

 看守のつもりか、これまでずっと見ていただけだった尋問官の男が僕に尋ねる。

 当たり前だ。僕はヒトを殺してきたとはいえ、真っ当な人間だ。同意の上でならまだしも、お前達のようにヒトの尊厳を踏みにじることに愉悦を感じる外道じゃない!

 

「仕方ない、もう二本ほどいくとしよう。なに、同時に使えば君もきっとその気になれるさ。あの劣等種だって、最期にはああなったのだ」

 

 新たな脅威が再び突きつけられる。彼女を狂わせ、目の前の少女を狂わせ、そしてこれから僕までも同じように狂わされようとしている。

 身体の内側から沸き起こる欲情を、果たして僕は押さえ込めるのか。理性さえ失った獣に成り果ててヴェートを、エレナをただ陵辱するだけなど真っ平だ!

 

 だが、僕には、この状況を打破する力が――――無い。

 

 ゆっくりと、人を狂わせる劇毒が、僕の腕に打ち込まれていく。

 

「………うっ、ぐ……アァァ……」

「どうだね、気分は?」

「ウウゥッ……カハァ……」

「言葉が、わかるかね?」

「…………クッ、……ク……」

 

 ああ! わかるとも! これだけは、こいつらには! これだけは言わせてもらう!

 

「クソッタレどもめ!」

 

 めのまえが、まっしろに――――




ヴェートちゃん折れるまで描くのが至難だったのでクスリでさくっと折れてもらいました(諦観)
というかゲームの時系列的に、監禁→調教→屈服→奴隷化までやってたらアルチョムさんがストーリークリアしちゃう勢いだったのでさくっと割愛。

クスリなしじゃ勝てなかった。ヴェートちゃんのメンタル強すぎて筆者がピンチ。
若干エレナちゃんが影薄かったですが、主役はクスリで落とされたヴェートちゃん&軽くNTR感を覚えたアルチョムさんなので問題ないです。

まあ、一番の強敵は対人戦闘がない部分なのですが。ミュータントと異種姦したらそのままバッドエンド直行なのが厳しい。
そうか、ヴェートちゃんがミュータントを犯せばいいのか!(錯乱)

とりあえず、捕虜シチュってやっぱ滾る(確信)

人間の悪性と悪習と、闇への畏怖に満ちたモスクワメトロをこれからもよろしくお願い申し上げます。
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